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2014/05/31

五月の川辺で

 黄昏時に吹く川風が爽やかな5月も、、、うかうかしているウチに月末を迎えて。

仙台市内に住むあなたの周りに、、、 17時を廻った頃、急にソワソワして・・・落ち着き無い様子で帰り支度を始めた"釣り好き"が居たなら・・・ どうぞ気付かぬふりで優しく見送ってあげて下さい。

 きっと、脇目も振らず急ぎ足で・・・・・モンカゲロウの激しいハッチがある広瀬川辺へと駆け付ける筈ですから。


 瞬くように儚く、、、そしてどこまでも優しい 5月の流れ 。。。
  
山女魚釣り師は自らの時間が許す限り、、、川辺へと向かい、、、そして。。。


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 下の息子の部活仲間・・・そして自分にとっては中学生の釣り仲間でもある ガク君 の 毛鉤釣りによる初めての山女魚 の記憶。。。

美しい5月の流れが祝福してくれたようです。


 川辺でまた。  良い釣り旅を。。。

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2014/05/12

黄昏の魔弾 ~ 広瀬本流

 数日吹き募った強風も昨夜半には収まり、終日に渡って穏やかな晴天で迎えた・・・初夏の夕暮れ。

昼過ぎからバイスに向かい、、、薄暮に集中羽化する シマトビケラ の「 スパークル・ピューパ 」は塗装の剥げかかったR.ホイットレーのソフトトレーに並んでいた。

 水面直下を押し流されながら、、、それでも、、、ピクピク、、、と水底よりイマージングする小型のトビケラ。。。  その身に纏った イマージング・ガス は、 水面より僅かに差し込む西陽にギラッ、、、ギラッ、、、と反射して・・・  山女魚は熱狂する。。。


 強い川風の吹いた昨夕、、、流速のある深瀬ヒラキ側の流芯脇に水シワのような微かなライズを見付け、、、 すかさず流れの筋へダウンストリームに投じた トビケラ・ピューパ 毛鉤を捉えたのは大型の魚だった。。。

   グウンッ・・・     乗った !    よーし。。。 

   グン・・・グン・・・  グン・・・ フッ !    

         アアッ、、、  バレた。。。


 毛鉤竿を支える右肘に残った・・・魚の重量感。
セットフック後のローリング具合だと、、、 おそらく大型の山女魚。。。


 また明日の夕暮れ、、、そうココロ決めして、、、 逢魔が時を迎えた川辺を離れていました。

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 Review FC8303 とそのリールシートに収まる Lamson LiteSpeed1.5 を片手にフル装備の釣り支度のまま、玄関からわずかに国道を歩き、、、さらに住宅街を抜けると、、、5分後には広瀬本流の川辺へ到着。。。
 
 穏やかな日曜午後の川辺には川遊びの人影が多くあって。。。

石投げ派、、、 バーベキュー派、、、 犬連れ派、、、 ランナー、、、と多種多彩なお楽しみ。

なかなか賑やかな盛況ぶりで、、、これじゃあ・・・お楽しみの皆さんが家路に向かう薄暮まで待機だナ。。。


 午後6時30分を過ぎると、、、川辺の喧騒もさすがに失せて。。。

平瀬では シマトビケラ の散発的な羽化が既に始まり、深瀬のヒラキには ヒゲナガ も姿を見せていた。。。


 Review FC8303 とそのリールシートに収まる Lamson LiteSpeed1.5 から XPS・DT3F を引き出す頃には、結ぶべき毛鉤の見当が付いている。

手早く、6Xの先糸に フラッタリング・ヒゲナガ #10 をフリーノットで結束して。。。


 5月の夕闇は静かに深まり、、、 そして・・・ライズの期待も高まっているが、、、

闇の訪れと共に次第に増え続けて、いまや紙吹雪が舞うような ヒゲナガ の飛翔を目撃しながら、、、これに向かうライズの気配が感じられない川面を眺めながら ココロ は逡巡していた。。。


