C&R区間の釣り

2018/12/01

紙一重の黄昏 ~ 荒雄川C&R区間 ~

 
 
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 唐突ですが、ここで… お立ち寄りの皆さんへいきなりの問い掛けをしてみる。
 

Q1. 極小の「仁丹」一粒大サイズとなる 鉛製の釣り用 カミツブシ・オモリ を掌に載せてみた君は、、、その重量について、これを"重さ"として実感する事が出来るだろうか?

さらにもう一つ… Q2. 男性である君の頭に生える頭髪と、隣に座ってお出での 彼女・奥様 の綺麗にセットされた頭上にある頭髪、、、それぞれ一本の太さの差異を、、、具体的な数値として比べてみたことが在るだろうか??

 
 こんな問い掛けを今回の晴/雨ブログの冒頭で行ったのは、、、これらの 「僅差」 はたまた 「紙一重」 の実質的な理解が 『 自分の追い続ける 毛鉤釣りの具現 ( 具体的には釣果へと続くプロセス ) 』 に必要な要素となっているから… なのだ。


 黄昏の川面を流れる カゲロウ の姿を目にしたことがある方でも、、、そのカゲロウが持つ実質的な重量を脳裏に想像したことは有るまいが、、、水分子の僅かな表面張力を支えにしながら川面を流下する あるいは 急速な水流に揉まれながら川底を流下して行く 儚いサイズの水生昆虫 をモチーフとして … どうしようもなく重い金属製の釣り針に巻いた不格好な毛鉤 … を流れに投じた際の"何とも不器用な有様"はどうだろう。。。

 そんな "ライヴ"の水生昆虫 vs 不器用で創作下手な我が手を経て巻き込まれた無機質な毛鉤 の「魚より見た圧倒的な差異」を埋めるべく 、、、 「僅差」 はたまた 「紙一重」 の実質的な理解を自ら深めるべき… と、、、毎夕の川辺で自分は痛感している次第。 


 例えば… 「7X」(直径0.10mm) という自分の髪の毛と同程度の太さの先糸を 約2m程 確保し、これに流水の抵抗を勘案した6号規格の鉛製カミツブシ・オモリを #16サイズ の 自重を抱かせている Nymph毛鉤 より 10cm間隔 に離し1コ打っている。

これを 約10m先 にある水深90cm程となる深瀬脇の緩流の底石前に定位する巨鱒の鼻っ面へ流し込んで咥えさせたいのだが、、、 流れ筋の流速を図りながら、、、 この先糸から毛鉤までのシステム一式を含めてどれだけ上流側へ投射し、柔らかく沈降させ、、、定位している鱒の面前へ向かって自然に流し届けないといけないのか?

 
 
 オモリを抱かせている毛鉤+カミツブシ荷重した長尺な先糸投射の難しさ、、、 そして小刻みに打つ"パドル・メンディング"による…ごく自然な釣り糸の送り出し、、、 鱒を頂点とした 3Dディメンション による流れの速度を含めての空間把握 、、、 流し込む毛鉤に対する鱒の反応の確認、、、 こうして「毛鉤釣りと云うゲーム」全体の勘所を読みながら、、、 狙う巨鱒との距離を詰めて行く。。。

 僅かでも「僅差」 はたまた 「紙一重」なシステムの意図がズレて、、、「審判者」である 巨鱒 に感づかれてしまうと、、、そこでゲームは強制終了。
   
 そんな事を同時進行で運ばねばいけない訳だから、、、自分の毛鉤釣りがいかに緻密で困難だらけの現場作業となっているのか?  皆さんのご想像にお任せする他ない。

 

 一方の自分が愛してやまない 「 Foot Ball (サッカー) 」 のゲーム。  
自分が日頃感じている毛鉤釣り的な 「僅差」 はたまた 「紙一重」 とは、、、 サッカー元日本代表監督 イビツア・オシム さんの仰る言葉に置き換えれば 『 ゲーム中にある無数の小さなディティール 』 とでもなるのか?


 ゲームの行方そして結果を左右する… 「僅差」 はたまた 「紙一重」 な 『ディティール』 。。。

 
些細… なんだけれども、、、それが重大で決定的な結果と効果を生み出している。  
人生も… 何故か? そんな事象が多いですね。
 

 
 
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 さて…と、、、荒雄川での2018シーズン最終の釣り旅について。。。


11月29日は朝から川辺に立っていましたが、、、現地では午前8時の気温が1℃で北風が時折強く吹いている状況。

 しかし、日差しが出て川面を照らし始めると、、、時間を追うごとに少しずつ気温も上がって、、、 北風が止んだ僅かな合間には 極小型のコカゲロウ と 極小型のトビケラ の疎らなハッチも確認できましたよ。

この疎らなハッチに続いて、、、平瀬の下流にあるプール・ヒラキにある底石回りで鱒達の散発的なライズも誘発されて…。


 但し、、、他の釣り人が背後の川岸を歩くと… 人的な釣りプレッシャーと渇水の影響でナーバスになっている荒雄川の鱒はライズを止めてしまい。。。  また、15分程は竿休めしながら鱒達のライズ再開を待つ… そんな釣りでした。


 

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 気温が下がり、、、北風も強くなり始めた午後。。。

上流で工事でも始まったのか? 荒雄川の流れが突然白濁して。。。

 ま、、、こんな時は、、、記憶にある荒雄の流れへ「お別れを告げに…」 あちこち放浪を。 

 
 

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 そんな風に 荒雄川の放浪 に夢中になっているウチ、、、気付けば 初冬の日没時刻 を迎えてしまい。。。
 
慌てて… 陽のあるうちに目星を付けていた流れへと、、、黄昏のR108をライトを点したクルマで取って返していましたよ。(笑)
 

