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2008/07/31

東風・・・山女魚風

 そろそろ7月末を迎えるというのに、、、三陸沖にある高気圧から冷たく湿った東風が吹き込んで、、、ここ数日、仙台ではおよそ夏らしくない涼しい毎日。。。

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 ここ暫く、、、先の「海の日」の前後は夏の強い日差しと暑さが訪れたせいで、広瀬本流は渇水し、さらに水温も急激に上がってしまい・・・川風が吹かないお陰で、水生昆虫の羽化も見えず、、、夕暮れの釣りに出掛けるのは、いささか億劫な状況でした。

 しかし、、、市内を吹き渡って行くこの東風で、淀んでいた空気も動き出したようです。

トビケラ達の羽化を呼ぶ川風も・・・吹き始めたろうか。。。   この風が夕暮れまで吹き続ければ良いが。。。

 う~ん、、、黄昏の爽やかな川風に吹かれてみるのも久しぶりダ。。。
 よし、、、今夕は川辺に立ってみよう。。。  

朝一番、、、デスクに向かいながら、、、思い立ってました。


 自分がシーズン中にひたすら待ち望んでいるのは・・・・・川下から川上へと向かって吹く「川風(海風)」。

春先から秋遅くまで、、、そんな夕暮れの適度に穏やかな「川風」が吹いてくれれば、、、水生昆虫達の羽化も倍加するコトを・・・通い続ける広瀬本流は教えてくれました。

 夕暮れの「川風」に乗り、産卵の為に上流へと向かい飛翔して行く カゲロウ、トビケラ、カワゲラ、ガガンボ、ユスリカ・・・。

 あるものは水面への羽化途上で、、、またあるものは移動途中で、、、山女魚達が活動する川面に身を委ねて・・・・・激しいライズを誘発する。

  バシュ・・ッ!  モコ・・リ!  バクン・・ッ!

山女魚達も自分同様に「川風」が吹く事をいつも待ち望んでいるのでしょうか。。。

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 久しぶりに川風が吹いたこの夕暮れ、、、コカゲロウの集中羽化が起こり・・・これに向かうウグイ達の激しいライズが瀬脇、そして瀬頭に。。。

 そして時間の経過とともに、、、僅かにナガレトビケラらしい散発的な羽化が始まる
夜景の中に、深瀬のヒラキで起きた微かなライズを見付け、これに「逢魔が時」#12を流し込むと・・・虹鱒が。。。

 同じようにして、また、、、虹鱒   そして、今度は大型のウグイ、、、  さらに虹鱒が、、、
お~い、、、山女魚や~い。。。。。


 未だ、山女魚達には「今夕の川風」が吹き足りなかったようです。

この夏は東風を待ち続けてみましょう。。。  時合が満ちるまで。。。

 8月の良い釣り旅を。。。


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2008/07/16

広瀬モンスター

 既に7月も15日を数え、、、仙台では、強い夏の日差しに暑い日が続いてました。

どうやら・・・今年の梅雨は残念ながら少雨に終わりそうな様子。  おかげで、事務所から見える広瀬本流も一旦は先日の雨降りで水かさを上げたモノの・・・それ以降、連日続いた夏の日差しに再び干上がり始めて。。。

 豊かな水の流れに黄昏の涼しい川風が吹かないと、、、ヒゲナガそして自分にとって、、、川面へ向かうには躊躇する"腰の重い"夕暮れ時になってしまうようです。。。  

 ここでさっと一雨、、、いや二雨くらい欲しい、、、そんな状況でした。。。


 

Dsc02524 実は・・・先夕の雨中の釣りで、、、印象深い出来事が。。。

 夕闇に包まれた雨降りの中、ヒゲナガ・ピューパが走り出し、、、激しいライズが始まると。。。

増水するガンガン深瀬のヒラキ側で副流が交わり、お互いの流れがせめぎ合う1メートル四方のスポットへ、波間で パシッ! と銀色が弾けるような、、、用心深さありありのごく微かなライズを発見!

