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2016/06/29

梅雨の黄昏 ~ 岩魚の渓 ~

 しとしと・・・そんな擬態語による表現がまさにぴたりとくる、、、 やわらかく地表に降り続く 梅雨らしい雨 が朝から続いている。

 自宅裏を流れる 広瀬本流 も、この雨降りで少し生気を取り戻したように水かさを増していた。

 そうさナ、、、この春から初夏にかけては、、、南東北・仙台では近年には無いくらい「雨」が本当に少なかった。
奥羽の山も森も、、、そして渓の流れも、、、カラカラに干からびてしまっていたから、、、この「梅雨」時期くらいは、どうぞ天の思うまま・・・存分に雨を降らせ続け給え。。。  

 流れを移動しながら暮らす 山女魚 そして 岩魚 にとって、、、夏の渇水期を過ごせる生息エリアへと無事に辿り着く為に、、、梅雨時のまとまった量の雨降りがもたらす 出水 は必要なようです。。。 

 

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 雨降りが続いた、、、この夕暮れ。。。

その後、、、カワゲラの羽化はどんな具合だろうか? と思い立って、、、川辺に向っていました。

 

 17時過ぎの川辺着。

ぶ暑い雨雲が上空を一面覆い、、、梅雨空のほの暗さが川面に写り込み、、、川辺では早くも夕闇が一日の幕を引こうとしている。。。 


 黄昏の毛鉤釣り支度を急がねば。。。 

R.L.Winston DL-4 7'6" #3 のシートに収まる Waterworks P-1 から6Xの先糸を引き出す頃には、、、今夕の結束すべき毛鉤の見当が付いている。。。


 

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 この雨で、、、先日より10cm以上も水位を上げた渓では、、、19時を大きく廻って。。。

小型カワゲラの羽化に伴う僅かな流下が起こり、、、ひざ下~くるぶし水深のプールヒラキで岩魚の散発的なライズを誘引。。。


 柔らかく吸い込むような・・・水面が微かに揺れる ポワッ ! とした・・・ウグイのそれと見まごうようなライズフォーム。。。


 しかし、、、1拍半を見送り、十分送り込んでからセットフックしてみると、、、

     ドスン・・・ッ !  と竿を握る右肘へと乗ってきた重量感。。。


 R.L.Winston DL-4 7'6" #3 がグリップ上から大きくベンディングしながら伸されるようにロードして、、、デケ~岩魚だ ! とここで気付いて。。。

  川辺で一人、、、そんな岩魚を幾度か遣り取りしながらランディングするのに・・・夢中でしたよ。。。 


また川辺から。   梅雨空の下でも、、、良い釣り旅を。。。 


 

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2016/06/22

川風の釣り旅 2016 ふたたび

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 先に 「雨降る処へ ~川風の釣り旅 2016 ~」 として紹介していた記事について、、、 晴/雨釣倶楽部.Blog の古くからの読者で・・・記憶力の在る方なら・・・お気付きになっていたかも知れない。。。  

 川風の釣り旅・固定メンバーで、以前、栃木・那珂川方面へと転勤していた ブッシュ・マスターF ( マブリマスター改め ) が昨シーズン、そして今シーズンと連続して、、、記事登場していない事に。。。


 ギラギラ系な 桜鱒のマブリ釣り に忙しくしているブッシュ・マスターF 本人も、、、そんなコトを深く気にしてくれたのか?
今回、F本人からの申告・スケジュール調整により、、、「川風の釣り旅 2016」を催行仕切り直しする事となった次第。。。


 ■ 「川風の釣り旅」の様子や雰囲気を少しでもお伝えできれば・・・と、、、今回、川辺で管理人・佐藤Nobが撮影した手ブレ動画をアップロードしています。 
   中国料理・楓林 S氏 、 そしてブッシュ・マスターFの雰囲気たっぷりのランディングシーンをどうぞ ! 
 


