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2021/05/23

落穂拾い ~ 五月雨の山女魚 ~

 徹夜での出張仕事明け … 未明に降った五月雨が戻り路である峠道の路面を濡らしている。
そぼ降る五月雨で濃淡の萌黄色に染まった尾根が幾重にも重なって続く奥羽の山々は、俺が日頃一番美しいと感じる… 若葉の季節を迎えている。

 
きつい登り勾配・下り勾配からの高速コーナーが続く国道だが、ドライブする SUZUKI SWIFT の車体剛性と車重の軽さからもたらされたハンドリングによる軽快な走り。 ウエットで荒れた路面でのコーナリングを上手くいなしてしまう足回りに感心させられる。
 

我が釣り旅の相棒 SUBARU SG9 が車検の重整備に入って既に10日を過ぎ、代車として借り受ける SUZUKI SWIFT の軽快なドライブフィールにも、そろそろ馴染んできたところだ。 


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 この朝 … 黄昏時限定の山女魚釣り師の俺としては、珍しいコトなんだが、、、5月後半いよいよ毛鉤釣りハイシーズンを迎え、、、
日曜の朝、地元の渓流釣り人には知られ過ぎるくらいの良い流れ、、、を徹夜仕事帰りで通り掛かるついで … 朝一だけ羽化の様子を確かめついでに流れの様子を見て行こうか?… なんて思い立ち、、、釣り支度をトランクへ忍ばせていた次第。。。 

 
休日の朝だと … この流れの傍らにある駐車可能なスポットには、クルマが上下わずかな距離毎に駐車されて、これが朝・昼・夕と3交代で釣り人が入れ代わり立ち代わりしている筈だから、、、雨降りの今朝はどうかな?
 

う~む やはり、俺が入ろうと考えていた区間の上下の駐車スポットには、、、雨降りにもかかわらず気合の入った地元ナンバーのクルマが数台、朝一から入っている模様。。。

 
この区間は、ヤブが被っている為、エサ釣りやルアーだと竿抜けし易いから … まぁ、、、時間を置いて、入れるようなら。。。
 
 

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こんな感じで、先行した釣り人の竿抜けポイントを読みながら「落穂拾い」のように足で稼ぎつつ … B級、そしてC級のポケットを #16サイズ 自家用ヘアカディス で丁寧に探って行く事に。。。

普段、自分が登場する夕暮れ時の毛鉤釣りでは、たとえ先行者が通過したばかりのポイントでも、、、水生昆虫の羽化状況の沸騰次第では、10分も置くと同じ流れに魚が定位しに戻って来る事も在るんだが、雨降りで流れも冷え込んだ朝だけに、なかなか厳しい状況。。。


そう云えば … 朝イチの毛鉤釣りは何処の流れでもこんな感じで先行者有利だったか。。。とずぶ濡れになりながら毛鉤を結びなおしていた折に、思い返していましたよ。(笑)

それまでの山女魚釣り・渓流釣りの定石として在った「釣り場到達に我先となる釣り意識」。。。そんな感覚が嫌で … 自らの気に入りとなる流れを探しながら単独行での夕暮れの釣り … 水生昆虫の生態と羽化の状況に即した毛鉤釣り … をその後、俺自身が志向して行くようになった。。。 


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五月雨降りしきる下で「落穂拾い」の毛鉤釣りする俺に、M川の流れが気の毒に思ってくれたのか?
 
遡行途中に出会った、深瀬に被るヤブの際に投射した毛鉤を ムッ… という穏やかに吸い込むようなライズフォームで捉えに掛った山女魚。。。 


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この山女魚が定位していたポケットから上下流の羽化状況が読め、、、この後、雨降りが酷く水色にニゴリも混じって来たので、、、
大型の山女魚が定位するB級・C級ポケットだけを狙って「落穂拾い」を再開 。。。
 

実は … 尺サイズとみた山女魚 … さらに一回り大型の太いギラギラのデケ~山女魚 … を竿抜けのポケットで幸運にも立て続けにセットフックさせてましたが。。。

① 深瀬の終わりに在るタラタラな流速ヒラキの大石前に定位していた尺サイズは、ノンビリしたいわゆる「尺ライズ」を目前にした俺が早まり … さらに遅合わせが必要な場面で普通のタイミングで手が反射してしまい、固い上顎の端に針先が立たないまま一瞬の手ごたえからスッポ抜けてしまい 。。。 嗚呼。。。

② M川はナメと砂利が交互に現れる関係で、流れの所々が短く伏流しているんだが、この伏流が地表に戻って、漬物石の瀬が段々と入り、これが流れ込むプールのヒラキポケットには、本当にデケ~山女魚がハッチ待ちで定位する事が在るんだ。 
  五月雨降り続く今朝は、正にこのタイミングに俺が巡り合ってしまい … イエローサリー#16パターンの一投射目に … いきなり大型の太いギラギラの山女魚 … が浮上したかと見るウチ、啄む様にしてこれを吸い込み急速潜航!!
  よっしゃ、乗ったー!! と叫んだ刹那、、、R.L.Winston DL-4 7'6" #3 がグリップ上からノされてしまい、、、激しくローリングする魚に主導権を取られるウチ、このデケ~山女魚は段々瀬をあっという間に流れ下ると見るや、6X先糸はブレイク!!   しばらくボーゼンとさせられた凄い魚でした。
 

まぁ、俺自身の対応がまだまだだなぁ。。。と痛感させられ、反省しきりとなった2場面でしたよ。

五月雨下の今朝の「落穂拾い」の釣りでは、M川から悲喜交々となる厳しくも暖かい祝福を受けたようです。
 

 

 また何処かの流れから。。。
 5月の良い釣り旅を。。。
 
 


 ■ 桑田佳祐 – 君にサヨナラを(Full ver.) 
 
  ウチのカミサン … はこの6月に13回忌 を迎え。。。
  カミサンが儚くなった年の秋に、、、この曲はリリースされ、ふと耳にした俺の胸に桑田さんの唄う歌詞がしみじみと届いてましたよ。

  そんな思い出深い曲を今回は。



  

 


 

 

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