毛鉤釣り

2017/10/04

9月の終わりに

 9月の終わり、、、山女魚釣りシーズンの最終日は、早朝6時より "路の上"。
愛車 MAZDA/BJFW は東北道を北へと向かって走り続けていた。。。

 古川.IC以北の宮城県北部は深い霧に覆われて、、、一関.ICを過ぎた辺りからは酷い雨降り。

次男・豊夏(ゆたか)の所属する ブラウブリッツ秋田U-18 のトレーニングマッチは、、、秋田市の八橋陸上競技場で11時キックオフの予定。   その観戦前に、、、秋の彼岸には立ち寄れなかった岳父の墓前へ線香を手向けたいと・・・そんな心積もりの 早出 だった。

  『 秋田でのスケジュールを上手い具合に消化出来れば・・・帰り足の残り時間で川辺に立ち寄り、夕暮れの山女魚釣りを。。。』

そんな目論見だったが、、、強い雨降りの天候は午後遅くまで続いて。。。  結局、、、雨降りで急激に増水した流れを眺めて日没時刻を迎えてしまい。。。

 


 ま、、、そんな訳で、9月下旬の4釣行分の 釣りシーン をダイジェストでご覧ください (笑)。。。         

 

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 最終週、、、今シーズン立ち寄っていた流れを思い付くままに再訪しては、、、別れの挨拶を告げて。。。


 山女魚釣りの"大晦日(シーズン最終日)"に向かい、、、寂しさのうちに慌ただしく時計は進んでいました。 


 


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 さてと… では、、、『 西洋毛鉤による山女魚釣り師 』は、しばしの"冬籠り"に入るとします。

  『 さよなら、また次の春に。。。 』  

 

  また、何処かの川辺から。    お立ち寄りの皆さんも、どうぞ良い釣り旅を。。。 


 

■ この数年はシーズンの最終に、、、T.S.エリオットの 『リトルギディング』 の一節を取り上げておりましたが、、、今季は、、、詩人 W.B.イェイツ の『釣師』という作品を英語原文のままご紹介したいと思います。

 優れた和訳の本がいくつか出版されていますので、これらを手に入れ、それぞれ読み比べてみるのも・・・渓流オフシーズンの手慰みとしては一興でしょうか。


The Fisherman / W. B. Yeats

Although I can see him still,
The freckled man who goes
To a grey place on a hill
In grey Connemara clothes
At dawn to cast his flies,
It’s long since I began
To call up to the eyes
This wise and simple man.
All day I’d looked in the face
What I had hoped ‘twould be
To write for my own race
And the reality;
The living men that I hate,
The dead man that I loved,
The craven man in his seat,
The insolent unreproved,
And no knave brought to book
Who has won a drunken cheer,
The witty man and his joke
Aimed at the commonest ear,
The clever man who cries
The catch-cries of the clown,
The beating down of the wise
And great Art beaten down.

Maybe a twelvemonth since
Suddenly I began,
In scorn of this audience,
Imagining a man,
And his sun-freckled face,
And grey Connemara cloth,
Climbing up to a place
Where stone is dark under froth,
And the down-turn of his wrist
When the flies drop in the stream;
A man who does not exist,
A man who is but a dream;
And cried, ‘Before I am old
I shall have written him one
Poem maybe as cold
And passionate as the dawn.' 


    


 

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2017/09/15

Twin Bridges からの帰還

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 9月のシルバー・ウイークも近づき、、、いよいよ山女魚釣りのシーズン・ラストに向かって釣り心も加速して行くようです。
 

 冒頭 … いきなりですが、、、アメリカ合衆国 モンタナ州 ツイン・ブリッジズ 、、、とその地名を聞いて… ピン ! ときた方はどれだけいらっしゃるのだろう??


 
 自分がこのところ… 概ね10シーズン以上の間 、、、山女魚釣りと鱒釣りの為に川辺で手にしているのが、、、この合衆国モンタナ州はビーバーヘッド川の畔 ツイン・ブリッジズ という町に工房を構える 「R.L.Winston Rod Company」 の製造による シリーズ名 "DL-4"(デリケート・ライト・フォー) という毛鉤竿 。。。 

 

 それまで、自分が山女魚釣りの際に愛用していた 『 Hardy Graphite Marvell 7'8"#4 』 が体現していた …繊細ながら腰(バックボーン)の残った調子… を 7X の細い先糸使用時 でも同様にこなせる竿… をと国内外のメーカー製の毛鉤竿をアチコチ探し回り、、、最後に行き当たったのが "DL-4 8' #3 "だった。。。

その後、、、7' 6" #3 、、、8' #4、、、さらにもう一本 8' #4 、、、と追加して散財を続け、 現在は以上の "DL-4"シリーズ の 4本の毛鉤竿 で山女魚釣り・鱒釣りのシーズンを送る日々。。。 


 4本いずれも… 実際に使う毛鉤竿として数知れずの現場経験を経ているから、小傷、スリ傷、、リール・シートはフット痕が残り、、、コルク・グリップは魚のヌルと手汗まみれ。。。  
ま、、、ずうーっと床の間の飾りやタンスのコヤシになっちまい、、、デケ~山女魚や巨鱒の強烈なローリングを知らず…で寝かされたままじゃ、、、DL-4 そして Winston が泣くってモンでス。。。


 
 以前、2008年7月の記事: 「夏雲 と Marvel」 では自ら… 『 興味ある竿・・・ Winston WT-804・TMF 、Tom・Morgan Rod-Smith なんて指折り始めればキリが無くなりそうだけれど、なにせ竿を握る右手は一本だから。。。自分の掌に納まった瞬間から釣り心に同調してくる毛鉤竿を探し出すとなると・・・なかなか一朝一夕にはいかないのだと感じています。 』 … そんな風に書き留めていましたが、、、この"DL-4"シリーズの4本がそんな"釣り心に沿う毛鉤竿"である様、、、余計な「浮気心」がまたぞろ起きない様… 自ら祈っているトコでした。(笑)


