脚萎えの渓 ~ 手術後の春に ~
■ リハビリテーション(英語: rehabilitation)とは、身体的、精神的、社会的に最も適した生活水準の達成を可能とすることによって、各人が自らの人生を変革していくことを目指し、且つ時間を限定した過程である。 < 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』>
○ 誠に勝手ながら・・・ 先の1月、突発した私事での手術入院の為、シーズン明け河川解禁からの「 晴 / 雨 」ブログの更新を休止しておりました。
管理人・佐藤Nobとお付合い頂いておりました関係各位の皆様より、お見舞いを頂戴し、心より御礼申し上げます。
『 "男やもめ" の手術入院中は… ヒマばかり… 馬鹿な冗談をSNSでヒトクサリ… 貴重な時間を付き合い頂き、ありがとうございました ! 』
この冬、多忙となっていた1月下旬の午後… デスクで作業中、腰から右足全体に掛け… 酷く"シビレる麻痺感覚"が出始めて。。。
ま、その時点では、、、自分も… 『 年末からバタバタで寝不足が続き、休み無しだったナァ、、、オッサンの老体に"ガタ"が来たか? 早めに切り上げて、一杯飲んで寝てれば治っちまうか? 』そんな風に… タカを括っていた訳なんだが。。。
その後、、、さて寝ようか? とフトンを敷く頃には、腰全体に激痛が走る様になり、、、海老のように体を丸めフトンへ横になった訳だが。。。
腰の酷い痛み + 右足の感覚麻痺 は夜通し続き。。。 翌日曜の朝一番で、救急の整形外科へと息子の肩を借りながら… 何とか辿り着いて。。。
痛みに呻きながら、何とか撮影したレントゲン画像を見た救急当番の整形ドクターが「見事な… 腰椎の椎間板ヘルニア ですねぇ。」との診断。
さらに、その翌日、脊椎専門の整形外科ドクター・根本先生の再診察を受けて、MRIとCTの画像撮影による診断では… 外科手術による「右脚の神経節をひどく挟み込んでいる腰椎ヘルニア」を切除するのが、右脚側の痛み+感覚麻痺の自覚症状を取り除く最善の選択であろう… とのご説明を頂き。。。
この診察の際、自分より先生へ『 この外科手術後は、アップダウンが激しい、、、厳しい足運びの必要な… 渓流の川辺を再び歩けるようになれますか? 』誠に失礼ながら… そんな風に念押しの上… 確認差し上げていた次第。
根本先生は、、、苦笑いしながら…『 まぁ、それは佐藤さんご本人が体を労わる心掛け次第かなぁ? (笑) 』と。。。
自分の場合、何事も『西洋毛鉤による山女魚釣りの継続』が判断基準となってる"佐藤Nobな人生"… ってコトで。(爆)
その覚悟が決っちまえば、、、結論は単純なワケで。。
こうして… 2月14日 バレンタインデーは朝8時30分から、、、"人生初"となった 全身麻酔による外科手術 を受けてましたよ。
この外科手術が無事終了し、全身麻酔から醒めてみると、、、さっそうと病室を訪れた 手術執刀医の根本先生 より「佐藤さん、歩いてみて下さい !」と急かされ、、、心電ケーブルを付けた手術着のままでベッドより恐る恐る立ち上がり、、、右足を踏み出してみる。。。
なんと ! 普通に直立出来て、足が運べ歩けている。。。
いや、歩けている… という事に、、、本当に感動していた !!
何と、すばらしい… んだ !!!
手術前には、右脚の神経節からの痛みが激しくなっていて… 歩く事すら難しくなって来ていた腰痛の状態だったから、、、俺より『渓歩きが再び出来る様に…』念押しされていた根本先生が手術前から、ずっと気に掛けて下さっていたのだろうと。。。
こうして普通に立って歩ける事について、、、仙台市泉区 泉整形外科 の 脊椎専門医・根本忠信 先生 に深く感謝するしかない。。。
脊椎の骨に穴を穿ち、その裏側に在る神経節を挟み込んでいるヘルニアを取り除く大掛かりな手術の後、2月から3月一杯にかけて リハビリ療法 へと専念していた… 鳴かず飛ばず… な日々。
右脚ひざ下脛に未だ残っている強いシビレ感、寒さや低気圧の通過などが引き金となって右脚全体に感じる鈍いダルサ、、、そんな症状が背中に残った手術の傷痕と共に次第に薄れてはいるが。。。
4月を迎え、、、暖かくなって、、、腰と右脚にも優しい気候になれば、、、川辺へきっと。。。。
心に誓い続けた "脚萎え" の日々。
そんな"脚萎え"も、、、先日やっと、、、春の渓に復活できたようです。
川・渓を自在に歩き回れる"脚運び"には程遠い… 自らの思い通りには行かない… 危なっかしい足取り。。。
ま、、、そんな危なっかしさも 『俺の山女魚釣りにおける"風合い"』なのだと・・・自らに言い聞かせながら。。。
"脚萎え"のよちよち歩きの渓行が… この春もやっと始まったようです。
また、何処かの川辺から。
春の良い釣り旅を。。。
| 固定リンク | 0


























コメント