往く夏の川風 2022
この夏は、山女魚釣りに行こうと思い立つ度に雨に降られる『雨師』モードに確変突入の俺。。。
先日、岩手の三陸沿岸河川に向かった際は、岩手県境を越えた瞬間から雨が降り出しており… この影響で増水していた 気仙川水系、峠を越えた 猿ケ石川水系、更に峠を越えた 閉伊川水系、また更に峠を越えて 大槌川水系、そこから 小槌川、鵜住居川、甲子川、と眺めて、またまた峠を越えて遠野市へ舞い戻り、、、小友川、小股川・大股川(気仙支流) を辿って、更にさらにまた峠を越え 人首川 で雨中の日没タイムアウト!!
釣り旅の相棒 SUBARU SG9 のオイル交換時期をあっという間に招く … 全走行距離650kmを数えた大冒険ドライブになってましたよ。(笑)
■ こんな岩手県内を巡るロングドライブの耳慰めとして … 小田さんの3枚組となるベストアルバム「あの日あの時」がお勧め!
俺の SUBARU SG9 車載の6連装CDチェンジャーへCD3枚とも導入済みでした。
小田さんのライブツアーでファンにはお馴染みな 「Music Guild の 佐藤社長」も大絶賛です!!
『 小田 和正 / あの日あの時 』
その後日も、雨の中、秋田南部の雄物川水系を訪ねてみると、ここも増水の強い濁りが入って釣りにならず、結局400km弱のロングドライブに。
まぁ、、、そんな訳で、この夏中は釣りが全く出来ていない状況でした。
遠出による好釣果を目論むから良くないのでは? … とフト気付いて、この黄昏は ホームリバー・広瀬川水系 の支流に今シーズン初めて訪れてました。
それでも…『雨師』の雨雲は自分の背後がお気に入りらしく… この黄昏も 霧雨 が降った下での山女魚釣りでしたが。。。(笑)
午後4時過ぎの川辺到着直後より雨中の薄暗さが続き、、、18時過ぎ日没を迎えると、、、シマトビケラ・ピューパの集中羽化に遭遇し、暗がりに沈む川面を流れる毛鉤を山女魚達は正確に捉え続けた。。。
プールのヒラキ側の浅場、、、小砂利の川底に水が緩く流れるようなスポットに ポッ! と云うような微かに起きるライズ。。。
実は・・・これが大型の山女魚のライズなんだ。。。 セットフックしてみると判るが… 本当にデケ~!! んだよ。
#18のフック (ワイドゲイプはドリフトする際にバランスが狂う為NG) にライトダン を薄くハックリングしたヘアカディスでOK。。。
コイツを先糸に結んだら、後は黄昏の集中羽化時まで、目星を付けた川辺で静かに待ち続けること。。。 山女魚がくるぶし上水深の浅場でライズを始めるまで、我慢して待つのが デケ~! 山女魚 との出会いへの近道です。
こうして、、、黄昏の山女魚釣りは雨中にも拘わらず成就し … 傍らを往ってしまう 夏の川風 に別れを告げることが出来たようです。
また、何処かの川辺から。
9月の良い釣り旅を。
■ Van Morrison / High Summer
導入部のブルースハープが心に響いて来る。
雨降り続きだった夏の毛鉤釣り師へ。。。
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