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2015/06/23

夏至の黄昏

 雨の少なかった春から現在まで続く少雨傾向。  自宅裏を流れる広瀬川の川底が覗けるような渇水。

この6月もすでに夏至を迎えて・・・仙台西方にそびえる奥羽の山並へ降る大量の雨を待ち続けていました。


 昨夕から夜半にかけ少しの間降った待望の雨、、、それでも渇水を続ける渓には「焼け石に水」のようで。。。
生気のまるで無い、、、先週より一層渇水して石河原の広がった川辺に・・・毛鉤釣りの夕暮れを待っている。。。

 『 これでは、、、夕暮れに僅か一時起きるライズを打って終わってしまうだろう。 』

普段なら、、、トビケラ毛鉤・カワゲラ毛鉤を使っての良い釣りになる事が多い長いガンガンの瀬も川底の石の間にチョロチョロと水が流れているような状況。。。

 『 どれ、、、少し歩いて、、、  山女魚が溜まってそうなプール前後に今夕の見当を付けるか? 』


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 渓歩きしながら、チャラ瀬となってしまった流れの石周りを試しに遠目から狙ってみると、、、それでも、シブシブながら岩魚が反応してくれて。。。


 久しぶりに降った雨後の曇り空だから、、、岩魚達の方が騒いでいるようだ。。。


少し速い流れの筋に定位している山女魚を拾うか。。。


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 見当を付けていたプールに辿り着く頃、、、夏至の夕闇が降り、、、暗緑色に川面を染めて、、、

その暗緑色を背景に、、、僅かながらミドリカワゲラの流下が始まっている。。。


渇水したプールの鏡のようなヒラキ、、、  岩盤沿いに僅かに水が動いている流れの筋の中央で、、、


   モヤッ・・・・  


 薄闇を通して目を凝らすと、、、ふたたび、、、


   モ・・ヤッ・・・  と水面直下にモジルような・・・  大型特有の微かなライズ。。。


 こいつぁ、、、、、 きっと・・・デケエ山女魚だ。   


 一発だ !   一発で出さないと・・・後は無いだろう。。。
 そっと、、、丁寧に、、、 行くか。。。


足音を殺しながら中腰でアプローチ、、、 さらに膝間付いて・・・頭上と背後の藪を躱わせる投射位置まで、、、にじり寄る。。。

  
 ラインを下流側へフリップして送り出し、メジャリングしたラインを引き上げながら、、、そのまま前方投射。

 すると、、、展開して行くループがスルスルとトビケラ毛鉤#18を狙いの流れに乗せて。。。


息を殺しながら、、、極小トビケラ毛鉤の行方を見つめていると。。。

   モ・・ヤッ・・・   先と同じライズフォーム、、、  トビケラ毛鉤が消えた ! 


 一拍半を送り込み、、、 ラインを滑らせながら セットフック。。。


   グウン・・ッ !     乗った。。。

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暗緑色の水面直下に巨きな白銀色が滲み、、、反転するや、、、、一気に下流へと走り続ける。

疾く重厚でコシの強い山女魚のローリングに R.L.Winston DL-4 7'6" #3 が美しいベンディングカーブで応酬している。。。


 こうして、、、夏至の黄昏に、、、渇水する渓の魚達から祝福されたようです。

また、川辺で。   良い釣り旅を。

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2015/06/11

川風の釣り旅 2015 ~ カワゲラの夕暮れ ~

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 OBARA Rod 「銘無き竹竿」7'6" #4 が操る者の力みを感じさせない、、、しなやかなキャスティングで、夕暮れを迎えた空に見る見る糸を伸ばして行った。

 「どう ? 今日みたいな"渋い釣り"にはイイ感じじゃない ? 」 ラインを繰り出しながら S氏 (JR長町駅前・中国料理 楓林~ふうりん~) は笑顔で語り掛けている。。。


 昨日降った20ミリほどの雨は、カラカラに乾いた森の木々に吸い取られ、見る見るうちに渓は干からびてしまい。。。  大きく渇水した渓でのS氏との久しぶりの釣り旅。。。 


 釣り人も、水生昆虫、そして岩魚、山女魚も 日々の活性を取り戻せる~恵みの雨 を待ち続けるようです。
   

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 それでも・・・黄昏を迎える頃にオオカワゲラの見とれるような群飛が一時起こり、同時にミドリカワゲラの流下に対するライズも発生して、、、このライズは薄闇が降りる頃まで続いたようです。


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 プールヒラキで大型の岩魚に特有の微かなライズ、、、  すかさず、、、S氏の柔らかな投射が決まる。

すると、、、やさしく着水した毛鉤に向って、、、再び、、、ライズ。。。


 6月、、、カワゲラ舞う渓の印象的な夕景。。。  川風を感じる釣り旅。


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皆さんの良い釣り旅を。。。

 


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2015/06/04

風の夕暮れ

 朝から仙台市内に吹く強い風は、午後に差し掛かると更に激しさを増したようだった。

晴天の外では、時折、ゴォーーーッ、、、ヒューーーーッ、、、と風を切る音と共に、窓がガタガタ・・・としきりに鳴り続けて。。。

 久しぶりにまとまった時間が取れたんで・・・釣りに行こうかと思ってたが、、、まぁ、、、こんな時は不足してた極小型のトビケラ毛鉤巻きでも。。。

 今朝方見た天気図の様子なら、この夕暮れには風も幾分治まって来るだろう。  
風の後に集中して起きるはずの極小カディスのハッチを待ちながら、夕暮れに合わせて川辺に出掛けようか。。。


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 しかし、、、期待とは裏腹に、、、午後3時を迎えても強い風は吹き続け・・・一向に収まる気配も無い状況。

面倒続きの人生同様 ・・・ 思惑通り・期待通りに運ぶなんて事は、、、そう在るもんじゃない ・・・ ってか?

   しゃあねぇ、、、見切りで良いから・・・クルマ走らせるか。


午後4時少し前、、、強風が未だ吹き募っている川辺へ到着。。。

いや~、、、こんな様子では、、、毛鉤を投射すると風に煽られ・・・凧揚げ・・・になりそうだナ。。。

そんな独り言を云いながら、、、強風で波立つプールヒラキにある浅瀬の川面を眺めていると、、、ピシャッ! とライズ。

 いやいや、、、今のは自分が期待し過ぎて、、、「見間違い」ってコトも在るから。。。

 さらに眺めていたら、、、チャラ瀬ヒラキの石周りでも・・・また、、、モヤッ! とライズが。。。


やはり、、、こんな強風の中でもハッチしてたんだ。。。    よっしゃ~ !!


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 トビケラがハッチしてくるチャラ瀬・浅瀬のヒラキへ腰を屈めながらにじり寄り、、、強風を意識しながら、、、極小のトビケラ毛鉤を石周りへ、、、そっと魚の鼻っ面へ差し入れるように投射すると。。。


  波立つ水面に チュポ ! と吸い込むような微かなライズ。。。

  これを一拍半送り込み、、、ラインを滑らせながら、、、穏やかなセットフック。

  
    グウンッ !   乗った。。。


  水面の直下に白銀が滲み、、、浅瀬に山女魚の腰が強い重厚な疾走が始まって。。。

  R.L.Winston DL-4 7'6" #3 が美しいベンディングカーブでロードしながら、これに応酬している。


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 風の夕暮れに。。。   またひとつ、、、印象に残る釣り旅が記憶されました。


 
 6月の記憶に残る釣り旅を。。。また。

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