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2013/09/28

落葉の渓

 秋彼岸が過ぎ、河川漁期も終わろうとする9月末を迎えて、秋晴れ天候の穏やかな朝晩は放射冷却により寒さを感じる気候となっていました。


 僅かな漁期の残りは、あと幾度・・・川辺に立てるだろうか?

早くも落葉が流れて行く秋の渓を眺めながら、、、ふと、自分が通り過ぎて来た様々な流れの風景を想い返している。


 山女魚を追い続ける自分の釣り旅の終着となる「秋の訪れ」は、、、楽しんだ「祭りの後」にも似て、、いよいよ寂寥が募ってくるようです。

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 一昨日の午後、米国への長期出張より戻ったばかりの 宮城教育大学・棟方准教授 と、10月に開催される野外授業の現場調査を兼ね、広瀬川上流部の流れに立っていました。

 先ごろの台風通過に伴う大出水で、この川底の石も大きく転がり、流れの様子は一変していましたが、、、川底が綺麗になったおかげで山女魚の産卵場とするには丁度良いヒラキが散見されて。。。一安心。

 川底の石裏には、あの大出水を乗り越えた水生昆虫の姿も沢山見られました。
 

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 漁期終わりに近づいて、、、平日にも拘らず、シーズン別れの挨拶に訪れる釣り人の姿が絶えませんでしたが、、、それでも、落ち葉が流れ始めた秋の流れから祝福されたようです。


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 残り僅かとなりましたが、、、秋の良い山女魚釣り旅を。。。


追伸 : FlyRodders(フライロッダーズ) 2013年11月号/9月21日発売 「ニジマス・フライ30」

     まったく手前味噌ですが・・・管理人・佐藤Nobの手製毛鉤を記事紹介いただきました。
     取り扱い書店・プロショップ等でどうぞご覧ください。
 
      ※ お買い上げいただければさらに嬉しい・・・FlyRodders編集部・鈴木さん。


 

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2013/09/22

赤とんぼ ~ 秋彼岸

 秋の彼岸を迎えて、宮城県内の山女魚釣りシーズンも残すところ10日・・・を切ってしまいました。

私事ながら・・・亡きカミさんの秋彼岸の墓参りをと、部活にそして目前に控えた試験準備に忙しい息子達と、それぞれのスケジュールをやり繰りしてたら、、、かろうじて父子3人の時間が揃うのは、、、この夕べ・午後遅くのみ。。。と判明。

 釣りバカ親父は、この夕べもシーズン残すところ僅かとなった山女魚釣りに出掛けたいのだが。。。

  え~い、、、しゃあねぇ。  よし・・・わかった。。。  了解です。。。  

    ここは、、、親父が涙を飲んで・・・君らのスケジュールに合わせよう。

  ただし、、、昼前から、、、ちょいとの間だけ・・・山女魚釣り行かせてね。。。お母さん(カミさん)の墓参りへの出発時刻には戻るから。。。


 
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 文化祭による登校日となっていた下の息子を送り出し、、、自らの業務連絡を手早く片して、、、台風でゴミが散らかってしまったベランダ清掃・・・なんて家事仕事を終えると、時計の針は11時を廻り。。。

 バタバタと釣り支度を用意して、車に飛び乗ったのが11時半を廻った頃。

川に向う道は「彼岸参り渋滞」で・・・街道沿い・墓地周辺を通るルートは全てアウト。。。

 記憶に在る『釣り場への裏道』を伝って市街地を遠回りしながら、、、広瀬川上流部の川辺へ到着したのは、12時半を過ぎたタイミング。

 アテにしていた入渓点の駐車スペースには、既に先行組のクルマが。。。

 まあ、、、彼岸の休み時期はいつものことさネ。 
 ついでに天気もドピーカンだし・・・悠々として急げ!・・・でやるか。。。

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 秋晴れの下、、、熊避けの鈴をチリチリ鳴らしながら・・・遊歩道を暫く歩き、、、いいところでヤブコギして川辺に降り立ち、、、いつもの釣り支度。

R.L.Winston DL-4 7'6"#3 を丁寧に継ぎ、、、Lamson Litespeed 1.5 をリール・シートへ装着し、、、DT3Fをガイドに通して、、、引き出した6Xの先糸には・・・先夕も活躍していた・・・ショート・シャンクのトビケラ毛鉤#18をフリーノットで結べば。。。  毎度おなじみの準備は完了!

