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2008/05/28

五月の夕暮れ'08

 5月も下旬に差し掛かり、自宅ベランダから・・・はたまた毛鉤竿片手で見る広瀬本流の夕暮れ風景にコロコロ・・・とカジカ蛙の鳴き声も混じるようになりました。

 5月の良い釣り旅を楽しんでいますか?


Dsc02471 西の空へ一刷だけ陽を残し、僅かに日没時刻を過ぎた頃、川風が一時だけ収まり、再び川風が下流側から上流に向かって吹き始めると 川辺の賢者=ヒゲナガカワトビケラ・アダルト が待ちかねていた様に姿を現し、次第に深まってゆく夕闇の川面を飛び交い始めた・・・・・

 時を同じくしてオオマダラが、、、ヒラタが、、、深瀬の中から続々と登場し、、、そして気の早いモンカゲロウの姿までが。。。

 自分と同じように川辺で待ち続けていた セグロセキレイ が、目前で水面を飛び出して飛翔を始めたモンカゲロウを反転しながら捉え去った。。。

 刻々と表情を変えながら夕闇に沈んで行く川辺の風景は決して見飽きることがありませんね。


 完全なる夜が訪れ、川面を飛び交っていた燕たちも自分の寝床へと戻って行きました。
でも自分は、、、今しばらく、川風と夕闇に吹かれながら川辺で一人待ち続けてみよう、、、と思います。

 広瀬本流の大山女魚が心待ちにする・・・・・流れの名優=ヒゲナガ・ピューパの大量流下が始まる時刻まで。。。


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2008/05/15

雨後のヒゲナガ

 激しい雷雨に降り込められた昨夕は僅かな時間の釣りとなってしまい、、、仕切り直しとばかりに5月らしい爽やかな天候と陽気が戻って来た今夕、、、再び広瀬本流の心当たりの流れへと立ち寄っていました。

 実は昨夕・・・雨の中を釣り支度しながら、川面に飛翔して来た ヒゲナガ・アダルト が例年この時期に見掛けるサイズから2回りは大きく、その数も多い状況だったのが気に掛り、、、広瀬本流の他の流れの様子も確認してみようと考えていました。

 広瀬本流仕様の毛鉤「逢魔が時」の出番が少々早まったのかもしれませんから。。。


Dsc00104_2

 晴天となったこの夕べ、日没は午後6時41分。。。
日没時刻を過ぎた頃、目当てした流れでも 大型のヒゲナガ の飛翔が始まった。

 川面すれすれに下流から上流へと川風に乗って移動して行く。。。
夕闇の到来とともに次第にその数は増して、、、
やがて、深瀬のいたるところにその乱舞が見られるようになる。。。

 しかし、、、期待している山女魚達のライズが見えない。。。
ヒゲナガ・ピューパの流下は未だ始まらないのか?

 刻々と夕闇が川面に垂れ込め、、、風景を非現実的なモノにしてゆく。。。
そして、HARDY FeatherWeight に組んだ Review FC-8303改 の先糸には「逢魔が時」#8がその出番を待っていた。


 晴天の夕空の彼方に残照が一刷だけ残った午後7時20分。。。
ヒゲナガ・ピューパの流下が始まった川面は沸騰する!

 上手側の暗緑色の闇に染まる川面に バシュ・・ンッ! 激しい捕食音。。。
ふたたび、、、 ガボンッ・・ツ!

 今度は下手で、、、また、、、バシュ・・ッ!  


 左手からメジャリングしていたラインと「逢魔が時」#8を結んだ先糸を開放して、、、
先程、激しい出方を見せた12ヤード先のライズ上手へと投射を試みる。

 夕闇の流れにぽっかりと浮かび、流れ始めた毛鉤へ微弱なフラッタリング動作。。。

瞬転、、、毛鉤が流れに引き込まれて行った!。。。。。


Dsc00103
 
 やはり、、、昨夕の雷雨は、広瀬本流に棲むヒゲナガ達のキートリガーだったようです。
これからどんどん楽しくなって行きそうですね。  

 では、、、これから「逢魔が時」の巻き足しを急がねば!

 皆さんの良い釣り旅を。。。


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2008/05/14

5月の春雷

 朝から肌寒く、今にも降り出しそうな空模様。

先週末から週始めに掛け、"下り・特急"な事情で辛かった体も今日は戻調していましたが・・・・・天気予報では「上空に寒気を伴う低気圧が移動して来て、仙台は午後から雨降り70%」の予想。。。

 夕方は時間が取れそうだが、、、さて、、、どうしたものか?

まあ、雨が降る降らないにかかわらず、、、連休以降も水色の回復がならなかった広瀬本流を偵察してみるのが良いか?と心に決め朝から業務に掛かっていました。

 
Dsc02468
 打合せも済んだ帰り道、フロント・ウインドーに落ちる雨粒を見上げながら「これくらいの雨なら・・・」とクルマを走らせ、広瀬本流の川辺到着が午後5時15分。

 低く垂れ込めた雨雲の下では沢山のツバメが川面を掠めるようにして飛び交い、川岸にはセグロセキレイが行き来して、この夕べ広瀬本流からもたらされる水棲昆虫達の登場を待っていた。

 「未だ、川辺のパーティーは始まってない・・・」


 クルマまで戻り、ゆっくり支度をしながら、今シーズン初めてとなった広瀬本流に棲む大山女魚を想っている。
Review FC-8303改 に HARDY FeatherWeight を着け、引き出したDT#3を通す頃には、先糸に結ぶべき毛鉤の見当が付いている。

