広瀬本流

2017/04/26

雨師の春雨 ~ 濡れて候 ~

Dsc019072_2
■ 愛竿 R.L.Winston DL-4 7'6"#3 + Waterworks P-1 Japan限定色

■ 愛竿 R.L.Winston DL-4 7'6"#3 + Waterworks P-1 Japan限定色
 


 河川の釣り解禁を迎えた、、、3月。  そして、、、桜の花が舞った、、、4月。

自分が、、、天候を司る "ナニモノ" かに見込まれちまったのか? ・・・ 昨秋以来、付き纏っている 「雨師の雨雲」 は、釣りする頭上へと何時の間にか 荒天 を呼び込んで・・・ 今シーズンは毎度、春雨降る下での釣り旅が続いている。

 ま、、、雨天下の釣り・・・が嫌いじゃない、、、寧ろ・・・水生昆虫の"間際な羽化"活動が促進され、それに依って魚の活性と食い気も誘発されるため歓迎・・・ OK!なのだ。

 ではあるが、、雨降りの川辺で釣りしてる側にしてみれば、、、じんわり降り続く春雨で全身がズブ濡れになってる状態は・・・えらく寒いんだよ。 そこだけが・・・ね。  

 

 この春はそんな雨の下、、、宮城県内を流れるあちらこちらの流れを彷徨いながら、、、釣り旅を続けていました。 


Dsc019102 

Dsc019212 

Dsc019232 

Dsc019252 

Dsc019292 

Dsc019302 

Dsc019322 

Dsc019342 

Dsc019362 

Dsc019412 

Dsc019442 

Dsc019462 

Dsc019472 

Dsc019492 

Dsc019482 

 


 ついでに、この4月・・・ 自分にとって無二の存在でもある人からの"アドバイス" ・・・をもらって、、、現在、37年ぶりの、、、「禁煙に挑戦中」 なのだが、、、

 毛鉤巻きの後で、、、そして川辺でのハッチ・ライズを待っている時間、、、流れを考察する時間、、、の手もち無沙汰なイライラ加減、、、は精神的に大変にツライもんです。。。
   
 もう一度、、、永年のニコチン中毒患者として、、、声を大にして、、、このBlog上で臆面もなく云ってしまうが、、、く、く、苦しいっス。。。    は~、、、こんなアカラサマな喫煙願望をタイプしていると、、、多少気も紛れて・・・すっきりした !


 ま、、、「雨師の雨雲」 そして 『喫煙願望』 を自らの意識から強く振り払いながら、、、この春の釣りは続いて行くようです。

 また、煙の無い・・・川辺から。。。  G.Wも良い釣り旅を。。。

 


■ そぼ降る春雨の下・・・に似合う名曲。  
  
   ちあき なおみ / 黄昏のビギン

 
 

ブログランキング・にほんブログ村へ



| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016/09/06

細流の山女魚 ~ 広瀬川 ~

Dsc018262


 

 台風10号が猛威を振るい、東北地方にもたらした強烈な豪雨・・・による"増水"が広瀬本流にも続いている、、、日曜の午後。。。

 宮城県内と隣県の主だった流域に設置された「水位テレメーター」からの数値データをWeb上に追い掛けている。  

 しかし、、、先の台風通過後も、断続的に降り続いている「秋雨」のせいで・・・未だ水位計それぞれの数値データは高いまま推移している。
 
 
 そして再び、、、新たな台風が日本に接近とのニュースも流れ、、、この増水が9月一杯継続したまま、、、この漁期終わりを迎えてしまうのかも。。。 そんな心配すら現実になる可能性もあって。

  
 ま、、、広瀬本流の増水の様子見ついでに、、、久しぶりで出掛けてみるか。。。
念の為・・・毛鉤支度をクルマに積み込んで・・・と。。。

 

Dsc018282 
  

 普段、、、目的の流れへと向かう道筋の通り掛かりついでに、橋上から眺めている・・・いつもの細流が、、、この増水で毛鉤釣りするには丁度良い・・・理想的な水位・水量になっている。。。 


 いや~、、、なんとも素晴らしい !  この流れから・・・増水に乗って遡上して来た「サカナっ気」を強く感じるナ。。。

   なんなら、、、この流れを試しても良いんじゃないのか ?