 それでは、、、やってみっか。。。

 
 その区間は、遡上途中の山女魚が好んで定位する・・・・・大きな玉石が点在し長く続くザラ瀬と深瀬が交互に現れている流れ。。。   秋の黄昏時なら小型のトビケラの集中的な羽化が期待できる、、、毛鉤釣りには理想的な流れだった。


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 流れに立って直ぐ、、、  12ヤード程の3投射目だったか。。。。  

 大きなプール直上の瀬脇で、、、毛鉤が、もう・・・流れ切る、、、という刹那。。。

 トビケラ毛鉤を押さえ込むようにして捉えに出た山女魚。


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   一拍半を送り込んで、、、、、 ラインを滑らせながら、、、 穏やかなセットフック!

  
     グゥン・・・ッ!     乗った。。。
    

     水晶のように澄み切った川面の直下に白銀色がウネリ、、、そして急速に反転した。。。

 
 
  やはり、、、この流れだった。。。   いい山女魚だ。。。  


  R.L.Winston DL-4 がキリキリと・・・撓り込んで。。。

絞り込まれた速い流れの中、、、疾く重厚なコシのあるキリモミするようなローリングで下流へと突進を試みる山女魚へと応酬する。


 その山女魚が口火になったか。。。  流れが立て続けに。。。  爆発して。。。


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 こうして、、、あまりの好状況に、流れをさ迷いながら夢中になって釣り続けていたら、、、

ある時、、、 釣りを止めようとするかの様に・・・釣竿を握る右の手に赤とんぼが静かに留まっているのに。。。気付いて。。。


 んっ!  綺麗な赤とんぼ。。。   どうしたんだ?  
そうされると・・・・・釣り、、、出来ないんだけど。。。 


ふと、、時計に目を遣れば。。。   おっと! もう、、、こんな時間。


 夢中で山女魚釣りを続ける自分に・・・秋彼岸の墓参りの集合時刻に遅れる、、、と天国に居るカミさんが、呼び掛けてくれたようです。


 おかげで・・・無事、息子達との墓参りに間に合いましたよ。
天国のカミさんと呼びに来てくれた赤とんぼに感謝しながら。。。

 良い釣り旅を。


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2013/09/19

十五夜の渓

 各地に被害をもたらした台風通過に伴う大雨により、仙台・広瀬川水系でも大出水となっていました。
まあ、久しぶりに見るすごい勢いの降り方だったから、、、ベランダより見える広瀬本流もみるみるウチに水かさが増して、、、あっと云う間にドロ濁りの奔流へ。

山女魚釣りも漁期終盤に掛り、土壇場に来て出水で川に出られない・・・のは、ナカナカ応えるものがありました。  
皆さんの住まいする地域の川はどんな具合だったでしょう?


 「今夜は十五夜です。」・・・朝のニュースで流れたのを業務中に思い出し、、、
そうだなぁ。。。 この天気なら、帰り足に掛る山道の途中で 十五夜の月 も見えるか? 
そんな、、、いつもの不埒な釣り心がまたゾロ・・・・・蘇ってしまい。。。


 結局、、、午後遅くから、、、大出水後の川の状況を確認ついで・・・川辺へ駆け付けていた次第。

 

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 先の出水のせいで、流れの様子も大きく変わり、、、流れは秋本番へと足早に向っていたようです。