 それは… 40シーズン近くの時間、西洋毛鉤竿を川辺で振り回してキテ … 正直なトコ、毎度、新たに変った毛鉤竿のシステムに合わせたリーダー・フォーミュラ ( 先糸を含む テーパー・リーダー 構造の見直し ) そして 自分にとって心地良い投射スタイル を竿を変える度にいちいちアジャストして行く作業 が面倒になってきた、、、という 老境となった自らの変化 も含まれてイテ (笑)。。。

 恐らく、、、"毛鉤を投射動作した際の瞬間的な筋力・反射 (フィジカル) "が最も優れていた20代前半の自分からすると、、、現在では、その数値は半分以下になってるのでは… 釣り場でそんなことを痛感する場面が多くなり。。。

 まぁ、先の記事中に書き記していた"古女房"の管理人理論 (?) 『 永く乗ってるクルマって "付合い永くなった古女房" のような・・・( 註 : 自分の場合、古女房は今は亡いが )・・・ 乗り手とクルマの関係が、それぞれ良いトコも悪いトコも共に同時進行で"枯れて"行くから、、、 離婚 ( 売却 ) の危機を乗り越えて、、、関係修復 ( 修理 ) を繰り返しているウチ、、、キズ・錆の一つや二つは許し合って、本当に離れ難く ( 手放し辛く ) なっちまうんだナ。 』 は、クルマ のみならず 毛鉤竿 … にも該当するワケです。 (笑) 


 ■ メーカー、販売店、業界各位にとって、、、コレはコレで"問題発言"に当たるのだろう… と秘かに想像するが、、、モデルチェンジの無いもしくは限りなく少ない … 長期間付き合える道具としての在り方を … ユーザー・サイドに立った提案をしてくだされば、、、自分は嬉しいと。。。
   釣り竿を手に、水辺へ立つのは、知的武装など纏わない"丸裸の感性を持った人間" ( ヒューマン ) なのだから・・・。  

 
 
( ※ その後、記事中に興味ある毛鉤竿と書いた WT804・TMF は奇妙な縁の末、自分の手元に至っており、、、 この "DL-4" シリーズ は、、、メーカーでの製造・取扱いが終了して10年近くの時を経て、、、まことに残念な事に、、、新品での入手は難しい毛鉤竿となっている。。。 )

 
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 今回、、、冒頭で R.L.Winston と DL-4 シリーズ を紹介したのには、、、ワケがあり。。。

実は、昨秋 9月 、、、秋田・Y川における雨降る夕暮れの釣りで、、、自分のミスにより "DL-4 8' #3 " を破損させてしまっていたのだ。。。 


 良い山女魚に出会えた… 雨の降る夕暮れの釣り帰りの事。。。  暗がりの中を膝上の強い流れに渡渉中、、、川底の岩盤のヌルで片足を滑らせ転倒する間際、、、咄嗟に 竿だけは ・・・と無理な姿勢のまま岸辺へと放り投げたつもりだったが、、、これが届かず、、、大石に水の渦巻く強い流れに飲み込まれてしまい。。。 


 その後、、、ズブ濡れ姿のまま・・・懐中電灯片手に・・・水を滴らせながら、、、流れに飲まれた "DL-4 8' #3 " + Lamson LS1.5 を流れに探し回る事、、、1時間。。。


 『 くう~っ、、、ミスった、、、何処まで流された ???  くそっ! そんなに遠くまで流れていないハズだが・・・。

   しかし、、、あの体勢で竿を握ったままだったらモロに折れちまってたか。。。

  う~む、、、転倒した位置から考えられる流れを丹念に5往復は捜索したが…

                      いったい何処へ???  こいつはヤバいかも???  』


 後悔交じりの暗がり中の捜索が、、、やっと・・・実を結んだのは・・・それから30分後。。。

 転倒地点の15m程下手にある強い流れに洗われる大岩の間から、、、僅かに見える竿先を発見出来て、、、ホッとしたのも束の間。

回収とばかりに闇の中を腰上まで水に入って引き揚げてみると・・・ 4本継ぎの3rdセクションが中央から メキッ! とくの字に折れ曲がっていて。。。

   嗚呼。。。  "DL-4 8' #3 "よ… 俺の手元に戻ってくれて本当に嬉しいんだが、、、これではこれからの釣りが。。。

 


 こんな経緯で、、、愛用していた "DL-4 8' #3 " は アメリカ合衆国 モンタナ州 ツイン・ブリッジズ まで修理の為にメーカー送還となっていた次第。。。
 

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 雨続きだった8月の終わり。。。  待ち続けていた… 修理の成った"DL-4 8' #3 "の仙台到着。
 

 メーカー : R.L.Winston Rod Company のツイン・ブリッジズ工房で新調された 3rdセクション のブランクを確認し、、、スピゴット・ジョイントの擦り合わせを診る為に継いでみる。。。


    うん、、、 見事なくらいにピタリ! と収まりが決まっている。。。  流石だ !!


  調子はどうだ?? 生産終了して随分と時間を経ているから、、、該当のセクション・ブランクを新たに焼いていたはずで、、、それが約1年の待ち時間の理由となったように想像しているが。。。 本当のトコはどうだろう?


    うん、、、 これも大丈夫なようだ。。。  新たな 3rdセクション の調子が他のセクションに比べると"張りが強い"が現場で使い込む内に全体で馴染んでくるだろうか? 


  ブランクの肉厚、、、色具合、、、そしてジョイント・ナンバーの書体すらも、、、生産当時の記録を基に再現してくれたようだ。。。   

 
    うん?、、、記憶にある 別のブランク傷 もパフ掛けしたのか? 綺麗にリペイントして、リフィニッシュしてくれてたようだ・・・ホント有難いナ !   却って、、、グリップの汗シミはそのままにしてあるのも・・・釣り人の使い勝手を分かってる証拠だね。。。


 
 
  こんな数々の、、、釣り心に響いてくる R.L.Winston Rod Company のカスタマー・サービスって、、、もっと、、、この竿でガンガン魚を釣りまくれってコトだろうか。。。  


  OKだ。。。  そいつは勿論 !!!  後は… 日本国 宮城県 仙台 の山女魚釣り師が引き受けた !!! 