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 ブッシュ・マスターF よ。。。  川風は・・・記憶から蘇っただろうか ?

釣り旅メンバー3人が、、、互いにそれぞれの釣りへと向かう内面を深く理解しているからこそ、、、ベタベタと心は群れていない・・・早春の川風が吹いて行くような爽やかな心の機微が楽しめる釣り旅。。。 

 

  年輪を経て柔らかなイメージのループがS氏のオバラロッド製「銘無き竹竿」から繰り出され。。。

  正確で鋭いループがブッシュマスターFのオバラロッド製「銘無き竹竿」(S氏より借受)から。。。また

秋田・Y川辺の上空に、それぞれのループが一往復して投射されて。。。再び移動して行く。。。  

 変わらない二人の個性とその釣りの充実を感じさせるフライラインの軌跡がこの6月、自分の記憶となって残りました。


 孤独となった釣り心の癒せる・・・そんな川風を感じる釣り旅を、、、ふたたび。。。 

 川辺からまた。。。   良い釣り旅を。。。
 

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2016/06/19

カワゲラの夕暮れ 2016

 夕暮れ時の毛鉤釣りで川辺での経験値を重ねて行くと ・・・ 6月の梅雨時期に入り、、、 朝から終日天候が不安定なまま、さらに大気もムシムシとした湿気に満ちて体感不快指数の高い ・・・ そんな夕暮れは カワゲラの群飛 に出会う可能性が高くなるコトを理解するようになる。。。 


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 この夕暮れはまさに、、、そんな「カワゲラの夕暮れ」となる天候だった。

ジメッとした小雨降る、、、18時45分。  

一斉に カワゲラ は川辺に飛び出したが、、、 しかし、、、群飛となるような大規模な羽化ではなく。。。

ちょいの間 ・・・ それこそ15分間ほどダラダラと続いた小規模な羽化。。。  それでお終い。。。 

 

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 宮城の山添を流れる渓の水量は、先日の雨で・・・普段の水位・・・に向かっており、、、 ここから10日ほどが、カワゲラの羽化に伴う"熱狂する夕暮れ"のヤマ場 になりそうな気配。


 サイズ #6 ~ #8 となる 『ゴツイ系』の ・・・ カワゲラ毛鉤 は毛鉤箱へ補充を忘れずに ! ・・・ デケ~! 山女魚・岩魚に出会いたいなら、、、必携のサイズとなるでしょう。

 
 カワゲラの飛んだ夕暮れの川辺から。。。    6月の良い釣り旅を。。。 


 

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2016/06/17

山女魚雨 ~ 雨に唄えば ~

 昨日に続いて・・・今日も朝からの雨降り。
厚い雲が掛かった梅雨空から、、、雨が降ったり止んだり、、、そしてジメッとした感じで洗濯物が乾かないくらいの湿り気具合。

  広瀬本流の川底で羽化のタイミングを待ち続けている「オオマダラ」には・・・そろそろ頃合の天候じゃないか ?
  いやいや、、、こんな梅雨空の夕暮れは「オオカワゲラ」の群飛が期待出来そうだナ。。。

 そんな雨降り模様を傘の下から見上げながら・・・山女魚釣りには良い天気だ ! とほくそ笑んでいる自分 ・・・って、、、いったい。

 きっと・・・アタマん中では、、、雨の夕暮れに起きた山女魚のライズ・シーンが、、、繰り返しフラッシュバックしてるばかり、、、なんだろうか。。。

 

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 こうして、、、この夕暮れも。   降り続く雨に誘われ、ふたたび川辺へ。。。

川辺に辿り着いたのは18時を少し廻った頃。


 昨夜、補充した ミドリカワゲラ毛鉤 #16 は・・・マテリアル全体の使用量を抑え、スカスカなイメージで肉抜きして・・・仕上げている。   こんなドレッシングだと、、、水の表面張力 + フロータント により生み出される「ギリギリの浮力」で水面に張付いて、、、なんとも儚げに漂うイメージ。。。

