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2009/04/19

夕暮れのライズ花'09

 今朝の事、、、息子が参加する子供会の資源回収作業の為、自宅ベランダに保管していた古新聞の束を運び出そうと持ち上げてみると・・・・・昨晩羽化したばかりらしい フタメカワゲラ・アダルト 2匹が古新聞の陰からゾロゾロ這い出したのにビックリ!

 おおーーーっ、、、素晴らしい!  フタメカワゲラを優しく押さえ込み、、、作業の手を止めて眺め入ること暫し。
ウイングまで含めると、体長は5㎝弱ほど、、、こんなのを食べ続けてたら広瀬本流に棲む山女魚達もあっという間にデカクなって行きそうなサイズ。。。

 先日の羽化呼びの春雨のおかげか?、、、いよいよ広瀬本流の季節も本格的に動き始めたようです。


Dsc02761_2 朝目撃した フタメカワゲラ のお陰で、その後も広瀬本流の様子が気になって仕方なく・・・・・午後から予定していた作業もウワの空。。。。。ミスの連発。

 くう~ッ、、、広瀬本流では今頃、、、ライズの嵐だったりするのかも??
いや、、、しかし、、、急ぎの作業も・・・。

 めくるめく・・・ライズの白昼夢と現実とが意識の中で行ったり来たり。。。
で、結局、、、日差しの強い14時過ぎから広瀬本流の川辺に釣り支度で座り込み、幾分強めの川風に吹かれながら・・・HOTとICE取り混ぜて3本の缶コーヒーが時間の経過と共にお代わりされ、、、羽化の様子をのんびり観察することに。

 ユスリカ、コカゲロウ、、、そして時間と共にマダラが混じり始めると、、、川面を微かに揺らしながら山女魚のライズを確認。。。

  モヤッ、、、モヤッ、、、、、と水面直下にモジルような渋いライズフォーム。。。


 16時30分過ぎから夕暮れ時に掛けて、、、ガガンボの大量流下が始まると、、、川面が山女魚達のライズで俄かに騒がしくなり、、、日没頃からさらに少数のヤマトビケラ、、、ヒゲナガのピューパが加わり。。。

  水面を割り、深瀬の流芯の急流をヘッドアンドテールで摂餌する山女魚まで。。。
  

 Dsc02753 流れの山女魚達は複合ハッチの中をそれぞれの定位置で時間の経過と共に移り変わって行く羽化を捉え続けて、、、今夕は難しく、とても楽しい挑戦し甲斐のある釣りとなりました。


 今日現在、広瀬本流でのサイズは、マダラなら#18。。。 ガガンボ、そしてコカゲロウは#20。。。 ユスリカは#22.。。 トビケラ・ピューパは#18~22の各サイズ。。。

 夕闇が落ち始めた頃、波間に起きた山女魚の微かなライズを見分け、、、ライズフォームから捕食対象に見当を付けて、、、上の極小サイズ毛鉤をフィーディング・レーンに沿って正確にライズ位置へ入れて行く・・・・・。


 さて、、、 今夜も追加の毛鉤巻きに向かわないと。

皆さんの良い釣り旅を。。。


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2009/04/17

春は宵雨

 昨晩から午前中にかけ、優しく降り続いた春の雨。
今日の仙台は、最高気温が8.9℃と3月中旬並みの肌寒さを感じる霧が垂れ込めるような薄暗い曇り空。

 まあ、今時分はこんな天候下の方が 雪代水 も抑えられるから山女魚釣りするには具合が良いナ・・・・・と思い付いて、午後からの仕事を早々と切り上げ、、、毎春、仙台周辺の流れでは最も早い マダラ の羽化が見られる M川 へとクルマを走らせていました。。。

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 午後4時少し前にM川辺へ到着。。。
いくぶん山沿いに位置するM川上空には、厚い雨雲も居座って、時折パラパラと霧のような春の雨が降っていた。

 しかし、、、今夕は忍び寄ってくるような底冷えする寒さが。。。

ヘビーウエイトのフリースを羽織って、ウエーダーを着け、更にレインジャケットを重ねて。。。まるでシーズンの終わり11月末に訪れる真冬のような荒雄川辺に立つ身支度さながら。。。

こんな天候だと西日が翳ってしまえば、急速に冷え込んでくるから用意周到にしてと。。。


 今夕は Review-FC8303 と DT3を収めている Hardy FeatherWeight という長年信頼を置いている道具建て。
#22~#20サイズとなる極小型のマダラ毛鉤やユスリカ毛鉤、そしてコカゲロウ毛鉤を目線の先に置く流れのピンスポットへ正確にソフトプレゼンテーションするには具合の良いシステム。。。

 7Xの先糸へ#22のユスリカ・パラティルトをフリーノットで結束して準備は完了。


 こうして、、、雨空の下、午後5時45分まで僅か1時間30分ほどの足早な釣りでしたが、早瀬の中に定位して流下して来る水生昆虫を待ち続けた幾つかの山女魚と出逢うことが出来ました。

 この雨が羽化呼びとなったのか?  随分、多くの捕食物で全て山女魚達のお腹はパンパンに膨れ上がってましたよ。


 さて、、、待望し続けた「羽化呼びの春雨」も降ってくれたし・・・いよいよ、本格的なシーズンに突入です。

皆さんの準備は宜しいか?
明日、明後日、、、仙台周辺の流れのイブニングは要注意ですゾ!