 こいつは・・・デカイ山女魚かも、、、、、ずぶ濡れのままで夕闇の流れを凝視続けていると。。。。。

少し間隔を置きながら、、、そのライズが同じスポットに再び起こったのを確認して・・・・・『逢魔が時』#8を投射!

 10ヤードほどの距離をまたぎ、、、静かに毛鉤が着水し、、、続く微弱なフラッタリング動作で誘うと・・・・・
銀色が瞬いて・・・『逢魔が時』#8が波間に姿を消し、、、続いて6Xの先糸がグウ・・ンッ!と強烈に押さえ込まれ、、、、、「雨」のMarvel 7'8"#4が手元から大きく撓り込んだ瞬間。。。

 ブッツ・・・何ともいやな感触を残して、、、そのまま先糸とリーダーの結び目がブレイク!!

これまで広瀬本流の山女魚狙いでは絶対の確信を持ったリーダー・システムが、、、いとも簡単にブレイクするなんて!
だらり・・・と足元に跳ね返って弛んだラインに呆気にとられ。。。

なんてこった!   寒河江での二の舞だぞ! ちくしょーーー!

くそー、、、デケエー・・・今のは。。。ああ。。。

  デカイ・・・デカイ・・・。。。広瀬本流にも[モンスター]級が居たというのか?

 寒河江本流に[モンスター]を探して通い込んでいた頃、、、幾度か経験した[モンスター]のライズに続く、流れの抵抗+大型魚体の重量+想像を超える瞬発力・・・によるライズ~セットフック直後の瞬間的なライン・ブレイク。。。
 
 ヘタクソ・・・とあざ笑うようにして2度3度と目前で60超巨体を翻してジャンプし、悠然と流れに戻る超弩級の虹鱒。。。

 いつも諦めかけた頃に突然現れる[寒河江モンスター]・・・そんな楽しくも辛い記憶が蘇ってました。。。

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 先夕の出来事は、、、安直にアプローチした山女魚釣り師の痛恨にも似た感情として、深く心に刺さり・・・・・このまま、姿見ず「広瀬モンスター」は甘酸っぱい記憶の中に居座ってしまうのではないか?と恐れ。。。

 時間を置いて・・・アイツの鉤掛かりの記憶が薄れた頃、条件の許す限り、再びあの流れ、あのスポットに戻ってみよう。。。と 
 
 <難しい魚を狙い続ける釣りにこそ挑戦する価値がある> 釣り師として尊敬する ジョージ・アンダーソン はそう云ってなかったか?   先回のシステムでアイツと渡り合うんだ。。。再び、自分の釣りを取り戻す為に。
そう自分に言い聞かせながら・・・毎晩、『逢魔が時』を念入りに時間を掛けて巻き込み、、、、、ライン・クリーニングして、、、、、再び、[広瀬モンスター]と自分の時合が満ちるのを待ち続けました。


 そして、本日、、、20時過ぎ。。。
水量の落ちた広瀬本流のあの流れに待ち続け・・・・・ヒゲナガ・ピューパの僅かな流下が始まると、、、

 アイツは、、、流し込んだ 『逢魔が時』#8 を再び捉え、、、続いて、夕闇を写す川面に水柱が沸き立ち、、、

 今度は、、、、、セットフック直後の難しい瞬間をかろうじて切り抜け、、、、、

 「雨」のHardy GraphiteMarvel 7'8"#4 は激しく撓り・・・・・The Prince 5/6 の長息で激しい逆転音が川面に響き渡って。。。

 念願し続けた・・・[広瀬モンスター]と対面を果たすことが出来ました。。。


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鮮やかな体側の虹色の帯と力感を表現する砲弾型の魚体、、、そして強烈な疾走を生み出す巨大なヒレ。。。
重厚で強烈だったローリング・ファイト。。。

 汗が引き、息を呑み続けた数々の瞬間。。。激しく・・・強烈な・・・威厳ある[広瀬モンスター]との記憶は永く胸に留まるようです。

 ライトを点しながら両手で支え、静かに見ていると、息を整えた[広瀬モンスター]はその巨大なヒレを拡げ夜景の中で飛ぶように一蹴りして、、、厳かに広瀬本流の棲家へと戻って行きました。

