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2016/09/30

On The Road ~ 路上 ~

今日も仙台は朝から雨降り。
本格的な「雨師」となっちまった自分の頭上に”居座り続ける雨雲”を振り払えぬまま、、、どうやら・・・この9月は往ってしまいそうな予感。。。

そんな朝から降り続いた雨は、昼前には止んでいたが・・・ 宮城県南部~中部の山沿いは20mmほどの雨量となって、、、おかげで県南部・中部を流れる川は軒並み水位が高くなり・・・ この夕暮れは水生昆虫の羽化に伴う「ライズ狙い」での山女魚釣りを諦めざるを得ない状況。
 
 この天候では、しかたねぇ。。。か ?
 
では・・・と、、、ちょっと遠出して、、、降雨量の少なかった県北部の鳴子温泉周辺を流れる「江合川」流域を見ながら、最悪の場合、また R47をそのまま走り、、、県境の峠越えして 山形・小国川 の周辺の流れでもアテにするか ?


 今シーズン禁漁期までは残すところ・・・わずか2日。
ここは是が非でも、川辺に立って山女魚釣りせねば・・・という強迫観念すら。。。 


 こうして、今日もふたたび、、、走行距離30万Kmを超えるMAZDA / BJFWのハンドルを握って、、、夕暮れの川辺へと向かう路(みち)の上。。。 On The Road Again 

 

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 午後3時過ぎ。。。

通過しつつある秋雨前線の下を走っていたのか?  ウインドーの前方には・・・足早に流れて行くぶ厚い雨雲のすき間から薄日が差し始めたが、、、東北道を北へ、、、古川ICに向かっているウチに、、、今度は強い西風が吹き始めていた。


 やれやれ、またもや荒天下の釣りになっちまうのか ? 

この強い西風は先に通過した前線へ向かって吹いているから、、、宮城の平野部を流れる江合川ではこの夕暮れでもツライだろう。
ここは、、、R47をそのまま走り、、、県境の峠越えして 山形・小国川 の周辺の流れを探ってみようか?


   
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 結局、、、 先回の釣りでも立ち寄っていた 小国川水系・最上白川 の川辺着が午後4時過ぎ。。。
日没まで1時間と少しだけの・・・慌ただしい夕暮れの毛鉤釣り。。。

残念ながら、、、 最上白川 も雨降りが長く続いていたところに・・・今朝方の雨のせいで水位は大きく上がって、ついでに強めの笹濁りまで。。。


 まぁ、、、水嵩は高いし水色も厳しいが・・・なんとか川辺は遡行できそうだから・・・ 毛鉤を見に来た山女魚の姿が見えたら、今夕の釣りは OK か。。。

 平瀬ヒラキにある石回りの山女魚の適水勢のポケットをていねいに探っていこうか ?

 
 
 こうして。。。


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 増水した最上白川を難儀しながら遡行して、、、幾つかの山女魚の顔を見ているウチに日没が迫り。。。
 


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 遡行の途中で目を付けていた・・・テトラの沈むプールのヒラキ・・・に夕暮れのライズを待ってみるが、、、僅かにいくつかのトビケラとコカゲロウの姿は見えたが・・・最上白川の川面は静まり返ったままで、、、、、

 あえなく・・・秋の肌寒さを強く感じる、、、日没の闇を川辺に迎え。。。  この夕暮れの釣りは The End ! 


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 このところ、、、山女魚釣り旅へと向かう"路上"で・・・ クルマを走らせながら、、、何故だか? いくつもの 思考 そして 閃き が 激しく去来している。。。

 それは例えば・・・毛鉤のフォルムに関するちょっとしたアイディアだったり、、、テーパー・リーダーのフォーミュラに関するデザインの考察、、、はたまた、、、ラインクリーニングに関する新たな機材の使用方法について、、、だったり。。。


ただ、、、そんな毛鉤釣りに関わる自らの 思考 や 閃き は・・・ どんな場合でも 愉し気 で 沸き立つような輝き を放ち続けているのだ。。。   

 強いて言えば・・・良い酒に心地よく酔っぱらってしまった"シアワセ思考"に限りなく近い・・・とでも云えば良いのか ?

 
まぁ、、、山女魚釣りの旅 が禁漁・冬籠り期に入ってしまえば、、、そんな「ヨッパライ」状態からも抜け出せる訳ではあるが。。。 それはかなり、自分的にツライ事でもある訳で。。。 
 
 冬籠り期間をどのように・・・ウッチャル・・・か ?   ただ今、熟考中。。。でした。 

 

 また川辺から。   皆さんの良い釣り旅を。。。


■ ビート・ジェネレーションの代表作家 ジャック・ケルアック の作品 『路上』 よりインスパイアされ、今回の記事タイトルにも使用しています。  秋の夜長に、、、アルコール抜きで <酔える> を愉しめる作品。  おススメです。

■ 「On The Road」 繋がりで? 「On The Road Again」 というタイトルの曲が内外にいくつかあるのですが、、、自分の好きな作品はこちら。
   自分と同い年・山形県出身の 山口 岩男 が唄っています。





 