黄昏時、、、集中的に羽化する極小型のトビケラ、、、も先日とは打って変わって疎らなまま。。。
やはり未だ、流れの水位も高いせいなのかもしれません。


 この夕べも黄昏を川辺のライズで夢中に過ごし、、、 完全な暗がりが訪れた中で一人帰り支度。。。

ふと、、、見上げれば、闇に沈んだ山間から、、、まん丸な「十五夜の美しい月」が見えていました。


 残り僅かとなった秋の釣り旅を 「十五夜の月」 も祝福してくれているようです。

秋の良い釣り旅を。。。


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2013/09/12

黄昏のライズ巡礼 ~ 2013 秋

 見る者の心に染み入るように・・・穏やかに降った秋雨の止んだ夕暮れ時。

少し汗ばむような残暑に昨日までの秋雨がもたらした強い湿気で、、、エアコンを効かせたクルマのフロントウインドーには大気中の水分がミストの様に水滴となって、、、時折、ワイパーを作動させながら、、、川へのドライブ。


 9月を迎え、、、日一日と日没時刻が早まり、、、山女魚釣り師は残された時に急かされるように夕暮れの川辺へと向かう。。。

 移り行く季節への寂寥・・・・・
このシーズンも・・・全ては満足すべき釣り旅であったろうか? と自らに問いかけてみる。

 記憶に在る川は眠らず、、、  

そしてまた、、、この黄昏も、、、山女魚を追い掛ける釣り旅は続いている。。。 


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 シーズン終了まで残り時間僅かとなってしまった今夕も時間を遣り繰り算段して 黄昏のライズ巡礼 へと出掛けていました。

 薄暗さが増し始めたつづら折れの林道をへッドライトを点して走り抜け・・・辿り着いた山沿いの流れへの到着は17時を少し廻った頃。

 雨降りだった先夕より水位は明らかに下がっており、、、夏場の渇水した頃と同じような少々厳しい川の状況。

  この様子では、、、日没頃に集中して起きる、極小型のトビケラ・ピューパの流下待ち、、、か。
  まあ、、、あせらずのんびり行こうか?


夕暮れの川辺で、いつもの釣り支度。

R.L.Winston DL-4 7'6"#3 を丁寧に継ぎ、、、Lamson Litespeed 1.5 をリール・シートへ装着し、、、クリーニング・メンテナンスを終えたばかりのDT3Fをガイドに通して、、、引き出した7Xの先糸には・・・先夕も活躍していた・・・ショート・シャンクのトビケラ毛鉤#18をフリーノットで結べば。。。  手馴れた準備は完了!

 さて、、、後は、ライズを待つだけさネ。。。

タバコを一服と。。。  フーッ、、、ウマイね。。。


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 18時直前、、、薄暮の下で、、、突然トビケラ・ピューパの流下が始まった。
集中的にライズを続ける山女魚の強い気配をこの深瀬から感じている。

 
 ザラ瀬が流速のある深瀬に変わる辺りの対岸からいやらしく大きなヤブが張り出し、、、川面を隠している。
このヤブが途切れた深瀬ヒラキの駆け上がりに・・・  明らかに大型と確信する山女魚の微かなライズが時折、川面を揺らしている。。。

 待ち続けた・・・自分に強く込み上げてくる夕暮れの興奮。。。   そして、忘れかけていたライズの熱狂。。。

   
 秋の早い黄昏が訪れ、、、暗緑色に染まり始めた川面に、瀬音に混じって感じる、、、不規則なライズの反射音だけが微かに響いてくる。。。


 あの山女魚が出るとすれば・・・・・一発目で。。。
やり直しは効かない。。。


 コンチネンタル・スタイルの幾分ルーズなループによるバックキャストでラインを後方高く滞空させ、、、続くフォワードキャストでループをコントロールしながら・・・ トビケラ毛鉤を目線の先へ。。。10ヤードの投射。

  緩やかなライトカーブ、、、 そしてリーチ。。。  
 
  ヤブの切れ目、、、深瀬の流芯の筋に毛鉤が乗り、、、 ヒラキにある目指すライズ位置へ。。。

  
    そうだ、、、、  ソコで。。。

 
    シュポッ。。。    毛鉤が吸い込まれるように。。。    黄昏の川面に起きた・・・ライズ。


      んっ!  小型だった・・・のか?


  一拍半を送り込んで、、、、、 ラインを滑らせながら、、、 穏やかなセットフック!

