2018/12/01

紙一重の黄昏 ~ 荒雄川C&R区間 ~

 
 
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 唐突ですが、ここで… お立ち寄りの皆さんへいきなりの問い掛けをしてみる。
 

Q1. 極小の「仁丹」一粒大サイズとなる 鉛製の釣り用 カミツブシ・オモリ を掌に載せてみた君は、、、その重量について、これを"重さ"として実感する事が出来るだろうか?

さらにもう一つ… Q2. 男性である君の頭に生える頭髪と、隣に座ってお出での 彼女・奥様 の綺麗にセットされた頭上にある頭髪、、、それぞれ一本の太さの差異を、、、具体的な数値として比べてみたことが在るだろうか??

 
 こんな問い掛けを今回の晴/雨ブログの冒頭で行ったのは、、、これらの 「僅差」 はたまた 「紙一重」 の実質的な理解が 『 自分の追い続ける 毛鉤釣りの具現 ( 具体的には釣果へと続くプロセス ) 』 に必要な要素となっているから… なのだ。


 黄昏の川面を流れる カゲロウ の姿を目にしたことがある方でも、、、そのカゲロウが持つ実質的な重量を脳裏に想像したことは有るまいが、、、水分子の僅かな表面張力を支えにしながら川面を流下する あるいは 急速な水流に揉まれながら川底を流下して行く 儚いサイズの水生昆虫 をモチーフとして … どうしようもなく重い金属製の釣り針に巻いた不格好な毛鉤 … を流れに投じた際の"何とも不器用な有様"はどうだろう。。。

 そんな "ライヴ"の水生昆虫 vs 不器用で創作下手な我が手を経て巻き込まれた無機質な毛鉤 の「魚より見た圧倒的な差異」を埋めるべく 、、、 「僅差」 はたまた 「紙一重」 の実質的な理解を自ら深めるべき… と、、、毎夕の川辺で自分は痛感している次第。 


 例えば… 「7X」(直径0.10mm) という自分の髪の毛と同程度の太さの先糸を 約2m程 確保し、これに流水の抵抗を勘案した6号規格の鉛製カミツブシ・オモリを #16サイズ の 自重を抱かせている Nymph毛鉤 より 10cm間隔 に離し1コ打っている。

これを 約10m先 にある水深90cm程となる深瀬脇の緩流の底石前に定位する巨鱒の鼻っ面へ流し込んで咥えさせたいのだが、、、 流れ筋の流速を図りながら、、、 この先糸から毛鉤までのシステム一式を含めてどれだけ上流側へ投射し、柔らかく沈降させ、、、定位している鱒の面前へ向かって自然に流し届けないといけないのか?

 
 
 オモリを抱かせている毛鉤+カミツブシ荷重した長尺な先糸投射の難しさ、、、 そして小刻みに打つ"パドル・メンディング"による…ごく自然な釣り糸の送り出し、、、 鱒を頂点とした 3Dディメンション による流れの速度を含めての空間把握 、、、 流し込む毛鉤に対する鱒の反応の確認、、、 こうして「毛鉤釣りと云うゲーム」全体の勘所を読みながら、、、 狙う巨鱒との距離を詰めて行く。。。

 僅かでも「僅差」 はたまた 「紙一重」なシステムの意図がズレて、、、「審判者」である 巨鱒 に感づかれてしまうと、、、そこでゲームは強制終了。
   
 そんな事を同時進行で運ばねばいけない訳だから、、、自分の毛鉤釣りがいかに緻密で困難だらけの現場作業となっているのか?  皆さんのご想像にお任せする他ない。

 

 一方の自分が愛してやまない 「 Foot Ball (サッカー) 」 のゲーム。  
自分が日頃感じている毛鉤釣り的な 「僅差」 はたまた 「紙一重」 とは、、、 サッカー元日本代表監督 イビツア・オシム さんの仰る言葉に置き換えれば 『 ゲーム中にある無数の小さなディティール 』 とでもなるのか?