到着してみると… 心あたりの川辺は微かな日差しを残しているだけ。
 

   こいつは、、、難しいかナ。  
   荒雄川シーズン最終の毛鉤投射になっちまうかなぁ。。。

   どれ最後のお別れに… 丁寧な気持ちを込めた毛鉤投射をと。。。

    


 

 冷たい北風が川面を撫でながら吹き抜ける初冬の黄昏。


思いがけずも… 深瀬石裏の緩流の筋へ投じたNymphシステムに付けた極小のインジケーター が川面を突然走って。。。
 

 

 「僅差」 はたまた 「紙一重」と先に書いたシステム で 荒雄川ラストの黄昏の釣りに反応して来た「鱒」。。。


黄昏色に沈む川面を縦横に激しく割りながら、、、 重厚なローリングを続けて。。。

R.L.Winston DL-4 8' #4 がバット側から美しく撓んでロードしながらこれに応酬している。。。


   何とも 劇的な釣りになっちまったナ…  荒雄川よ。。。


 

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こうして、、、師走目前… 「紙一重の黄昏」 に。。。

荒雄川より自分のシーズン最終の釣りは「祝福」されたようです。


 

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  それでは…と。   荒雄川にも雪風が訪れて来たので。。。

そろそろ、、、山女魚釣り師も"来春の河川解禁"まで冬休みしないといけないようです。

  『 さよなら !  いずれ…春の川で。 』   そんな師走のご挨拶をここに。。。


   
 
 また、、、何処かの川辺から。

心の中に在るカーティスクリークで… 皆さんの良い釣り旅を。 


 

 

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2018/11/21

流れの理 (ことわり) ~ 荒雄川C&R区間 ~

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 16時を過ぎ… 小雨混じりの強い北西の季節風を伴う "雪雲" は奥羽の峰を越えて上空を覆い始め、、、 宮城県大崎市鬼首にある 荒雄川C&R区間 は、冷たい 初冬の夕暮れ へと急速に向かっている。。。 

 


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 午後2時30分を過ぎての川辺到着。。。

直後にそんな情景を目にした自らが、、、釣りを急がねばと焦ってしまったのが引き金になったのか…
 

つい先ほど、足早に深瀬を渡渉中、、、体重を掛けて踏ん張っていた筈の自らの左足が… 前触れも無く、足掛かりとした岩ごと スルリ と抜けてしまい、、、とっさのカバーに踏ん張りなおした右足も届かず… 体勢バランスを崩して、、、首より下が水没しながら、この深瀬の急流へと5mほど流される (川流れ) ハメに。。。


 うう~ッ !!! やっちまった !!!
サバーッ!!! と大量の水を滴らせながら、、、流れの中で立ち上がってみたものの。。。


小雨避けとして ウインド・ストッパー タイプ の ソフトシェル をチェストハイ・ウェーダーの上からスッポリと羽織っていたおかげで、、、 ウェーダー内への浸水は最小限に抑えられたが、、、 まぁ正直に云うと… 頭の天辺に在った帽子だけが水没していない全身だけの "濡れネズミ状態"。。。

ジワジワ… その濡れ感による 冷気 が足元から次第に這い上って来る具合の悪さ感覚は、、、とても口では言い表せないほど。。。


  いゃ、、、ミスッたナ。。。

  このままだと、、、この夕暮れの寒さで風邪ひくのは必定!
  着替えにクルマまで戻るか? いや、、、しかし、そうすると、、、これから僅かにある夕暮れの好機を逃しちまうなぁ。。。

  面倒だ、、、このまま釣りしちまうか !!


そう決めてしまえば… 後は黙って… この夕暮れの釣りに集中するのみ。。。 

  


 
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 そんな訳で、、、 ずぶ濡れ のまま夕闇が川面を覆ってしまう… 黄昏時 まで川辺に残って居残り釣り(勉強)してましたよ。(笑)

 全身ずぶ濡れのせいで、、、普段よりもさらに歩幅が少ないお陰だったか ? 、、、 静穏性は普段にも増して… 鱒に向かってストーキングしながらニジリ寄って行く… には好都合だったようです。(笑)   

ま、これぞ 「ケガの功名」ってコトですねぇ。。。
 

 
 この夕暮れは、厳しい寒さと小雨が川辺を覆っていましたが、、、 薄暮時には膝上水深のザラ瀬で タニガワカゲロウ or コカゲロウ の散発的な羽化に巡り合い、、、これに向かった 大型の鱒のライズ と幾つもやりとりすることが出来て、、、 荒雄川に棲む 水生昆虫 の羽化サイクルの新たな一面を目撃することが出来たようです。


 その日、その場所で、真実として"流れの理 (ことわり)"を理解する者だけが、、、 川からのご褒美を受け取れる訳なんですね。 


 こうして、、、濡れネズミ…な山女魚釣り師はその対価として、、、荒雄川より 「流れへの啓示」と「祝福」 を受けたようです。 


 また、川辺から。  
 残りわずかとなった荒雄川シーズンですが… 引き続き、良い釣り旅を。


 

 

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2018/11/16

川風のセラピー ~ 荒雄川C&R区間 ~

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 忙しない日々を足下に見送りながら、、、 気付くと… 先頃迎えた筈の 11月 も半ばとなってましたね。

もう少しで年末。。。  業務eメールや電話・FAXの遣り取り頻度も一気に …業務追込みモード… に切り替わってしまい、、、街頭に吹く「冷たい11月の風」も急に熱気を帯びて来たようです。


 9月末の河川禁漁を迎えて以来、、、山女魚釣り師である自分としては"日常生活モチベーションが降下"し、、、オフシーズンとなった日毎に"神経衰弱"も強まり、そして運動不足が重なって"キレの落ちた最悪な体調"と、、、良いところが一つも無し。。。