   折角だから・・・ どれ・・・ やってみるか。。。 
 

Dsc018302 

 増水した流れを静かに遡行しながら、、、ガンガン瀬のヒラキに位置した"カケアガリ"の石回り・ブッシュ周りへ遠目の位置からのピンポイント毛鉤投射。。。

 #18のトビケラ毛鉤がそんな際どいスポットへ差し掛かると。。。


    モヤ・・・ッ !    水面直下へとモジルように、、、流れるトビケラ毛鉤が静かに吸い込まれ。。。


 そんなライズを一拍半送り込み、、、ラインを滑らせるようにして穏やかなセットフック !!


    グウ・・・ンッ !    乗った。。。 
 

Dsc018272 

 ガンガン瀬の水面直下で巨きな白銀色が反転し、、、下流へと向かって、、、グングンと腰のあるファイトで奔り下って行った。。。

 R.L.Winston DL-4 7'6"#3 がバットから美しいベンディングでロードして、、、そんな山女魚の疾い重厚なローリングに応酬している。。。 


 こんな風にして、、、普段なら思いも掛けない、、、増水する広瀬流域の細流から祝福されたようです。
「ケガの功名」、、、そんな結末だった山女魚釣り。。。


  また川辺から。。。  9月の良い釣り旅を。。。
 

ブログランキング・にほんブログ村へ


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016/06/09

川鵜食害について

Dsc017152  

 5月下旬に雨が降って以来、、、ここ暫くの 雨無し・晴天続き となっていた仙台。
市街地の広瀬本流の水流も日に日に干上がり、、、普段の水位では見通せない川底まで・・・ついに現れ始めたくらいの渇水。。。

 そんな酷い渇水だと、、、水位が下がった影響でプール毎に魚が溜まってしまい、このところ広瀬流域に大量出没する『カワウ』にとって餌取のし易くなった上流域へ飛来し、山女魚・岩魚を狙い始めているようで・・・

 JR長町駅前にある「中国料理・楓林~ふうりん~」マスター・S氏によると、、、6/8時点で上流域の「JR奥新川駅」付近の流れに『カワウ』が複数現れており、渇水したプールの中に隠れている 山女魚・岩魚 が大量に食害されている。  また、プール川底にはカワウ食害の為、傷つき死んでしまった大型の山女魚、岩魚の死骸を複数見かけた。 とのコト。
 ※ 管理人Nobも昨シーズン中に同じ流域で『カワウ』および『カワウ食痕のついた大型の山女魚・岩魚の死骸』を複数回目撃しています

 そんな目撃情報も寄せられており、、、『渇水』影響下の 『カワウ食害』 による魚たちへの被害・ダメージへ心を痛めておりました。

 
 広瀬・名取水系の『カワウ』被害対策促進 のため、関係窓口への目撃通報をお願い致します。

 ■ 広瀬名取川漁業協同組合 022-308-6448
 ■ 宮城県水産業振興課    022-211-2932  e-mail: suishin@pref.miyagi.jp

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016/04/20

4月の夕暮れ ~ 仙台・広瀬本流 ~

 穏やかな春の夕暮れになりましたね。

 3月の末から、、、業務や自分の父の一周忌法要、そして家事雑用、さらに下の息子・豊夏が所属する プラウブリッツ秋田U-18 の秋田県U-18リーグ第一節の試合観戦で由利本荘市西目町まで日帰り・遠距離な弾丸ドライブを敢行したり・・・ この春はいろいろと忙しく。。。