 

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 9月の夕暮れ。。。

 日没時刻を迎える頃、、、群青色の夕闇は突然のように川面へと降りてくる。。。

  大型のカワゲラが川面を掠める様にして飛び去り、、、群飛する小型のトビケラは白泡の上で舞い続けている。。。

   帰還した R.L.Winston DL-4 8' #3 を手にする山女魚釣り師が夕闇の中を川辺に一人。。。 


  山女魚の浮上斑紋が続く川面に、、、秋を告げる冷たい川風が吹き抜けて行った。。。

 


 
 
 また、何処かの川辺から。   秋の良い釣り旅を。。。
 


● 追伸 ●

   今回の記事が、晴/雨.Blogの節目となる 300話目 を数えるようです。
   2006年の.Blog開設以来、不定期更新の毎度お付き合い下さる関係者の皆さま、そして未だお会い出来ない毛鉤釣り仲間の皆さんに心からの感謝を。。。  


    


 

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2017/09/09

その釣り師…酔漢につき ~ 岩手・猿ケ石川 ~

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 先日、大分県竹田市に住まう 近藤ご夫妻 より同県の秋名産「かぼす」が届いていたのを幸いと、、、まずは・・・翌日控えた フルタイム釣行 の期待に溢れた前祝い… とばかりに ”白霧島”ロックのかぼす割 による「一人酒」を始めたのが午後7時を廻った頃だったか。。。

 自分の場合、個人の業務スケジュールの都合もあって、夕暮れ時の”ちょいの間の毛鉤釣り”が殆ど。。。  ましてや、早朝より家を出て1日中フルの釣り旅に出ているコトなぞ、、、ホント1年のウチでも滅多に在る事ではないのだ。

まぁ、そんな事情が背景に在って … 1日フルの釣りで何処の流れへ向おうか? 一杯飲りながら“山女魚釣り師の思考”を煮立てつつ… 明日の行く先を決めてしまうか ??  そんな心づもりの"祝い酒"。。。

  いや~ 、、、しかし、、、”白霧島”ロックのかぼす割 が今夜はヤケにウマイな !!
  あっ…という間に無くなってるヨ。。。  

     よし、、、もう一杯!! ね。。。  グイグイ、、、グビグビ。。。


 さてと、、、行先だが。。。  東北中が雨後のタイミングになっているから何処の流れも良さそうダナ。。。

  秋田まで足を延ばすなら… 岳父との思い出が残っている 馬場目川 が良いかも。。  
  岩手方面だと… 自分のパワースポットになっている『早池峰神社』の控える 猿ケ石川水系 があったナ。。。
  山形は… 先日の大雨降りで竿が出せなかった 庄内・笹川流沿いの河川群 がちょうど面白いか。。。
  宮城は… まぁ、荒雄川水系 の支流群だろうナ。。。
  

  と、、、なんだ??  もうグラスが空になってるヨ??  そんなに飲んでたか???

     よし、、、さらに一杯!! オカワリと。。。  グビグビ。。。  


  フ~、、、明日に向け、、、不足していた毛鉤巻きは、、、この後ヤルつもりだったんだが。。。
  ストックしていた手持ちの毛鉤で間に合わせてしまうか!!!  いいネ!!

  ま、、、山女魚の毛鉤釣り旅ってのは、、、行くと決めたら愉しくなってキテ、、、本当にイイもんだ。。。
 

 酔いの度合い深まり… 雲行きがさらに怪しくなって、、、そんな"オヤジ一人語り"の「酒盛り」モードへ突入。。。  ( 註 : TVのサッカー解説でお馴染みの M木さん風な語り口 を想像ください・笑 )


  寝酒に一杯のつもりだったが… 明朝・午前3時30分の起床は大丈夫なのか??? 俺。。。 


 
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 午前4時15分。  夜明けの暁に照らされた 東北道 を北へと… 毛鉤支度を満載した MAZDA / BJFW を走らせている。。。 

昨晩、重ねた ”白霧島”ロック は「 かぼす割 」にしていたお蔭か? … 酔い覚め そして 寝覚め すっきりと… 起床予定時刻に布団から抜け出すことに成功 !!


 先ほど通過した 三本木PAの先にある気温表示は14℃を指していて、、、すこし肌寒さを感じる9月の夜明けを迎えていた。。。

 さて・・・と。。。  そろそろ… 古川ICに差し掛かるが、、、どうする ??
今朝の釣り旅の行く先は、、、荒雄か? 馬場目か? それとも… 猿ケ石か?  


 ふと、、、迷い続ける自分の脳裏へ "秋の朝日に輝く 「早池峰神社」 の佇まい" が浮かび上がり、、、それが馬場目川での釣りシーン、、、そして荒雄川の秋風景に上書きされていった。。。   なんとも理解不能・不思議な出来事。


 霊験あらたかな「早池峰の神様」が俺を呼んでいるのか。。。
 
 うん、、、なら、、、最初の行先は決まった!!