 今夜は毛鉤巻きに忙しくなりそうです。  せっせと頑張らねば。。。

それでは、、、広瀬本流の川辺で、また。。。

 良い釣り旅を。。。


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2009/04/12

雪代の山女魚

 先週半ばから連日続く初夏のような陽気に誘われ、仙台周辺の流れには本格的な雪代水が出始めたようです。

川岸にはこんな陽気で早々に満開となった桜花が咲き、夕暮れ時の川面には多くの水生昆虫達の羽化も始まって。。。広瀬本流の川辺にも山女魚狙いの釣り人の姿がちらほら見られる様になって来ました。

 
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 4月のこんな時期は、河川に雪代が出始めると、、、、、時間単位で水位と水温の変動が激しくなるため、一日を通して安定した水生昆虫の羽化は見られないことが殆ど。。。

 同じ流れ・同じポイントでも、雪代が出る前の午前と出た後の午後では全く状況が変わりますから、「どこまでも1000円」利用の東北遠征予定の皆さんは、訪問予定河川の水位変動にはよくよくご注意を。


シーズンを通し、、、自らが通い込むホームリバーの水位変動をWeb上のテレメーターで日々追い掛け、そして、実際に川辺に立った折の水位・水温・川辺の様子と時間の羽化の状況をその日毎に記録へと留めて行く、、、、、こんな地味な作業をもう10年近く。。。。。

 こんな作業を続けることで、水生昆虫やこれを追う山女魚の生態が毎夕僅かずつ理解出来たように感じています。   お陰で・・・長い時間掛けて蓄積できたデータは他の川に立った際も応用がバッチリ利きましたから。。。

 

 こうして、、、今夕も薄暮の中、雪代水の水位が落ちるまで待ち続け、、、、、深瀬の護岸沿いの緩流と流芯の間のスカムラインで断続的に起きる難しいライズを狙い続けていました。


 複雑に流れが入り乱れる暗緑色に沈んだ川面。

  12ヤード先へと投射された・・・ユスリカ・パラティルト#20。。

 水面が窪む様にしてディンプル・ライズした気難しい山女魚。。。

  穂先から美しくロードされて行った R.L.Winston WT-804 TMF 。。。。

 
今夕も雪代の流れと雪代色に染まった山女魚達から祝福されたようです。

4月の良い釣り旅を。。。


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2009/04/07

親子鷹 ~ 息子の山女魚

 穏やかな晴天に恵まれた4月最初の日曜日。。。

息子達の春休み最後の日曜日は、間もなく始まる新学期に向けて準備が必要な学用品の買い物を午前中の早い時間から。。。
何せ、、、カミさんは大阪・岸和田で入院中だし、、、息子の衣類、学用品なんて買い物に慣れない親父のやる事だから・・・あ~でもない、こ~でもない・・・息子2人とドタバタしながら売り場を行ったり来たり。。。ウロウロ。。。

 やっと、、、あわただしい買い物から帰宅し、一通りの準備を整え、昼メシを食べ終えたら、、、さて。。。

既に・・・TVゲームへ夢中になっているインドア派な上の息子はさておき、、、
暇を持て余す様子の下の息子に・・・「どうだ? 天気も良いし、ちょいと山女魚釣りでも行くか?」と声掛けすると、、、
『うん!行きたい!』と久々にヤル気の篭った反応。。。

 そうかそうか・・・やっとヤル気になってくれたか!

内心の嬉しさを隠しながら。。。親父は「寒い川辺を随分歩くから支度はしっかりナ!」なんて云いながら・・・仕方ね~ナという素振りで誤魔化して、、、そそくさと釣り支度。。。


 
Dsc027332 息子にとって、初めての山女魚釣りは・・・・・釣りの基本となる水生昆虫を生餌とした「餌釣り」・・・・・を経験させ、夢中になって楽しく学びながら釣りを覚えてくれればと、、、まずは釣具屋へ直行して、セール品のカーボン製振り出し万能竿(3.6m)、ウキ各種、ウキ留ゴム管、仕掛け巻き、釣り針、カミツブシ、釣り糸、プラスチック製の道具収納ケース、、を仕込みに。