ふと気付けば、、、自分の毛鉤釣りも暫く出来ないまま、4月もあっという間に下旬に差し掛かって。。。
慌てて・・・この夕暮れに向け、、、自宅裏を流れる広瀬本流へ山女魚釣りに駆け付けていた次第。


Dsc015992 

 
Dsc016012


 
 雪の少なかった冬を越え、雪代も既に終わり掛かった広瀬本流で、、、午後4時を廻った頃、、、早瀬の川面に エルモンヒラタカゲロウ の散発的なハッチを目撃。


 このエルモン目撃で、、、釣る気が盛り上がったところに、、、頭上で旋回する 川鵜 の姿が視界に飛び込んで来て。。。  

 あーーっ!  またか、、、こいつめ !! 
 

一昨年頃より、、、広瀬本流の全域に 川鵜 の姿が目立ち始め、、、この春は自宅裏を含む広瀬本流のほぼ全域で毎日の様に目撃している。。。

 昨年、数度にわたった大出水による流れの変化で、川底の石は流されて大きく岩盤が露出し、、、さらに川辺のボサや葦原等の隠れ場を無くしてしまった山女魚達は、川鵜の食害による大ダメージを受けてしまったのか、、、水生昆虫のハッチは有れども日中はライズが殆ど見えない、、、沈黙した春の川面。。。 


 ○ 広瀬川に関係する者が、、、ここから本気で、河川環境の整備 ( ※ 護岸等の景観中心になってしまう整備ではなく・・・河川生物が優先された結果、ヒトにも環境にも優しい河川整備ですヨ、、勘違いなきように・・・宮城県の河川整備ご担当者さん ※ ) を通して、川鵜の食害対策に取り組まなければ、山女魚やサクラマス、それに漁協が力を注ぎ過ぎる鮎だって、あっという間にダメになってしまいますよ。 

 ○ ここで云う「広瀬川に関係する者」とは、広瀬川上流部にある水源域の急斜面にある森を 経済的な理由 で伐採 して保水力の低い杉林へと植林を行った結果、広瀬川の水位の増減に多大な影響を及ぼし、ひいては大出水の要因を惹起している森林行政関係者も含まれます。

  「予想外の大きな出水があったから、対策のための護岸工事・堰堤工事・・・」なんてドロナワな付け焼刃の対策ではなく、、、広瀬川に大出水をもたらしている要因・・・水源域の保水力が大きく失われるような森林管理・・・にこそ目を向け、手を着け、そして人の手・税金が投入されるべきでしょう。

   気になる方は、広瀬川の上流域・奥新川付近の山を歩いてみれば一目瞭然。  JR仙山線の車窓の裏側(見えない)にあたる斜面、そして国道48号線からは見えない斜面、、、そんなところで「巧妙に」コト(伐採工事)は運ばれているのですよ。   

 ○ 姿を見せてる 川鵜 だって食わなければ生きていけない訳だが、、、現状これまでに手を加えすぎた余計な護岸・景観整備工事で「ノッペリ」しちゃった広瀬川だと魚達の隠れ場・逃げ場が全く無いから、広瀬川が川鵜たちの格好の餌場になってしまっている・・・だから川鵜が多数、楽して餌取のし易い広瀬川・中流域へ集結している。。。と考えられる。
  この点を改善するだけで隠れ家が出来た魚たちとこれを食いたい川鵜たちの関係もイーブンになる( 自然本来の喰う・喰われるのバランスされた状態 )  そんな広瀬川本来の姿へ戻してね・・・ってのが、自分の考えです。

 ○ 仙台市街地を流れる広瀬川に、春先から山女魚釣りやサクラマス釣りの姿(仙台市民・宮城県民)は多数見掛けるのだから、これから国際的にお客を呼べる観光資源として広瀬川を見てみると、自分の考える河川整備がもたらす結果は、将来の観光都市・仙台の魅力として意味ある事ではないかと思います。


