2018/07/19

潜水艦…岩魚 ~ Y川の夕暮れ ~

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 全国的に 猛暑 の報道が連日続く、、、7月の午後。
焼け付くような真夏の強い陽射しの下を 東北道 ~ R47 ~ R108 と辿り SUBARU / SG9 を走らせている。

 東北道・鶴巣SA付近に設置された気温表示で33℃。  その先、R47 岩出山付近の気温表示では31℃。

北日本に停滞している 気圧の谷 による影響で、、、秋田そして岩手の宮城県境以北では 薄曇りで気温が低い 予報となっていた。。。

 それを当てにして、自分は遠出している訳だが。。。 現地はどうだろうか?

先夕の 秋田・Y川 行きは、、、道路工事に伴う"通行止め"のおかげで… 何時の間にか? 荒雄川C&R B区間 での釣りに代わってしまい、、、あれから …心残り… としきりに釣り心は叫び続けて。。。 
 


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  R108 仙秋鬼首トンネル を抜け、薄雲の差している秋田側に出ると道路脇の気温表示は26℃。 
宮城側と比べ、一気に5℃近くも気温は下がっており、、、この夕暮れの釣りへ、、、期待は高まって行く。

 
 ま、、、ストックしていた TMC531 #16 に今朝ほど巻いた"アブ毛鉤"が効いてくれることを祈ろう。。。
目的地 Y川 の渇水が酷くなっていなければ… 良いが。。。 


 果たして。。。 
 

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 正直に言ってしまおう。。。

とあるヤブ下に位置したプール・ヒラキのポケットに定位する 40超の "潜水艦-岩魚" をこのアブ毛鉤にセットフックしていたが。。。

 7Xの先糸を庇いながら、、、これまでついぞ経験したことの無い… グリップより激しく ノサ れ続けた R.L.Winston DL-4 7'6" #3 を支え、、、 プール中を上に往ったり下に来たり、、、 "潜水艦-岩魚" との攻防 !!

 
  ヤベッ!、、、 トト…ッ、、、 コノーッ。。。

  オッ…トト。。。  ヤベ…ッ!。。。  クウーーーッ。。。
 

    こんな風にして…10分弱も魚に主導権を握られて、、、引きずり廻され。。。


 一度はプール底に引っ掛かっていた 朽ちた切り株 に潜り込まれたのを、上手く引きずり出したのだが。。。

これが百戦錬磨の "潜水艦-岩魚" だけに、一旦上流のガンガン瀬に強烈に走ってフェイクを入れ、、、再び 朽ちた切り株 へと潜り込まれたが最後。。。  儚い…7Xの先糸は、ここで耐えきれず 擦り切れ てしまったのだった。

 これまで、、、"尺超の山女魚のローリング"では全く問題と感じなかった R.L.Winston DL-4 7'6" #3 が、、、その限界を突破してロードしていた… そんな強烈な攻防でしたよ。


 ま、、、そんな訳で 40超の"潜水艦-岩魚"は秋田・Y川のプールに、、、今も泳いでいるってコトです。。。 (笑)
近いウチに、、、再び 引きずり廻されに 訪れてみたいと。。。

 
 
 また何処かの川辺から。。。

 7月そして夏休みの良い釣り旅を。。。

    


 

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2018/07/08

梅花藻の咲く頃 ~ 荒雄川C&R B区間 ~

 
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 ■ 宮城・荒雄川C&R B区間の岸辺にひっそりと自生している 「 梅花藻 (バイカモ) 」 の一群。
   美しく可憐な「梅花藻」の花言葉は… 『幸福になります』   お立ち寄りの皆さんへ 『祝福』 のお裾分けを。

   自らが、毎6月にかけて "同行二人となる山女魚巡礼" の釣り旅では、流れの同じ岸辺で僅かな面積だけに咲き続ける… この花を眺めに、、、荒雄川へと立ち寄り続けている。

   流れに立ち寄った、わずかな釣り人のみ目にすることが出来る 『小さな幸福』 。  それを探しに 荒雄川 へ旅してみるのはいかがだろう ? 

