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2014/04/27

山女魚 来る ~ 広瀬本流

 穏やかな天候で迎えた、4月末の夕暮れ。

仙台では日中の気温が20℃を越え、未だ肌寒さを感じる川風対策用に、、、もう一枚上に羽織ったウインドストッパー・ジャケットの釣り支度では、午後の日差しの下だと・・・じんわり汗ばむほどの陽気となっていました。

 3月までの雪降り続きから一転、この4月に入ると雨が極端に少ないせいで大気の乾燥した状態が続いており、そんな好天続きが一気に山沿いを暖めてしまった影響で、降り積もっていた雪解けの出水が続いていました。
 本来、桜の開花する頃に降る雨水が雪解けによる川水の水温低下を緩和して、水生昆虫の活動と山女魚の広瀬本流の遡上を促進してくれているはずなのに、、、雨無しのおかげで広瀬本流には冷たい雪代水だけが川一杯に広がったままで。。。

 例年に無いくらい、春の訪れが遅い広瀬本流でした。


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 これまで長い時間、、、広瀬本流の直ぐ傍らに暮らしを建て、、、四季の川辺を朝に晩に・・・眺めていたら、、、「あ・・・今朝方、、、山女魚が遡上して来たナ。。。」と直感的に感じるようになって。

  川水を通して見える川底の珪藻の色あいのかすかな変化、、、、、

  薄暮の川辺から聞こえてくる カジカガエル の ケロケロ・・・という鳴き声。  
 
  カモメの到来、、、、、 ( おそらく小型山女魚が遡上するフレッシュ・ランの頭を追っていると )   

  燕 そして セキレイ の川面飛翔 ( 水生昆虫の羽化量が増える ) の様子、、、、、

  そして、 カワセミ が川辺を頻繁に行き交う姿が見られるようになり、、、、、


 そんな、他人にはどうでもイイ・・・些細な発見が積み重なると。。。

それは本当に、、、四季移り変わる広瀬本流を朝に晩に眺めている者だけが感じる、確信的な変化なのです。

朝、ベランダのカーテンを開け、広瀬本流の川面を眺めた時に、、、「ああ、、、山女魚が来たなナ。。。」と。

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 この春の・・・確信は「今朝」だった。

タイミングが良いコトに、、、[中国料理 楓林~ふうりん~](JR長町駅前)のマスター・S氏から昨晩、Obara Rodのデモロッドとなっていた 「銘無き竹竿 8' #4」 を・・・新たに手に入れたから使ってみて・・・と借り受けてたから、、、試しついでにちょいと確かめに。。。

 ■ Obara Rod 「銘無き竹竿」 ・・・ ロードした際のパラボリックなベンディングカーブが大変美しい、、、実戦的なコンパウンドテーパー+30%ホロー・ビルドを採用し、オバラ製のメインストリームとなる竹竿。
S氏は プロトタイプ7'6"#4, カスタム7'3"#3, カスタム6'8"#4, そして今回の 8' #4 合計4本のオーナー。
 
  個人的に・・・トルクのあるバックキャストからラインスピートを限り無く抑えたソフト・プレゼンテーションまで・・・一連の投射動作の中にある操る楽しさ、メンディング等の実戦技における追従性、そしてコスメを限りなく抑えてシブイ表情を持った竿が放つ「潔さ」にシンパシーを感じている。


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 「Obara Rod 銘無き竹竿 8' #4」 の相棒には、広瀬本流での出番が多い「WaterWorks社 Force 2X LT Anniversary」 + XPS DT4-F を組合わせて。

コンパウンドテーパー + 30%ホローのモダーン・デザインな竹竿とウルトラ・ラージアーバ + ドラッグ・システムの秀逸な超軽量リール・・・・・進化を遂げた竹竿そして糸巻・・・・・言い訳の無い「革新」の邂逅は、いつも素敵だ。 


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 この午後から薄暮に掛けて・・・。  広瀬本流・八幡付近の流れでは。

14時45分から15時半頃に掛けて、、、オオクママダラの散発的な羽化。
16時過ぎから17時半頃に掛けて、、、コカゲロウ#22の集中的な羽化。
薄暮・18時前後に掛けて、、、ガガンボの散発的な羽化。  それと共に散発的な水シワのような微かなライズを発見。