岩手県 遠野市 附馬牛 大出 にある 「早池峰神社」 へ1年振りに詣で、、、神前にて "迷い続ける自分"が 山女魚釣りしても良い流れを 伺ってみよう 。  

それが 「早池峰の神様」 の思し召しか。。。 
 

 

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 クルマは、古川ICを通過して、、、東北道をさらに北へ向かい、、、一関 ~ 前沢 ~ 水沢 ~ 北上 ~ 花巻JCを経由して 釜石道へと分岐、、、そこから 終点の遠野IC までの途中は やませ風 の影響なのか? 深い朝霧の中を走り続け、、、R283へと合流。。。
ここからさらに遠野市街でR340へ分岐し、カッパで有名な土淵の集落から県道160号へと入って附馬牛の集落 、、、そして 「早池峰神社」 のある大出集落まで、、、一気通貫ノンストップのドライブ。。。

 こうして、午前6時45分、、、 「早池峰神社」の山門前に到着。。。

 

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 門前は早朝の内に掃き清められており、、、苔むした木製の鳥居を眺めながら、、、古色蒼然とした山門を潜ると、、、そこは 静謐 の御神域。。。

  長い参道の両脇には杉木立のご神木が秋の朝日に照らされ屹立つ・・・そんな霊験を湛える風景。。。


 参道を進みながら… 昨年改修された拝殿の藁葺屋根が描くアールの美しさに見とれて居たら。。。 目前を左から右へ、、、ゆっくり通り過ぎながら、、、立ち止まった生き物の影。

 『 神前への再訪が遅かったナ。 堅固で居たのか? 』 とでも言いたげな素振りの "夏毛を纏ったテン" が円らな瞳で自分を見詰めていた。。。  早池峰の神様が化身なのか ?


立ち止まったまま静止する "美しい夏毛を纏ったテン" としばし目線を交わしていたら、、、今朝の"迷い続ける自分"の再訪が、、、霊験あらたかな 「早池峰の神様」 からの思し召しだった事に改めて気付かされて。。。


 『 判ったようだな? これからも不惑真直な精進を。 大酒は控え体を愛えよ。 それから、山女魚の釣りは神前を流れる猿ケ石が良いな。 』 御言葉は脳裏へ一瞬にして届き・・・ 伝えたぞ ! そんな風情の仕草で頭を振ると、、、 "夏毛を纏ったテン"は自分の視界からゆっくりとその姿を隠して行った。。。 

 

 早池峰の神様の神前に詣でる度に、繰り返される「御業」がまたも、、、 シックスセンス(第六感)には全く乏しい自分にとって…なんとも理解不能・不思議な出来事。

 
 
 
 門前にある 民宿「わらべ」 の ご主人・佐々木さん から以前、早池峰神社の神様に纏わるお話しを伺った折には、、、まさか、そんな事が… と思ったが、、、川辺で数多の夕暮れを一人で過ごした現在の自分なら、、、そう云う不可思議な事も在るだろう… と信じている。   肉眼には見えない、、、心の眼、、、に感じ写される"何か"はあるのだと。。。

 特に、、、この遠野という土地には"何か"が強く発信されているのだろうと。。。

 

 
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 霊験あらたかな「早池峰の神様」の思し召しによる 山女魚釣り は、それから午後2時まで続き。。。

猿ケ石川水系の本流、、、そして荒川、、、小烏瀬川、、、琴畑川、、、の支流群にも立ち寄ることが出来ましたよ。。。

 

 
 ただ、、、増水する支流・荒川での釣りの終わりに。。。

  よし、上がるか?  ん、、、いや待てよ…何となく…あそこに見えるポイントだけはヤッテおかねばダメなように感じる。。。

一見、、、何の変哲もない、、、ここまでもやって来たのと同じような深瀬のヒラキに在るポイントなんだが、、、
流れの当たり具合と流速から… 猿ケ石本流から遡上して来ているハズの デケ~山女魚 なら、、、この増水タイミングにだけ定位しそうな大岩の前に出来た 鏡のように静まり返っている小さなタルミ がどうも臭いナ。。。


  どれ、、、あそこで上りにしようか?  その前にと。。。

 大石の裏へと足音を殺して忍び寄り… そして何げに投じた トビケラ毛鉤#14 へ いきなり躍り出た デケ~山女魚 !!  40も軽く超えてそうな魚。。。


    ドガ…ンッ ! とでも表現するような 潜水艦が急速浮上するような躍動感溢れるライズ・フォーム !!


    トビケラ毛鉤#14 を ミッジ毛鉤 を吸い込むようにして捉え、、、そして、、、急速潜航した !!

 この心臓鷲摑みの光景を目前で 一拍半 我慢して見送り、、、  そして、、、確信のセットフック。。。


   グウ…ンッ 。。。    乗った !!


 水面直下に 巨大な白銀色 が反転するのが見えて、、、 山女魚特有の重厚で強烈な首振りローリングで大岩下のエグレへと突進を試みている。。。

R.L.Winston DL-4 7'6" #3 がグリップ上から強烈に撓り込んで、、、デケ~山女魚のローリングへ応酬するが、、、魚はさらに反転しながら今度は下流へと突進を試みた !


 鋭利になっていた岩角に6Xの先糸がテンション一杯に引っ掛かる様にして左右に走り、、、その瞬間、、、先糸がブレイク !    


   重量感から解き放たれ空を切る竿先に、、、思わず、、、  ああ~、、この~っ、、、ちくしょ~ ! と川辺で叫んでましたヨ。。。!  

 
そう云えば、「早池峰の神様」は… これからも不惑真直な精進を。 … と告げられたナ。。。そんな風に思い返し。。。
   
 すると、、、この大山女魚との出来事も、、、既に 神様 としては織込み済みだったのかと。。。 
 改めて、、、神前への再訪そして遠野への再訪がある様に。。。


 
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 こうして、午後2時。   「早池峰の神様」が見守り、、、 猿ケ石川の流れる 遠野市 を後にしていました。

 『 ま、、、山女魚の毛鉤釣り旅ってのは、、、行くと決めたら愉しくなってキテ、、、本当にイイもんだ。。。 』 by Nob "酔漢" Satou
    


 また何処かの川辺から。   河川漁期・最終月の9月も良い釣り旅を。。。


    


 

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2017/09/05

山女魚釣り師の9月

 遂に… 2017 河川漁期 の いよいよ最終月となる 9月 を迎えてしまいましたね。。。

日没時刻が急速に早まって行く 9月の夕暮れ は、、、ひと際、寂しさが募ってくるようです。 


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 山女魚釣り師は、悲喜こもごも…彩られた 今季の釣りシーンへの想い を胸に秘め、、、
 