Dsc016052 


Dsc016102 

 まあ、、、日頃感じている広瀬川への思い入れを川鵜ネタに始まり、、、モロモロ語ってしまったが・・・それだけ広瀬本流での山女魚釣りは楽しいって事さね。。。
 

 自宅からウエーダー姿のフル装備で川辺まで3分も歩けば、、、夕暮れの山女魚釣りが楽しめるのですから。

 

Dsc016022 


Dsc016072 


 
 また川辺から。。。  広瀬川での良い釣り旅を。。。

ブログランキング・にほんブログ村へ


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015/05/20

五月の黄昏 2015

Dsc013072

 昼過ぎに昨夜から静かに降り続いた五月雨も上がり、、、穏やかだった午後の時間は、川辺の風景を群青に沈めながら・・・染み入るように美しい黄昏時へと向かっている。。。

 広瀬川の瀬音に交じって、、、カジカガエルのコロコロ、、、コロコロ、、、という密やかな鳴き声が、川辺に満ち始めたようだ。


 この春、カミさんが亡くなって以来、、、すでに6年目を数えた父子3人による暮らしも、息子達の旅立ちの季節を迎えておりました。

 長男・初春(もとはる)は小学校の教職を目指し、宮城教育大学 (当・晴/雨ブログに度々登場される 棟方有宗准教授 が教鞭を執っていらっしゃる大学ですね。) 進学。

 また、プロ・フットボーラーへと自らの将来を賭けている次男・豊夏(ゆたか)は、セレクション合格を経てJ3・ブラウブリッツ秋田U-18(ユース)へと入団。 亡き母が生まれ育った町の下宿先へお世話になりながら、15歳の一人暮らしでフットポール漬けの毎日。

 あれから少し逞しくなった息子それぞれが、そんな自らの目標へと旅立った春。。。
キャンプ生活仲間が減ってしまったオヤジとしては、、、時々に心寂しさを感じて。


■ 5月2日 自分の父が急性心不全の発作により、急死しておりました。
 
  亡くなった夜、いつものように『もう帰るのか?』と見送ってくれた父の言葉が最後となりました。
  幼かった自分へ、仕掛け作りから、餌掛けの仕方まで、丁寧に教えてくれた父と初めて鮒釣りに出掛けた朝の風景が、ふと・・・脳裏に蘇っておりました。


 亡くなった父へ。。。
 
『子はおそらく生涯今日を忘れないであろう。 子は成長して言葉やアルコールで心身をよごし、無数の場所で無数の声を聞きつつ緩慢に腐っていくことだろうが、父のこの叫び声だけは後頭部にひろがる朦朧とした薄明かりのなかでいつまでも変形せず解体しないで小さな光輝を発していることであろう。』

 開高 健  著 -フィッシュ・オン- 新潮社   より 一部抜粋


 記憶に残る釣り旅を、、、またどこかで。
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014/08/24

往く夏の川風 2014 前編 ~6月そして7月~

 5月末にBlog記事更新して以来、、、時と共に多くの川水が 広瀬川に掛かる牛越橋(うしごえばし) の下を流れ過ぎてしまったようです。

 休筆期間も、、、相変わらず「山女魚釣り師の密やかな旅」は続けられていました。 

 
 山女魚が夕暮れの川面に熱狂を続けた6月、、、  その月末の川止め期間中には、亡くなったカミさんの数えて5回目となった命日を迎え、、、 同行二人となる「静謐な6月の釣り旅」の記憶。

   広瀬本流 そして 上流域 、、、  新婚時代カミさんと訪れていた 山形 T川 、、、


 夏至を過ぎ、日ごと季節が進んで行くのに従い、吹いてゆく川風にも熱暑が篭りはじめた7月、、、  高校・中学それぞれで最終学年となった息子達が出場していた部活動の大会観戦、、、 その僅かな時間の合間を縫って出掛けた「小さな釣り旅」の記憶。