 しかし、、、こんな風に仕上げる事で、、、吸い込むようにして起こる微かなライズ ( 註 : 大型の山女魚にはままあるライズフォーム ) ・・・ にすごく効いて、なおかつ セットフック も確実な毛鉤となる。

 唯一の難点は、、、数投射毎にフロータント処理して浮き具合・漂い具合の微調整が必要なこと。。。


こんな ミドリカワゲラ毛鉤 を6Xの先糸に結束し、、、19時過ぎの夕暮れライズを待っていると。。。 

  プールの流れ込み、、、白泡が切れる辺りで、、、


          モコ・・・ンッ !   
         
           モヤッ ! 
  

  そんな期待した通りのライズが始まって。。。 
    

                     この続きはご想像のままに。。。      

 

こんな風に、、、 雨が降り続く 6月の印象的な夕暮れ が、、、また一つ記憶されたようです。


 雨の中から。。。    みなさんの良い釣り旅を。 
 

  

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2016/06/15

梅雨入り山女魚

 雨の少なかった東北地方でも、6月13日11時に気象台から梅雨入りの発表があり、、、カラカラに干からびていた流れや山の木々が待ち望んでいた「雨の季節」となりました。

 早速、宮城の山添にも30ミリ程度の梅雨らしい・・・シトシトと降り続く弱雨が1日続き、、、この雨による増水で干からびていた渓の水生昆虫や魚たちも、、、ホッ!と一息ついているコトでしょう。

 まあ、、、あくまで個人的・山女魚釣り師的な希望として、、、"ダラダラと断続的に降る長雨"がこの梅雨中、、、続いてくれれば、川の流量増加により水生昆虫の生息可能な面積も拡がり、、、川鵜による山女魚・岩魚の食害が防がれ、、、さらに山女魚の遡上も促進されて、、、釣り場環境としては云う事無しなんだが・・・。

 過去の記憶を辿ってみると、、、冷たい北東風「やませ風」が東北南部にまで吹き募る夏は、冷夏傾向となって、、、梅雨前線も活発に活動した結果・・・肌寒い薄曇りの天候が継続し長雨となる・・・ 山女魚釣りが良い傾向にあった夏はそんな 冷夏 + 長雨 だったコト。。。

 しかし、、、こう云った天候だと、米作りに代表される農作物の生育にも悪い影響を及ぼすわけで。。。 一方が良くても他方では上手くない・・・なかなか難しいモノです。  

 


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 この夕暮れも、梅雨入りの雨が降ったコトを確認して、、、僅か1時間程でしたが、、、川辺に立っていました。。。

訪れた流れの水量は少しだけ回復していましたが、、、生憎、川辺の気温は14℃という肌寒さ。

そんな冷たい黄昏に・・・・・ ミドリカワゲラの羽化が僅かに起こるとプールのヒラキで貪るように連続するライズ。。。

 

午後7時15分を廻って、、、夕闇が降りて暗緑色に染まった鏡のような川面に、、、次々と流下してくるミドリカワゲラ。


  これに向って  モコッ、、、  モヤッ、、、  と一斉に始まるライズ。。。 


  後のシーンは・・・ ご想像のままに。。。


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 続くライズに忍び寄り、、、 これを丁寧にセットフックする度、、、

R.L.Winston DL-4 7'6" #3 がグリップ直上から激しくベンディングして、、、ラインが流れに突き刺さりながら下流へと走って行く。。。


 夕闇が降りてしまった渓で、、、 流れと山女魚と自分が・・・熱狂するまま・・・山女魚の鋭く重厚なコシのあるローリングに夢中で応酬していた、、、梅雨入りした夕暮れの記憶。。。  