大型の魚をバラシ… あるいは スプークさせてしまった… 決定的な"瞬間" を自らの釣りへ取り戻すため。。。 また、この夕暮れも、、、川辺・渓辺へと急ぎ足に駆け付けるようです。 

 
 

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 『 山女魚釣りシーズンの最終月となる9月。

日一日と日没は早まり、、、山女魚釣り師は残された時に急かされるように夕暮れの川辺へと向かう。。。

  移り往く"季節"への寂寥・・・・・

全ては充足した山女魚釣りの"旅"であったろうか?と… 自らへ問いかけてみる。


  川と渓は眠らず、、、そして、山女魚釣り師の"心"の釣り旅は続いて行く。。。 』  


 

 また、何処かの川辺から。   山女魚釣り師の秋…9月  さらに深く。。。


    


 

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2017/08/28

山女魚釣りの鼓動 ~ Heart Beat ~

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 8月に入って、「仙台七夕まつり」辺りから… もうゲンナリするほどの湿っぽい雨降り続き。。。
来る日ごと、上空に低く垂れこめる雲より弱く、時に強く… 降り続く雨。。。  

 日本海に長期停滞していた 低気圧 に向かい、北海道の東方に在る "オホーツク海高気圧" より吹き込んでくる… 冷たく湿気たっぷりの「やませ風」…が、、、仙台そして東北太平洋岸の各地にそんな天候をもたらしている。。。

こんな異常過ぎる「雨降り続きの天候」は、、、『雨師の雨雲』に見込まれてる 管理人・Nob が、、、8月に入ってから連日釣りに出ていたからでは? 、、、そんな疑惑も一部関係者の間で流れていたようですが。。。

 確かに、雨降り増水の間隙を縫って… 時折釣りに出ては居ましたが、、、この異常な雨降り続きの天候は管理人のせいではありません、、、以上についてヨロシクご理解下さい。(笑) 

  

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 改めて、、、先回の記事投稿よりインターバルを置いての投稿となってしまい、、、お立ち寄りの皆さんには失礼しました。

管理人にとって… 雨が降り続き、おまけに川も増水してたから …そんな言い訳して、ライフワークである"釣り旅"に出ていないハズは無く。。。
  
 ま、、、雨の多かったこの8月、佐藤Nobにとって、山女魚釣り旅以外にも 人生の上でヤラナイとマズい事 が多々在り、、、おかげで詳細なBlog記事をタイプしている間が無かった ! のだと。。。どうぞ個人的な事情お察しの程を。 

 

 
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 東北全域に 『大雨警報が発令』 された先日も、、、奥羽山脈の向こう側 (山形) なら雨の影響も少ないだろうと… 大雨が降り続いている 東北道 を経由して 山形道 ~ 寒河江川・大井沢 へとワイパー全開で向かってみたものの、、、 現地も大雨で流れは濁流状態。。。

 ダメだコイツは。。。

 ここで諦めればよいものを… 諦めきれず、、、『 それじゃ、もう一つ山向こうの庄内側…ならどうだ? 』 と、、、釣り的な"スケベ根性"を起こしたのが"運の尽き"。。。 


 ここから、愛車 BJFW を大雨・強風の中、、、ワイパー全開で 月山 を"六十里越"させて鶴岡市側に入り、赤川水系の早田川、、、大鳥川支流群、、、全てが増水濁流状態になっていて ダメ !!!  ( 当たり前だ )

 この時点で午後5時30分。

挙句の果てに、、、『 ここまで来たなら、毒喰らわば皿まで 』と… ついでに新潟・山形県境の "笹川流れ"沿いの河川群(五十川・温海川・小国川・・・) まで 東北日本海道 をひた走って足を延ばしたが、、、全てが増水濁流状態になっていて ダメ !!!  ( アホじゃないのか! ) 

 この時点で午後6時30分。  日没。 


 結局、一度も竿も出せずに、"大雨がザーザー"と降り続いていた日本海を眺めに行く 往復走行距離 400km の単独ドライブ となってしまい。。。 (笑)


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 しかし、、、「何」が自分をそこまで駆り立てるのか?  

以前、、、或る人から 『たかが…魚釣りで。。。』 と、面と向かってチクリ!と一刺し、、、皮肉をイタダイタことも在ったが。。。

  『  Passion ( 情熱 ) や Heart Beat ( 鼓動 ) で生きるコトは… いけないのかい?  』   by Nob Satou

 そう答えておこう。。。
自らが、、、どうして・・・そうなのか?、、、自分でもよく判ってはいないのだから。。。

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 そう云えば、、、今日 8/28 が 齢54の誕生日 だったことに… 昨夜、長男・初春から指摘され、おっ! そうか… と気付いたとこデス。。。  

 16で始めた 西洋毛鉤釣り は38シーズン目もあっという間に終わりに近づいてしまい。。。  くそっ! 未だ釣り足んねーゾ 。。。
  

 
 この長雨による増水が引き始めたら、、、釣りも良くなりそうですね。

また、何処かの川辺から。  お立ち寄りの皆さんも良い釣り旅を。。。
 

 


■ 1983. 自分が20歳を迎えようとする3月、東京・中野サンプラザでの 佐野元春 Liveから。
  印象的なモノクローム映像で"ロードムービー"仕立てとなった 名曲 「Heart Beat ( ハートビート )」 を。

  長いコンサートツアー制作の旅に出ていた折、佐野さんご本人より承諾戴いて命名した… 長男の初春 ( もとはる / 宮城教育大学 ) も先の12月で20歳を迎えて、、、『54歳の父』となった 佐藤Nob が辿って来た道を、、、当時の自らを、、、"ハタチのもとはる"君へと投影している。。。    

 
 佐野 元春 / ハートビート (ライヴ1983) 

 

    


 