 ゲームの行方そして結果を左右する… 「僅差」 はたまた 「紙一重」 な 『ディティール』 。。。

 
些細… なんだけれども、、、それが重大で決定的な結果と効果を生み出している。  
人生も… 何故か? そんな事象が多いですね。
 

 
 
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 さて…と、、、荒雄川での2018シーズン最終の釣り旅について。。。


11月29日は朝から川辺に立っていましたが、、、現地では午前8時の気温が1℃で北風が時折強く吹いている状況。

 しかし、日差しが出て川面を照らし始めると、、、時間を追うごとに少しずつ気温も上がって、、、 北風が止んだ僅かな合間には 極小型のコカゲロウ と 極小型のトビケラ の疎らなハッチも確認できましたよ。

この疎らなハッチに続いて、、、平瀬の下流にあるプール・ヒラキにある底石回りで鱒達の散発的なライズも誘発されて…。


 但し、、、他の釣り人が背後の川岸を歩くと… 人的な釣りプレッシャーと渇水の影響でナーバスになっている荒雄川の鱒はライズを止めてしまい。。。  また、15分程は竿休めしながら鱒達のライズ再開を待つ… そんな釣りでした。


 

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 気温が下がり、、、北風も強くなり始めた午後。。。

上流で工事でも始まったのか? 荒雄川の流れが突然白濁して。。。

 ま、、、こんな時は、、、記憶にある荒雄の流れへ「お別れを告げに…」 あちこち放浪を。 

 
 

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 そんな風に 荒雄川の放浪 に夢中になっているウチ、、、気付けば 初冬の日没時刻 を迎えてしまい。。。
 
慌てて… 陽のあるうちに目星を付けていた流れへと、、、黄昏のR108をライトを点したクルマで取って返していましたよ。(笑)
 

到着してみると… 心あたりの川辺は微かな日差しを残しているだけ。
 

   こいつは、、、難しいかナ。  
   荒雄川シーズン最終の毛鉤投射になっちまうかなぁ。。。

   どれ最後のお別れに… 丁寧な気持ちを込めた毛鉤投射をと。。。

    


 

 冷たい北風が川面を撫でながら吹き抜ける初冬の黄昏。


思いがけずも… 深瀬石裏の緩流の筋へ投じたNymphシステムに付けた極小のインジケーター が川面を突然走って。。。
 

 

 「僅差」 はたまた 「紙一重」と先に書いたシステム で 荒雄川ラストの黄昏の釣りに反応して来た「鱒」。。。


黄昏色に沈む川面を縦横に激しく割りながら、、、 重厚なローリングを続けて。。。

R.L.Winston DL-4 8' #4 がバット側から美しく撓んでロードしながらこれに応酬している。。。


   何とも 劇的な釣りになっちまったナ…  荒雄川よ。。。


 

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こうして、、、師走目前… 「紙一重の黄昏」 に。。。

荒雄川より自分のシーズン最終の釣りは「祝福」されたようです。


 

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  それでは…と。   荒雄川にも雪風が訪れて来たので。。。

そろそろ、、、山女魚釣り師も"来春の河川解禁"まで冬休みしないといけないようです。

  『 さよなら !  いずれ…春の川で。 』   そんな師走のご挨拶をここに。。。


   
 
 また、、、何処かの川辺から。

心の中に在るカーティスクリークで… 皆さんの良い釣り旅を。 


 

 

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2018/11/21

流れの理 (ことわり) ~ 荒雄川C&R区間 ~

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 16時を過ぎ… 小雨混じりの強い北西の季節風を伴う "雪雲" は奥羽の峰を越えて上空を覆い始め、、、 宮城県大崎市鬼首にある 荒雄川C&R区間 は、冷たい 初冬の夕暮れ へと急速に向かっている。。。 

 


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 午後2時30分を過ぎての川辺到着。。。

直後にそんな情景を目にした自らが、、、釣りを急がねばと焦ってしまったのが引き金になったのか…
 

つい先ほど、足早に深瀬を渡渉中、、、体重を掛けて踏ん張っていた筈の自らの左足が… 前触れも無く、足掛かりとした岩ごと スルリ と抜けてしまい、、、とっさのカバーに踏ん張りなおした右足も届かず… 体勢バランスを崩して、、、首より下が水没しながら、この深瀬の急流へと5mほど流される (川流れ) ハメに。。。


 うう~ッ !!! やっちまった !!!
サバーッ!!! と大量の水を滴らせながら、、、流れの中で立ち上がってみたものの。。。


小雨避けとして ウインド・ストッパー タイプ の ソフトシェル をチェストハイ・ウェーダーの上からスッポリと羽織っていたおかげで、、、 ウェーダー内への浸水は最小限に抑えられたが、、、 まぁ正直に云うと… 頭の天辺に在った帽子だけが水没していない全身だけの "濡れネズミ状態"。。。