 小学生の頃、自分の道具箱に在った餌釣りに必要な仕掛けはこれで全て揃ったかナ?
釣キチ小僧だった自分の古い記憶を辿りながら、、、

午前中の買い物に引き続いて・・・・・あ~でもない、こ~でもない・・・下の息子と2人で釣具売り場を行ったり来たり。。。ウロウロ。。。


 購入したこれらの餌釣り道具を自分が25年ほど前に愛用していた「米国・ストリームデザイン社製」クラシックベストに仕舞い込んで息子に着せてみると、、、
馬子にも衣装、、、それでも、なんとなく釣り人然としたトコは・・・古ベストのお陰かも。。。


 目の前に揃えられて行く道具一式に、、、興奮した様子の息子が「オトーサン、早く川へ行こうよ!」と。

まあ、待て待て、慌てなさんナ・・・・・山女魚釣りにはこれぐらいからの出発時間が良いのだゾ・・・・・息子よ。。。。。

心は釣キチ小僧なまま、、、幾多の季節を経て少々老獪になった親父はゆっくりと川辺に向かってクルマを走らせて行く。

 今夕、、、息子が山女魚を狙う川まで。。。


Dsc027372 午後3時過ぎ川辺へ到着。

幾分強い川風に吹かれながら、枯葦の川原に息子と2人、竿を伸ばし仕掛け作りを丁寧に進めてゆく。。。

 道糸0.5、ハリス0.4をトリプルサージャントノットで結束し、極小の紡錘形タマウキに米粒大のカミツブシをセットして仕掛けの準備は完了。。。これでよしと。


 続く川虫捕りでは、、、中国料理「楓林」(仙台市太白区・JR長町駅前)のご主人S氏から戴いた鮎ダモが大活躍!  素晴らしい働きでアッ!と云う間にクロカワムシをザクザクと大小取り混ぜ多数捕獲。。。。。

 思わず・・・息子が川虫捕りに夢中になったくらいの面白さ。。。
鮎ダモで掬う度に、アレコレ色んな水生昆虫が入り込んでいて・・・いや~、、、こっちも楽し過ぎる!と親父まで夢中に。。。 
 

 西洋毛鉤釣りで幾多の季節を経て少々老獪になったハズの親父まで・・・・・釣り竿を担いで自転車をかっ飛ばしてた小学生の釣キチ小僧へと戻って行った瞬間。。。。。


Dsc027342 この夕暮れ、、、、、右手が痺れるくらい夢中になって仕掛けの振込み方のコツを掴み始めた息子は、、、口うるさい親父が横に立って指し示す流れに上手く仕掛けが入るようになると・・・・・

 深瀬の中から、、、プールのヒラキから、、、そして早瀬の中ほどにある石のタルミから、、、たて続けに3つの良いサイズの美しい山女魚を掛けて「オトーサン、、、クロカワムシはデカイより小さいヤツの方が一発で綺麗にアタリ出るよね?」とスルドイ一言・・・・・。

 初めての山女魚を掴みながら、興奮した表情で夢中で竿を振り続ける息子。。。


 そう、、、川辺に立ち、そこで経験し感じて、さらに夢中になって学びながら自らが楽しい釣りを覚えてくれれば良いんだヨ。。。

今夕の一魚一釣が全て君の記憶になってゆくんだ・・・・・我が息子よ。

『子はおそらく生涯今日を忘れないであろう。 子は成長して言葉やアルコールで心身をよごし、無数の場所で無数の声を聞きつつ緩慢に腐っていくことだろうが、父のこの叫び声だけは後頭部にひろがる朦朧とした薄明かりのなかでいつまでも変形せず解体しないで小さな光輝を発していることであろう。』
 開高 健  著 -フィッシュ・オン- 新潮社   より 一部抜粋


 この春、また息子達と広瀬本流の山女魚釣りを。。。
親父の叫び声を聞かせるために。。。


 春の良い釣り旅を。。。。。


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2009/04/04

春雨

 冬のような寒さも3月末には去り、、、この4月を迎え、道沿いの満開に咲く梅の花が見られるようになって・・・仙台周辺の流れにも本格的な春が訪れ始めたようです。


Dsc02729 優しい4月の春雨が落ち始めた・・・この夕暮れ。
仕事終わりの僅かな時間でしたが、川辺へと駆け付け、流れと羽化の様子を確かめることが出来ました。


 薄暮の暗緑色に染まる川面へ春雨による水輪が幾つも拡がり、、、山女魚のライズがその水輪に重なって行く。。。

    パシュ・・・ッ!

  川面に起きた水輪を目指して #22のユスリカ・パラティルト が柔らかに投射され・・・・・

  そして、、、流れ行く毛鉤を目掛けて、、、山女魚のライズ。。。


 丁寧に山女魚から極小の毛鉤を外し、流れに戻す頃には次の目指すべきライズが続けざまに。。。
春雨の中を続いて行くライズに雨具を付ける暇も惜しくて、、、ずぶ濡れのまま夕暮れまで。。。

今夕の春雨は、流れのユスリカ、、、ヤマトビケラ達の羽化を呼び込んでくれました。

 また、今夜も毛鉤巻きを頑張らねば・・・。


4月の良い釣り旅を。。。
 
 


 

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