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2017/08/08

真夏の山女魚 ~ 雨師の夏休み ~

 迷走する 台風5号 の北上に伴なった密度の濃い雨雲が東北南部に掛かり、、、仙台では昨夜半から断続的に降る激しい雨 … そして強い風まで。。。

 「仙台七夕まつり」も 8/8・本日 が最終開催日となっているが、、、こんな悪天候では観客の出足も一気に鈍ってしまったコトだろう。。。
自宅裏の 広瀬本流 も、上流に位置している 大倉ダム からの"緊急放流"を受けて一気に水嵩を挙げており、、、台風の進路にもよるが、暫くは釣りも難しい状況に見えている。。。 
 


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 通常業務の作業が悪天候の影響もあって捗らない … こんな午後だから、、、 

普段なら 『 川辺での釣りから戻った深夜… 消耗した毛鉤の補充作業前に 』 忘れっぽい自らの忘備録として付けている "晴/雨.Blog の記事更新" でもするに限るか? そんな思い付きでタイピングを始めている。。。 
 


8月上旬まで直前の 4釣行分 の記事更新が "酷暑下での釣り疲労" と "帰宅後の水分補給=焼酎ロック 飲酒" のせいで、、、ま、イっか… と理由も無く記事更新をスキップ してしまい… それぞれ当日の釣りはどうだったのか? おぼろげな出来事は「日々が上書き保存される」単細胞な 管理人Nobの記憶 ではマッタク頼りにならず。。。


 取り急ぎ、それぞれの釣り場面で管理人Nobが撮影していた画像をご覧の上、、、お立ち寄りの皆様自らの想像力にて内容補正し、、、現場の様子をご理解戴ければ幸いです。。。 (笑)  

 
 
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  夕暮れの群青色に染まる奥羽の山々、、、  

  夏色濃い広葉樹林からの洩れ陽、、、

  濃密な夏草の香り、、、

  夕立に煙った川面、、、   そして、、、眼前に群がる メジロアブ の羽音。。。 
 


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 #18の鉤に極々薄めのドレッシングで巻いた "アブ"のパターン が、濃密な夏の東北の川では魚達の好みに合うようです。


 そう云えば、、、気温の高い真夏の日中は特に… フライライン のコシが"トコロテン"状態になっちまって釣りヅライこと頻り。。。  
 ドリフトを謳い文句にしている繊細なテーパーで柔らか目な素材のラインは夏休みにしてあげて、、、 レギュラー・テーパー系の腰の強いラインも遠征用に用意しておくと、、、蜘蛛の巣バリバリな川辺で猛暑下の釣りではきっと助けられますよ。  ご参考まで。。。 

 

 
 この台風の増水が収まったら、、、ワンチャンス訪れますね。

 また、川辺から。   8月の良い釣り旅を。。。
    


 

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2017/07/25

雨の400km ~ 16時間耐久 ~

 ダラダラと"良い雨"が降り続いてますね。。。 


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 今年は雨無しの 空梅雨 になっちまったか ? なんて気を揉んでいたら… 『海の日』辺りからこのところ、東北の上空には日本海から太平洋へと横断するように"梅雨前線"が停滞し始めて… 待望していた 「梅雨らしい雨降り」 の日が続いている。

 そんな"梅雨前線"からもたらされる 『雨』 はまた、、、川底で増水による羽化タイミングを待ち続けていた"水生昆虫" と これを餌として成長を続ける "山女魚"・"岩魚"… そして、この食物連鎖の関係性を川辺で追い掛ける "西洋毛鉤による山女魚釣り師" にとっても 『恵み』 となって。。。


〇〇 雨降り時 とか 黄昏時 ましてや 夕闇時 なんて… 一般的な釣り人の時間ではない、いわゆる"瀬戸際"とも呼べる環境下・タイミングでの "気配で感じ取る センシティブな毛鉤釣り" は、、、えらくスゴイコト ・ とんでもない結果 になるのを、、、数多の現場経験を経て来た 熱狂的な釣り師 なら ( 註: 先天的に判っていらっしゃる"天才"的な釣り師であるアナタは別にして… ) ご存知かも。。。 〇〇


 一昨年来 『 雨師の雨雲 』 に見込まれていた自分としては、、、いよいよ"我が季節の到来"ってなコトで。。。

ホント、、、雨空を見上げながら、やっと雨が降ってくれたか ! と、、、傘の下から ほくそ笑んでました。。。 

 


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 さて、、、 昨日、東北に"大雨警報" が発令された下での… 釣り旅のハナシ でしたね。

東北に大雨をもたらした 『 雨師の雨雲 梅雨Special 』 との 追いつ追われつの"シーソー・ゲーム"。。。  そんな釣り旅は、午前3時・深夜の "クリップル・ビートル 毛鉤巻き" が切欠になっていて。。。 

 

 ウ~ン、、、 今夜は毛鉤の仕上がり具合がバツグンに良いナ。。。  

    ナンと云っても… ハックルの巻き上りがバツグンだからか ?


秘蔵していた ホワイティング・ハックル のシルバーグレードは、、、改めて感じたが… 素晴らしいナ。。。

    このファイバーの 輝きと色艶 は、、、どうだ。。。  ウーン 素敵だ。。。  ( ホレボレ… )

 フム、、、何処かで… コレもちょいとだけ試したいナ。。。


    行くか…   

    ウン… やはり、、、  川辺で試すのが一番だナ。。。  行っちまうか !