 「いつか、、、また、、、ここで」


 今夕の釣りも広瀬本流から祝福されたようです。

7月の良い釣り旅を。。。

 

 

  

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2008/07/12

晴招く竿 雨呼ぶ竿

 梅雨時だというのに、6月下旬以降、仙台周辺ではこのところ全く雨の無い空模様。  
ほんの時折、厚い雲が上空を覆い、薄暗くなって・・・やっと雨が・・・と待っていると、、、、、パラ・・パラッ・・・、、、でお仕舞い。。。

 お陰で、川止め明けより日ごとに見る見る広瀬本流も干からびて、例年見られる梅雨時の豊かな流れからは想像出来ない“ローウオーター”ぶり、、、山女魚釣りをするには少々厳しい状況でした。

 こんな水量では、朝晩よく目にする羽化を終えたばかりの水生昆虫達もあまり見られず、例年この時期はヒゲナガ・アダルトが日差しを避けるため、しばしば自宅玄関に迷い込んで来るはず・・・なのに、この7月は1匹も姿を見掛けていない・・・のが気に掛かって。。。

 きっと、、、ヒゲナガ達は石影で・・・川水が動くのを待ち続けている・・・のでしょう。
山女魚と同様に自分もまた・・・増水に誘われたヒゲナガ達が動くのを待ち続ける・・・のみ。

川水の時合、、、ヒゲナガの時合、、、そして山女魚の時合、、、それぞれが繋がる大いなる瞬間・・・川辺へ立てれば良いのですが・・・。


 
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 そしてやっと、、、今朝方、、、まとまった量の雨が仙台の山沿いに降り、、、少し湿り気を帯び吹いて行く風と上空を覆う薄暗い雨雲に 『今夕の広瀬本流ではきっと・・』 と待ち続けた釣り心は誘われていました。

 天気予報では、午後から雨は上がり、、、そして夕刻より再び雨の予報。
アメダスのテレメーター雨量では、仙台の山沿い各地点で2mm~8mm程度の雨が朝方から昼過ぎに掛けて降っている。
 こいつは、、、千載一遇のチャンス。。。こんな雨量だと広瀬本流の観測テレメーター水位で2cmも上がれば、、、OK!
 雨による増水が、待ち続けていた 大いなる瞬間の訪れ を予感させます。

 事務所の中で、、、夕方の雨が 羽化呼びの小雨 になることを祈っている・・・仕事は上の空になってしまった自分が居ました。


 18時45分 広瀬本流の目当てした流れに到着。

強く湿気を帯びた川風、、、瀬音も力強く聞こえてくる。。。
干からびていた広瀬本流が雨降りの増水で息を吹き返したようです。


Dsc02508 川辺で釣り支度を始めた頃から弱い雨が落ち始め、、、夕闇へ川霧が垂れ込めている。

 暫くぶりに見る広瀬本流の夕暮れへ・・・初めてとなる 2本目の Hardy Graphite Marvel との短い釣り旅の成就を祈っていた。。。

 先夕、小雨の寒河江川でも試した Graphite Marvel を丁寧に継ぎ、XPS・DT4Fを収めた The Prince 5/6 を装着。。。そして広瀬本流の夕暮れ時には信頼するいつものリーダーシステム。。。6Xの先糸にフリーノットで『逢魔が時』#8を結束して・・・・・準備は完了。

 寒河江・そして広瀬本流と続いて雨の中での釣り。。。
どうやら 2本目の Hardy Graphite Marvel は自分にとって「雨呼び」の竿・・・なのかもしれません。

 そんな「雨呼び」のMarvelのお陰なのか?