こんな症状が進行すると、、、そのうち作業中のモニター画面に… 不思議な幻覚を見る様になり。。。

 1. デケェ ! 山女魚 が水面にドリフトするトビケラ毛鉤を水面直下で同行流下しながら見送っている『コンパウンド・ライズ』の場面 ( 結局、毛鉤には出ないで帰ってしまう… という最悪な結末 ) とか、、、

 2. 巨大な鱒が フラッタリング中のヒゲナガ毛鉤 に『全身を現したヘッドアンドテール』で飛び出て来るが、あまりのデカサとそのパワーでセットフック直後に先糸ごと振り切られてしまう場面 ( 結局、デケェ!その魚体だけは目撃してしまう… という最悪な結末 ) とか、、、  

これまで自らが川辺で実際に経験済みの 『残念な結末の場面』 ばかりが次から次へとエンドレスでスワイプし始めて。。。

 
 ま、、、こんなに"山女魚釣りが出来ない"で病んでしまった …と自覚した時は、、、川辺の「メンタル・セラピー」に出掛けるしかない訳ですよ。。。
 
 もちろん、釣り支度一式は必携な訳です。  そう、、、あくまで… メンタル・セラピー の一環な訳っスから。。。


 
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 そんな訳で、、、せっかく セラピー へ出向くならと、、、新竿で入手より40年弱、、、その後半20年程はジョイントも継がず秘蔵してしまっていた 英国 Hardy Bros.社 の竹竿 「 W.F.Hardy 8'6" #6 」 と コートランド社の 333HT DT6F ライン を巻いていた 「 Hardy THE "PERFECT"3 3/8 」 を久しぶりに虫干しさせてあげたい… と川辺へ同行していた次第。

 この 「 W.F.Hardy 8'6" #6 」 と 「 Hardy THE "PERFECT"3 3/8 」 は自分にとって… 毛鉤投射の基本はこうなんだぞ ! そんな投射法が在るか ! と若き日の自分に"叱咤激励の下で無言の行"を日々課し続けてくれた『恩竿』。。。

そして、19の秋には英国 Hardy Bros. 社 公認資格 受験 の際、、、同社 School of London 教授であった Mr.ジョニー ローガン(故人) の優しくも厳しい審査の下、、、実際使用した"試験竿"ともなってくれた。。。

 これまで… 毛鉤釣り師としての人生を辿って来た自分にとって… 『毛鉤釣りへの情熱と深い思い入れが刻まれた竹竿』 でもある。。。

 
 そんな毛鉤釣り熱を持った若き日の自分が 幾千万に渡る投射訓練 で使用 していたため、、、竹竿としての"アタリ"は、、、既に美味しい時期を過ぎてしまい、、、俗にいう「枯れた」竿でもあり。。。


 だから、、、投射の際は スローに… 滑らかに… スムースに… 肩から肘そして手首、グリップしている掌へと 基本に忠実なコンチネンタルスタイル でパワーの分散そしてブロックを効かせないと、自重の在る竿へパワーを乗せながら曲げることが出来ず、、、結果ラインが自ら意図したように綺麗には走らない。。。  

そんな事を強く意識しとかないと… 近年の釣りではカーボン素材の軽くて強すぎる毛鉤竿ばかり使用している自分としては、、、危ない! 訳です。
あの時の Mr. ローガン の優しくも厳しい審査眼を思い出しながら、、、 スローに… 滑らかに… スムースに… 「 W.F.Hardy 8'6" #6 」 を掌で操ってみる。。。


 30分もすると、、、若き日々の記憶も蘇り。。。  スローで重く力強いループが自らへと戻って来る。。。 

こうして、 深い思い入れのある竹竿 「 W.F.Hardy 8'6" #6 」 を操るうちに、、、荒雄川の良いサイズの鱒が挨拶に来てくれて。。。  バット側からロードし続けた竹竿は、美しいベンディングを描いて 荒雄の鱒の重く重厚なローリング へと応酬していた。。。


  20年振りの魚の感触はどうだった?  「 W.F.Hardy 8'6" #6 」 よ。
"枯れてしまった"自分のセラピー同様に… お前もまた 潤い が戻って来た… だろうか???
 


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 ま、、、竹竿の"虫干し"セラピーが終了したところで、お昼を過ぎ。。。  
竿を入替に一旦クルマへと戻り、午後からは"メンタルと体調が最悪な"自分自身の 実釣セラピーをと。。。


 その前に、、、(JR長町駅前) 中国料理・楓林 マスターの S氏 が 荒雄川へ行ってみるから… と話してたのを思い出し、、、川辺を放浪中の S氏 へダイヤルしてみる。。。

  ザー… という瀬音をバックにしながら 『 はいヨ ! 、、、 釣れて無いよ! 』 と電話口へ応答する S氏 。。。


 現在地点を確認してみれば… なんと… 自分の直ぐ上流に先ほどから入っていたとは。。。  
互いに気付かず、それぞれの釣りに夢中だったとは… なんて 釣りバカ ! 同志なんだろ。。。 

 


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 こうして午後からは "毛鉤釣りの好敵手" S氏 と連れ立ち、、、荒雄川の 放浪セラピー となって。。。

2人して釣りながら… ああでもない、、、こうでもない、、、「あっ! 先糸を振り切られた!!」、、、「今のはデケェ !!」、、、「ライズ見た??? 」、、、「さっき、あの白泡の切れたトコで一発! やってましたよ」。。。 

 そんな、実釣 + 釣談義 複合セラピー のモードで、、、夕暮れまで飲まず食わずに… 突貫の毛鉤釣り を。。。 
  
 

 
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 午後4時30分を過ぎた薄暮が訪れた荒雄の流れに 極小型のトビケラ の流下が始まると、、、膝上のプール・ヒラキに 巨大な鱒 が終結した気配が。。。  微かなライズと共に。。。

S氏と2人でこれを見付けて攻めまくり、、、6Xの先糸がセットフック直後の重厚なローリングに振り切られること … 5発!!!!!   辛うじて… ランディングまで持ち込めたのが … 4発!!!!   そして、、、バラシは … 3発!!!