 さて、、、と、、、この夕暮れの釣りで不足してしまった毛鉤巻きに戻るようです。  今夜は頑張って補充作業せねば。。。
 

 また川辺から。。。  良い釣り旅を。。。 


     

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2016/06/11

Goin' Where The Wind Blows ~ 6月の夕暮れ ~

■ Mr. Big  /  Goin' Where The Wind Blows (DVD Budokan 2009 より)

  コンピレーション「DEEP CUTS -Best Of Ballads-」 (2000年リリース)のCDを当時の音楽業界の友人より贈られて以来、、、2016年現在も今だ車載CDプレイヤーに乗せっぱなしという・・・管理人/佐藤Nob好みな Mr.BIG のバラッドを集めた名アルバム。 
佐藤Nob自らがベーシスト由来である為・・・個人的に 技巧派ベーシスト / ビリー・シーン のプレイに注目していたのだが、、、この 「Goin' Where The Wind Blows」 は Mr.BIG を代表する名バラッドだと感じている。
 
 R48、、、R47、、、R108、、、R13、、、辺りのカントリーロード(国道)を 山女魚釣り へと・・・一人で"夜走り"する際のBGMに。。。米国西部の"吹きゆく風"は似合うだろう。

 

■ 試しに、、、YouTubeのプレイ・ボタンを押下して下さい。 

「Goin' Where The Wind Blows」 をBGMに、今回の記事を読んでいただければ、、、この夕暮れに吹いた「川風」が傍らに届くはずです。  


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 この昼過ぎ・・・昨夜降ったという雨の痕跡、、、東北南部・各河川に設置された水位計のリアルタイム・データをWeb上に追い掛けている。。。

 これまで、大きく渇水していた・・・宮城、そして山形の河川については"お湿り"程度の降水で、水位計にも変動が無い状況。。。

 強い雨雲が被っていた秋田中央部から青森全域に掛けては40~50ミリ程度の降水。。。  
するってェと、、、もしかしたら、、、と確認した・・・秋田南部の山形・宮城県境付近の山添い周辺・・・は20~30ミリ程度の降水。。。 

 う~ん。。。

 そろそろ午後3時になろうとしてるが、、、これから山越えして秋田南部まで行くのか?  いやいや、、、この雨後ならワンチャンスが在るだろう・・・ やはり、、、行くしかあるまい。。。


 午後3時30分。  快晴となった東北道・下り車線-鶴巣PA先に設置されている気温表示は30℃。。。 

オイル交換で快調にエンジンの廻る愛車BJFWをさらにカッ飛ばし・・・古川ICでR47へと合流して新庄・鳴子温泉方面へ。。。

  途中、岩出山・道の駅付近の路肩に設置された気温表示も30℃。。。 

午後4時15分を過ぎて、、、鳴子温泉の先でR108へと分岐し、湯沢・本荘方面へ。。。

  途中、荒雄川・鬼首付近の路肩に設置された気温表示が28℃。。。  しかし、仙秋トンネルを越えて秋田側にあったR108路肩に設置された気温表示が21℃。。。

 
  こうして、、、初夏の陽射しも西に傾いた午後5時目前に、、、目的地の雄物川水系Y川へと辿り着いて。。。


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 果たして、、、降雨の影響があったのか?  夕暮れを迎えた・・・Y川辺では ミドリカワゲラ の群飛が始まっていた。。。 
 

 そんな光景に目にすると・・・この夕暮れの釣りへの期待・・・で気だけが先走って指先は震え、、、7Xの先糸に結ぶはずのミドリカワゲラを模した パラティルト #18 のアイに、、、先糸が上手く入らない !!  ああ !  くそっ !