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2016/09/24

雨師の山女魚ふたたび ~ 最上白川 ~

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 この秋のシルバーウイーク は 飛び石 の祝日 、、、普段からカレンダーを無視した不規則な業務体制を執っている自分など、、、 今日が平日だったか ? それとも週末・休日なのか ? は、出先に向かう主要道路の混み具合から・・・ ハタ ! と思い出している次第。

 一方で、9月に入ってこのところ・・・平日・休日問わずに雨が降り続く・・・仙台では、広瀬川水系の水位も高止まりしたまま。。。

「 くそっ ! 禁漁間際のこの時期に ! 」なんて、、、中国料理 「楓林(ふうりん)」のマスターS氏をはじめとする知り合いの在仙毛鉤釣り師・諸氏が、釣りに出られずに焦躁を募らせる「釣り心のうめき」があちらこちらから聞こえて来るようです。


 秋田県内の河川が先ごろ禁漁を迎え、、、岩手・山形・宮城の河川漁期も残すところ7日。
秋雨に魅入られて『雨師』となった山女魚釣り師のシーズン終幕へと向かう釣り旅。。。 果たして。。。 

    

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 遅れていた彼岸の墓参りが済んだ、、、午後2時。

釣り支度を積み込んだクルマは東北道を北へ向かって走りだした。
 
  仙台上空の雨雲からは・・・またしても・・・雨が降り出し始めている。。。


三本木PAを過ぎた辺りで、、、ワイパーを高速に作動させて、視界に拡がり始めた雨滴を追いやって。。。


 さあて・・・と。  ここが思案のしどころだ。。。

当初・・・岩手の北上山地を流れる H川 とか S川 とか K川 辺りに夕暮れのライズ狙いで足を延ばそうと考えていたが、、、前方・岩手県方向に拡がっているどす黒く・ブ厚い雨雲が何とも気掛かりだよナ。。。

 「 こいつは、、、行先を変更するか。。。  それとも。。。  う~ん。 」 


古川ICまで2km の道路表示が見えた時点で、、、ココロは決まっていた。  

 「 よし、、、 閃いた、、、R47で峠越えして、山形・小国川水系へと廻ろう。  山向こうの最上地区なら、、、この雨の影響も少ないだろうか。。。 」 

 

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 午後4時を少し回った頃。。。  小雨降る 最上白川 の川辺へ到着。。。
流れの様子を確認すると、、、やはり、、、普段より水が高い。


結局、、、 『雨師』となった自分は、、、9月に入ってから 頭上に停滞を続ける雨雲 を振り切ることは出来ないまま。。。

 こうして、、、また、、、増水した川辺で雨に濡れながらの釣り支度。
  

   しかし、、、何とかならんモンかナ ?  この・・・「魚と釣り師は濡れたがる」って状況。。。
    たまには、カラッ !とピーカンで乾燥した秋空の下で夕暮れを迎えたいのだが。。。

   『雨師』にはそれも無理な希望なのか ??  

 


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 増水して幾分ニゴリの入った 最上白川 だったが、、、深瀬のヒラキにある底石の前に定位した山女魚達は、ドリフトさえ上手く決まれば・・・ 穏やかに水面へと浮上し、、、そっと・・・トビケラ毛鉤を捉え続けた。。。


 刻一刻と日没に向かって、、、雨雲が被った 最上白川の「秋雨の黄昏」 は深まり。。。


これでこの夕暮れは上りと心決めしたポイント・・・ 堰堤下にあるプールに続く深瀬ヒラキへ位置した、、、石裏の小さなポケットで、、、大型の山女魚がトビケラ毛鉤を ム・・・ッ! といった調子で静かに捉え。。。

  山女魚が反転して潜航したその刹那、、、 夕闇の下で輝いた・・・婚姻色に染まる太い胴が脳裏に強く刻まれて。。。


R.L.Winston DL-4 8' #4 が大きくロードして、、、深瀬を急速に奔り下った山女魚のコシの強い・・・疾く重厚なローリングに応酬していた。。。

 


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 こうして・・・ ズブ濡れの『雨師』となった山女魚釣り師の旅は、閃きのまま・・・訪れてみた 最上白川 より祝福されたようです。 


漁期は残すところ、あと6日。。。

乾いた川辺より、、、また。   良い釣り旅を。

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2016/09/19

雨師の山女魚

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 昨土曜。。。 仙台から秋田県由利本荘市・西目カントリーパークへと片道3時間半ほどの長駆して、、、次男・ 豊夏 (ゆたか) の所属する ブラウブリッツ秋田U-18 のAリーグ観戦に訪れた戻り足のコト。

 ぶ厚く、そして湿気をたっぷり含んだ雨雲が上空に拡がる・・・午後5時過ぎ。

R108沿いを流れる 山女魚の銘流 Y川辺 に立っているが。。。  
この秋も・・・まるで「雨」に魅入られたように、、、釣り支度をする自分の上空には、今にも振り出しそうな「雨雲」が附いて廻っている。