 そんな S氏と同行での 荒雄川セラピー の顛末。 

    

『 Sさん … 一人での釣り旅だと川辺での 興奮 や 落胆 は自らの内へと何時の間にか沈んでしまって … 淡々と効率ばかりを追い求める 事務的な"釣り" に陥ってたようです。。。
Sさんと今日一緒に釣りしてみて、、、そんなコトを強く気付かされましたよ。
また、川辺で一緒に釣りしましょう。。。 』  


 

しかし、、、このイブニングの結果には納得いかねぇ… とセラピー患者である自分。  
まいったナ… こんな具合だと、、、自分は何時まで経っても 治癒不能 になっちまうなぁ。。。


 
 また、川辺から。
 霜月も良い釣り旅を。

 


 ■ 久しぶりとなった 楓林・S氏 との 「川風の釣り旅」 が示唆していた 何 か?
    それは… 釣り人が川辺へと向かう理由 … でも在るのでしょう。。。

    S氏のような"賢者"はそれを …自ら悟り 、、、
    自分のような"愚者"は… その理由を問いに … モノ言わぬ川辺へと通い続ける。 
 

    Philosopher's Stone ~ 「賢者の石」 / Van Morrison 
 
 


 

 

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2018/11/06

酔漢の秋 ~ 荒雄川C&R区間 ~

 釣行前夜、晩酌として… 大サイズのグラスになみなみと3杯ほど… 「ロック」で飲った 芋焼酎 が未だ体に残っているのか?  朝起き掛けに感じていた 『 眩暈 + すっきりしない頭痛 + 胸のむかつき = 二日酔い 』 は毛鉤釣り支度を乗せたクルマが走り出しても、、、依然、体の片隅に居残ったまま。。。

 東北道 ~ R47 といつもの "荒雄川C&R区間" へと向かって行く道を辿りながら、、、ドライブする自分の体調はとんでもなく不快なままで。。。

 どうすっかナ… この先、、、道端に ドラッグストア(薬局)を見付けたら、二日酔いの体調不良に効きそうな薬を買ってくか?   ついでに、頭痛薬もだナ。。。   う~ん、、、ホントまいったナ。。。最悪ナ体調ダ。。。


 そうこうするウチに、、、この好天に誘われたか、、、『紅葉見物の大渋滞』が R47は岩出山 を過ぎた頃から始まっていて。。。  お蔭で、やっと見付けた ドラッグストア には入りはぐれるし、、、勝手知ったる 裏道 と 農道 を往ったり来たりしながら 『大渋滞』 を何とか抜け、午後2時直前、、、ヘロヘロになりながら 荒雄川 へと辿り着いてました。   いつもより90分以上も余計にかかった荒雄行でしたね。

 まぁ、そんな長時間のドライブ中に"苦行"していたせいなのか … 川辺に到着する頃には最悪だった体調も幾分回復傾向でしたよ。(笑)


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 そんな好天下、荒雄川C&R区間 へ到着してみたら、やはり… と云うか、予想通りな釣り人の"出"なワケで。。。 (笑)
 
 鱒ちゃん (虹鱒) 達も、川辺を行き来するあまりの釣り人の数に「恥ずかしくて」物陰へと隠れたまま、、、その姿が見えない状況。。。

まぁ、、、前日に引き続き、、、朝から晩まで目の前にルアーやら毛鉤やら、、、休み無しで攻め立てまくられ、、、さらに釣り人が川辺で建てる足音も引っ切り無しじゃあ… 自分だってそうなるだろなぁ。。。 


 この日の釣り、、、果たして。。。 


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 むかつきと長時間のドライブでヘロヘロになってる体調を押して、、、強引に釣り支度を整え、、、川辺に立つと… それでも釣り心は しゃきっ! として、釣欲が込み上げてくるのが… 不思議なんだナ。。。 (笑)

 ただ、、、そんなメンタルとは裏腹に"二日酔漢"の体調は絶不調なワケだから、、、微かなアタリに対する咄嗟のアワセだったり、細糸で掛けた巨鱒とのヤリトリに、、、齟齬が生じまくって。。。   恥ずかしい… バラシ!!! と アワセ切れ!!! の連発モードに突入!!!

 
そんな訳で、、、用意していた 『量産型マダラzaku』 と 『卵chan』 は夕暮れを前に早々と 品切れ。
晩秋に吹く夕暮れの川風が… やけに冷たく感じられましたよ。(笑) 

  

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 この紅葉シーズンが終わり、川辺に霜が降り始め、人出が薄くなってくると、、、自分にとっての荒雄川シーズンが始まることになります。    ま、ここから11月一杯が… 凄く寒いけれど とても面白く なってくるワケです。 


 

 それではまた、荒雄川の川辺で。
 11月の良い釣り旅を。。。


 


 ■ 小雪が吹き荒れ、手がかじかむ程の厳しい寒さの下、荒雄川辺で孤独な釣りをしていると思い出す名曲。

    「北の街ではもう 悲しみを暖炉で 燃やし始めてるらしい」

   そんな歌いだしの歌詞に、『たき火をごちそうすっから。』 と云ってくれた…毛鉤釣りにおける先達、、、今は亡き 安斎 久 氏の優しさを湛えた面影が記憶に蘇ってくる。。。


