« 30ヤードの夕暮れ ~ 荒雄川C&R区間 ~ | トップページ | 秋雨一人 »

2015/08/22

秋雨に濡れて ~3分の賭け~

 接近する台風と秋雨前線による雨降りの予報が出ていた、、、午後遅くの仙台。  
すでに、市内青葉区の上空には真っ黒な雨雲が掛かって来ており、、、先ほどから雨が降り出し始めたようだ。。。

そんな窓外の様子を気にしながら・・・ Web上にある 雨雲レーダー と 宮城県土木部サイトが発表する県内各地の降水量と水位計のテレメーター・データ を交互に見比べ、、、これから向うべき川辺の様子をリサーチしている。。。


 うん、、、 雨雲レーダーによれば、、上手い具合に雨雲の切れ目に当たっている 広瀬川の上流域 なら・・・夕暮れに向かって、これからの2時間弱くらいは・・・雨降りの勢いも弱いようだ。   

 そうと判れば、、、7分は急な増水で全くダメ/残り3分は未だ何とか釣りが出来そう、、、なんてバクチになっちまうが、、、川辺に向かってみるか。。。


 
Dsc014812


 7月末から続いていた熱暑と酷い渇水、、、また、そんな状況が呼び込んだのか?「夜トボシ密漁」による人為的な要因も続いて、、、渓に棲む魚達も辛かろうと・・・ 8月の今日まで、広瀬川の上流域には全く足を向けていない状況でした。。。


 ま、、、その後の渓の様子を見るだけでもOKか。。。  気楽に行こう。。。

強まり始めた雨の勢いに合わせ、、、ワイパーを高速にして、対向車の跳ね上げる水壁を潜りながら・・・川辺までのドライブ。。。  
 
   「やっぱ、、、この強い雨ではダメなんじゃないか? Uターンするなら、この先で。。。」 
   何度となく、、、先程までの考えを打ち消してしまう様な・・・強く激しい雨。。。


 それでも、、、JR仙山線・作並駅前を通過する頃には雨脚も弱まり、、、道路の濡れ方も降り始めの様子。。。

   「よしよし、、、これなら、何とかやれるか。。。  後は、これから入る林道を無事に抜ければ・・・。」
   
   

Dsc014762


 雨の影響でグチョグチョのドロンコ路面となってしまった林道はクルマを泥だらけにして抜け、、、川辺への到着が午後5時過ぎ。

 雨と雲のせいか? 既に川辺はイブニングの暗さ。

強く降り始めた雨の中、、、どうせ最後はズブ濡れになるからと・・・雨具無しにして急いで釣り支度を整え、川辺へと走る。。。   あっ!と云う間に水は上がってしまうだろう。。。

 確かに、、、この雨は先程から降り始めたばかりか、、、渓の水位・水色とも未だ釣りが可能な状況だった。

 R.L.Winston DL-4 7'6" #3 に組んだ Lamson Litespeed 1.5 より 7X の先糸を引き出し、これにクリップル・ビートル#18 をフリーノットで結束する。

  「みるみる水かさが上がって、ついでにササ濁りの水色も入り始めた。。  もう時間は無いナ、、、 さっと叩いて、、、さっと引き上げねば、、、帰り道の林道が。。。」

  「こんな様子なら、、、淵やプールのヒラキだけ狙って。。。」


 次第に強まる雨は、水面に多数の水輪を作り、、、こんな不規則な波立ちが、、、さらに毛鉤に対するライズとの判別を難しくしている。

 5投射ごとに毛鉤を引き寄せ、、、パウダー・タイプのフロータント処理。。。
 毛鉤を水面に漂わせるだけでも至難な密度高い雨。。。

 そして、次第に深まってゆく雨降りの夕闇。。。


Dsc014782

 とあるプール・ヒラキにあるくるぶし程度の水深のごくごく浅い水面に、、、山女魚がひっそりと吸い込むように クリップル・ビートル#18 を捉え。。。

 この山女魚の撮影を終える頃には、更に雨の勢いが強まり始め・・・ ずぶ濡れのまま運転席に飛び込み、、、そのままクルマを走らせ。。。


 こうして、辛くも秋雨の合間を縫った毛鉤釣りで、、、広瀬川水系の山女魚と再会することが出来ました。

これから一雨ごとに川の活性も戻って、、、秋の釣りが始まるようです。。。


 また、秋の川辺から。。。

良い釣り旅を。。。


|

« 30ヤードの夕暮れ ~ 荒雄川C&R区間 ~ | トップページ | 秋雨一人 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/116556/62135614

この記事へのトラックバック一覧です: 秋雨に濡れて ~3分の賭け~:

« 30ヤードの夕暮れ ~ 荒雄川C&R区間 ~ | トップページ | 秋雨一人 »