 マダラのNymphing、、、 コカゲロウのイマージャー、、、 ガガンボのイマージャー、、、
7Xの先糸に結ばれて、、、そして外されてゆく毛鉤の数々。。。


 羽化を目撃しながら・・・ライズの見えぬまま、、、時間だけは過ぎて。

 山女魚は確かに来ている。。。しかし。。。
薄暮を迎えても 朝の確信 は薄れぬまま・・・。


 その時、、、プールヒラキの鏡のような水面に水シワのような微かなライズが。。。

ユスリカタイプとしてスカスカに巻いた ソフトハックル・イマージャー #22 を新たに先糸へ結び直し、先ほどの筋に流し込むと・・・・・一発だった。


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 春の夕闇が訪れ、暗緑色の川面に一転して・・・ 山女魚の白銀が弾けて散る。。。

こうして広瀬本流から、「お前の確信は真実だった」と・・・祝福されたようです。


 また川辺から。。。   良い釣り旅を。。。

   

 
 

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2014/04/16

釣り旅ふたたび

 4月の強い日差しを受け、穏やかで暖かな天候となったこの昼過ぎ、、、 
ふと、思い立って、、、毛鉤釣り支度を積んだクルマをドライブしている。

 道路脇にあるデジタル温度計は 21℃ の表示。

心当たりの・・・こんな陽気でも雪代の影響が少ない川へと向かう沿道には、、、満開となった桜並木の薄紅色、、、そしてその枝下で一斉に咲き誇るラッパ水仙の鮮黄色、、、それぞれが4月の青空の下で目に染入るように映えて。。。   釣り旅の季節が巡って来たことを実感していました。


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 モニターの前に座り・・・自らの釣りを物語ること、書き散らすこと・・・が 「億劫だ」 と感じた、、、或る冬の日。

内なる 何か が疲弊している。。。  タイプするという義務感のプレッシャーにココロが縛られている。。。 
川辺に立ち、そして自分の釣りに向かうだけで、既に十分じゃないのか。。。と  

 そこで、、、仕事以外でモニターの前に座ることを止め、、、自分の内世界にある「書きたいモチベーション」とやらをもう一度、探してみよう。。。  

もし、、、そんな「情熱の鉱脈」に当たらなければ、そこで The End (撤退)でも良いじゃないか・・・と開き直ってみると、、、 自らの釣りゴコロは軽くなって。


 思い立ちは、、、即実行に移し、、、あとは、黙って釣竿片手に川辺へ立つだけ。。。


こうして、冬の間このブログ上で無沙汰を続けながらも、、、管理人・佐藤Nobは・・・"釣りまくり"でした。 

 ※ しかし、、、この冬は、日ごろの運動不足のせいで内科検診では引っかかって長期通院加療を宣告され、そして皮膚科に通い、更に奥歯の治療で歯医者通いまで。。。カラダ中が本当にヤバイ状況だったことが判明。  

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 久しぶりに、、、昨晩巻いた「 量産型マダラZaku 」#16 は大活躍し、、、雪代の流れからいくつかの流麗な山女魚を誘い出してくれました。 

 一歩、、、一歩、、、 雪代で増水した流れを慎重に渡渉しながら、、、瀬脇の石裏に出来たスポットへ毛鉤を丁寧に投射して、、、山女魚からの微かな魚信を探る Nymph Fly の釣り。。。


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 自分にとって・・・・・ 山女魚釣りを物語りすることもまた、自らの釣り旅の一部であるのだと・・・ 厳しい冬を越えた山女魚を眺めながら、自分も厳しい季節を乗り越えてきたのではないかと、、、思いを改めていました。

 自らの言葉と文章で表現し伝える、西洋毛鉤による山女魚釣り。。。
ジョージ・アンダーソンが語った「チャレンジャブルな釣り」がここにも在るのではないかと。

「山女魚と川と釣り旅」を・・・自分のチャレンジとして、ココロの内世界をもうすこしだけ書き続けてみようと思います。

いずれ、また川辺で。。。 良い釣り旅を     佐藤Nob

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