 釣り心は急くばかりな、、、慌しい釣り支度。。。


 夕暮れの川風に乗って、、、次第にその数を増して行くミドリカワゲラ。。。


チャラ瀬のヒラキ、、、 プールのヒラキ、、、 深瀬の流芯、、、  流れのそちこちでライズが。。。


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 一つ目のライズを・・・流れを読んだドリフトで、イメージ通りにセットフック出来れば・・・ 釣り心は落ち着きを取り戻して来る。。。

  そうだ、、、いつもの様に、、、ゆっくり行くか。。。

  ライズ一つずつを丁寧に、、、あの石脇のヤブ下の流れへ・・・毛鉤を流し込めれば。。。


傍らには・・・ 夕暮れの川風に乗って、、、夕闇の中を黄色だけが浮かぶようにして飛び去って行く ミドリカワゲラ 。。。 


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 Y川に降りた夕闇が、、、川面を流れるミドリカワゲラ毛鉤の行方を隠すまで・・・・・この夕暮れの釣りも続いたようです。。。 


 印象的な雨上がりの川風が吹いた・・・6月の夕暮れに。
 

 川辺からまた。   6月の良い釣り旅を。。。 


 

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2016/06/09

川鵜食害について

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 5月下旬に雨が降って以来、、、ここ暫くの 雨無し・晴天続き となっていた仙台。
市街地の広瀬本流の水流も日に日に干上がり、、、普段の水位では見通せない川底まで・・・ついに現れ始めたくらいの渇水。。。

 そんな酷い渇水だと、、、水位が下がった影響でプール毎に魚が溜まってしまい、このところ広瀬流域に大量出没する『カワウ』にとって餌取のし易くなった上流域へ飛来し、山女魚・岩魚を狙い始めているようで・・・

 JR長町駅前にある「中国料理・楓林~ふうりん~」マスター・S氏によると、、、6/8時点で上流域の「JR奥新川駅」付近の流れに『カワウ』が複数現れており、渇水したプールの中に隠れている 山女魚・岩魚 が大量に食害されている。  また、プール川底にはカワウ食害の為、傷つき死んでしまった大型の山女魚、岩魚の死骸を複数見かけた。 とのコト。
 ※ 管理人Nobも昨シーズン中に同じ流域で『カワウ』および『カワウ食痕のついた大型の山女魚・岩魚の死骸』を複数回目撃しています

 そんな目撃情報も寄せられており、、、『渇水』影響下の 『カワウ食害』 による魚たちへの被害・ダメージへ心を痛めておりました。

 
 広瀬・名取水系の『カワウ』被害対策促進 のため、関係窓口への目撃通報をお願い致します。

 ■ 広瀬名取川漁業協同組合 022-308-6448
 ■ 宮城県水産業振興課    022-211-2932  e-mail: suishin@pref.miyagi.jp

 

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2016/06/04

6月の渓 ~ 毛鉤熱狂症候群 ~

 先日、JR長町駅前にある 「中国料理 楓林 ~ふうりん~ 」マスター・S氏と "川風の釣り旅" でさんざん愉しんだばかりだと云うのに・・・・・

 穏やかな晴天となった初夏の夕暮れ、、、釣り心の赴くがまま・・・勝手次第に仕事を早めに切り上げ、、、性懲りも無く ・・・川辺に向ってクルマを飛ばしている自分って一体。。。 


 まあ、、、ここで正直に告白すると ・・・37年目となっても・・・毛鉤釣りが心底好きなんだよナ~。。。
 
殊に・・・6月の夕暮れを迎える頃は・・・ 胸に込み上げてくるワクワク感やヒリヒリ感が急加速し始め、、、 こうしちゃ居られない !  今すぐ、、、大山女魚の浮上波紋を狙いに川辺に立たなくちゃ !!  
そんな強迫観念すら。。。
  
 釣りなど知らない普通の人から見たら、、、こんな嗜好の人間は 「このヒト・・・変なビョーキ?」 って感じなんだろか??