   広瀬 上流域 、、、  下の息子の釣り好きな部活仲間と訪れた T池 、、、


 こうして、、、川辺での場面ごとに画像を編集しながら気付いたのが ・・・この6月から7月にかけて記憶されたそれぞれの釣り旅・・・ には、今は亡きカミさんや息子達と共に自らが過ぎ来た時への 感謝 がおぽろげに映し出されているコトでした。。。


Dsc009792


Dsc009832


Dsc009852


Dsc009872


Dsc009902


Dsc009912


Dsc009952


Dsc009972


Dsc009982


Dsc009992


Dsc010022


Dsc010042


Dsc010092


Dsc010122


Dsc010152


Dsc010242


Dsc010262


Dsc010322


Dsc010362


Dsc010432


Dsc010442


Dsc010452


Dsc010472

 この夏は、そんな訳で自らの山女魚釣りばかりに集中出来ない状況でしたが、、、却って一歩引いてみる、、、そんな心理的余裕が良かったのか?   川辺に立てた時の感覚は柔軟に研ぎ澄まされ…流れ全体を見通すコトにも繋がって、、、 また一段、、、自らの釣りで停留していた 境地 を僅かに越えられたと自覚していました。


 立ち寄っていただく皆さんにも良い川風が吹きますよう。。。   初秋の良い釣り旅を。
  


※ 個人的事情で休筆期間のインターバルが長くなってしまいました。  今回の記事「 往く夏の川風 2014 」は画像コンテンツが多いため、今回を前編として 6月から7月の釣り旅 を、、、 そして 8月の釣り旅 は後編として近日中にアップロードいたします。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014/05/31

五月の川辺で

 黄昏時に吹く川風が爽やかな5月も、、、うかうかしているウチに月末を迎えて。

仙台市内に住むあなたの周りに、、、 17時を廻った頃、急にソワソワして・・・落ち着き無い様子で帰り支度を始めた"釣り好き"が居たなら・・・ どうぞ気付かぬふりで優しく見送ってあげて下さい。

 きっと、脇目も振らず急ぎ足で・・・・・モンカゲロウの激しいハッチがある広瀬川辺へと駆け付ける筈ですから。


 瞬くように儚く、、、そしてどこまでも優しい 5月の流れ 。。。
  
山女魚釣り師は自らの時間が許す限り、、、川辺へと向かい、、、そして。。。


Dsc009462


Dsc009492


Dsc009502


Dsc009522


Dsc009552


Dsc009572


Dsc009582


Dsc009612


Dsc009622


Dsc009652


Dsc009672


Dsc009692


Dsc009722


Dsc009742

 下の息子の部活仲間・・・そして自分にとっては中学生の釣り仲間でもある ガク君 の 毛鉤釣りによる初めての山女魚 の記憶。。。

美しい5月の流れが祝福してくれたようです。


 川辺でまた。  良い釣り旅を。。。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014/05/12

黄昏の魔弾 ~ 広瀬本流

 数日吹き募った強風も昨夜半には収まり、終日に渡って穏やかな晴天で迎えた・・・初夏の夕暮れ。

昼過ぎからバイスに向かい、、、薄暮に集中羽化する シマトビケラ の「 スパークル・ピューパ 」は塗装の剥げかかったR.ホイットレーのソフトトレーに並んでいた。

 水面直下を押し流されながら、、、それでも、、、ピクピク、、、と水底よりイマージングする小型のトビケラ。。。  その身に纏った イマージング・ガス は、 水面より僅かに差し込む西陽にギラッ、、、ギラッ、、、と反射して・・・  山女魚は熱狂する。。。


 強い川風の吹いた昨夕、、、流速のある深瀬ヒラキ側の流芯脇に水シワのような微かなライズを見付け、、、 すかさず流れの筋へダウンストリームに投じた トビケラ・ピューパ 毛鉤を捉えたのは大型の魚だった。。。

   グウンッ・・・     乗った !    よーし。。。 

   グン・・・グン・・・  グン・・・ フッ !    