 

 


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2018/10/20

鱒釣り師の10月

 10月… 荒雄川 C&R区間 の川辺から見渡せる「栗駒国定公園」の山々にも紅葉の季節が訪れていました。

 例年、この時期の荒雄川への釣り旅は"早朝の仙台発" で早出する…のがお約束。 

朝食を摂ってから…なんて、おっとり刀で仙台を出発しようものなら、、、R47とR108の途中で「紅葉見物の行楽」渋滞に巻き込まれてしまうため、通常よりも余計に移動時間が掛ってしまい、結果… 釣り時間が削られてしまうのだ。


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 但し、2018の今秋に限っては、ガソリン・軽油などの燃料代が高騰しているお陰なのか? … 行楽のクルマの数が目に見えて少ないのは有り難い限りだが、、、観光行楽目的の人出が減っているコトは地元・大崎市の観光関連業の皆さんにとっては死活問題。

 荒雄川C&R区間 へ 時折立ち寄らせてもらう一釣り人として、、、せめて釣行時の 買い物・給油・食事・宿泊 等は 地元・大崎市 での施設利用を心掛け、、、ここに支出したわずかな費用は…過疎化が加速的に進行している…現地の地域振興に役立てて貰えればと、そんな風に考えていました。

 自分は… 山女魚釣り そして 鱒釣り を目的とした忙しい旅人 …ではあるが、、、川が流れるそれぞれの土地で暮らす人の"笑顔"が在ってこその"釣り旅"である、、、とも常々感じている。

川辺における"笑顔"の輝ける釣り人、その土地に暮らす人との出会い。。。 
そんな流れの一つ… 荒雄川にふさわしい… 釣り旅の記憶。 

 

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 『いつの日か、大崎市の鳴子温泉郷に暮らしたい… 』という願望が、山女魚釣り師である自らの思考の内へ捨て切れずにいる。 
 
"山女魚釣りの路"として自分が度々利用する R108、R47 の分岐点にある温泉町。
四季の風景の中に山女魚の匂いを孕んだ川風が吹き続けている町。。。  
そして、過疎化の進行している町。。。

山女魚の銘流である… 秋田・雄物川水系・Y川。 山形・最上川水系・MS川。 そして宮城・荒雄川、 一迫川。
「栗駒国定公園」内に在る流れは、その全てが山女魚の川。

 このいずれの流れにも、鳴子温泉郷からは最短距離・時間で到達できるという… 西洋毛鉤による山女魚釣り師として全身全霊を傾倒した暮らし方が出来る町。

そして、秋になり、山女魚が禁漁になったら・・・C&R区間通いか?

  いい考えだなぁ・・・と感じている自分。  今は準備を続け、いずれは。。。
 


 
また、何処かの川辺から。  10月の良い釣り旅を。

 
 
 
■ 秋が深まって、心寒さに寂しくなると聞きたくなる曲。
   「氷の世界」の収録曲はその全てが多面的な心象風景を聞く者にもたらしてくれる…。


 

 


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2018/10/06

黄昏のディティール ~ 荒雄川C&R区間 ~

 休み無しの激務日程となっていた9月の後半を何とか乗り切り … ひと息ついたら、、、既に10月。

 ガタガタ云わず … 仕事を頂けるときは… 稼がねば。。。
毎度そんな"無頼"なインディペンデント稼業が自分にとっての生計だから、、、今年の山女魚釣りシーズン終幕当日もPCモニターの向こうに泣く泣く見送り。。。

 西洋毛鉤に依る山女魚釣り師として活動を専念すべく、、、残された自らの時間 を 「シンプル」 に、そして「静穏」に送るべきなんだが、、、人生はナカナカそう上手くも行かないようです。(笑) 

 お立ち寄りの皆さんの今シーズンはどうでした?


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 川辺に立つ時間、、、をアレコレ遣り繰りして。。。  
昼前にクルマ( SG9 代車の NISSAN / NOTE )に飛び乗り、午後から 荒雄川C&R区間 へ駆け付けてました。

 先の秋雨前線による局所的な豪雨、、、そして台風24号に伴う大雨による大出水、、、と度重なる出水に見舞われた荒雄川。

 C&R区間は 岸辺の立ち木も酷く流され、流れの様相が一変して。。。

それでも、荒雄川を管轄している 鳴子漁協 さんの努力も在って、鱒達の姿も確認出来て… 10月の釣りを楽しむことが出来ました。 


 平日にもかかわらず、荒雄川人気は絶大で… 釣り人の姿がたいへん多く、、、C&R区間も今シーズンから B区間 も"特別遊漁区域"に追加設定されてエリアは拡大しているのですが、、、行く先々に先行者の姿。。。 


 どれ、、、じゃ、、、ヤルか?  
支度して川辺に出ると… 下流から上がって来ていた釣り人の姿が。。。  そんなコトの繰り返し。。
 


 
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 ま… 黄昏まで "人気の少ない 心当たり の流れ" で待ってみるか?

こんな風にして、、、 黄昏の荒雄川に立ってましたよ。。。 

 

 黄昏時… 5cm程増水した 薄暮の荒雄川 に期待していた極小のトビケラ達のハッチも無く。。。

こいつは、、、どうすっかナ?   しかし、、、サカナっ気は感じるのだが。。。
そんな風に様子を見るウチ、、、一発、デケエ! 鱒のハネ !! 