ええ、、、確かに 「毛鉤熱狂症候群」 なんてトコの 「他人には害を及ぼさない・・・ヤバイ・ビョーキ」 なんですよ、、、 自分やS氏は、、、恐らく。。。 

 

 この夕暮れ、、、愛車BJFWを飛ばしてR48で県境を越え、、、先回訪れていた最上川水系のM川へとふたたび舞い戻っていました。。。

 先回、S氏と釣り上がっていた区間のもう一つ上流側。。。  ナメで通らずになったドン深プールの上流域。。。 
車中の釣り談義で・・・S氏も 『 あそこは気になるんだよネ 』 と話していたM川の核心部分。

 先回の釣りでは、、、その肝心な 核心区間 が手付かずのまま。。。  そんな経緯で、、、今夕は検証がてらM川の「核心」へと入った次第。 

 

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 大渇水してしまったM川の「核心」区間では、、、日没直前、、、小規模なミドリカワゲラのハッチが始まり。。。
プール毎のヒラキでは・・・このハッチに熱狂した大型岩魚の浮上波紋が流れのあちこちで !!

 ミドリカワゲラのサイズに合わせた ヘアカディス #18 を鏡のようなヒラキの水面に漂わせると・・・それはもう。。。

R.L.Winston DL-4 7'6"#3 がバットから激しい勢いでロードし続け、、、夕闇の中で「毛鉤熱狂症候群」患者は一人大騒ぎでした。


 まあ、、、そんな魚との駆け引きの最中、、、毛鉤のサイズ優先ならこんなモンだろ・・・とタカを括って結束していた7Xの先糸を幾度も振り切られ、、、興奮ついでにデケエ~のを幾つか逃してしまい、、、 自らの浅慮に・・・深く深く後悔する夕暮れとなりましたよ。。。 Sさん。


 「核心」区間の検証作業の釣りは、、、個人的にも、、、また後日改めて仕切り直し、、、ってコトで。。。(笑)


6月の良い釣り旅を。。。
 

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2016/06/03

雨降る処へ ~川風の釣り旅 2016 ~

 午前3時。
薄闇の中、、、枕元で穏やかにバイブレーションする携帯のアラームに目覚めている。。。

 「 う~ん・・・  さて、、行こうか?   S氏のコトだから、30分も前からお店の前で迎えは未だか? と気を揉んでいるだろう。。。 」 


風の強い夜明け前・・・ピックアップ予定時刻の15分前には JR長町駅前・中国料理 楓林~ふうりん~ 玄関に愛車BJFWは横付けされ、、、釣り敵・S氏の登場を今や遅しと待受けている。。。

エンジンを止めた途端感じた・・・忍び寄ってくる肌寒さ・・・ 
目の前にあるコンビニへ小走りして、、、HOTコーヒーを2つ買って。

 「 これから 寒冷前線が通過する現地の天候次第だが・・・ この様子だと峠をいくつも越えて、遠くまで足を延さねばイカンかナ? 」  
 「 普段のオコナイが良いS氏との釣り旅なら・・・良い天候になる確率はとても高い筈だが。。。 」


 午前4時少し前、、、人通りも途絶えた暗がりの歩道をこちらに歩いてくる人影。

 『 おはよう ! 今朝は寒いね ! 』  深夜と言うべき時刻でも・・・朗らかな笑顔交じりでS氏の挨拶。。。

毎シーズン恒例となった 『気心の知れた釣り敵と川風に吹かれる釣り旅』 が、、、こうして始まった   


 
 

 ■ 「渓歩き」のタイトルで短い動画をアップロードしています。  渇水している渓を遡行する際・・・何気無く見えるS氏の足運び(ストーキング)の技術をご参考までに。
 魚が定位しているポイントに向う釣り人の立ち位置と魚に感づかれないギリギリの距離までの詰寄り方、、、そしてヤブの中での毛鉤投射の正確性とドリフトの生み出し方。  毛鉤釣りに必要な全ての要素が高い次元で成り立っているからこそ、魚は釣れるという見本です。
 正確な渓歩き・・・を身に付けることが、何より「魚と出会う」ための近道だと感じています。 
 