ジワジワ… その濡れ感による 冷気 が足元から次第に這い上って来る具合の悪さ感覚は、、、とても口では言い表せないほど。。。


  いゃ、、、ミスッたナ。。。

  このままだと、、、この夕暮れの寒さで風邪ひくのは必定!
  着替えにクルマまで戻るか? いや、、、しかし、そうすると、、、これから僅かにある夕暮れの好機を逃しちまうなぁ。。。

  面倒だ、、、このまま釣りしちまうか !!


そう決めてしまえば… 後は黙って… この夕暮れの釣りに集中するのみ。。。 

  


 
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 そんな訳で、、、 ずぶ濡れ のまま夕闇が川面を覆ってしまう… 黄昏時 まで川辺に残って居残り釣り(勉強)してましたよ。(笑)

 全身ずぶ濡れのせいで、、、普段よりもさらに歩幅が少ないお陰だったか ? 、、、 静穏性は普段にも増して… 鱒に向かってストーキングしながらニジリ寄って行く… には好都合だったようです。(笑)   

ま、これぞ 「ケガの功名」ってコトですねぇ。。。
 

 
 この夕暮れは、厳しい寒さと小雨が川辺を覆っていましたが、、、 薄暮時には膝上水深のザラ瀬で タニガワカゲロウ or コカゲロウ の散発的な羽化に巡り合い、、、これに向かった 大型の鱒のライズ と幾つもやりとりすることが出来て、、、 荒雄川に棲む 水生昆虫 の羽化サイクルの新たな一面を目撃することが出来たようです。


 その日、その場所で、真実として"流れの理 (ことわり)"を理解する者だけが、、、 川からのご褒美を受け取れる訳なんですね。 


 こうして、、、濡れネズミ…な山女魚釣り師はその対価として、、、荒雄川より 「流れへの啓示」と「祝福」 を受けたようです。 


 また、川辺から。  
 残りわずかとなった荒雄川シーズンですが… 引き続き、良い釣り旅を。


 

 

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2018/11/16

川風のセラピー ~ 荒雄川C&R区間 ~

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 忙しない日々を足下に見送りながら、、、 気付くと… 先頃迎えた筈の 11月 も半ばとなってましたね。

もう少しで年末。。。  業務eメールや電話・FAXの遣り取り頻度も一気に …業務追込みモード… に切り替わってしまい、、、街頭に吹く「冷たい11月の風」も急に熱気を帯びて来たようです。


 9月末の河川禁漁を迎えて以来、、、山女魚釣り師である自分としては"日常生活モチベーションが降下"し、、、オフシーズンとなった日毎に"神経衰弱"も強まり、そして運動不足が重なって"キレの落ちた最悪な体調"と、、、良いところが一つも無し。。。


こんな症状が進行すると、、、そのうち作業中のモニター画面に… 不思議な幻覚を見る様になり。。。

 1. デケェ ! 山女魚 が水面にドリフトするトビケラ毛鉤を水面直下で同行流下しながら見送っている『コンパウンド・ライズ』の場面 ( 結局、毛鉤には出ないで帰ってしまう… という最悪な結末 ) とか、、、

 2. 巨大な鱒が フラッタリング中のヒゲナガ毛鉤 に『全身を現したヘッドアンドテール』で飛び出て来るが、あまりのデカサとそのパワーでセットフック直後に先糸ごと振り切られてしまう場面 ( 結局、デケェ!その魚体だけは目撃してしまう… という最悪な結末 ) とか、、、  

これまで自らが川辺で実際に経験済みの 『残念な結末の場面』 ばかりが次から次へとエンドレスでスワイプし始めて。。。

 
 ま、、、こんなに"山女魚釣りが出来ない"で病んでしまった …と自覚した時は、、、川辺の「メンタル・セラピー」に出掛けるしかない訳ですよ。。。
 
 もちろん、釣り支度一式は必携な訳です。  そう、、、あくまで… メンタル・セラピー の一環な訳っスから。。。


 
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 そんな訳で、、、せっかく セラピー へ出向くならと、、、新竿で入手より40年弱、、、その後半20年程はジョイントも継がず秘蔵してしまっていた 英国 Hardy Bros.社 の竹竿 「 W.F.Hardy 8'6" #6 」 と コートランド社の 333HT DT6F ライン を巻いていた 「 Hardy THE "PERFECT"3 3/8 」 を久しぶりに虫干しさせてあげたい… と川辺へ同行していた次第。