 うん・・・。   今夕、一度だけ場所を移してみよう。。。


そこは流速のある深瀬プールの直下に位置する、底石が複雑に入り組んだ流れ。
昨年の大出水で底石が動き、新たな深みも生まれ、遡上途中の山女魚が留まり易い流速もあった。

 足音を殺しながら、、、この流れを目指して静かにアプローチすると。。。


 ドバッ、、、  バシュッ、、、  と大型の魚が、、、スケーティングしながら流下するヒゲナガに向かい、岸際の緩流とガンガン瀬の筋で饗宴の真っ最中だった。。。

 なんと・・・・・ こっちだったのか。


 時刻を確認すると18時50分。


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 夕闇の中で、先のライズの筋に フラッタリング・ヒゲナガ #10 を投射して、、、微弱なフラッタリングで誘うと一発の反応だった。。。

  
   深まった夕闇の流れに音も無く ヌウッ・・・ と大型の鼻先を突き出し、、、 

   微かに見える毛鉤を静かに捉えて潜航する、、、


   これを一泊半見送りながら、、、   ラインを滑らせるようにして確信のセットフック。。。


     グウ・・ンッ !     乗った。。。

         しかし、、、、、  動かない。。。   毛鉤竿を支える右肘に乗った・・・魚の重量感。


  一呼吸置いて、、、、、 巨きな白銀色が暗緑色の流れの直下にゆったり反転するのが見えて、、、
  竿を一杯に絞り込んだまま、、、  悠々とガンガン流れの中へ躍り込んだ。。。

  こいつぁ・・・デケェ。。。


Review FC8303が竿一杯に美しいベンディング・カーブを描きながらロードして、、、大型の幅広山女魚の激しく重厚な"魔弾ローリング"に応酬する。 

 暗緑色の広瀬本流の流れに突き刺さったまま走り続けたラインの軌跡が今夕の記憶となって残りました。


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 こうして、、、この夕暮れも広瀬本流から祝福されたようです。


 美しい5月の夕景を皆さんにも。 
そして、、、また川辺で。  良い釣り旅を。


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2014/05/10

5月の黄昏 2014 ~ 広瀬本流 

 カレンダー通りに連休・・・とは「問屋(業務)が卸してくれない」・・・自分の黄金週間。

まあ、、、毎年のコトですが、、、ここ数年は息子達それぞれの部活の試合スケジュールがさらに複雑に絡み合って・・・ナカナカ、釣り本位な時間も取れない状況に。。。

 そんな混沌とした時間を何とかやり繰りして、、、黄昏時ほんの僅かな時間、、、毛鉤竿片手に自宅裏の川辺へと走り、そして流れの様子を伺うのが・・・只今の"密かな"愉しみ。


 刻一刻と西に陽が傾くにつれ、広瀬本流の川面の表情も変わって行く。。。

ほんの先ほどまで、まるで生気の無かった川面に、ひとつ・・・また一つ・・・と羽化してくる水生昆虫が姿を現し始めると、暗黒色の川面へ魅入られるようにして山女魚釣り師は、危ない何かに傾いて行く。。。  

 そんな「逢魔が時」の誘い。   山女魚釣りの深み「危険な淵」へと。。。

5月の黄昏はそんな魔性を含んだ川風を連れているようです。
ゆめゆめ 「危険な淵」 には近づかぬよう。。。どうぞご用心を。


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 先夕も、下の息子の部活仲間「ガク」君・・・毛鉤釣りを始めたばかりの中学生の釣り友・・・と川辺に立ってみたら、、、早速、海沿いの町から大学進学で引っ越して来たばかりだという青年に「毛鉤釣りに興味が在って・・・」と話し掛けられ、、、それから毛鉤釣りの面白さをアレコレ話し込んでしまい。。。

 結局、、、 50オヤジ + 18学生 + 14中坊 という 釣りバカ・トリオ が、黄昏時の広瀬本流の川辺に立ち続けていた次第。

 でも、、、その帰り足、広瀬本流のヒゲナガ大量羽化のハシリを目撃出来たのは・・・僥倖でした。


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5月の黄昏は、そんな釣り師同士の出会いも連れて来るようです。

また川辺で。。。  良い釣り旅を。


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