秋雨一人
本州南部で停滞する秋雨前線は、連日の「秋雨」を仙台へもたらしている。
ここに、オホーツク高気圧からの湿った冷たい北東風「やませ」が吹き入ると、、、仙台では急速に気温も下がり、薄手のフリースが欲しくなる・・・11月始め頃の"強い肌寒さ"を感じていました。
NHKラジオの「気象通報」によれば、、、昨日お昼・12時の仙台の気温が19℃と、同じ時刻の北海道・稚内での20℃を下回って、、、 しとしと・・・ここ数日、断続的に降り続く「秋雨」は晩秋の天候を連れて来たようです。
日ごと、降っている「秋雨」の隙間を縫うように、、、天候を眺めては川辺へと駆け付け、、、毛鉤による山女魚釣り。
自らが 52歳 を迎えた・・・この夕暮れも、、、 しとしと・・・やさしく降り続く「秋雨」の中で羽化するトビケラに合わせた毛鉤を結び、、、増水が続き水位が上ずった川面に向って、、、このトビケラ毛鉤の投射を続けていました。
降り続く「秋雨」と夕暮れの川面に漂う「薄闇」は非現実な印象深い舞台設定を施している。。。
山中の深い緑の間で濃密に木霊する獣たちの息遣い。。。
ずぶ濡れになった齢52の山女魚釣り師が秋雨に一人。。。
そうして、、、迎えた日没の薄暮、、、秋雨の増水した流れにトビケラ・ピューパの流下が始まって。。。
一つひとつ・・・山女魚を掛ける度、、、しだいに加速し、沸騰を始める 釣りゴコロ。
こうして、、、自らの毛鉤釣り始めから数えて 37回目の秋 はひっそりと・・・訪れたようです。
また、何処かの川辺から。。。
良い釣り旅を。
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