 この 「 W.F.Hardy 8'6" #6 」 と 「 Hardy THE "PERFECT"3 3/8 」 は自分にとって… 毛鉤投射の基本はこうなんだぞ ! そんな投射法が在るか ! と若き日の自分に"叱咤激励の下で無言の行"を日々課し続けてくれた『恩竿』。。。

そして、19の秋には英国 Hardy Bros. 社 公認資格 受験 の際、、、同社 School of London 教授であった Mr.ジョニー ローガン(故人) の優しくも厳しい審査の下、、、実際使用した"試験竿"ともなってくれた。。。

 これまで… 毛鉤釣り師としての人生を辿って来た自分にとって… 『毛鉤釣りへの情熱と深い思い入れが刻まれた竹竿』 でもある。。。

 
 そんな毛鉤釣り熱を持った若き日の自分が 幾千万に渡る投射訓練 で使用 していたため、、、竹竿としての"アタリ"は、、、既に美味しい時期を過ぎてしまい、、、俗にいう「枯れた」竿でもあり。。。


 だから、、、投射の際は スローに… 滑らかに… スムースに… 肩から肘そして手首、グリップしている掌へと 基本に忠実なコンチネンタルスタイル でパワーの分散そしてブロックを効かせないと、自重の在る竿へパワーを乗せながら曲げることが出来ず、、、結果ラインが自ら意図したように綺麗には走らない。。。  

そんな事を強く意識しとかないと… 近年の釣りではカーボン素材の軽くて強すぎる毛鉤竿ばかり使用している自分としては、、、危ない! 訳です。
あの時の Mr. ローガン の優しくも厳しい審査眼を思い出しながら、、、 スローに… 滑らかに… スムースに… 「 W.F.Hardy 8'6" #6 」 を掌で操ってみる。。。


 30分もすると、、、若き日々の記憶も蘇り。。。  スローで重く力強いループが自らへと戻って来る。。。 

こうして、 深い思い入れのある竹竿 「 W.F.Hardy 8'6" #6 」 を操るうちに、、、荒雄川の良いサイズの鱒が挨拶に来てくれて。。。  バット側からロードし続けた竹竿は、美しいベンディングを描いて 荒雄の鱒の重く重厚なローリング へと応酬していた。。。


  20年振りの魚の感触はどうだった?  「 W.F.Hardy 8'6" #6 」 よ。
"枯れてしまった"自分のセラピー同様に… お前もまた 潤い が戻って来た… だろうか???
 


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 ま、、、竹竿の"虫干し"セラピーが終了したところで、お昼を過ぎ。。。  
竿を入替に一旦クルマへと戻り、午後からは"メンタルと体調が最悪な"自分自身の 実釣セラピーをと。。。


 その前に、、、(JR長町駅前) 中国料理・楓林 マスターの S氏 が 荒雄川へ行ってみるから… と話してたのを思い出し、、、川辺を放浪中の S氏 へダイヤルしてみる。。。

  ザー… という瀬音をバックにしながら 『 はいヨ ! 、、、 釣れて無いよ! 』 と電話口へ応答する S氏 。。。


 現在地点を確認してみれば… なんと… 自分の直ぐ上流に先ほどから入っていたとは。。。  
互いに気付かず、それぞれの釣りに夢中だったとは… なんて 釣りバカ ! 同志なんだろ。。。 

 


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 こうして午後からは "毛鉤釣りの好敵手" S氏 と連れ立ち、、、荒雄川の 放浪セラピー となって。。。

2人して釣りながら… ああでもない、、、こうでもない、、、「あっ! 先糸を振り切られた!!」、、、「今のはデケェ !!」、、、「ライズ見た??? 」、、、「さっき、あの白泡の切れたトコで一発! やってましたよ」。。。 

 そんな、実釣 + 釣談義 複合セラピー のモードで、、、夕暮れまで飲まず食わずに… 突貫の毛鉤釣り を。。。 
  
 

 
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 午後4時30分を過ぎた薄暮が訪れた荒雄の流れに 極小型のトビケラ の流下が始まると、、、膝上のプール・ヒラキに 巨大な鱒 が終結した気配が。。。  微かなライズと共に。。。

S氏と2人でこれを見付けて攻めまくり、、、6Xの先糸がセットフック直後の重厚なローリングに振り切られること … 5発!!!!!   辛うじて… ランディングまで持ち込めたのが … 4発!!!!   そして、、、バラシは … 3発!!!

