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2008/10/07

再会 ~ 寒河江川・大井沢C&R区間

 仙台周辺の一般河川が禁漁期となる10月を迎え、このところ過密スケジュールで動き続ける業務の行き帰りに広瀬本流へ掛かる橋を渡ると、ウインドー越しの川面の風景にも微かな秋色が挿して来たようです。

 あれ?・・・あそこの中州の葦際にひっそりと起きたライズ・リングを見たような?、、、いや、今のは“気のせい”だったか?。。。川風に誘われたコカゲロウがウインドーの目前を横切って飛び過ぎて。。。

9月は殆ど釣り旅に出なかった自分に、そんな秋の川風景から触発される釣り心がムクムクと動き出していました。

 

Dsc02602 この日曜も早朝より滞りがちな作業に取り組み、昼前までこれに集中。。。  昼食を採ってから、、、いそいそと一ヶ月ぶりの釣り支度に取り掛かってみると。。。
うん・・・この春にせっせと巻き貯めていたおかげで、極小毛鉤の収納箱にはタマと役者が揃っている。

 さっそく、、、自宅療養中のカミさんに、、、「あの~、用足しが無ければ、これからちょいと釣りに出掛けてイイっすか?」と伺ってみると、、、『はいはい・・・行ってらっしゃい』と療養中にも拘らず心優しい気遣いのあるご返事を。。。。。本当に感謝!

 言葉に甘えて、バタバタとダッフルバッグにいつもの釣り支度を放り込み、クルマを走らせると、、、80分後には寒河江川の辺まで。。。
 しかし、、、カミさんは近所の管理釣堀あたりへ出掛けたと思ってるに違いない!
この春手にした折角の山形県共通入漁証が在るんで・・・と言い訳しながらも、、、我ながら呆れる。。。


 記憶に残る・・・ダムから秋口に遡上してくるピンシャンの大型虹鱒・・・を探してみようと寒河江川C&R区間の下流域側に狙いを付けて降り立つと、、、果たして、他の釣り人の姿は見えない。。。

 よ~し、、、この様子なら。。。午後からこの区間に釣り人は入っていないようだ。
今にも雨粒が落ちてきそうな暗い雨雲が上空を覆って川面を隠し、大型の鱒を狙うには格好の天候だった。


Dsc02605 DiamondBack Classic Trout - Custom 8'2"#3 に DT3Fを巻き込んだ Hardy FeatherWeight を組み、7Xの先糸にはフリーノットで結束した#18のスペント・カディスを結束して、準備完了。

 川辺より距離を置いては見通しの良い位置に中腰で立ち、、、大鱒が定位して流下するシマトビケラ・ピューパを捉えそうなプール・ヒラキ側の大石周りを探し、また移動を繰り返して行く。。。

 居た!  とあるプールの大石回りに小型のウグイ達のライズとは明らかに違う大型の鱒のディンプル・ライズ。
よ~し、、、こいつだ!  大事に行こう。。。

 そのライズは不規則に川面を揺らしていた。  川柳のブッシュが覆い被さったアンダーカットバンク状の反転流に位置して、散発的に流下するシマトビケラ・ピューパを吸い込むライズフォーム。。。  老練な遡上大鱒の常套手段。。。

 一発だ! 一発で出さないと、、、こんな鱒に遣り直しは効かない。。。


毛鉤、先糸、リーダーそれぞれの結束と浮力剤処理を確認して、左手に収めていたラインと毛鉤を開放する。
流れに乗せたラインをフリップしながら送り出し、エアリアル・ロールのピックアップに続いて竿の撓りを感じながらゆったりしたリズムのバックキャストでルーズなループを投げ上げ、ラインを滞空させる。

 切り替えしのフォワードキャストでループを整えながら、流れをまたいだ15ヤード先のブッシュ下へと毛鉤を送り込んで行く。  フォロースルーで大きく上流側へとリーチ、、、、、続くフリッピングしながらのパドルメンド。。。

#18のスペント・カディスはブッシュ下の反転流に静かに着水して、先のライズ位置へとドリフトして行く。。。

 瞬転!   モ・・ワッ。。。  鼻面を突き上げながら大鱒のディンプルライズ!!


 微かに起きた浮上斑紋を見送り、、、一拍半を送り込みながら、、、ラインを滑らせるようにバット側のトルクを使ってストロークを短く強めのセットフック!!

   ドスン・・・ッ!   乗った。。。。。 水面が銀色に大きく割れ、そして激しく沸騰した!

DiamondBack Classic Trout - Customは大鱒をブッシュ下から引きずり出そうと強く大きく撓り込む。。。

   グウ・・ンッ、、、ガバッ、、、バシュツ、、、グウ・・ンッ・・・・・

   チッ、、、、、チィーーーーーーーッ。。。。。  高速回転する Hardy FeatherWeight の長息な逆転音。


 7Xを庇いながら、セットフック直後の危険な瞬間を何とかやり過ごし、大鱒を追い掛けながらやっとランディングしてみると・・・・・艶やかなオリーブバックの濃緑色と白銀の魚体に側線沿いの虹色が鮮やかな大型の遡上鱒。 
 ギンギンなヒレとズ太い魚体の力感が寒河江川全体のコンディションを物語っているようです。  

 こうして夕暮れの日没時刻まで、さらに幾つかの大鱒そして岩魚に出逢え、自分にとって秋色の寒河江川と再会の釣り旅は祝福されたようです。

 しかし、、、帰宅して、カミさんから『今日は釣れたの?』と聞かれて・・・・・「うん、、、寒河江川でいい遡上鱒が出たよ」と・・・・・答えたら、、、きっと呆れられるんだろうナ。   実質、2時間ちょっとの釣りに往復3時間半掛けてと。。。

 シマトビケラと小型のカディス、そしてコカゲロウ、ヒラタカゲロウのダンそしてスピナー、、、、、こんな顔ぶれを午後遅くの川面に多く見掛けましたよ。


 それでは、、、10月の良い釣り旅を。。。

  

 

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