 
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 自分が訪れる度に感じる… 荒雄川C&R B区間の"面白いトコロ"って、、、多数の支流群より供給される水量豊富・水質安定・岸辺の広葉樹中心の植生に支えられて広大な葭原が茂り、なお長大な浅瀬・深瀬にそれぞれ底石がしっかり入った流れの構造から、多種多彩な トビケラ ・ カワゲラ が多数生息しているため、シーズンを通し時間毎に何らかの羽化活動が在り、このためハッチ狙いの毛鉤釣り人には有利な流れとなっている事。

 そして、荒雄川漁協さんの放流活動による魚影の濃さも特筆すべきでしょうか。  先行者が在っても、時間をちょいと置くと魚のライズが再開するくらい…の濃さです。

 早いモノ勝ち・我先な渓流釣り… そんな気忙しさが一切無用の毛鉤釣り。
但し、毛鉤サイズだけはハッチしている水生昆虫に合わせて #16 以下 の小さなサイズ中心になってしまうのが玉に瑕か。 (笑)

「山女魚・岩魚の毛鉤釣りを試してみたいが…」 そんな方なら、、、どうぞ 荒雄川 で毛鉤釣りの"竿初め"をお勧めします。  きっと、印象的な毛鉤釣り始めが経験出来ると思いますよ。 
 
 

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 さて、、、大雨のニュースが飛び交った先の金曜は、東北南部・宮城も同様に空模様はぐずついた雨降り。

本格的な雨振りになっちまう前に… 行くか ?  そう思い立ち、毛鉤釣り支度を乗せた SUBARU / SG9 を走らせたのが、午後1時を廻った頃。


 雨雲が低く垂れこめた東北道・古川ICを降りた頃から、、、ポツ、ポツ… と雨粒がフロントウインドーに落ち始めて。
そのまま、R47を走って岩出山の道の駅を過ぎた頃には、本格的な雨模様。。。

  う~ん、、、やはり"雨師"らしく、今回も雨中の毛鉤釣りになっちまうのか。

鳴子温泉の先でR108へと分岐して宮城・秋田の県境越で、秋田・Y川の某支流でのイブニングに立ち寄るつもりだったが… 道路情報を伝える電光ボードには「この先、R108は午後3時まで県境のトンネル通行止」の表示が。。。


  ま、、、仕方ない… 本格的な雨振りとなっている 荒雄川C&R B区間 でちょいとだけ様子見して行こうか ??  

 
 
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 ちょいとだけ… のつもりだったが、、、先行者の足跡が多数残っている、、、深瀬に続くヒラキの底石が作る流れの筋へと… 様子見で投射した トビケラ毛鉤 #16 が、、、ドリフトも間も無く、、、いきなり水中に引き込まれ。。。


  この光景を見送って、、、 1拍半おいてラインを持ち上げながら丁寧にセットフック !


    グウ…ンッ。。。  乗った !
   

    水面下に大きな白銀色が反転し、、、続く、、、振幅の大きなローリング。。。


  こいつは… 良いサイズの山女魚だ !   


先年、修理が上がって来た R.L.Winston DL-4 8' #3 は激しくロードして、、、ベストシーズンを迎えた 夏山女魚 の疾く重厚なローリングに応酬している。   先ほど結んでいた 7Xの先糸 は持つだろうか? 

 

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 なんと、、、この雨降りが、、、フレッシュな雨水が、、、荒雄の流れに活性をもたらしたのか ?

未だ、夕暮れまで時間も在るのに、、、流れの中ではトビケラ達が活発に動き出したようだ !!


  ならば… この先も試してみないと。。。   立ち寄るつもりだった 秋田・Y川のイブニング は、また別のタイミングに。。。


 先糸には、新たに トビケラのフローティング・ピューパ (ぶら下がり) タイプ となる手製の毛鉤 「逢魔が時 #18」をフリーノットで7Xの先糸へと結束して。。。  

 どれ、、、じゃ、、、マジで行くか。。。
 
 

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 本格的な雨降りとなった荒雄川の流れに、、、極小型トビケラの集中した流下は日没まで継続。。。

そして、、、R.L.Winston DL-4 8' #3 は激しく撓り込み続け。。。  時に、流し込んだ 「逢魔が時 #18」が7Xの先糸もろとも振り切られる始末。。。


 
 沸騰し熱狂が加速して行く時に… 魚たちの画像を撮る時間も惜しくて、、、デケエ! 山女魚のライズが連発した時刻は、、、撮影を中断 !      