 そんな S氏と同行での 荒雄川セラピー の顛末。 

    

『 Sさん … 一人での釣り旅だと川辺での 興奮 や 落胆 は自らの内へと何時の間にか沈んでしまって … 淡々と効率ばかりを追い求める 事務的な"釣り" に陥ってたようです。。。
Sさんと今日一緒に釣りしてみて、、、そんなコトを強く気付かされましたよ。
また、川辺で一緒に釣りしましょう。。。 』  


 

しかし、、、このイブニングの結果には納得いかねぇ… とセラピー患者である自分。  
まいったナ… こんな具合だと、、、自分は何時まで経っても 治癒不能 になっちまうなぁ。。。


 
 また、川辺から。
 霜月も良い釣り旅を。

 


 ■ 久しぶりとなった 楓林・S氏 との 「川風の釣り旅」 が示唆していた 何 か?
    それは… 釣り人が川辺へと向かう理由 … でも在るのでしょう。。。

    S氏のような"賢者"はそれを …自ら悟り 、、、
    自分のような"愚者"は… その理由を問いに … モノ言わぬ川辺へと通い続ける。 
 

    Philosopher's Stone ~ 「賢者の石」 / Van Morrison 
 
 


 

 

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2018/11/06

酔漢の秋 ~ 荒雄川C&R区間 ~

 釣行前夜、晩酌として… 大サイズのグラスになみなみと3杯ほど… 「ロック」で飲った 芋焼酎 が未だ体に残っているのか?  朝起き掛けに感じていた 『 眩暈 + すっきりしない頭痛 + 胸のむかつき = 二日酔い 』 は毛鉤釣り支度を乗せたクルマが走り出しても、、、依然、体の片隅に居残ったまま。。。

 東北道 ~ R47 といつもの "荒雄川C&R区間" へと向かって行く道を辿りながら、、、ドライブする自分の体調はとんでもなく不快なままで。。。

 どうすっかナ… この先、、、道端に ドラッグストア(薬局)を見付けたら、二日酔いの体調不良に効きそうな薬を買ってくか?   ついでに、頭痛薬もだナ。。。   う~ん、、、ホントまいったナ。。。最悪ナ体調ダ。。。


 そうこうするウチに、、、この好天に誘われたか、、、『紅葉見物の大渋滞』が R47は岩出山 を過ぎた頃から始まっていて。。。  お蔭で、やっと見付けた ドラッグストア には入りはぐれるし、、、勝手知ったる 裏道 と 農道 を往ったり来たりしながら 『大渋滞』 を何とか抜け、午後2時直前、、、ヘロヘロになりながら 荒雄川 へと辿り着いてました。   いつもより90分以上も余計にかかった荒雄行でしたね。

 まぁ、そんな長時間のドライブ中に"苦行"していたせいなのか … 川辺に到着する頃には最悪だった体調も幾分回復傾向でしたよ。(笑)


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 そんな好天下、荒雄川C&R区間 へ到着してみたら、やはり… と云うか、予想通りな釣り人の"出"なワケで。。。 (笑)
 
 鱒ちゃん (虹鱒) 達も、川辺を行き来するあまりの釣り人の数に「恥ずかしくて」物陰へと隠れたまま、、、その姿が見えない状況。。。

まぁ、、、前日に引き続き、、、朝から晩まで目の前にルアーやら毛鉤やら、、、休み無しで攻め立てまくられ、、、さらに釣り人が川辺で建てる足音も引っ切り無しじゃあ… 自分だってそうなるだろなぁ。。。 


 この日の釣り、、、果たして。。。 


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 むかつきと長時間のドライブでヘロヘロになってる体調を押して、、、強引に釣り支度を整え、、、川辺に立つと… それでも釣り心は しゃきっ! として、釣欲が込み上げてくるのが… 不思議なんだナ。。。 (笑)

 ただ、、、そんなメンタルとは裏腹に"二日酔漢"の体調は絶不調なワケだから、、、微かなアタリに対する咄嗟のアワセだったり、細糸で掛けた巨鱒とのヤリトリに、、、齟齬が生じまくって。。。   恥ずかしい… バラシ!!! と アワセ切れ!!! の連発モードに突入!!!

