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2016/07/30

梅雨明け岩魚

 7月に入り、梅雨空の下で涼しいくらいの天候が続いていた東北・・・にも「梅雨明け」ニュースが流れ、やっと真夏らしいムシ暑さが戻って来たようです。 


しかし、そうは云っても・・・この暑さで鮎が育つ! と喜んでいる鮎釣り師 ( 註: 川風の釣り旅メンバーである 中国料理 楓林 のS氏、そして ブッシュマスターF は鮎釣りもやります )・・・ではない「山女魚釣り」だけの自分は、、、梅雨明けと同時に訪れた厳しい暑さに、少雨による渇水が続く流れと、、、そこに棲む魚達の様子が気になるばかり。。。

 川鵜がまた飛んで来てんじゃないだろか? とか・・・  この暑さでは、日没時のトビケラの羽化も止まってんじゃないか? とか・・・  
心配掛けてくれてた息子達も次第に手が掛からなくなっちまったと思ったら、、、今度は流れの心配 ?
 親馬鹿 ならぬ 釣りバカ の杞憂。。。

ま、、、こんな暑い日は仕事終わりの夕暮れに涼しい風の吹く「渓」で様子見しながら、、、夕涼みするのが良いだろう・・・と毛鉤釣り支度のまま川辺へと駆け付けていましたよ。


 
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 結局、、、涼しい予定だった渓でも、、、一旦、毛鉤釣りを始めたら流れに夢中になり・・・大急ぎでアチコチと遡行しまくったモンだから、、、ドロドロの汗まみれ。。。


 渇水していた木陰のプールで、、、ユルユルと流れの筋が当たる岩盤の窪みへ、、、張り付くように定位していた大岩魚を#18のトビケラ毛鉤で誘い出して。。。 

 

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 静かな夏の夕闇を映した水面へ浮かぶ極小トビケラ毛鉤に、、、大岩魚の吸い込むように微かな浮上斑紋。。。
 
 
  これを一拍半見送り、、、   ラインを滑らせるようにして穏やかなセットフック ! 


      グウン・・・・・ッ !     乗った !!


 R.L.Winston DL-4 7'6"#3 を支える右肘に掛かって来た、、、その重量感。。。 
毛鉤竿はグリップのすぐ上から美しいベンディングでロードしながら大岩魚の強烈なローリングに応酬している。。。

      こいつぁ、、、デケェ・・・岩魚だ。。。


 そんな大岩魚を丁寧に遣り取りして取り込んだ頃、、、涼しい風がそよそよ・・・と鼻先を過ぎて行き、、、真夏の夕闇が降りた渓に 宵の涼風 が吹き始めたようです。。。 

 

 また、川辺から。。。   夏の良い釣り旅を。。。 

  

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2016/07/25

五つの夕暮れ

 水中に暮らす水生昆虫達が暑さによる "夏眠期" に入り、夕暮れの川面が沈黙してしまう季節を間近に控えて。。。
この梅雨の終わりまでに何処かのタイミングで ・・・連続した夕暮れの毛鉤釣り・・・ を試したいと目論んでいました。

 それは・・・ 日没を挟む黄昏時に発生する体長5mm程の極小トビケラの羽化の様子をこの目で観察したい、、、のが第一目的であるのだが、、、 同時に、夕闇の下で羽化している極小トビケラを追い掛ける魚達の反応も毛鉤を使った釣りで確認しておきたい。。。なんて釣り願望もついでに在るのだった。 


 『西洋毛鉤による山女魚釣り師』を自負する自らが、、、いつか 『川辺での実践主義』 を意識したのは何が切欠だったろう。。。 

  伝統的な手法によるドライフライ (乾式毛鉤) の釣り、、、
  煌びやかでオーソドックスな手法によるウエットフライ (湿式毛鉤) の釣り、、、

始めた当初、、、そのいずれも膨大なパターンブックを手本にしながら巻いた毛鉤を・・・現場へ通い込んでは釣ってみたのだが、、、
或る大岩魚を狙った場面、、 また別の尺山女魚を目撃した重大局面で、、魚と流れを理解しない毛鉤釣り師には打ちひしがれる結果だけがもたらされ。。。

