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2016/06/03

雨降る処へ ~川風の釣り旅 2016 ~

 午前3時。
薄闇の中、、、枕元で穏やかにバイブレーションする携帯のアラームに目覚めている。。。

 「 う~ん・・・  さて、、行こうか?   S氏のコトだから、30分も前からお店の前で迎えは未だか? と気を揉んでいるだろう。。。 」 


風の強い夜明け前・・・ピックアップ予定時刻の15分前には JR長町駅前・中国料理 楓林~ふうりん~ 玄関に愛車BJFWは横付けされ、、、釣り敵・S氏の登場を今や遅しと待受けている。。。

エンジンを止めた途端感じた・・・忍び寄ってくる肌寒さ・・・ 
目の前にあるコンビニへ小走りして、、、HOTコーヒーを2つ買って。

 「 これから 寒冷前線が通過する現地の天候次第だが・・・ この様子だと峠をいくつも越えて、遠くまで足を延さねばイカンかナ? 」  
 「 普段のオコナイが良いS氏との釣り旅なら・・・良い天候になる確率はとても高い筈だが。。。 」


 午前4時少し前、、、人通りも途絶えた暗がりの歩道をこちらに歩いてくる人影。

 『 おはよう ! 今朝は寒いね ! 』  深夜と言うべき時刻でも・・・朗らかな笑顔交じりでS氏の挨拶。。。

毎シーズン恒例となった 『気心の知れた釣り敵と川風に吹かれる釣り旅』 が、、、こうして始まった   


 
 

 ■ 「渓歩き」のタイトルで短い動画をアップロードしています。  渇水している渓を遡行する際・・・何気無く見えるS氏の足運び(ストーキング)の技術をご参考までに。
 魚が定位しているポイントに向う釣り人の立ち位置と魚に感づかれないギリギリの距離までの詰寄り方、、、そしてヤブの中での毛鉤投射の正確性とドリフトの生み出し方。  毛鉤釣りに必要な全ての要素が高い次元で成り立っているからこそ、魚は釣れるという見本です。
 正確な渓歩き・・・を身に付けることが、何より「魚と出会う」ための近道だと感じています。 
 


 夜明けを迎えた東北道を北に向かって走り、、、古川I.Cを降りてR47へ合流して、、、新庄・鳴子温泉方面へ。

進行方向の上空に厚く垂れ込めた・・・どす黒い雨雲と強く吹く風・・・はとても気掛かりだったが。。。
まぁ、、、出たトコ勝負で。。。
 

 そんな天候だったから・・・ 鳴子温泉の先で、R47からR108へ進路を変更するかどうしようか? S氏と車内検討した挙句、、、そのままR47を直進して 山形・最上の小国川水系の川を幾つもハシゴして様子見と。。。

 何せ、、、午前8時の道路脇の気温表示が8℃。  おまけに強い風交じりで雨が断続的に降っている・・・という厳しいコンディション。

 最上白川では伐採された中州にある柳木の林も急成長して、、、全盛期の最上白川を彷彿とさせるようなホレボレする流れの風景だったが・・・こんな天候では水生昆虫のハッチも望めないか。。。 


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 悪天候となった小国川水系を見送り、、、クルマは更にR47を進み、新庄でR13へ合流。
R13を北に、真室川の水系へと向かって。。。 

この途中、、、上空から猛烈な雨が降り出し、、、S氏も 「こりゃ、このアタリから北の川は全てダメじゃない?」 と云うくらいの天候。
それでもクルマを走らせ続けると、、、次第に雨は弱まり。。。  更にクルマは北へと向い走り続けて。。。 
  

 以前の釣り旅で自らの記憶に深く刻まれていたK川・・・へ雨風の中を一時だけ立ち寄り、、、様子見の釣り。 


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 さらに、、、県境を越え秋田・雄勝地区を流れる 雄物川水系のN川 へ。。。
亡くなった秋田の岳父が内装業の仕事でこの地域を訪れた折、通り掛かった際に試し釣りして偶然発見し、その後通い詰めた・・・という岳父秘蔵の尺山女魚川がこの川。。。 
 
 風雨に降り込められ、この川へと逃げ込んだ感もある10年振りのN川再訪だったが、、、この川でも釣り上るウチにまたしても風と雨が。。。
  
 どうやら、、、今回の釣り旅は「雨降る処へ」と向かう運命なのかも ?


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 まあ、、、ハナから出たとこ勝負さネ。  次行こ・・・次の川。。。

そんなヤケクソ感も手伝って・・・ この後、朝からの雨降りで15cmほど増水した雄物川水系のY川を15時まで試し。。。 


 15時過ぎ。 川辺では雨が降り続き、気温は急降下していた。。。   とにかく寒い !

こうして、、、雨降りが酷くなってズブ濡れとなった2人の戻り足は・・・ふたたび秋田・山形の県境を越え、ちょいの間立ち寄れる心当たりの川を更にいくつか頭に浮かべるが。。。   やっぱ・・・この辺は何処もダメだろ ! と意見は一致。。。

 ヒーターを強にしたクルマは雨雲と競うようにしてR13を南へと向っていた。。。 


 
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 17時前。  クルマは走り続け、、、辿り着いた・・・この釣り旅で最終幕引きの川・・・となった最上川水系のM川。

 まあ、、、ここでも強い風と厳しい寒さから逃れられませんでしたが、、、川面に拡がる夕闇が毛鉤の行方を隠すまで・・・凍えながら頑張ってましたよ。。。


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 雨降りの中、、、移動の距離ばかり延びてしまった釣り旅でしたが、、、それでも移動途中の車内で交わしていたS氏との『釣り談義』は、ふるえる寒さの中で飲んだ・・・舌が焼けるほど熱い濃い目のCoffee・・・な滋味深い味わいがありましたよ。 

 予想の付かないアクシデントもまた、、、釣り旅の味、、、ってコトですね。  

  


 また、、、川辺から。。。   6月の良い釣り旅を。 


 

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