 雨天の夕闇色に染まった暗緑色の川面直下に セットフックに成功した巨きな白銀色 が大きく明滅しながら下流へと走り下る様、、、を残念ながらこの文章でお伝えするのみ。。。 


 

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 こうして、、、この雨振りとなった夕暮れも 荒雄川 とその岸辺に咲く 梅花藻 より祝福を受けたようです。

いつか荒雄川の岸辺でお会いしたいものですね。

 


また、何処かの川辺から。   7月の良い釣り旅を。


    


 

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2018/06/19

同行二人 2018 ~ 山女魚巡礼 ~

 個人的に楽しみにしていた 「サッカー W杯 2018 ロシア大会」 が先日、いよいよ開幕しましたね。
普段ですら寝不足気味な日常サイクルが、、、W杯の深夜の試合中継を連夜観戦することで、、、さらに睡眠時間が削られてしまう… 6月の日々。

 欧州における各国リーグの戦況を秘かに気に掛ける自分としては、『 リーガのアトレティコ・マドリー 』 そして 『 プレミアのリバプール 』 さらに 『 セリエAではインテル 』 とそれぞれのリーグに追い続けているクラブ・チームがあり、この何れかのチームに所属している主力プレーヤーが各国の代表メンバーとしてW杯での活躍する瞬間を… "生"で目撃しておきたいという願望。。。

 まぁ、、、『 感動 = エモーション 』には、それを体験しようとする個々人それぞれの志向性・趣味性も在るでしょうが、、、 サッカー W杯を通し、その"瞬間"を映すモニター画面を前に、、、世界同時多発的にいろんな背景を持つ多くの人々が悲喜交々にして共有出来るって事実。  

 あの「リオネル・メッシ」擁するアルゼンチンがアイスランドに引き分け、、、世界王者のドイツがメキシコに負けてしまう。。。
波乱を呼ぶ W杯 2018 ロシア大会。。。  我らが日本代表の行方は、、、何処へ???

しかし、、、4年に一度、6月日程にて開催されている サッカー W杯 が、自分の人生の節目節目に必ず巡って来ているのは…何故なんだろう?

 一方で、、、自分にとっての6月は 2009年 に彼岸へと向かってしまった 亡きカミサン と「同行二人」、、、記憶に在る流れを訪れてみる、、、ひたすら山女魚釣り"巡礼"旅の日々。 


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 渇水を続けていた広瀬本流にて、しとしと雨降りの黄昏。。。
  
荒瀬の底波に流し込んだ Nymph毛鉤 #16 を2投射目に捉えた"40超えの戻り山女魚"。 


 全長20ft超の広瀬仕様リーダーに結ぶ フロロ7X の先糸を庇い、、、 R.L.Winston "TMF" '8 #4 は時に大きく撓り込みながら応酬するが、、、夕暮れの暗緑色に染まる水面下、、、その巨きな白銀色を滲ませては繰り返し反転、、、そして重厚で強烈なローリングを繰り返す"巨大な戻り山女魚"。

 その度に、Hardy The Prince #6 からジリジリと引き出され、、、川面に突き刺さったまま、、、バターを切る様に荒瀬の中を移動して行くDT-4Fのライン。

 
 一人対一匹の応酬はガンガンの荒瀬を挟んで10分程続き、、、このゲームの流れはこちらに傾いた… と流心から足元の緩い流れに魚を持ち込んだ判断が未だ早かったか?   緩流に入って来た"戻り山女魚"が一気に下流に走りながら体勢を立て直し、、、さらに反転して自分の足元に走り込みローリングした瞬間。。。

  口吻の皮一枚で留まっていた Nymph毛鉤 #16 がはじけ飛んで、、、 大きく撓み込んでいた竿先から重量感が消えたのだった。。。
 

■ 『 ディティールが運命を分ける。 ゲームには無数の小さなディティールがあり、それが敗北にもつながる。 』   
  ~ オシム語録 より~

 
 そう、、、まさに山女魚釣りというゲームも。。。


 
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 6月の「同行二人」旅。。。

『父の日』だった先の日曜。  荒雄川 C&R B区間へ。。。

  

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 巻き戻せない時に存在する"ゲーム"中における "ワンプレー" の積み重なり… そんな自ら気付き辛い"些細な事象"が、、、オシムさんの指摘する「無数の小さなディティール」として 結果 にも繋がって行くのだろうと。。。


 


 『小さなディティール』をしなやかで正確に、、、そしてさらに丁寧に、、、6月の「同行二人」の旅を続けることにしましょうか。

 


 また何処かの川辺から。
 6月の良い旅を。。。

    


 

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2018/06/08

さもないポケット ~ 尺山女魚の記憶 ~

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 今夕の「山女魚巡礼」先となった … 山形・最上川水系のM川。
時計は午後4時を過ぎて … 奥羽の山沿いにある 渇水した渓間 へ 潮騒のような蝉時雨が降っている。。。

 夏を思わせる青空から射して来た強烈な木洩れ陽が樹間を通し、、、渓のあちこちに未だ夏日の暑さは居残っていたが、、、 奥羽山脈の尾根を越え谷間に吹き始めた"川風"が6月本来の夕暮れの涼しさを連れて来たようだった。 