  
     グゥン・・・ッ!     乗った。。。
    

     グゥン・・・  グゥン・・・グン。。。
 

     暗緑色の黄昏の川面の直下に巨きな白銀色がウネリ、、、そして急速に反転した。。。

 
 
  やはり、、、大型の山女魚だった。。。     こいつァ・・・ デケェ。。。  


  R.L.Winston DL-4 がキリキリと・・・強く大きく撓り込み、、、疾く重厚なコシのあるローリングで下流へと突進を試みる山女魚へと応酬する。


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 遣り取りをする内に、、、流れの中に自分の姿と想いが溶け出し、、、それが糸の先で力強くファイトしている麗しい山女魚の姿に重なって。。。。。
 その瞬間だけ、季節への寂寥感が薄れ、ひたすら毛鉤釣り・山女魚釣りへと向き合う無心の自分が居ました。

 秋の黄昏に・・・美しい山女魚をひとつ掛ける度に激しく高揚して行く山女魚釣り師の釣りゴコロ。  

この夕べのライズ巡礼も、流れから祝福されたようです。


 未だ流れの中では秋羽化のトビケラが本番中、、、
それでは、、、これから、、、急ぎ毛鉤巻き作業に取り掛かることにします。


 9月の良い釣り旅を。。。
 


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2013/09/09

毛鉤釣りの科学? ~ ひらめき★ときめきサイエンス

 この 晴/雨.Blog の文中、、、また釣り場の風景画像の片隅に時折、登場される 宮城教育大学 棟方有宗 准教授 ( 東京大学大学院博士課程修了 )をご記憶だろうか?

"左利きの毛鉤釣り師 "( 研究対象の 広瀬川本流を遡上する山女魚・サクラマス を釣獲サンプリング調査している ) として6月の広瀬本流の夕暮れ時に、結構な頻度で釣り姿が見られる方。。。


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 その棟方 准教授が、来る10月、 「 渓流の水生昆虫 / 渓流の魚 」 という研究プログラムで、、、小学5・6年生を対象とした屋外授業を開催される・・・との情報が。。。

 独立行政法人 日本学術振興会   ひらめき★ときめきサイエンス

 宮城教育大学 「渓流の水生昆虫/渓流の魚」 2013年 10/19(土)・10/26(土) 両日開催

■ 本プログラムでは、計 2 日間の日程で異なる 2 種類の授業を行います。これらの授業は、両日の受講、あるいは片方のみの受講でも充分に理解できる授業内容となっています。

○ 10 月 19 日の授業では、仙台市広瀬川の上流である奥新川に赴き、川の形態(傾斜、水質、石の粒径)などの観測を行い、川の上流(渓流)とはどのような場所かを理解します。次に長靴を履いてヤマメなどの魚類がエサとする水生昆虫を採集し、実体顕微鏡で観察と種の同定を行います。
 またこれらの水生昆虫類の形態観察に基づき、水生昆虫を摸した擬餌針を作製します。

○ 10 月 26 日の授業では、1 回目の授業で作製した水生昆虫の擬餌針および水生昆虫の実物を用いた釣りサンプリングを広瀬川作並渓流釣り場に於いて行い、ヤマメ(ニジマス)の捕食の様子を観察します。
また捕食の様子を実際に研究に用いられている水中ビデオカメラシステム(GoPro 社 Hero)で録画し、その動画に基づいて捕食行動の観察と解析を行います。


 いかがだろう?   こんな授業内容なら、、、付き添いの毛鉤釣り好きな保護者の方が却って夢中になりそうな。。。


 山女魚や岩魚を対象とした毛鉤釣り、、、は川に興味を持つコトから始まる。。。
そんな愉しそうなプログラムです。

 親子でどうぞご参加下さい。。。。。と隣に居る 棟方 准教授 も・・・云ってマス。


 親子で・・・良い釣り旅を。。。


 