         アアッ、、、  バレた。。。


 毛鉤竿を支える右肘に残った・・・魚の重量感。
セットフック後のローリング具合だと、、、 おそらく大型の山女魚。。。


 また明日の夕暮れ、、、そうココロ決めして、、、 逢魔が時を迎えた川辺を離れていました。

Dsc009402

 Review FC8303 とそのリールシートに収まる Lamson LiteSpeed1.5 を片手にフル装備の釣り支度のまま、玄関からわずかに国道を歩き、、、さらに住宅街を抜けると、、、5分後には広瀬本流の川辺へ到着。。。
 
 穏やかな日曜午後の川辺には川遊びの人影が多くあって。。。

石投げ派、、、 バーベキュー派、、、 犬連れ派、、、 ランナー、、、と多種多彩なお楽しみ。

なかなか賑やかな盛況ぶりで、、、これじゃあ・・・お楽しみの皆さんが家路に向かう薄暮まで待機だナ。。。


 午後6時30分を過ぎると、、、川辺の喧騒もさすがに失せて。。。

平瀬では シマトビケラ の散発的な羽化が既に始まり、深瀬のヒラキには ヒゲナガ も姿を見せていた。。。


 Review FC8303 とそのリールシートに収まる Lamson LiteSpeed1.5 から XPS・DT3F を引き出す頃には、結ぶべき毛鉤の見当が付いている。

手早く、6Xの先糸に フラッタリング・ヒゲナガ #10 をフリーノットで結束して。。。


 5月の夕闇は静かに深まり、、、 そして・・・ライズの期待も高まっているが、、、

闇の訪れと共に次第に増え続けて、いまや紙吹雪が舞うような ヒゲナガ の飛翔を目撃しながら、、、これに向かうライズの気配が感じられない川面を眺めながら ココロ は逡巡していた。。。


 うん・・・。   今夕、一度だけ場所を移してみよう。。。


そこは流速のある深瀬プールの直下に位置する、底石が複雑に入り組んだ流れ。
昨年の大出水で底石が動き、新たな深みも生まれ、遡上途中の山女魚が留まり易い流速もあった。

 足音を殺しながら、、、この流れを目指して静かにアプローチすると。。。


 ドバッ、、、  バシュッ、、、  と大型の魚が、、、スケーティングしながら流下するヒゲナガに向かい、岸際の緩流とガンガン瀬の筋で饗宴の真っ最中だった。。。

 なんと・・・・・ こっちだったのか。


 時刻を確認すると18時50分。


Dsc009432


 夕闇の中で、先のライズの筋に フラッタリング・ヒゲナガ #10 を投射して、、、微弱なフラッタリングで誘うと一発の反応だった。。。

  
   深まった夕闇の流れに音も無く ヌウッ・・・ と大型の鼻先を突き出し、、、 

   微かに見える毛鉤を静かに捉えて潜航する、、、


   これを一泊半見送りながら、、、   ラインを滑らせるようにして確信のセットフック。。。


     グウ・・ンッ !     乗った。。。

         しかし、、、、、  動かない。。。   毛鉤竿を支える右肘に乗った・・・魚の重量感。


  一呼吸置いて、、、、、 巨きな白銀色が暗緑色の流れの直下にゆったり反転するのが見えて、、、
  竿を一杯に絞り込んだまま、、、  悠々とガンガン流れの中へ躍り込んだ。。。

  こいつぁ・・・デケェ。。。


Review FC8303が竿一杯に美しいベンディング・カーブを描きながらロードして、、、大型の幅広山女魚の激しく重厚な"魔弾ローリング"に応酬する。 

 暗緑色の広瀬本流の流れに突き刺さったまま走り続けたラインの軌跡が今夕の記憶となって残りました。


Dsc009412

 こうして、、、この夕暮れも広瀬本流から祝福されたようです。


 美しい5月の夕景を皆さんにも。 
そして、、、また川辺で。  良い釣り旅を。


Dsc009442


  