 夜明けを迎えた東北道を北に向かって走り、、、古川I.Cを降りてR47へ合流して、、、新庄・鳴子温泉方面へ。

進行方向の上空に厚く垂れ込めた・・・どす黒い雨雲と強く吹く風・・・はとても気掛かりだったが。。。
まぁ、、、出たトコ勝負で。。。
 

 そんな天候だったから・・・ 鳴子温泉の先で、R47からR108へ進路を変更するかどうしようか? S氏と車内検討した挙句、、、そのままR47を直進して 山形・最上の小国川水系の川を幾つもハシゴして様子見と。。。

 何せ、、、午前8時の道路脇の気温表示が8℃。  おまけに強い風交じりで雨が断続的に降っている・・・という厳しいコンディション。

 最上白川では伐採された中州にある柳木の林も急成長して、、、全盛期の最上白川を彷彿とさせるようなホレボレする流れの風景だったが・・・こんな天候では水生昆虫のハッチも望めないか。。。 


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 悪天候となった小国川水系を見送り、、、クルマは更にR47を進み、新庄でR13へ合流。
R13を北に、真室川の水系へと向かって。。。 

この途中、、、上空から猛烈な雨が降り出し、、、S氏も 「こりゃ、このアタリから北の川は全てダメじゃない?」 と云うくらいの天候。
それでもクルマを走らせ続けると、、、次第に雨は弱まり。。。  更にクルマは北へと向い走り続けて。。。 
  

 以前の釣り旅で自らの記憶に深く刻まれていたK川・・・へ雨風の中を一時だけ立ち寄り、、、様子見の釣り。 


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 さらに、、、県境を越え秋田・雄勝地区を流れる 雄物川水系のN川 へ。。。
亡くなった秋田の岳父が内装業の仕事でこの地域を訪れた折、通り掛かった際に試し釣りして偶然発見し、その後通い詰めた・・・という岳父秘蔵の尺山女魚川がこの川。。。 
 
 風雨に降り込められ、この川へと逃げ込んだ感もある10年振りのN川再訪だったが、、、この川でも釣り上るウチにまたしても風と雨が。。。
  
 どうやら、、、今回の釣り旅は「雨降る処へ」と向かう運命なのかも ?


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 まあ、、、ハナから出たとこ勝負さネ。  次行こ・・・次の川。。。

そんなヤケクソ感も手伝って・・・ この後、朝からの雨降りで15cmほど増水した雄物川水系のY川を15時まで試し。。。 


 15時過ぎ。 川辺では雨が降り続き、気温は急降下していた。。。   とにかく寒い !

こうして、、、雨降りが酷くなってズブ濡れとなった2人の戻り足は・・・ふたたび秋田・山形の県境を越え、ちょいの間立ち寄れる心当たりの川を更にいくつか頭に浮かべるが。。。   やっぱ・・・この辺は何処もダメだろ ! と意見は一致。。。

 ヒーターを強にしたクルマは雨雲と競うようにしてR13を南へと向っていた。。。 


 
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 17時前。  クルマは走り続け、、、辿り着いた・・・この釣り旅で最終幕引きの川・・・となった最上川水系のM川。

 まあ、、、ここでも強い風と厳しい寒さから逃れられませんでしたが、、、川面に拡がる夕闇が毛鉤の行方を隠すまで・・・凍えながら頑張ってましたよ。。。


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 雨降りの中、、、移動の距離ばかり延びてしまった釣り旅でしたが、、、それでも移動途中の車内で交わしていたS氏との『釣り談義』は、ふるえる寒さの中で飲んだ・・・舌が焼けるほど熱い濃い目のCoffee・・・な滋味深い味わいがありましたよ。 

 予想の付かないアクシデントもまた、、、釣り旅の味、、、ってコトですね。  

  


 また、、、川辺から。。。   6月の良い釣り旅を。 


 

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