 先糸の毛鉤は大型の山女魚が好む ヒラタ・クリップル#12 をフリーノットで。。。

 一回り大きなセグロセキレイに譲って貰いながら、自分が目当てしたポジションを押さえ、、、そして、膝上までのウエーディング。

 一抱えもある大きく滑りやすい底石の上を慎重な足運びで立ち位置を決める。

 夕闇が忍び寄り、、、降っている雨足も幾分強まってきたようだ。。。


 白泡の沸くガンガン深瀬と瀬脇に出来た緩流の狭間に発生した帯状の流下レーンに向かって15ヤードの投射。
コンチネンタルスタイルのテンポのゆったりと穏やかなバックキャストから切り返し、延びて行くに従い鋭角を増すループ。

 フォロースルーで大きく上流側へとリーチ、続いてハンドツイストした左手からライン・フリップしながらのパドルメンド。


 数えて3投射目。。。深瀬ヒラキにある大きな底石に出来た水ヨレへ ヒラタ・クリップル#12 が入ると、、、大きな影が現れ、流れ行く毛鉤を穏やかに捉えに掛かった!

   モヤ・・・ッ!

 ライズを一拍見送り、ラインを滑らせながら、、、セットフック!

   ドス・・ッン!    乗った。。。

 Review FC-8303改 が大きく撓り込んでいるが魚は川底に張り付き動かない!!
 
 こいつは良いサイズの山女魚だ。。。


   瞬転。。。 グンッ、、、、グンッ、、、  キューーーーウンッ、、、

   ガンガン深瀬に入り、、、流速を利した疾く重厚な山女魚のローリング・ファイト!

 
   チッ、チィィーーーーーーッツ。。。。。。

   山女魚のローリングに連動したHARDY FeatherWeightの長息な逆転音。。。


 行きつ戻りつしてこの山女魚をランディングする頃には、終了の合図とばかりに川面へ雷鳴とともに大粒の雨がドッと落ち始め、、、あたふたと川から引き上げてくる事になりました。。。

 この雨のお陰で干からびていた広瀬本流に再び活性が戻って来そうです。
今週末はすごいことになりそうな予感が。。。


 良い釣り旅を。。。
   


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2008/05/12

山背風と下り特急

 昨日は朝から低い雨雲が仙台上空に垂れ込め、シトシトと体に纏い付くような霧雨が降っていました。
そんな天候の下、クルマを走らせた国道48号・白沢沿いの電光板は・・・ 気温7℃ / AM12:30 の表示。

 5月も半ばへ差し掛かっているのに、三陸沖から冷たく湿っぽい東風~「山背風」が吹き込むと仙台は強く冷え込んで暖房器具が必要な早春の寒さが戻って来ます。


 先週中ば、、、下の息子が学校から貰って来た「強烈な嘔吐下痢症」は、瞬く間に家族全員へと感染し、週末は自分も酷いフラフラな体調で辛いの何のって。。。そこに加え、こんな寒さ、、、下り・超特急な腹具合に響いてくるものがありました。

 本来、釣りに出る場合じゃない。。。とグッと堪え明日からの業務へ備えるのが、プロフェッショナルな仕事人としての努めでしょうが・・・「5月の雪代明けにむざむざと寝ているのは山女魚釣り師ではない」・・・と言うのが自分の本音。。。いや、方針。

 運転しながら、一旦は・・・・・峠を越え、晴れ間が出て暖かな山形側の川を訪ねて見ようか?、、、そんな風に考えてましたが、、、国道に沿って流れる 広瀬川支流の新川 が水色・水量も良さそうな状態。

 まあ、、、日曜で釣り人も多いか?、、、期待せずに川の様子見だけ。。。
立ち寄る度、橋の上から見る 山女魚のライズ・シーン が橋下の平瀬に在るだけで、、、体調不良な自分としては和みますから・・・。 

 
Dsc02462
 川辺に着いてクルマから降りてみると、霧雨に早春の寒さ。。。
そんな寒さの中、釣り人らしきクルマは4台、、、直後に、林道をさらに奥へと急ぐ2人乗りの小型四駆が釣具メーカーのステッカーも鮮やかに追い越して行きましたから、都合5台か?  

 いや~、、、新川は今日も激戦だ。。。


 ミッドウエイトのフリースを手早く羽織り、いつもの橋上のライズ鑑賞ポイントへ立ってみると・・・・・やってる!

流れからまばらに浮上する ヒラタカゲロウ をヒラキに定位した山女魚達は穏やかに捉えている。

  モコッ! ふたたび  パシャッ!

 ライズしている山女魚はみな8寸くらいの良いサイズ。。。


 くう~っ、、、いいね~っ。。。やってみようか?
いや・・・しかし、、、下り・超特急な腹具合が。。。

  橋下の平瀬では  モコッ! ふたたび  パシャッ!

 くう~っ、、、いいね~っ。。。やってみようか?
いや・・・しかし、、、下り・超特急な腹具合が。。。

Dsc02460 こんな具合で30分はモンモンと橋上でライズを眺めた挙句、、、体調を忘れて、、、釣りすることに。。。。。BOXティッシュは忘れずベストに押し込んで。


 あんなに参っていた筈の体調も釣りを始めると・・・・・上り・下りの兆候が無くなり、川歩きは足元フラフラでしたがクルマからそう離れない流れを試すことが出来ました。

本音では「5月の雪代明けにむざむざと寝ているのは山女魚釣り師ではない」と豪語した若き頃の自分の体力を羨ましく実感したそんな日・・・・・。  
 
しかし、、、敢えて、若き自分に向かって反論しよう、、、『本物の山女魚釣り師とは釣るべき魚と自らの時合いが満ちるのを待てる者なのだ』と。。。。。経験と場数を踏まえ、少々老いた自分が笑って答えている。


 今しばらく、自らの時合いを待ち続けてみましょうか?
良い釣り旅を。。。 


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