   


 

   


 


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014/05/10

5月の黄昏 2014 ~ 広瀬本流 

 カレンダー通りに連休・・・とは「問屋(業務)が卸してくれない」・・・自分の黄金週間。

まあ、、、毎年のコトですが、、、ここ数年は息子達それぞれの部活の試合スケジュールがさらに複雑に絡み合って・・・ナカナカ、釣り本位な時間も取れない状況に。。。

 そんな混沌とした時間を何とかやり繰りして、、、黄昏時ほんの僅かな時間、、、毛鉤竿片手に自宅裏の川辺へと走り、そして流れの様子を伺うのが・・・只今の"密かな"愉しみ。


 刻一刻と西に陽が傾くにつれ、広瀬本流の川面の表情も変わって行く。。。

ほんの先ほどまで、まるで生気の無かった川面に、ひとつ・・・また一つ・・・と羽化してくる水生昆虫が姿を現し始めると、暗黒色の川面へ魅入られるようにして山女魚釣り師は、危ない何かに傾いて行く。。。  

 そんな「逢魔が時」の誘い。   山女魚釣りの深み「危険な淵」へと。。。

5月の黄昏はそんな魔性を含んだ川風を連れているようです。
ゆめゆめ 「危険な淵」 には近づかぬよう。。。どうぞご用心を。


Dsc009362


Dsc009382

 先夕も、下の息子の部活仲間「ガク」君・・・毛鉤釣りを始めたばかりの中学生の釣り友・・・と川辺に立ってみたら、、、早速、海沿いの町から大学進学で引っ越して来たばかりだという青年に「毛鉤釣りに興味が在って・・・」と話し掛けられ、、、それから毛鉤釣りの面白さをアレコレ話し込んでしまい。。。

 結局、、、 50オヤジ + 18学生 + 14中坊 という 釣りバカ・トリオ が、黄昏時の広瀬本流の川辺に立ち続けていた次第。

 でも、、、その帰り足、広瀬本流のヒゲナガ大量羽化のハシリを目撃出来たのは・・・僥倖でした。


Dsc009372


5月の黄昏は、そんな釣り師同士の出会いも連れて来るようです。

また川辺で。。。  良い釣り旅を。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014/04/27

山女魚 来る ~ 広瀬本流

 穏やかな天候で迎えた、4月末の夕暮れ。

仙台では日中の気温が20℃を越え、未だ肌寒さを感じる川風対策用に、、、もう一枚上に羽織ったウインドストッパー・ジャケットの釣り支度では、午後の日差しの下だと・・・じんわり汗ばむほどの陽気となっていました。

 3月までの雪降り続きから一転、この4月に入ると雨が極端に少ないせいで大気の乾燥した状態が続いており、そんな好天続きが一気に山沿いを暖めてしまった影響で、降り積もっていた雪解けの出水が続いていました。
 本来、桜の開花する頃に降る雨水が雪解けによる川水の水温低下を緩和して、水生昆虫の活動と山女魚の広瀬本流の遡上を促進してくれているはずなのに、、、雨無しのおかげで広瀬本流には冷たい雪代水だけが川一杯に広がったままで。。。

 例年に無いくらい、春の訪れが遅い広瀬本流でした。


Dsc009082


 これまで長い時間、、、広瀬本流の直ぐ傍らに暮らしを建て、、、四季の川辺を朝に晩に・・・眺めていたら、、、「あ・・・今朝方、、、山女魚が遡上して来たナ。。。」と直感的に感じるようになって。

  川水を通して見える川底の珪藻の色あいのかすかな変化、、、、、

  薄暮の川辺から聞こえてくる カジカガエル の ケロケロ・・・という鳴き声。  
 
  カモメの到来、、、、、 ( おそらく小型山女魚が遡上するフレッシュ・ランの頭を追っていると )   

