川面に浮かぶ月 ~ 猿ヶ石川 ~
深夜作業の連続のせいなのか? はたまた、、、このところは連続で出掛けていた釣り疲れ・・・のためなのか?
予定では、、、プラウブリッツ秋田U-18 に所属する次男の試合観戦の為、AM7時起きして岩手県盛岡市行きを準備次第、クルマで出発するのが・・・つい寝過して、、、AM9時30分過ぎに S氏 ( JR長町駅前・中国料理 楓林 )からの『釣り連絡』電話で叩き起こされていた・・・という次第。
あー、ヤバイ ! 大慌てで、、、寝ぼけ眼のまま釣り支度を整え、、、秋晴れとなった東北道を北へ向ってクルマを飛ばす・・・ そんな情けない朝の顛末。。。
釣り旅が始まる朝・・・ってのは、もう少しスマートにいく筈だが。。。 まあ、実際はいつもこんなモノですよ。 自分の場合。。。
次男の試合観戦予定を早めに切り上げ、、、盛岡市の会場を出たのが午後1時近く。
盛岡から東北道を折り返して、、、花巻の先で分岐する釜石道へと進んで、、、宮守ICからR283へ降り、、、綾織の集落、そして懐かしい「猿ヶ石川が流れる遠野」へ。。。
遠野市街でR340へと入り、、、カッパ淵で有名な土淵(つちぶち)集落から県道160号へ折れて附馬牛(つきもうし)集落、、、そして大出(おおいで)集落へとクルマは走り続けて。。。
今回の目的地であった 早池峰神社 へ辿り着いたのが、、、午後2時30分を廻った頃。。。
20年も昔、、、初めて 猿ヶ石川 を訪れた折、、、宿となった門前の民宿 「わらべ」のご主人・佐々木さんから『遠野物語』を彷彿とさせるような 早池峰神社 にまつわる数々の不思議なお話を伺って以来、、、曲がり角が続く人生の折々で躓く度に、、、密かに立ち寄っている・・・迷い続ける自分にとっての「パワースポット」。
苔生した鳥居を潜り、、、石段を上がって神門を過ぎると静謐とした神域、、、樹齢を経た御神木の杉木立の並ぶ参道、、、拝殿の屋根は架け替え工事中だったが、、、本殿にて静かに手を合わせ・・・今日の再訪が適ったことを 霊験あらたかな早池峰の神 へ感謝している。。。 そして、猿ヶ石川の釣り旅の成就についても少しだけお願いして。。。
神前を程なくして、、、民宿「わらべ」に立ち寄り、漁券を買い求めた際 『早池峰神社の神様にはお参り済ませましたよ!』と一言添えると、奥さんが『お参りしたの? えらいね!』 と笑顔で返してくれる。 早池峰の神様と四季を暮らす 大出人 の笑顔が何とも嬉しくて。。。つい先程までの悩み事を忘れて一緒に笑顔になっている。。。
しかし、小学生のようにして、、、「えらいね」なんて・・・褒められたのは何時以来だったっけ?
こうして・・・訪れの早い秋の夕闇が川面を沈めて、、、投射したトビケラ毛鉤の行方が定かで無くなるまで 猿ヶ石川 での山女魚釣りは続いたようです。。。
秋の残照が薬師岳の山頂だけを照らす頃、、、東の澄んだ夜空には中秋の月が浮かび、、、その月光が猿ヶ石の川面に照り返し輝いたのは、、、「迷い続けるお前の旅を適えよう」と・・・ 早池峰の神様からの思し召しだったか。。。
良い釣り旅を。。。
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