 思い起こせば ・・・広瀬本流、、、宮城県南の名流・K川、、、そして山形のM川、、、と 「秋雨」 に降り込められた釣り旅を続けて、、、

 
 ついに・・・この Y川 での夕暮れも、トビケラ毛鉤を川面に流し始めて間もなく・・・上空から穏やかな「秋雨」が降り出し始めている。。。

 何処ともなく 秋雨 を呼び込んでしまう 『雨師』の黄昏の釣り は、、、秋雨の中、、、こうして始まっていた。。。


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 9月現在の日没時刻から逆算すれば、、、ここから実際の川辺での釣り時間は30分程度。

ここは、もう、、、入渓ポイントの選択に躊躇する間など全く無く、、、何を置いても記憶に残っている Y川の核心区間 へと突入するのみ。。。


 夕闇が降りた川辺で R.L.Winston DL-4 8' #3 へと Lamson LS1.5 を組み、、、引き出した 6Xの先糸 へ手製のトビケラ毛鉤をフリーノットで結束する頃には、、、大粒の雨が黄昏の川面に水輪を作っている。。。  


 さて・・・と。  では、、、行くか。。。


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 3度目に行った12ヤード程の毛鉤投射だったか ?

深瀬のヒラキに出来た 山女魚の適水勢 のスポットにトビケラ毛鉤が差し掛かると・・・


  モジル様に、トビケラ毛鉤が水面下へと抑え込まれ。。。  山女魚が毛鉤を捉えて。。。 


   これを一拍半見送り、、、 ラインを滑らせるようにして・・・ 穏やかな、そして確信を込めた セットフック !! 
 


    グウ・・・・・ンッ !!    乗った。。。


 
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 水面直下に巨きな白銀色が反転し、、、 R.L.Winston DL-4 8' #3 はグリップ上から美しいベンディングカーブを描きながら、大きくロードして、、、、、大型の山女魚特有のコシが強い、流速の在る深瀬の中での疾く重厚なローリングに応酬している。。。 
 


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 こんな風にして、、、秋雨が降った黄昏に 『雨師』 となった自分の山女魚釣りは Y川 より祝福されたようです。 


 

 あと少しで、、、この秋の山女魚釣りは往ってしまうようですね。

自分自身・・・幾つもの山女魚釣り旅を・・・と毎シーズン当初は心に誓うのですが、、、なかなかに人生は上手くコトを運んでくれないまま・・・ふと我に返れば、釣りの季節が終わりを迎えて。

 それでも、、、いずれは・・・そうココロに誓いながら。。。  この秋も 『さよなら !』 を川辺で呟いている。。。

 

 また、、、川辺から。   皆さんの 良い山女魚釣りの旅 を。。。
 

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2016/09/06

細流の山女魚 ~ 広瀬川 ~

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 台風10号が猛威を振るい、東北地方にもたらした強烈な豪雨・・・による"増水"が広瀬本流にも続いている、、、日曜の午後。。。

 宮城県内と隣県の主だった流域に設置された「水位テレメーター」からの数値データをWeb上に追い掛けている。  

 しかし、、、先の台風通過後も、断続的に降り続いている「秋雨」のせいで・・・未だ水位計それぞれの数値データは高いまま推移している。
 
 
 そして再び、、、新たな台風が日本に接近とのニュースも流れ、、、この増水が9月一杯継続したまま、、、この漁期終わりを迎えてしまうのかも。。。 そんな心配すら現実になる可能性もあって。

  
 ま、、、広瀬本流の増水の様子見ついでに、、、久しぶりで出掛けてみるか。。。
念の為・・・毛鉤支度をクルマに積み込んで・・・と。。。

 

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 普段、、、目的の流れへと向かう道筋の通り掛かりついでに、橋上から眺めている・・・いつもの細流が、、、この増水で毛鉤釣りするには丁度良い・・・理想的な水位・水量になっている。。。 


 いや~、、、なんとも素晴らしい !  この流れから・・・増水に乗って遡上して来た「サカナっ気」を強く感じるナ。。。

   なんなら、、、この流れを試しても良いんじゃないのか ?


   折角だから・・・ どれ・・・ やってみるか。。。 
 

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 増水した流れを静かに遡行しながら、、、ガンガン瀬のヒラキに位置した"カケアガリ"の石回り・ブッシュ周りへ遠目の位置からのピンポイント毛鉤投射。。。

 #18のトビケラ毛鉤がそんな際どいスポットへ差し掛かると。。。


    モヤ・・・ッ !    水面直下へとモジルように、、、流れるトビケラ毛鉤が静かに吸い込まれ。。。


 そんなライズを一拍半送り込み、、、ラインを滑らせるようにして穏やかなセットフック !!


    グウ・・・ンッ !    乗った。。。 
 

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 ガンガン瀬の水面直下で巨きな白銀色が反転し、、、下流へと向かって、、、グングンと腰のあるファイトで奔り下って行った。。。

 R.L.Winston DL-4 7'6"#3 がバットから美しいベンディングでロードして、、、そんな山女魚の疾い重厚なローリングに応酬している。。。 


 こんな風にして、、、普段なら思いも掛けない、、、増水する広瀬流域の細流から祝福されたようです。
「ケガの功名」、、、そんな結末だった山女魚釣り。。。


  また川辺から。。。  9月の良い釣り旅を。。。
 

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