 
そんな訳で、、、用意していた 『量産型マダラzaku』 と 『卵chan』 は夕暮れを前に早々と 品切れ。
晩秋に吹く夕暮れの川風が… やけに冷たく感じられましたよ。(笑) 

  

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 この紅葉シーズンが終わり、川辺に霜が降り始め、人出が薄くなってくると、、、自分にとっての荒雄川シーズンが始まることになります。    ま、ここから11月一杯が… 凄く寒いけれど とても面白く なってくるワケです。 


 

 それではまた、荒雄川の川辺で。
 11月の良い釣り旅を。。。


 


 ■ 小雪が吹き荒れ、手がかじかむ程の厳しい寒さの下、荒雄川辺で孤独な釣りをしていると思い出す名曲。

    「北の街ではもう 悲しみを暖炉で 燃やし始めてるらしい」

   そんな歌いだしの歌詞に、『たき火をごちそうすっから。』 と云ってくれた…毛鉤釣りにおける先達、、、今は亡き 安斎 久 氏の優しさを湛えた面影が記憶に蘇ってくる。。。


 

 


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2018/10/20

鱒釣り師の10月

 10月… 荒雄川 C&R区間 の川辺から見渡せる「栗駒国定公園」の山々にも紅葉の季節が訪れていました。

 例年、この時期の荒雄川への釣り旅は"早朝の仙台発" で早出する…のがお約束。 

朝食を摂ってから…なんて、おっとり刀で仙台を出発しようものなら、、、R47とR108の途中で「紅葉見物の行楽」渋滞に巻き込まれてしまうため、通常よりも余計に移動時間が掛ってしまい、結果… 釣り時間が削られてしまうのだ。


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 但し、2018の今秋に限っては、ガソリン・軽油などの燃料代が高騰しているお陰なのか? … 行楽のクルマの数が目に見えて少ないのは有り難い限りだが、、、観光行楽目的の人出が減っているコトは地元・大崎市の観光関連業の皆さんにとっては死活問題。

 荒雄川C&R区間 へ 時折立ち寄らせてもらう一釣り人として、、、せめて釣行時の 買い物・給油・食事・宿泊 等は 地元・大崎市 での施設利用を心掛け、、、ここに支出したわずかな費用は…過疎化が加速的に進行している…現地の地域振興に役立てて貰えればと、そんな風に考えていました。

 自分は… 山女魚釣り そして 鱒釣り を目的とした忙しい旅人 …ではあるが、、、川が流れるそれぞれの土地で暮らす人の"笑顔"が在ってこその"釣り旅"である、、、とも常々感じている。

川辺における"笑顔"の輝ける釣り人、その土地に暮らす人との出会い。。。 
そんな流れの一つ… 荒雄川にふさわしい… 釣り旅の記憶。 

 

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 『いつの日か、大崎市の鳴子温泉郷に暮らしたい… 』という願望が、山女魚釣り師である自らの思考の内へ捨て切れずにいる。 
 
"山女魚釣りの路"として自分が度々利用する R108、R47 の分岐点にある温泉町。
四季の風景の中に山女魚の匂いを孕んだ川風が吹き続けている町。。。  
そして、過疎化の進行している町。。。

山女魚の銘流である… 秋田・雄物川水系・Y川。 山形・最上川水系・MS川。 そして宮城・荒雄川、 一迫川。
「栗駒国定公園」内に在る流れは、その全てが山女魚の川。

 このいずれの流れにも、鳴子温泉郷からは最短距離・時間で到達できるという… 西洋毛鉤による山女魚釣り師として全身全霊を傾倒した暮らし方が出来る町。

そして、秋になり、山女魚が禁漁になったら・・・C&R区間通いか?

  いい考えだなぁ・・・と感じている自分。  今は準備を続け、いずれは。。。
 


 
また、何処かの川辺から。  10月の良い釣り旅を。

 
 
 
■ 秋が深まって、心寒さに寂しくなると聞きたくなる曲。
   「氷の世界」の収録曲はその全てが多面的な心象風景を聞く者にもたらしてくれる…。


 

 


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