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2011/05/08

川辺巡礼

 田植えの時期となるG.Wを迎え、雪代水で増水する仙台周辺の川にも代掻きによる濁りが薄っすらと入り始めていました。

 震災後も続いた寒気によるものなのか? 気温の上昇と共に一気に広瀬川を流れ下るはずの雪代が、この4月中はダラダラ・・・と小出しに続いて、肝心の水温は一向に上がらず、、、期待していた、ヒラタカゲロウ、オオクママダラ、クロマダラ、アカマダラの羽化に伴うライズの釣りは撃沈、、、そして春一番となるヒゲナガの姿を目撃したのも5月になってからのこと。

 3.11大地震とその後続いた幾多の余震が、流れとそこに棲む生き物にも大きなダメージを与えている筈ですから、、、そんな影響がこの春の水生昆虫の羽化量の少なさに現れたのか・・・とても気掛かりでした。

 来る日ごと、夕暮れ時は何処かの川辺に駆け付けて、流れの様子を伺う。。。何がしかの羽化があり、それに向かうライズは無いものか?と・・・・・希望を捜し求めて「川辺の巡礼」を続ける日々。

 山女魚釣り師として精神的にも低調な春を暮らしていました。


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 また今日も、折れ掛かっている釣り心を押し殺し、、、ダメモトで心当たりのM川辺に駆けつけてみると、、、疎らだけど・・・ハッチしてるじゃん!

 ヒメヒラタか?  うひょ~ッ!   おお~っ!!

 やっと・・・・・時節到来か?


 さっきまでのモチベーションの低さも、流れの様子を見れば、一気にヒートアップ。

中毒者が禁断症状を抱えたような・・・興奮に震える手で、ウエーダーを装着し、ウエーディング・シューズの紐を結ぶ頃には、自信満々/ヤル気満々の毛鉤釣り師へと変身!している。。。。。呆れたモンだ!

 今シーズン初めてとなった、R.L.Winston DL-4 8'#3 のシートへ Lamson LS1.5 を組み、引き出したXPS/DT3に継ぐ7Xリーダーの先糸へパラティルト#20をフリーノットで結び、、、準備はOK!

 駆け足で川辺へと向かっている。。。。。


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 先行者の足跡は気にせず、ハッチが続く流れをガンガン遡行。


浅瀬のヒラキ側に定位した山女魚は、水面を往く毛鉤をためらいも無く捉える。。。

  山女魚が静かに反転するのを一拍見送り、、、
  ラインを滑らせるように穏やかなセットフック!

   グゥ・・ンッ!  乗った。。。。。


  水面は割れ、白銀色が重厚なローリングと共に疾い動きで下流側へと下るのを、R.L.Winston DL-4が美しいベンディングでロードし応酬する。。。

  一つ目、 二つ目、、 三つ目、、、  
山女魚を見ていると、次第に・・・釣り初めの頃の興奮は収まり、流れに同調するように釣り心は穏やかになってゆく。。。

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 ランディングして、、、山女魚の口許からバーブレスフックを素早く外し、、、そしてフロータント処理。。。
それでも・・・目だけは流れに起きた次のライズを追いかけて。。。

 敬虔な川辺の巡礼者は、無心になって・・・羽化とライズの続く川面と無言の対話を続けていた。

 折角ですから、、、皆さんも山女魚を見て・・・興奮を収め、釣り心を穏やかにどうぞ。。。


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Dsc03398


  
川辺より、、、祝福を!

 5月の良い旅を、、、また。。。

 

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