 

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 そんな訳で、、、断続的な 大雨降り の下を 仙台 ~ 古川IC ~ 鳴子温泉 ~ 荒雄川C&R B区間 ~ 秋田・ Y川 ~ (鳴子温泉まで R108 を折り返し) ~ 山形 ・ 小国川水系 ~ 山形 ・ 寒河江川 ~ 山形 ・ 月布川 ~ 山形 ・ M川 ~ 仙台 の大廻ルートで、、、全走行400km / 釣り時間 + 食事・仮眠時間 含めて全16時間 の釣り旅。。。


 しかし、、、我ながら、、、これにはビックリでしたよ。   正直、、、自らに… 呆れている ( 決して、釣り飽きることはないのだが… 笑 )


 ちょっとした思い付き から出掛けた 早朝だけのチョイの間の釣り のつもりが、、、 『 雨師の雨雲 』 との追いかけっこの釣り旅… になってしまい、、、行く先々の川辺で 『大雨』 が後になり前になって降り続くものだから。。。

 ついつい、、、未だ試しにも釣り足んね~ゾ!!  そんな風に アツク なってしまって。。。 

 

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 「雨中のヒットエンドラン」… そんな誠に慌ただしい毛鉤釣り。。。  大雨下の流れが増水してニゴリ始め、、、そして水位が急激に上がる前には、、、次の目的地となる 雨が未だ少ない土地 の流れへと向かって、ワイパーをフルにしたクルマは走っている。。。


 ま、、、そんな ズブ濡れの釣り だったからこそ、、、深夜に巻き貯めた "クリップル・ビートル毛鉤" が威力を発揮してくれて。。。


 
 
 ズブ濡れのままクルマをドライブしていた『 雨師 』がこうしてまた一つ、、、"瀬戸際"における毛鉤釣りの経験値を深めたようです。。。 (笑) 

 
 また、何処かの川辺から…。  夏休み期間の良い釣り旅を。。。

 


■ Vo.ハリー が曲中で唄っている 「 傘の中から じっと… 雨を見てたのさ 」 … そんな雨降りのワン・シーンが、、、自分の中で … 美しく、そして強烈な心象風景 … となっている名曲。


 The Street Sliders / のら犬にさえなれない

    


 

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2017/07/14

雨がもたらした混沌 ~ セットフック考察 ~

 東北南部に掛かった梅雨前線からの雨雲は夜半より上空を覆い始め、、、早朝より、断続的に降り続く雨が訪れていた。。。

そんな雨も昼前には上がって… 宮城中部の奥羽の山沿いに設置されたテレメータの数値では、、、降り始めからの累加雨量は概ね20mm程度。

 
 南東北・仙台では晴天・少雨・高気温が続き「カラ梅雨」気味となって、、、大きく渇水を続けていた今シーズンの広瀬川の流れ。。。
 
新たに降った雨水が流れにもたらしてくる「波乱と混沌」 … 水棲昆虫 と 山女魚 とそれらを追い続ける毛鉤釣り師にとって、、、それは待望していた「膠着する局面打開」の雨となって。。。 


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 その夕暮れ。。。

洗車したばかりの 愛車 BJFW をズブの泥だらけにしながら … ( 僅かにでも、林道への入り口で躊躇したコトを告白しよう ) … 水溜りがアチコチに残った林道を走り抜け、、、様子見に立ち寄った 広瀬川の上流域。。。


未だ陽射しの明るさが残った渓の水辺には、、、大型のモンカゲロウがチラホラと羽化する姿が。

そして、橋の下に見える岩盤の際では、流下して来るモンカゲロウのフローティング・イマージャーを狙っているのか? 良い山女魚が流心直下で定位しているのが見えている。。。


  こいつは、、、朝方のフレッシュな雨水が入って、カラカラだった渓の流れに"生気"が戻ったナ。。。 

 

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 どれ、、、久しぶりに、、、この流れを試してみるか ?


 雨後の酷い蒸し暑さが居残っている川辺で釣り支度。。。

R.L.Winston DL-4 7'6" #3 へ Waterworks P-1 を組み、、、引き出した全長15ftでまとめた 7Xの先糸 へ手製の"ブラ下がり系"トビケラ・ピューパ毛鉤 #18 をフリーノットで結束すると、、、満載状態のSimmsベストの下の背中には大きく汗がにじんでいた。。。 


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 こんな 雨後のワン・チャンス! とも云える夕暮れの釣りだったが。。。 ここへ正直に白状してしまうと。。。

上にある魚をポンポンと快調に出した後、、、  その後、、、何故か ?  5つ ( 4つは8~9寸級の太い山女魚、、、1つは尺前後と見た丸太のような太いトルクのある岩魚だった、、、) 連続して、、、ネットを左手にしながら、、、 ランディング目前でのバラシ (鉤り外れ) !!

  ウ~ム、、、 1つ目、、、2つ目、、、のバラシまでは、ブッシュマスターF方式に云うトコの『ご縁が無かった!』ってコトで、、、まぁ勘弁、、、そこは「どヘタクソ」と笑って自分の釣り心のウチに消化出来るのだが… 

  いよいよ、、、 3つ目で鉤先の状態を疑い、、、 4つ目では自らのウデにブチキレてしまい!、、、 5つ目では流石に道具立てによる原因を疑ってましたヨ。。。。。 



  良い魚を引き出し、、、それが次々に目前まで来てから バレ まくると、、、僅かにある毛鉤釣り師の矜持が。。。 もろくも崩れ去って。   夕暮れの川辺で、突然「混沌とした状況」に陥ってしまい… 途方に暮れていました。

  

 ライズを確認して、、、これを一拍半見送り、、、 ラインを滑らせながら、、、いつも通りの遅アワセ ( レイト・セットフック ) でタイミング取りはバッチリ! なハズ。。。

 そこから、竿をタメ、、、魚の重厚で鋭いローリングにいつも通り応酬しながら、、、7Xをかばいつつ、攻守してイナしながら、、、幕引き段階のランディング場面でバレてしまう。。。  

 
 
 傷心の帰宅後、、、この現象の原因を辿ってみて… 幾つかの心当たりが浮かび上がっていたが、、、それは後の祭り。。。  

 『 川辺で問題をアジャストする・結果を残す 』 のが"知性の備わったホンモノの毛鉤釣り師"なのだから。。。



 次男・豊夏 ( ゆたか / ブラウブリッツ秋田U-18 ) が活躍する フットボール の分野で、、、自分が尊敬し、また今もその発言を追い続けている 元・サッカー日本代表監督 イビチャ・オシム さんは、以前こんなコメントを残されている。

-------------------------------------------   

 「確かに私はサッカーにおけるインテリジェンスをよく口にしているが、それを説明しろというのは難しい。いいサッカー選手はまるでいい料理人のように、まるでいい職人のように、そしてまるでいい将軍のようにどのような状態においても答えを導き出すことが出来る。インテリジェンスとはそういうものだ。