 コイツは。。。  もしかすると。。。

そんな 直感だけのヒラメキ で、、、水面下・ボトム付近を探る アトラクターのNymphシステム へと急ぎ切り替えてみたら。。。 

 いきなりの反応で 7連発 。
 

 
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 それまでの… 限りなく オデコ を危ぶむ状況… から一変して、、、次から次へと デケエ!鱒 が反応するものだから、黄昏の流れにワンキャスト・ワンフィッシュ状態。。。  気付けば 7Xのフロロ先糸 がボロボロにささくれ立っていて。。。

 恐らく、放流されてから未だ時間を経過していないピンピンの図太い鱒達だったので、、、アトラクター的な毛鉤での釣りが効いたのだろうと。。。

 
 ま、そんな『黄昏のディティール(細部の言い訳)』を正直に。。。 (笑) 
正直者はいずれ救われるハズ…ですから。
 


また、何処かの川辺で。
お立ち寄りの皆さんの良い釣り旅を。


 


■ 少なくとも90分を要する… 荒雄川C&R区間へのドライブBGMとして選んだのが 「 Sports Graphic Number / Football Music Issue 」(Sony Music MHCP-41)

この中の収録曲 『 Die Moulinettes / Der Letzte Spieltag (最後の試合) 』 (ドイツ・ブンデスリーガ) がNobのイチオシ!!
聞けば聞くほど … クセになるゼ。。。

 全体に"アッパーな欧州"を発散している曲調…  Vo.の女性の声質… Bassライン… ブラスの奏でる合いの手…
全てが… ドイツ・ブンデスリーガ だ!!  「大陸の風」 ゲルマンチックな"独逸の倦怠(アンニュイ)"を聞け!!

 

    


 

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2018/07/08

梅花藻の咲く頃 ~ 荒雄川C&R B区間 ~

 
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 ■ 宮城・荒雄川C&R B区間の岸辺にひっそりと自生している 「 梅花藻 (バイカモ) 」 の一群。
   美しく可憐な「梅花藻」の花言葉は… 『幸福になります』   お立ち寄りの皆さんへ 『祝福』 のお裾分けを。

   自らが、毎6月にかけて "同行二人となる山女魚巡礼" の釣り旅では、流れの同じ岸辺で僅かな面積だけに咲き続ける… この花を眺めに、、、荒雄川へと立ち寄り続けている。

   流れに立ち寄った、わずかな釣り人のみ目にすることが出来る 『小さな幸福』 。  それを探しに 荒雄川 へ旅してみるのはいかがだろう ? 

 
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 自分が訪れる度に感じる… 荒雄川C&R B区間の"面白いトコロ"って、、、多数の支流群より供給される水量豊富・水質安定・岸辺の広葉樹中心の植生に支えられて広大な葭原が茂り、なお長大な浅瀬・深瀬にそれぞれ底石がしっかり入った流れの構造から、多種多彩な トビケラ ・ カワゲラ が多数生息しているため、シーズンを通し時間毎に何らかの羽化活動が在り、このためハッチ狙いの毛鉤釣り人には有利な流れとなっている事。

 そして、荒雄川漁協さんの放流活動による魚影の濃さも特筆すべきでしょうか。  先行者が在っても、時間をちょいと置くと魚のライズが再開するくらい…の濃さです。

 早いモノ勝ち・我先な渓流釣り… そんな気忙しさが一切無用の毛鉤釣り。
但し、毛鉤サイズだけはハッチしている水生昆虫に合わせて #16 以下 の小さなサイズ中心になってしまうのが玉に瑕か。 (笑)

「山女魚・岩魚の毛鉤釣りを試してみたいが…」 そんな方なら、、、どうぞ 荒雄川 で毛鉤釣りの"竿初め"をお勧めします。  きっと、印象的な毛鉤釣り始めが経験出来ると思いますよ。 
 
 

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 さて、、、大雨のニュースが飛び交った先の金曜は、東北南部・宮城も同様に空模様はぐずついた雨降り。

本格的な雨振りになっちまう前に… 行くか ?  そう思い立ち、毛鉤釣り支度を乗せた SUBARU / SG9 を走らせたのが、午後1時を廻った頃。


 雨雲が低く垂れこめた東北道・古川ICを降りた頃から、、、ポツ、ポツ… と雨粒がフロントウインドーに落ち始めて。
そのまま、R47を走って岩出山の道の駅を過ぎた頃には、本格的な雨模様。。。

  う~ん、、、やはり"雨師"らしく、今回も雨中の毛鉤釣りになっちまうのか。

鳴子温泉の先でR108へと分岐して宮城・秋田の県境越で、秋田・Y川の某支流でのイブニングに立ち寄るつもりだったが… 道路情報を伝える電光ボードには「この先、R108は午後3時まで県境のトンネル通行止」の表示が。。。


  ま、、、仕方ない… 本格的な雨振りとなっている 荒雄川C&R B区間 でちょいとだけ様子見して行こうか ??  

 
 
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 ちょいとだけ… のつもりだったが、、、先行者の足跡が多数残っている、、、深瀬に続くヒラキの底石が作る流れの筋へと… 様子見で投射した トビケラ毛鉤 #16 が、、、ドリフトも間も無く、、、いきなり水中に引き込まれ。。。


  この光景を見送って、、、 1拍半おいてラインを持ち上げながら丁寧にセットフック !


    グウ…ンッ。。。  乗った !
   

    水面下に大きな白銀色が反転し、、、続く、、、振幅の大きなローリング。。。


  こいつは… 良いサイズの山女魚だ !   


先年、修理が上がって来た R.L.Winston DL-4 8' #3 は激しくロードして、、、ベストシーズンを迎えた 夏山女魚 の疾く重厚なローリングに応酬している。   先ほど結んでいた 7Xの先糸 は持つだろうか? 

 

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 なんと、、、この雨降りが、、、フレッシュな雨水が、、、荒雄の流れに活性をもたらしたのか ?

