秋の彼岸を迎えて、宮城県内の山女魚釣りシーズンも残すところ10日・・・を切ってしまいました。
私事ながら・・・亡きカミさんの秋彼岸の墓参りをと、部活にそして目前に控えた試験準備に忙しい息子達と、それぞれのスケジュールをやり繰りしてたら、、、かろうじて父子3人の時間が揃うのは、、、この夕べ・午後遅くのみ。。。と判明。
釣りバカ親父は、この夕べもシーズン残すところ僅かとなった山女魚釣りに出掛けたいのだが。。。
え~い、、、しゃあねぇ。 よし・・・わかった。。。 了解です。。。
ここは、、、親父が涙を飲んで・・・君らのスケジュールに合わせよう。
ただし、、、昼前から、、、ちょいとの間だけ・・・山女魚釣り行かせてね。。。お母さん(カミさん)の墓参りへの出発時刻には戻るから。。。

文化祭による登校日となっていた下の息子を送り出し、、、自らの業務連絡を手早く片して、、、台風でゴミが散らかってしまったベランダ清掃・・・なんて家事仕事を終えると、時計の針は11時を廻り。。。
バタバタと釣り支度を用意して、車に飛び乗ったのが11時半を廻った頃。
川に向う道は「彼岸参り渋滞」で・・・街道沿い・墓地周辺を通るルートは全てアウト。。。
記憶に在る『釣り場への裏道』を伝って市街地を遠回りしながら、、、広瀬川上流部の川辺へ到着したのは、12時半を過ぎたタイミング。
アテにしていた入渓点の駐車スペースには、既に先行組のクルマが。。。
まあ、、、彼岸の休み時期はいつものことさネ。
ついでに天気もドピーカンだし・・・悠々として急げ!・・・でやるか。。。

秋晴れの下、、、熊避けの鈴をチリチリ鳴らしながら・・・遊歩道を暫く歩き、、、いいところでヤブコギして川辺に降り立ち、、、いつもの釣り支度。
R.L.Winston DL-4 7'6"#3 を丁寧に継ぎ、、、Lamson Litespeed 1.5 をリール・シートへ装着し、、、DT3Fをガイドに通して、、、引き出した6Xの先糸には・・・先夕も活躍していた・・・ショート・シャンクのトビケラ毛鉤#18をフリーノットで結べば。。。 毎度おなじみの準備は完了!
それでは、、、やってみっか。。。
その区間は、遡上途中の山女魚が好んで定位する・・・・・大きな玉石が点在し長く続くザラ瀬と深瀬が交互に現れている流れ。。。 秋の黄昏時なら小型のトビケラの集中的な羽化が期待できる、、、毛鉤釣りには理想的な流れだった。

流れに立って直ぐ、、、 12ヤード程の3投射目だったか。。。。
大きなプール直上の瀬脇で、、、毛鉤が、もう・・・流れ切る、、、という刹那。。。
トビケラ毛鉤を押さえ込むようにして捉えに出た山女魚。

一拍半を送り込んで、、、、、 ラインを滑らせながら、、、 穏やかなセットフック!
グゥン・・・ッ! 乗った。。。
水晶のように澄み切った川面の直下に白銀色がウネリ、、、そして急速に反転した。。。
やはり、、、この流れだった。。。 いい山女魚だ。。。
R.L.Winston DL-4 がキリキリと・・・撓り込んで。。。
絞り込まれた速い流れの中、、、疾く重厚なコシのあるキリモミするようなローリングで下流へと突進を試みる山女魚へと応酬する。
その山女魚が口火になったか。。。 流れが立て続けに。。。 爆発して。。。


こうして、、、あまりの好状況に、流れをさ迷いながら夢中になって釣り続けていたら、、、
ある時、、、 釣りを止めようとするかの様に・・・釣竿を握る右の手に赤とんぼが静かに留まっているのに。。。気付いて。。。
んっ! 綺麗な赤とんぼ。。。 どうしたんだ?
そうされると・・・・・釣り、、、出来ないんだけど。。。
ふと、、時計に目を遣れば。。。 おっと! もう、、、こんな時間。
夢中で山女魚釣りを続ける自分に・・・秋彼岸の墓参りの集合時刻に遅れる、、、と天国に居るカミさんが、呼び掛けてくれたようです。
おかげで・・・無事、息子達との墓参りに間に合いましたよ。
天国のカミさんと呼びに来てくれた赤とんぼに感謝しながら。。。
良い釣り旅を。

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