増水で勢いが戻ったガンガン瀬の石裏に投射した『逢魔が時』#8を捉え、、、水面に巨きな白銀色の残像を残して、ローリングしながら一気に流れを疾り下った大山女魚。。。

 Graphite Marvel がグリップまで強く撓み込み、大山女魚の疾く重厚なローリングへと応酬する。

 そして、The Prince から長息の逆転音とともにラインが引き出されてゆく。。。 
 
息を呑むような、、、小雨の降る夕闇の中のきわどい瞬間。。。   瀬音に混じる糸鳴り。。。


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 こうして、、、川霧の幻想的な夕暮からホタルが傍らで舞った夜景まで、、、広瀬本流の川辺で小雨が落ちてズブ濡れになりながら、毛鉤を流し続け・・・・・予感通り、、、いくつかの山女魚との出逢いがありました。

 広瀬本流とそこに棲む幅広で美しい山女魚達からも 2本目の Hardy Graphite Marvel は祝福されたようです。 


 帰宅して、、、そう云えば・・・これまで愛用して来た Marvel は、荒れた空でも、いつのまにか?晴れの天気を呼び込む竿だったよナ・・・と思い返してみたり。。。  すると、こちらは 「晴呼び」のGraphite Marvel となるのか?

 「晴」 そして 「雨」 の冠名がそれぞれに付くと 竿の呼び名 みたいで良いか?
まあ、自分の手元で 晴 と 雨 の対になって、どんな天候下でも山女魚と遊べるなら、、、言うこと無しデス。
でも、何だか・・・「このブログのタイトル」みたいだナ?
 
 そろそろお後も宜しいようでス。。。  皆さんの良い釣り旅を。。。


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2008/07/08

夏雲 と Marvel

 7月を迎えて広瀬川本流の川止めは明け、既に7日が過ぎています。。。

川止めの期間中、あれだけ待ち続けていた「ライズ夜景」を幾夕も見送っている。。。

片や、、、インディペンデントな仕事人として、重なる業務依頼に向き合い、その作業へ思考を集中する密度の濃い時間だけが流れ。。。

未だ川辺へ立てない状況が続いてました。


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 6月下旬以降、デスクに体を縛り付けるように夢中で制作作業に掛かり、、、そして僅かに出来た一服の時間は資料集めのサブ・PCで某オークションを冷やかしてみる・・・のが唯一の慰め。
 
 そんな或る雨降り後の暑苦しい午後、、、また某オークションを渡り歩いていると・・・・・ グオオッ!、、、 なんと!

現在も自分が愛用し続けている 山女魚狙いの西洋毛鉤釣り師には伝説となった「HARDY Graphite Marvel 7'8"#3/4 」 。。。英国HARDY社・Alnwick製によるメーカー・シリアルNo.が愛竿と幾つも離れていない同一ロットの出品を発見。。。

 う~む、、、、、
このタイミングで、こうして自分が見付けてしまったのは ・・・ 何かの縁なのか? Graphite Marvel よ!

 目を閉じ、深呼吸すると・・・・・1981年の購入以来、自分にとって初めてのHardy社製の毛鉤竿となった Graphite Marvel との釣りシーン、手にした山女魚達、そしてその間に行きかった幾多の釣り人との思い出が幾つも幾つも蘇って来る。


 HARDY社 School of London 教授 であった Mr.ジョニー・ローガン の Graphite Marvel によるライン捌きの印象的な毛鉤投射のデモンストレーション。。。

 8月の夕暮れ、激流を挟んだ"寒河江モンスター"との格闘。。。

 山形・O川において Graphite Marvel がもたらした初めてとなる地付き尺山女魚の厳かさ。。。

 広瀬本流が夕暮れに染まる中、大山女魚の強烈なローリングに応酬し続ける Graphite Marvel の美しいベンディング・カーブ。。。


 次の瞬間、、、殆ど反射的、、、後先を考えずに、、、自分が用立て可能金額を一杯まで打ち込み、、、入札。

数日後には、落札した Graphite Marvel が届いていた次第。。。

以前、HARDY J.E.T 7'#4 もこんな風に手に入れてましたが・・・・・川辺に立てない時の心理的なストレスが発作的な入札行為へと繋がるのは、、、2本目となる Marvel の予備竿が手元に揃ってしまった今、、、これが最後となりそうな予感。。。  
 興味ある竿・・・ Winston WT-804・TMF 、Tom・Morgan Rod-Smith なんて指折り始めればキリが無くなりそうだけれど、なにせ竿を握る右手は一本だから。。。自分の掌に納まった瞬間から釣り心に同調してくる毛鉤竿を探し出すとなると・・・なかなか一朝一夕にはいかないのだと感じています。