 つまり、知性とは何の仕事においても共通する普遍性があるもの。サッカー選手はどの状況においてもその場で問題の対策を見つけて解決しなければならない。サッカーの場合、ピッチ上では経験したこともなく、予想もできなかった事態がよく起こる。そんなときにイノベーションを持って、すぐに反応することが大事だが、それは容易なことではない」

 引用: 『フットボール批評issue02』(カンゼン、11月4日発売)
 
-------------------------------------------  


 ありがとうございます、オシムさん。。。


自分には、、、インテリジェンスの錬磨がもっともっと必要なようです。

「終点なき毛鉤釣りの深淵… へようこそ」ってコト… ですね。  命ある限り… 頑張りましょう。



 また、、、何処かの川辺から。  良い釣り旅を。。。
    


 

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2017/07/11

My Ever Changing Moods ~ 荒雄川C&R B区間 ~

 今日もまた、、、真夏日となった快晴の東北道を北へと、、、クルマを走らせている。
時計は 15時30分 を廻ったところ。

中天に在る燃えるような陽差しは西に大きく傾き始めていたが、三本木PAを過ぎた辺りの路肩に在った 気温表示は「31℃」だった。

 エアコンの冷気がヒンヤリと効いた運転席だが、、、夕暮れの川辺を遡行中に、川風が吹いて急激に気温が下がってしまった場合を考え、いつもの撥水アンダーウエアの上下 + 吸汗素材のミッドウエア + ロングスリーブ・シャツ の釣り支度を着込んでいたから、、、背中は既に汗ばんで、サウナのような湿り気が少々。。。 

 

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 まぁ、、、すべては流れの様子を見てから… 決めるか?  流れの水棲昆虫の羽化が薄暮時に起こると良いが、、、この気温そして天候だと日没後の暗闇まで待たないとダメかもしれない。。。

 それなら、明るいウチは前から気になっていた支流・I沢の方へ様子見に入ってみても良いナ?  あのトンネル状の藪の掛かり方なら、、、この暑さでも明るいウチから魚は反応してくるだろうか。。。

  

こうして… 16時30分を少し回った頃の I沢 着。。。   この夕暮れの釣り旅が始まっていた。 
 

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 18時30分を過ぎた頃、、、ハッチを期待していた本流側へと移動して。。。

 

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 しかし、呆れるくらい、、、高気温そして晴天の流れには薄暮時でも水棲昆虫の羽化が未だに見えず。。。


う~ん、、、これから、、、この日没時刻 (黄昏~夕闇) から21時くらいまでが 今夕の羽化のプライム・タイム だろうナ。。。 

 広瀬本流式に夕闇の釣りでネバってみるか?   だが、、、その後の暗闇下でクルマまでの川の中の帰り足が心もとないナ。。。   しかし、、、羽化の様子もなんとか確認したいのだが。。。 
  

  ま、、、人気の無い… 「熊 出没中」だという鬼首の山ん中で、、、単独での夜釣りは ヤメとく のが賢明か。。。 

そんな風に思い直し、、、今夕は打ち止め…と、夕闇が降り始めた川辺より引き上げた次第。 
 


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 夕闇の降りた荒雄川辺には、気温差による "川霧" が漂い、、、足を止めて、、、思わず見とれてしまった 『夕暮れの幻想風景』 を皆さんにも。 

 また、何処かの川辺から。  良い釣り旅を。。。 
 
 


■ 一人で立つ川辺でも… 千々に釣り心は変わって行くのだが。。。 『変わりゆく心』 (佐藤Nob の怪しい邦題訳で) という曲をあなたに。。。
   Bass弾きとしてプロを目指していた大学時分、、、参加Bandで仙台のLiveHouseに出演した際、ステージのオープニング・テーマとして流していた 『スタイル・カウンシル』 の名曲を オルガンの名手 ミック・タルボット のバッキングによる ピアノ・バージョン で。


The Style Council - My Ever Changing Moods (Piano Version)  

 

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2017/07/08

7月の夕暮れ ~ Live Unplugged ~

 

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 雨の少なかった6月が過ぎ… 7月を迎えた途端、北上して来た梅雨前線と台風による大雨。。。

5月以降、カラカラに干からびていた南東北・仙台周辺の河川にも降雨による水の流れが戻り、このところ中弛み気味だった水生昆虫たちの "羽化" もこの雨降りでやっと加速していくようです。 

 ま、、、自分が待ち続けた雨も降り。。。  これで、、、やっと毛鉤釣りの季節本番を迎えたってコトでしょうか。

 

7月に入ってからも、、、夕暮れ限定の 『 同行二人となる山女魚釣り旅 』 は秘かに続いていました。

今年の夏至も過ぎて、夕暮れ毎に 日没時刻 がどんどん早まっていくのを… 晴天あるいは雨天の美しい黄昏風景の川辺に実感しています。


 

 
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 さて、、、今夜も毛鉤巻き作業に掛からねば。。。


そう云えば、、、このところ川辺では、蟻や甲虫といった"陸生昆虫"を模した毛鉤が必要になって来てましたよ。

 夕暮れ時の釣りに限定される自分は、、、それでも 極小型トビケラのピューパ(サナギ) #20~#22 くらいの毛鉤をしこたま巻き貯めしているのですが。。。   こいつが、薄暮に集中流下している場面に出くわすと… 山女魚 が競って毛鉤に反応してくるから… 針ハズシが面倒になるくらいになっちまう場面が多いです。。。 ご参考まで。


 また、何処かの川辺から。  7月の良い釣り旅を。 

 

■ ダミ声好きな自分が、、、7月の夕暮れに川辺へと向かう際のドライブBGMに選んでみた名曲。
   超豪華な共演メンバーの演奏が、、、また素敵だ。


 Rod Stewart - Maggie May [Live Unplugged Video]

 

 

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