梅雨空 ~ 東鳴子温泉 千両食堂マニア?? ~
このところ… グズついた天気が続いてますが、皆さんの釣り旅はどんな具合ですか?
冷涼な「やませ風」が三陸沖から吹き込んで霧雨のような低く垂れこめた雲… 東北南部の仙台でも、このところ最高気温20℃を下回る毎日。
朝に晩に小雨が降ったり止んだり、そして日中も曇り空で時折にわか雨… そんな少し肌寒い日が続いてました。
こんな不安定な天候の流れで毛鉤釣り… ってどうなの? そんな質問をいただくことが。
雨降りが流れの水位に"大きな影響"を与えていなければ… という条件付きですが、フレッシュで高めの水位が維持されているお蔭なのか? 水生昆虫達の活動も活発になり… 流れ全体の高活性化に誘われ魚達も活発に採餌するようになって… 結果、毛鉤釣りにも良い天候となってしまうことが多いです。
そして… 自分が追い続ける 山女魚 の遡上も、河川の水位が高めで流量の多い時ほど活発になる為、結果として良い釣りが出来るコトも多くなって来る訳です。
先日、親しい釣り仲間に向けた「俺の実績毛鉤 お中元 詰め合わせ」の内容について、改めて検討すべく(笑) 、、、小雨降りの黄昏、、、荒雄川C&R B区間の川辺へ立ち寄っていました。
実は、この30分前まで R108 の宮城・秋田県境を越えた先にある 秋田・Y川 のイブニングを試してみたいと、、、午後5時の川辺到着直後から本格的な土砂降りとなってしまった Y川辺 で様子見していましたが… みるみる増水して行く流れの様子から、この夕暮れの毛鉤釣りは難しいだろうと… 急遽、黄昏の貴重すぎる30分を費やしてR108を取って返し 荒雄川C&R区間 まで引き返していた次第。。。 何をやっているんだ俺は!!
県境の「仙秋鬼首トンネル」を挟んで… 向こう側は土砂降り こちら側はパラついた小雨 … という、、、毛鉤釣り師にとっての"天国と地獄"。。。
この時は 鬼首・軍沢 を伝い、宮城側から奥羽の峰を吹き越えた「湿った冷たいヤマセ風」の塊 … が秋田側・Y川の流域で局地的な土砂降りの雨をもたらしていた模様。 まぁ、、、自分はこんな際どい 黄昏 に 仙秋鬼首峠 を往復した訳ですね。(笑)
■ 荒雄川C&R B区間 軍沢・荒雄川合流点 の軍沢側で 「カワウ」を複数、、、先回釣行時、そして今回の釣行時と連日目撃していました。
例年、この前後の開けたプールと深瀬の連続する流れでは、良い山女魚と岩魚 が多数ライズを繰り返しているハズなんですが、、、昨シーズン辺りから「カワウ」の姿を見掛ける様になると、、、魚の姿はもとよりライズも激減してしまい。。。 なんとも残念に思っていました。
漁協さんが懸命に魚を放流するほど… 「カワウ」への餌遣り… となってしまい、却って「カワウ」を集めてしまっている結果ともなっているように感じています。
皆さんが 荒雄川C&R B区間 へ立ち寄りされた際、、、お手数ですが、、、軍沢・荒雄川合流点 の軍沢側に顔を出していただけませんか?
人影が頻繁に川辺で見えるようになると、「カワウ」の追い払い効果が期待できるのだそうです。
まあ、こんな風にして個々の釣り人が出来るコトは微々たるものですが… 僅かでもカワウの食害が軽減できれば。。。
更にお手数を掛けて恐縮ですが… 宮城県内水面漁場管理委員会 への「カワウ」目撃通報も併せてお願いいたします。
こちらのページからメール通報も可能です。
では、、、引き続き… 小雨降りとなった 荒雄川C&R B区間 黄昏の釣り をどうぞ。
うん、、、流れに在るプール・ヒラキの白泡の辺りでのライズに始まり、、、チャラ瀬、、、深瀬、、、早瀬の石周りでも、、、全て当年から1年魚の"ミニ山女魚"たちのライズばかり。。。
本当なら、この時期・こんな天候下の荒雄川だと、、、深瀬の水が澱む辺りで デケエ! 岩魚 が羽化するモンカゲロウを貪るようにしてライズしていたりするんだが。。。 先に見掛けた「カワウ」に川中を追い回された影響もあってか?、、、この黄昏は残念ながら全くダメなようです。
昨年の秋の大出水で荒雄川の流れ全体がフラットになり魚たちの隠れ場所が川辺より流失した事も「カワウ」を呼び寄せている一因そうです。
荒雄の流れは一昨年、昨年と続いた大規模な出水で 川床が不安定な状況 ~ 安定へと向かう過渡的な状況 なのでしょう。 今少し、流れが変化して行く経過を見て行きたいトコロです。
また何処かの川辺から。 夏の良い釣り旅を。
■ 晴/雨Blogの管理人・佐藤Nobが R108での秋田方面、R47での山形方面、宮城県北方面での釣りの行き帰り、、、いつも秘かに立ち寄っている「東鳴子温泉 千両食堂」さんをここにご紹介しますね。
15年以上も前になるが 高橋佳生 / 雪渡り の鳴子温泉郷を舞台にした 新曲発表キャンペーン制作 by 徳間ジャパン で知り合った食堂さんです。
本当は、皆さんそれぞれの カーティス・クリーク (隠し沢・隠し川) 同様、、、 時折、立ち寄って… 趣と味を秘かに愉しむ … そんな隠されるべき 地元に根付いた名店食堂 なんだと思う。
あからさまな出たがり… スポットライト中央の主役を望むことが当たり前となってしまった風潮の下で、控え目に暗がりの舞台袖へ佇む"名脇役"… そんな世間での立ち位置の食堂。
だからこそ、、、ご主人とお店の何とも絶妙な「東鳴子温泉的なレトロ・郷愁の佇まい」をお立ち寄りの皆さんと共有してみたい… という俺個人の秘かな願望ってのが在って。。。
まぁ、、、俺自身が『千両食堂マニア』なんだと自己分析して居るのだが、、、宜しければ貴方も試しに… いかがだろう?? (笑)
寂しがり屋なご主人( 人柄の良い世話好きな女将さん…募集中! )の ワンオペ調理 + トークタイム 込みの "オーダー待ち時間" は複数人数の場合、思ったよりも"長め"になります。 可能なら、近隣の旅館を素泊まりして、夕飯をこちらでってのが理想的。
併せて、東鳴子温泉・氏家鯉店の「鯉の洗い」を持ち込み出来れば最高だろうなぁ。。。 その時、思い出したらご一報くださいね。すぐに駆け付けますから。(笑)
■ 何とも絶妙に「東鳴子温泉的なレトロ・郷愁の佇まい」でキメてる! … って、こんなコトなのかも。
Van Morrison / Days Like This (Official Video)
そして鳴子温泉郷の2月を思い出させる名曲… 高橋佳生 / 雪渡り (徳間ジャパン) を
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