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2013/09/08

歓喜と焦燥と

 夕暮れの川面に秋雨のつくる水輪が続いている。

河川禁漁へと向う・・・ 山女魚釣り師の寂寥 は、一雨ごとに深まって行く秋と共に加速するようで。。。

秋雨に打たれるまま山女魚釣りを続ける自分は、全身ズブ濡れながら、、、内なる釣りゴコロは、禁漁期へ向う憂鬱のせいなのか? それともナニか別なモノゴトのせいなのか? パサパサに乾燥し。。。芯から干からびている。  

 『 サカナと釣り師は濡れたがる 』  開高健 / フィッシュ・オン  より

 そう、、、まさに。
  
濡れたくて・・・秋雨の降る夕暮れに一人川辺で山女魚釣りをしているハズだが。。。
山女魚釣り師を捉えてしまった 秋の寂寥 は、、、思考を干からびさせ、、、そして釣りゴコロは次第に深まる秋と共に朽ちて行く。


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 秋に出会う・・・ひとつひとつの山女魚は、釣り師の 歓喜 と 焦燥 を映す鏡のようだ。
自らの遠い記憶に住み続ける 初恋の女(ひと) のように。。。


 秋の夕暮れ、、、川面に雨の水輪、、、そして時折、山女魚のつくるライズ・リング。。。
山女魚釣り師は、孤独に、、、ただひたすら穏やかに・・・干からびたまま、、、その光景に溶け込んでゆくだけ。


 良い釣り旅を。。。

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2013/09/03

秋雨の豊穣

 9月を迎えると、日没の時刻が日ごと加速するように早まり、、、山女魚釣りが愉しめる有効時間も本当に短くなって、、、 あと幾日、川辺に立てるか? 釣り心にそんな切迫感も現れて。。。

 秋に降る一雨ごと、、、流れに生気が蘇り、、、そして川辺には朝晩の肌寒さも戻って・・・いよいよ、秋のシーズン終盤戦も本格的になって来たようです。

 秋の夕暮れ時の流れで集中的に流下する極小型のトビケラ・パターンをまた巻足しておかないと・・・。
いや、、、コカゲロウ・パターンも無くなってたか?  あれっ!・・・Hookを切らしてたか。。。

 こんな風にして、深夜の毛鉤巻き作業も忙しくなってました。


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 物寂しげな霖雨の降る、この夕べ。

昨夕、強く降った雨でそろそろ川も・・・そんな下心ありあり・・・で、様子見とばかりに釣り支度して、夕暮れの川辺へと駆け付けていました。

 薄暗いつづら折れの林道をへッドライトを点して走り抜け・・・辿り着いた山沿いの流れは、ミルクを流し込んだような低い雨雲に覆われ、、、さらに小雨も混じって、、、いくぶん早い薄暮を迎えようとしているタイミングで川辺へ到着。。。

 
 はたして・・・水位も僅かに戻り。。。

プールのヒラキでは、、、先日の雨に誘われた小型のトビケラ・ピューパの流下だろうか、、、散発的なライズが始まっている。。。


 クルマから走り出て、、、早速、いつもの釣り支度を。
竿を継ぎ、、、リールを取り付け、、、ラインをガイドに通して、、、引き出した7Xの先糸には・・・ココロ決めていた・・・トビケラ毛鉤#18をフリーノットで結んで。。。いざ!

 あっ!・・・という間の釣り支度。  
いや、、、このライズの模様を見たら、、、誰でも・・・そうなるハズ。


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 ヒラキに定位して、流下してくるトビケラを貪り食う山女魚、、、プールの巻き返しでライズを続けていた岩魚、、、
投げ入れた小型の毛鉤に激しく飛び付いて。。。

  雨降りとなった秋の夕べの印象的な毛鉤釣り。。。
午後6時過ぎには薄暗さも増し、、、続くライズの中、ついにヒゲナガの飛翔を目撃。。。秋の流れの豊穣


 
 僅かに40分だけの釣りでしたが、、、雨の中駆け付けた自分を流れは祝福してくれたようです。

『訪れる寂寥』を秋雨の中に実感する・・・そんな 寂の釣り旅 をまた。。。
 

 みなさんも良い釣り旅を。

 

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