 

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 涼しい川風が吹き始めた川面に 小型のトビケラ そしてハシリのオオカワゲラ が乱舞を始めて。。。

急速に日没へと向かっている渓。。。    
6月の黄昏 … 毛鉤竿を手にした"巡礼"の山女魚釣り師が渓に一人。。。


 

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 記憶に在った渓沿いの踏み痕に先行者が残した真新しい足跡を見て、、、『 こいつぁ、、、渇水 + 先行者 と来たか ! 』

"先行者の竿抜け" … 毛鉤投射とそれに続くドリフトの難易度がどうしても高くなる "さもないポケット" のみを 出来るだけ遠距離 からピンポイントで叩いて探って行こうか?

 

 まぁ、、、まともなポイント、、、いかにもなポケット、、、は始めからアテにしないで。。。

先行した釣り人が、、、見落としたり、見捨てたりした、、、そんな どうってコトの無い B級・C級ランクの山女魚の付き場。。。  しかし、、、時にとんでもなく デケ~ !! 山女魚 がそこに定位していたりする小さなポケット。。。

プール・深瀬の前後に位置する チャラ瀬のヒラキ側 や その前後にあるブッシュ・葦際 だけを拾って。。。
   

 全長で17ft程と何時もより長めに取った 7X の先糸へ ミドリカワゲラを模した細身シェイプな毛鉤 #18 をフリーノットで結束してと。。。

どれ、、、じゃあ、、、行くか。。。


 
 
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 こうして、、、上の魚達を "さもないポケット" から長めのドリフトで引き出し、、、その先に在る岩盤の深い淵を見通せるチャラ瀬に辿り付いていた。


 ま、、、ヤルなら … あの岸沿いに出来たヤブに倒木が倒れ込んで少し掘れた小さなポケットだろうナ。。。
しかし、、、ヤブがポケットの上に被り込んでいるから、、、投射するのは注意してと。。。


 腰を屈めて瀬の中をにじり寄り、、、葦のヤブ越しに竿先を出して12ヤード程の距離を意識的に狭くしたループでの投射 !!

 ミドリカワゲラ毛鉤 #18 がヤブ下にある倒木の際へフワリと着水し、、、ドリフトを始めている。。。

 よし、、、よ~し、、、我ながら理想的な投射だわい。  水シワが微かに水面を揺らして毛鉤は流れている。。。

   すると、、、間も無く、、、スポッと吸い込まれるようにして水面下へと消えた毛鉤。。。    


   これを見送って一拍半送り込み、、、確信のセットフック !


     グウ・・・ンッ・・。   乗った !!


 水面下に巨大な白銀色が反転した… と見る間に、、、水深の無いポケットで バシュ…ンッ… グワ…ンッ… 水面を激しく割りながら、、、重厚で強烈な山女魚特有のグリグリなローリングが始まって。。。 


     デケエ…ッ !   

     デケエ…  山女魚…  だ…  !! 

  

 R.L.Winston DL-4 7'6" #3 がグリップ直上から大きく撓み込んで… 山女魚の激しいローリングに応酬している。。。   

 7Xで… こいつを… トレルか ?   いや… 既にヤバイんじゃないのか ? 。。。
        
  

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 気付いた時には、、、 デケエ… 山女魚! がネットの中に何とか納まって居て。。。

正直、、、取り込みに無我夢中でしたよ。  久しぶりに頭の中が真っ白で。。。
ここまでデケー山女魚が さもないポイント に定位しているとは、、、ついぞ想定してなかったし。。。

 普段、7Xを常用している自分にとっての「間合い」から外れ、、、 ヤブ下+倒木の控えた浅場 に 筋肉隆々な肉厚ブリブリのローリングしまくりな「尺越えの山女魚」 を掛けたお陰で。。。 (笑) 
 

 ま、、、こんな釣りも在るのだと云う事で、、、ご参考まで。 

 


 
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こうして、、、この夕暮れも「巡礼の山女魚釣り師」は 最上川水系・M川 より祝福されたようです。

 
 また何処かの川辺から。。。

 6月の良い釣り旅を。

    


 

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2018/06/05

6月の山女魚巡礼

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 快晴の夏日で迎えた午後。  
ちょうど先ほど、東北道・三本木PAを通過したところで15時を廻った事を確認。