未だ、夕暮れまで時間も在るのに、、、流れの中ではトビケラ達が活発に動き出したようだ !!


  ならば… この先も試してみないと。。。   立ち寄るつもりだった 秋田・Y川のイブニング は、また別のタイミングに。。。


 先糸には、新たに トビケラのフローティング・ピューパ (ぶら下がり) タイプ となる手製の毛鉤 「逢魔が時 #18」をフリーノットで7Xの先糸へと結束して。。。  

 どれ、、、じゃ、、、マジで行くか。。。
 
 

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 本格的な雨降りとなった荒雄川の流れに、、、極小型トビケラの集中した流下は日没まで継続。。。

そして、、、R.L.Winston DL-4 8' #3 は激しく撓り込み続け。。。  時に、流し込んだ 「逢魔が時 #18」が7Xの先糸もろとも振り切られる始末。。。


 
 沸騰し熱狂が加速して行く時に… 魚たちの画像を撮る時間も惜しくて、、、デケエ! 山女魚のライズが連発した時刻は、、、撮影を中断 !      

 雨天の夕闇色に染まった暗緑色の川面直下に セットフックに成功した巨きな白銀色 が大きく明滅しながら下流へと走り下る様、、、を残念ながらこの文章でお伝えするのみ。。。 


 

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 こうして、、、この雨振りとなった夕暮れも 荒雄川 とその岸辺に咲く 梅花藻 より祝福を受けたようです。

いつか荒雄川の岸辺でお会いしたいものですね。

 


また、何処かの川辺から。   7月の良い釣り旅を。


    


 

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2017/07/08

7月の夕暮れ ~ Live Unplugged ~

 

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 雨の少なかった6月が過ぎ… 7月を迎えた途端、北上して来た梅雨前線と台風による大雨。。。

5月以降、カラカラに干からびていた南東北・仙台周辺の河川にも降雨による水の流れが戻り、このところ中弛み気味だった水生昆虫たちの "羽化" もこの雨降りでやっと加速していくようです。 

 ま、、、自分が待ち続けた雨も降り。。。  これで、、、やっと毛鉤釣りの季節本番を迎えたってコトでしょうか。

 

7月に入ってからも、、、夕暮れ限定の 『 同行二人となる山女魚釣り旅 』 は秘かに続いていました。

今年の夏至も過ぎて、夕暮れ毎に 日没時刻 がどんどん早まっていくのを… 晴天あるいは雨天の美しい黄昏風景の川辺に実感しています。


 

 
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 さて、、、今夜も毛鉤巻き作業に掛からねば。。。


そう云えば、、、このところ川辺では、蟻や甲虫といった"陸生昆虫"を模した毛鉤が必要になって来てましたよ。

 夕暮れ時の釣りに限定される自分は、、、それでも 極小型トビケラのピューパ(サナギ) #20~#22 くらいの毛鉤をしこたま巻き貯めしているのですが。。。   こいつが、薄暮に集中流下している場面に出くわすと… 山女魚 が競って毛鉤に反応してくるから… 針ハズシが面倒になるくらいになっちまう場面が多いです。。。 ご参考まで。


 また、何処かの川辺から。  7月の良い釣り旅を。 

 

■ ダミ声好きな自分が、、、7月の夕暮れに川辺へと向かう際のドライブBGMに選んでみた名曲。
   超豪華な共演メンバーの演奏が、、、また素敵だ。


 Rod Stewart - Maggie May [Live Unplugged Video]

 

 

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2017/06/29

同行二人 ~ 月布川 、荒雄川C&R B区間 ~

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 また私事になって、誠に恐縮ですが・・・。 

東日本大震災発生の前前年だった2009年の6月、癌を患い… 大手術を幾度も受ける永い闘病の末、44歳で儚くなった 我がカミさん の命日が「6月25日」。 


  あの日から、、、もう… 8年にもなるか。。。  夏のような暑さが訪れた日だった。。。

  何かと気遣いし過ぎるくらいの カミさん だったから、、、 山女魚釣りバカな旦那に迷惑かけぬよう… 彼岸へ往く日をわざわざ"広瀬本流の川止め期間中"にしてくれたのか? と思い当たって。。。 


毎日、家を出る前に、、、そして帰宅してから、、、カミさんの遺影に向かい、線香を手向けているが… 自分にとって 『 6月の山女魚釣り旅 』 は、そんな 優しく気遣いのあったカミさん との 『 同行二人の旅 』 にもなっていて。。。


 

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 山形・最上川水系の月布川は、、、身重になっていたカミさんと以前の愛車 MAZDA / Roadstar NA6CE でドライブついでの 夕暮れ時の釣り旅 で訪れた流れ。

 なんともロマンチックな 「七夕畑」 という流れの傍らに在る集落名。
  
薄暮の訪れた、、、月布の川辺から見上げると… 古いコンクリート橋上に停めた Roadstar の脇に立ち、流れの中で釣りに夢中な旦那を心配そうに見守っていた カミさんの姿 が記憶に深く残っている。。。
  


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 先年の大出水の爪痕も未だ癒えていない、、、復旧護岸工事もやっと終えたばかり、、、 

そんな傷跡を残した 月布川 でしたが、、、、カミさんと訪れた時のような晴天の夕暮れに… 護岸工事の影響が少ない区間を選んで入り、優しい顔をした山女魚に出会うことが出来ました。
 


 
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 秋田市出身のカミさんの里帰りは、山女魚釣りバカな旦那の為に毎度 R108 を経由してのルート。。。