 この後、経年変化と前所有者の保管・手入れが甘くて状態の気になった幾つかの箇所は毎度修理ばかりで世話になってる「プロショップ・オノ仙台店」の菅原君のトコへ持ち込み、修正ついでの化粧直しまで頼むと、中1週間の素早さで作業完了の連絡が。。。

 ハイシーズン中にもかかわらず、こんな対応の早さは素晴らしい。。。

※ 受付の際に、自分トコのリペア作業の依頼で忙しく時間が掛かりますよ、、、と念押しされてたが・・・・・その仕上がりと対応の良さに満足したので 勝手に 宣伝しといて上げよう。。。 HARDY竿の小規模修理や化粧直しで困っているなら 菅原君 へ連絡を取ってみるべし。。。 大怪我の場合もHARDYへの送還受付から、ちょっとしたブランク傷まで親身になって相談に乗ってくれる・・・ハズ。。。HARDYを愛用中でお困りの方が居たら、試しにどうぞ! 


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 先日、掛かり切りだった作業もやっと終了し、メール入稿を終えて直ぐに プロショップ・オノ へと向かい、修正の上がっていた HARDY Graphite Marvel を受け取ったその足でまっすぐ高速に飛び乗り、寒河江川C&Rへ駆け付けていました。

 寒河江川の川辺到着は16時30分。。。強い夏の西日が差す中にもくもくとした積乱雲が月山上空に在って幾分強めに西からの風が吹いている。。。そんな川辺の風景。  
そして、今シーズン初めて訪れた寒河江川は理想的な水位だった。。。

 雲間に見えた月山に心の中で手を合わせ、初めての 2本目・ Graphite Marvel との釣り旅の成就を祈っている。

 丁寧に、、、ジョイントを継ぎ、リール・シートへ XPS・DT4F を収めた ThePrince 5/6 を付けてみる。
ラインを引き出し、ガイドに通して、準備完了。

 全ては馴染みになる Graphite Marvel であり、、、何とはなしにグリップのコルクの感触がいつもと違う・・・そんな極く微妙な違和感は、この竿だけが経て来た釣り時間を物語るようだった。。。


Dsc02502 18時30頃まで強めの西風に吹かれながら、目に付けたプールで待ち続けていると・・・前線が過ぎ去って風が止まった19時直前から、シマトビケラ・ピューパの流下が一斉に起きて、先程まで静かだったプール・ヒラキ側で波間で微かに感じるライズが始まる。。。

 いつものリーダー・システムと6Xの先糸へ#18のヘア・カディスをフリーノットで結束し、夕闇を写し込む川面に起こるライズへ向かってそっと毛鉤を投射して、微かなライズを一つずつ攻略して行く。

 川面を流れるヘアカディスが先のライズ地点に差し掛かると今度は毛鉤に向かって微かなディンプルライズ!

一拍送り込み、手元側のトルクを生かした穏やかなセットフック! 

 グンッ!  乗った。。。。。

 グングン、、、グン、、、キューーーーウンッ、、、、、
山女魚特有の重厚なローリングに続く疾走。。。

いつもよりすこしだけハリを感じる Graphite Marvel が撓り込んで行き、美しいベンディング・カーブを見せながら山女魚に応酬している。


 こんな風にして・・・濃い川霧が入り、そして夕闇が視界を閉ざし始めた19時30分まで、、、ライズに向かい続け、幾つかの美しい寒河江川の山女魚達と出会うことが出来ました。
幾度か撓り続ける内に・・・新たな使い手の右掌に収まって不安な様子だった Marvel もこれで安心出来たようです。

 こうして、、、月山と寒河江川から 2本目の相棒 との釣り旅は祝福されました。

広瀬本流の山女魚釣りも、川止め期間が明ければ・・・遊漁期間はすでに残り3ヶ月を切っており、いよいよ後半戦。  季節が進むのは早いものです。

 いや、、、こう云う自分もうかうかしてらんないナ。
2本目のGraphite Marvel を早く広瀬本流でも試さないと。。。

 7月の 良い釣り旅 を。。。


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