 緩やかな下りでアクセルを一吹かしブリッピングさせ、エンジン回転を合わせて素早くシフトダウン、、、走行車線前方の大型貨物車を抜きに掛かり… 追い越し車線へとレーンチェンジして行く。
 過給器付 2.5リッター 水平対向エンジン EJ-25型 の鋭い吹け上がりと共に SUBARU 独特の排気音が運転席に響いて来て、ターボ過給が始まると … シートバックへ自らの体が押し付けられるように… 急激な加速による"G"が掛っているのが解る。


 SUBARU / SG9 のフロントウインドーに映る景色には雲一つ無い午後の青空が拡がっている。

『 こんな風に1日中強い陽射しで迎えた 6月の夕暮れ って…期待と裏腹に…水生昆虫の羽化が薄暮まで全く見えず、、、厳しい結果で終わる毛鉤釣り、、、になる事が多かったな ? 』  

 運転席では道々、、、そんな余計な懸念もついでに抱えながら、、、クルマを走らせていた。。。

 


 
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 クルマは古川I.Cで東北道を離れ、R47を鳴子温泉方面へ。。。

山女魚釣り師はドライブしながら、、、この夕暮れの"巡礼先"を思案している。。。


 ■ 行く手上空は… 雲一つ無い青空 … が拡がっており、この様子では、宮城の山沿い江合川、荒雄川上空も同様で日没時刻前後だけの羽化勝負になっちまうか? 
       すると、、、R47で県境を越えた山形・最上地区、もしくはR108で県境を越えた秋田・雄勝地区、、、いずれへ向かっても同じ条件か?

 ○ いや、、、待てよ。  川面へこの陽射しが直射していた時間が少なそうな流れ ( 河畔の樹木等に覆われて ) … そんな条件にマッチした流れ、または限られた区間でも … 思い出せれば。。。

 ○ そうか! 思い出した!!  そんな理想的な流れが在った。  仙秋峠越えしての山むこうになるが 秋田・雄物川水系の Y川 に在ったよナ。。。  

 
 午後4時、路上における"閃き"は、、、無謀にすぎる山女魚巡礼となってしまうのか?? 

 いやいや、、、自分としては… 山女魚の気配をプンプンと感じているが… と言い訳して。。。(笑) 

  
こうしてクルマは、鳴子温泉の先にある R47とR108 の分岐交差点で 羽後本荘・湯沢方面 へと右折したのだった。。。 


 
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 Y川の現地到着は、午後5時を廻った頃。

案の定、、、峠越えしたY川の上空にも … 青空 … が拡がっており、夏を思わせる陽射しが西に傾きながら川面に射し込んで生気を失い、、、 羽化待ちの水生昆虫たちも夕暮れを待っているようだった。。。
 


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 さてと、、、 やってみようか? 

河畔林の日陰側、、、葦際のエグレやこの底石周り、、、川岸へ張り出した藪の下、、、  西陽の在る内はそんなシブイ… ピンポイントの釣り。。。

少し小振りだけれども、いくつか元気な岩魚が トゲケラ毛鉤 #18 をそっと… 捉えに掛かって。。。   
しかし、、、Y川の美しい山女魚は姿見ずのまま。。。  川辺には今日のモノと思しき先行者の足跡が複数。。。
  

 う~ん、、、 やはり日没前後の羽化待ちだナ。。。

 この水の状況なら、、、 夕暮れの集中羽化のタイミングで山女魚たちも浮上してくるはずだが。。。

 

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 午後7時を廻った頃。  山影に西陽が隠れると、、、夕闇が川面へ突然のように舞い降りて来る。。。  


 このタイミング、、、待ち続けていた 小型のトビケラ・ピューパ が羽化の為、一斉に水面下へ踊り出たのか?

深瀬ヒラキに位置した底石の前へ差し掛かった トビケラ毛鉤 #16 へ、、、暗緑色に染まった川面を押しのける様にして、音も無く 大型の山女魚 が捉えに出た !
 


 そんなシーンが黄昏僅かな幕間、、、立て続けに。。。  
毛鉤を投射して、、、セットフック、、、そして取り込み、、、 また投射すると掛かって。。。

 毛鉤を乾かしている時間が惜しい… 6月の熱狂 。。。
 


 当初の毛鉤釣り師的な"路上での閃き"は当たったモノの、、、個人的には、、、もすこし落ち着きのあるスマートな川辺の巡礼姿で在りたいと。。。(笑)

 そして、、、この夕暮れの巡礼も 秋田・雄物川水系 Y川 より 祝福 を受け、、、山女魚釣り師の"円"は閉じたようです。 


 

 また何処かの川辺から。 
 6月の良い釣り旅を。。。

    


 

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