 カッコとスタイル優先を意識したままの西洋毛鉤では釣れない ! と或るテンカラ師は言い放った。。。  

 実際に魚達が捕食している水生昆虫の「サイズ」・「捕食対象となっている昆虫のタイプとその羽化の様子」・「捕食に至る周辺状況」 ・・・ そんな要素を自らが理解して現場の釣りで駆使出来ていなければ、、、目指す『本当の毛鉤釣り』になってない ! ・・・ と気付かされて。。。

 
 未だ <カッコとスタイル優先を意識したままの若きフライマン> だった頃に目指した 『本当の毛鉤釣り』 を追い掛け、、、7月の終わりに <老練な50オヤジとなった西洋毛鉤による山女魚釣り師> は連続する五つの夕暮れを渓に一人。


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 宮城、山形、秋田、、、それぞれの渓へと向って・・・仕事終わりの毎夕、愛車BJFWはカッ飛んで行った。
実際の釣り時間より、往復に掛かるドライブ時間の方が長いという とんでもない釣り旅の5日間 。。。
そんなハードなスケジュールのお陰で、随分なダイエット効果でしたよ。  

まぁ、そんな発作的・勝手気ままな釣り旅があっても良いのさネ。。。たまには。
しかし、、、それでも 釣り飽きていない自分 って・・・一体・・・。(笑) 
 


 また川辺から。。。   皆さんの (勝手気ままな) 良い釣り旅を。。。 

  

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2016/07/11

32時間 ~ 岩魚の渓 ~

 徹夜仕事を終えた朝10時、、、 雨降りの東北道を北へとクルマを走らせている。。。

 高円宮杯U-18サッカーリーグ2017・プリンスリーグへの参入を目指して戦い続ける「ブラウブリッツ秋田U-18」。
2016年度は6月末現在、、、堂々のリーグ首位をひた走っているが。。。   このままプリンスリーグ参入戦まで辿り着けるのか?

 高円宮杯U-18サッカーリーグ2016 秋田県リーグ 1部(略称: Aリーグ)の今日のキックオフ時刻は午後1時。。。

雨降りのピッチコンディションとなっている 西目カントリーパーク まで、仙台~北上~横手~本荘~西目と 残り230km / 3時間程 の雨中のドライブを・・・猛烈な睡魔に襲われながら辿り着けるのか?

 そのどちらも体力勝負だが・・・・・ 日々ブラウブリッツU-18のトレーニングで鍛えられ、今日の試合に向け熟睡している(ハズ)の 次男・豊夏 (ゆたか)は17歳、、、対して、日頃の不摂生 + 徹夜明けのままで雨中ドライブする 親父 は52歳。。。

 まぁ、、、明らかに親父の方が ヤバイ!状況 なのだが・・・・・ 覚悟を決めて、、、行くしかあるまい!!


Img_0802_4■ Photo by M.Saito

■ Photo by M.Saito

 
 休み無しで走り続けた結果、、、キックオフ時刻を少し過ぎた頃、、、何とか雨中の試合会場へ辿り着いて。。。

西仙北高校との試合では、 #2 豊夏が絡んだ 「いきなりピンチなシーン」 もあったりで、、、観戦中の親父は眠気も吹き飛び、、、雨降りの下、、、スタンドに座りズブ濡れで試合の行方に見入ってましたよ。。。

 こうして・・・スリッピーな難しいピッチコンディションを勝利で飾った ブラウブリッツ秋田U-18 。  
32時間不眠のまま・・・遠路をクルマを飛ばして駆け付けた甲斐あった結果で試合は終わり、、、一安心。。。 


『 この勢いのまま プリンスリーグ参入戦 へ辿り着けるよう祈っているぜ !  頑張れ ブラウブリッツ秋田U-18 !! 』

 

 時刻は午後3時を廻ったところ。。。   さて、、、ここからが親父の本領発揮だ !  