  燕 そして セキレイ の川面飛翔 ( 水生昆虫の羽化量が増える ) の様子、、、、、

  そして、 カワセミ が川辺を頻繁に行き交う姿が見られるようになり、、、、、


 そんな、他人にはどうでもイイ・・・些細な発見が積み重なると。。。

それは本当に、、、四季移り変わる広瀬本流を朝に晩に眺めている者だけが感じる、確信的な変化なのです。

朝、ベランダのカーテンを開け、広瀬本流の川面を眺めた時に、、、「ああ、、、山女魚が来たなナ。。。」と。

Dsc009292

 

 この春の・・・確信は「今朝」だった。

タイミングが良いコトに、、、[中国料理 楓林~ふうりん~](JR長町駅前)のマスター・S氏から昨晩、Obara Rodのデモロッドとなっていた 「銘無き竹竿 8' #4」 を・・・新たに手に入れたから使ってみて・・・と借り受けてたから、、、試しついでにちょいと確かめに。。。

 ■ Obara Rod 「銘無き竹竿」 ・・・ ロードした際のパラボリックなベンディングカーブが大変美しい、、、実戦的なコンパウンドテーパー+30%ホロー・ビルドを採用し、オバラ製のメインストリームとなる竹竿。
S氏は プロトタイプ7'6"#4, カスタム7'3"#3, カスタム6'8"#4, そして今回の 8' #4 合計4本のオーナー。
 
  個人的に・・・トルクのあるバックキャストからラインスピートを限り無く抑えたソフト・プレゼンテーションまで・・・一連の投射動作の中にある操る楽しさ、メンディング等の実戦技における追従性、そしてコスメを限りなく抑えてシブイ表情を持った竿が放つ「潔さ」にシンパシーを感じている。


Dsc009312


Dsc009342

 
 「Obara Rod 銘無き竹竿 8' #4」 の相棒には、広瀬本流での出番が多い「WaterWorks社 Force 2X LT Anniversary」 + XPS DT4-F を組合わせて。

コンパウンドテーパー + 30%ホローのモダーン・デザインな竹竿とウルトラ・ラージアーバ + ドラッグ・システムの秀逸な超軽量リール・・・・・進化を遂げた竹竿そして糸巻・・・・・言い訳の無い「革新」の邂逅は、いつも素敵だ。 


Dsc009302


     


 この午後から薄暮に掛けて・・・。  広瀬本流・八幡付近の流れでは。

14時45分から15時半頃に掛けて、、、オオクママダラの散発的な羽化。
16時過ぎから17時半頃に掛けて、、、コカゲロウ#22の集中的な羽化。
薄暮・18時前後に掛けて、、、ガガンボの散発的な羽化。  それと共に散発的な水シワのような微かなライズを発見。


 マダラのNymphing、、、 コカゲロウのイマージャー、、、 ガガンボのイマージャー、、、
7Xの先糸に結ばれて、、、そして外されてゆく毛鉤の数々。。。


 羽化を目撃しながら・・・ライズの見えぬまま、、、時間だけは過ぎて。

 山女魚は確かに来ている。。。しかし。。。
薄暮を迎えても 朝の確信 は薄れぬまま・・・。


 その時、、、プールヒラキの鏡のような水面に水シワのような微かなライズが。。。

ユスリカタイプとしてスカスカに巻いた ソフトハックル・イマージャー #22 を新たに先糸へ結び直し、先ほどの筋に流し込むと・・・・・一発だった。


Dsc009322

 春の夕闇が訪れ、暗緑色の川面に一転して・・・ 山女魚の白銀が弾けて散る。。。

こうして広瀬本流から、「お前の確信は真実だった」と・・・祝福されたようです。


 また川辺から。。。   良い釣り旅を。。。

   

 
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)