春夏秋冬、、、幾度も往復したから、、、運転席から目ぼしい流れが見えれば、、、クルマにカミさんを待たせ… R108沿いの流れの入渓点を偵察行動。。。

 本来、、、沢山の荷物を載せる事を前提としない MAZDA / Roadstar NA6CE だから、、、カミさんの里帰り荷物一式、そして自分の着替え・毛鉤支度一式がトランクに収まらず、、、シート後方のわずかなスペースにまで荷物を押し込んで、、、カミさんの膝の上にまで、、、こうして片道260kmのロングドライブするのが毎度のことだった。。。

 まぁ、、、そんな『同行二人の旅』をR108沿いの 荒雄川 は見聞きしていた… というワケで。。。 
 
 

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 月布、、、そして荒雄、、、どこまでも流れを遡って行きたくなる… 美しい6月の夕暮れ。

それぞれの夕暮れに、、、新たな 『同行二人』 となる釣り旅が記憶されました。。。
 

 また、何処かの川辺から。   良い釣り旅を。 

 

 
■ 『同行二人』釣り旅 の際にドライブBGMとなっていた佳曲

   徳間Japan 勤務時代 に耳馴染みとなった Mr.森重 の歌声を…あなたにも。 


   SNAKE HIP SHAKES (ZIGGY) / DEAR MY FRIEND

   

 

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2017/06/17

釣り友 ~ 荒雄川C&R区間 ~

 一昨日の晩御飯は、久しぶりに 長男・初春 と連れ立って… 仙台市太白区・JR長町駅前にある 中国料理 楓林(ふうりん) へ。

 お邪魔したのは、オーダーストップ間際の時間だったが、、、楓林のメニュー表も6月に入り"夏仕様"となって、、、マスター・S氏 特製の"スープ激ウマ"な「冷やし中華」 が復活していたので… 注文。

 中国料理 楓林 の「冷やし中華」に大満足して、、、食べ終わった頃、、、笑顔とともに S氏 が厨房より登場 !  

早速、釣り情報交換モードに突入。。。

  『 この間、荒雄川C&R区間 に行ってきたんだけど・・・面白かったから、Nobさんも行ってみナ。  瀬脇の葦際、ギリギリのトコにピンスポットで毛鉤投射しないと定位してライズを繰り返す良いサイズの鱒が出ない! んだ、、、このヤリトリがホント面白いから。。。 きっとハマルよ。。。 』

そんなS氏の最新情報。。。  

 そうか、、、 6月の荒雄川の鱒か。。。  例年この時期は、山女魚の方が忙しくて… やってみたコトなかったナ。。。
 まぁ、、、 いずれ秋田からの帰り足で、様子見だけにでも立ち寄れればイイか。  そんな機会が在れば。。。
 

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 お昼前、以降の時間…自由の身が確認された、、、今日。。。

しめしめ、、、こんな日は、、、ちょいと 秋田・Y川のイブニング を様子見せねば、、、とばかり、早速クルマに飛び乗って "川辺へと繋がる路の上" に。

 順調にクルマは流れて、、、古川I.Cで東北道を降り、、、岩出山~鳴子温泉~鬼首、、、と走ったところで、一昨夜のS氏の 『 このヤリトリがホント面白いから。。。 きっとハマルよ。。。 』 コメントを思い出し。。。

 気付けば、、、いつものお店で 「 荒雄川の1日入漁券 」を購入していたのが… 午後1時30分。


ま、、、ここで川辺を一流ししながら様子を見て、、、夕方のタイミングに合わせて Y川 へ移動して行こうか ?
そんな目算。。。 


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 しかし、、、今日は平日の筈なのに、、、荒雄川C&R区間で見かけた 釣り人の数 がスゴイことになってた。。。

5人連れ、、、静岡からの3人連れ、、、目の前を横切って行った2人連れと、、、すべて毛鉤釣り支度の釣り人。

 そんな中、、、川辺で出会ったのが… 単独で来ていた 『 バス釣りを永年やって来て、、、 数・サイズと釣果を他人と競争しているのに疲れてしまい… 毛鉤釣りを始めてみたという 毛鉤歴2年目の もちづきさん 』 だった。


  「 こんちは! どうですか? 」とこちらから声を掛けたのが、ファーストコンタクト。


  『 いや~、、、ダメですね。 今シーズンもすでに何度か通っているんですが、、、先回来ていた時にデカイのを1つ… バラしただけなんです。 』

   そんな返答から始まった会話。。。 

 

 初対面の2人があれこれと、、、荒雄の川辺で釣りながら、、、毛鉤釣りとルアー釣り談義にハマってたら ・・・ 気付けば、時刻は17時30分を大きく廻っていて。。。

 夕暮れのY川に向かうべく、、、もちづきさんにはこのイブニングでの目ぼしいポイントを案内し、、、荒雄川での再会を約して、、、川辺でその後は別行動となってしまったが。。。
 


 クルマを走らせ始めてから、、、どうもY川のイブニング には間に合いそうにもない時刻になってる、、、コトに気付いて。。。  結局、、、荒雄川C&R区間へとR108を舞い戻り、、、夕暮れの釣りを。 


 

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 『 もちづきさん、、、この夕暮れの荒雄川はどうでしたか? 
   夕べは急激に気温が下がったせいで、ちょっと釣りが難しくなってましたね。

   サンプルに差し上げた毛鉤 CDCハンピー #16 は荒雄のカクスイ・トビケラのハッチに使ってみて下さい。
   情報が多少なりとも役に立って… デケエ鱒に巡り合っていれば良いのですが。。。

  毛鉤釣りでイイ鱒を一匹掛けるまで… ちょっとガマンして荒雄へ通い込めば、いずれ投射技術も上がりますよ。

   また、、、荒雄川辺で一緒に釣りしましょう。  もちづきさんの良い釣り旅を。 』 


 

  皆さんも良い釣り旅を。。。
 

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