勝利に沸く関係者の皆さんが詰め掛ける会場を後にして、、、 ズブ濡れのまま、クルマを走らせる。。。

帰路、、、 R108沿いの心当たりの流れに毛鉤を流してみる算段。。。  
 


 
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 そんな心積もりだったが、、、クルマを走らせ30分もしないウチに、、、猛烈な睡魔が。。。

  やはり・・・ダメだ・・・ 運転しながら意識が飛んでしまう前に・・・ 仮眠しないと。。。 
 

  通りがかりに見付けた R108沿いの小さなパーキング・エリア へクルマを滑り込ませ、、、シートを倒すと、、、程無く意識は遠のいて。。。  

  zzz  zzz  zzz

 
 フッ・・・と眠りから覚めて、、、時計に目をやると、、、丁度1時間が経っている。。。
ここで寝直してしまえば、、、改めて目覚めた頃には辺りも真っ暗になっていることだろう。  

 行くか。。。   

短いが深い睡眠が出来たことで、、、体中の反応が戻っている。
   
ついでにリフレッシュした思考で・・・明るい内に通り掛かる流れは・・・と、復路のルート周辺の流れをいくつか思い浮かべてみる。。。

         
 雨も降っていることだし、、、出たトコ勝負か。。。 


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 朝から降り続く雨による影響で、、、立ち寄ってみた秋田側の流れは何れも水嵩を挙げており毛鉤釣りは難しい様子。。。   そして、、、日没の時刻だけが迫って。。。

 結局、、、今シーズンの馴染みとなっている Y川上流部 へ、、、黄昏の一時を立ち寄っていた次第。。。


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 ほんの僅かなY川辺での時間でしたが、、、それでも・・・32時間不眠で走り続けた"親父"釣り師・・・は、、、水位を上げた雨の降り続くY川より祝福されたようです。

 今度は、しっかり睡眠と時間を取ってY川へ訪れたいもんです。。。 

 

 また川辺から。。。   良い釣り旅を。。。

 

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2016/07/05

古色岩魚

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 「カワゲラが群飛する夕暮れ」を追い掛け、、、僅かでも時間が見付かれば、、、川辺へと立ち続ける・・・7月。 


 先夕、、、親しいサッカー観戦仲間 ( フットボールに関る話題が酒の肴となっている飲み友・・・釣りは全くしない ) と焼き鳥屋で飲んでた席上、、、『 そう云えば・・・例の毛鉤釣りのブログを見付けて読んでみたけど、、、数日置かずに川へ行ってて、、、魚を釣り飽きるコト・・・って無い訳 ? 』 なんて話題を振られて。。。

「 う~ん、、、例えば、、、それぞれのフットボール・チームにはチームを構成する要素から導き出された・・・特徴となるゲーム・プランや戦術・戦略があり、そしてそれが所属選手達のプレーによっていかに実践され、ひいては試合が成り立って行くのか? がフットボール・ゲームの見所である様に、、、 

 自分の"釣り"ってのは、日毎・時間毎に変わってゆく川の流れの状況に応じて、、、毛鉤釣りのゲーム・プランや戦術・戦略を自らが"監督"として考察し組み立て、なおかつ"プレーヤー"として実際にそれを実践出来る・・・ってトコが何時までも飽きない理由なのかな。。。  だから面白過ぎてハマリ・・・流れと魚の様子はどうかと数日置かずに川へ行っては毛鉤を投げてるワケさ。。。   
 プレーヤーそして監督としても世界中が一流と認める アトレティコ・マドリー(リーガ・エスパニョーラ)の ディエゴ・シメオネ監督 みたいな、、、日々のゲームに熱く挑戦し続ける毛鉤釣り師が居ても良いんじゃないかナ。。。 」  

 そんないい加減な回答に、、、釣りはしない友人も何となく納得した様で、、、その後も焼き鳥屋でのフットボール談義は続いたのでした。 

 
 Dsc017682■ こんなカワイイ岩魚の幼魚が下のような古色を帯びるまで、何年懸かるのだろうか?

■ こんなカワイイ岩魚の幼魚が下のような古色を帯びるまで、何年懸かるのだろうか?
 
       

 


 この夕暮れ、、、

そんな ディエゴ・シメオネ監督 を思わせる風貌の大岩魚と突然の遭遇。。。

 野武士のような・・・趣の在る「古色」を纏った姿に思わず見入ってました。。。


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 風雪に晒され、、、酸いも甘いも全て経験したコトが滲み出るような傷だらけの横顔。。。

決して2枚目とは云えない・・・古色を纏った大岩魚がこれまで経て来た時を想像しながら、、、この夕暮れの邂逅に思いを馳せている。。。 


 
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 それは・・・ UEFAチャンピオンズリーグ2016・ミラノでの決勝 アトレティコ・マドリー vs レアル・マドリー 戦、、、延長を戦い、なおPK戦に縺れ、、、そして準優勝に終わってしまったチームを鼓舞し続ける シメオネ監督 の"傷だらけの"横顔を思い出して。。。 

 古色岩魚 そして シメオネ監督 それぞれに感じる魅力的な横顔。。。

 

 また川辺から。。。   良い釣り旅を。。。
 

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2016/07/02

7月の夕暮れ山女魚

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 6月下旬から続いた梅雨空の下、、、霧雨の降る黄昏時の毛鉤釣りは川辺に立っていると底冷えするような肌寒さを感じるようだったが、、、7月を迎えたら・・・陽射しギラギラな快晴の夏日に。。。

 ま、、、こんな日の夕暮れは、川風の涼しい渓に居る方が良いだろうと、、、夕方の渋滞が始まった仙台市内を抜けて川辺へとクルマを走らせていました。
 

 
 7月を迎えた黄昏時の毛鉤釣りは、、、天候にも依るのですが、、、山女魚や岩魚が捕食する トビケラ や カワゲラ の羽化活動に懸かる ピークタイム は本当に短く、、、 今夕のような晴天の黄昏だと日没を挟んで前後15分くらいだろうか。。。 

 
 その短い時間の中で・・・ 流れの状況分析を行い、、、手際良く毛鉤を選定し、精度の高い毛鉤投射で、、、そして毛鉤を自然に流して魚に銜えさせて鉤に掛け、、、素早く取り込む。。。

 こんな風に Research and Development ( 毛鉤釣り分野の ) を夕闇に包まれて行く谷間で、一人繰り返し行っている訳なんだが。。。 
  

 西洋毛鉤による山女魚釣り師としての自分の生涯研究テーマ ( 複合羽化中のトビケラの同定 および そのトビケラの流下に対応する毛鉤の同定・開発 ) がなかなかそんな短時間で簡単に決着する訳も無く ・・・・・果たして、時間を見付けては毎夕の川辺へと Research and Development に駆けつけている次第。。。

 正直・・・ やればやるほど、立てば立つほど新たな発見があり、、、この新たな発見事象・経験を自分の毛鉤釣りへどのように取り込んで対応してやろうかと? 考察する日々。。。 

  

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 7月始めとなったこの夕暮れ。

日没時に カワゲラ は未だ姿を現しませんでしたが、、、小型のトビケラ・ピューパの流下が始まり、、、川面は一時沸騰したようです。

 面白すぎる Research and Development ( 毛鉤釣り分野の ) は"ほんの少しだけ"実を結び、、、この夕暮れの釣りは完結していました。  
  


そろそろ、、、水生昆虫たちも 夏の羽化モード に差し掛かって来たようです。

 また、川辺から。   7月の良い釣り旅を。。。

 

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