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2007/10/21

北風と雨とコカゲロウ~荒雄川

 寒気が東北上空にも流れ込み、仙台市内では秋の陽が差していたものの、午前中から晩秋を予告するような北風が吹いて、少々肌寒い天候の日曜日となっていました。

 先の水曜日、荒雄川へ出掛けてしまったせいで業務スケジュールは押せ押せとなり、おかげで今日は午前中一杯掛けて真面目に溜まっていた仕事してました。。。ま、世渡りってそんなモンです。 自らサボればそのツケは廻ってくる訳で・・・。  

Dsc02385  そして、さあ・・・支度して出掛けようか?となったのが午後1時30分を少し廻った頃。

午後5時前に日没を迎えるこの夕暮れ羽化するコカゲロウのライズ・ゲームへと出掛けるには少々遅い出発ですが、、、ま、いつもの広瀬本流のノリで、、、1時間も川辺に立って毛鉤を流せれば良し。。。です。

行き先は、、、寒河江にしようか?それとも荒雄か? いずれにしても、これから2時間弱をクルマで走って・・・辿り着いたら支度して即本番のタイミング。  いや~際どいナ。。。
 
 こいつは・・・出先の天候が外れてたら最悪・・・と、念の為PC上でそれぞれの河川のテレメーター水位と天候を確認してみると、、、上空に在る寒気の影響で奥羽山脈を挟んだ山形内陸・山沿いは朝から雨降り、、、寒河江川の水位が急激に上がっており、未だ雨も降っている様子。

 では、荒雄川は・・・うん、水位・天候とも急激な変動も無く大丈夫なようです。 今夕の行き先は荒雄川だ。。。

そうだ、、、先日S氏と遊んでみた区間の上流側、一昨年、取材で訪れて気になっていた大石の入ったあの平瀬を試してみよう。
 きっとあの区間でも大鱒が平瀬の底石周りに定位して、夕暮れ時に来るコカゲロウの流下を待っているはずだ。

そうと決まれば、、、急いで出発ダ。。。。。

 


Dsc02387 移動途中の一般道の渋滞にハマるうちに小雨が降り出しおまけに強い北風までが吹き始め、鈍い雨雲と強風の中を荒雄川C&Rの川辺に到着したのが午後3時30分を廻った頃。

 ありゃ~、、、すごい天候だ。。。

川辺に駐車してあるクルマへと戻り、帰り支度を始めた釣り人の姿もチラホラと。。。。。
そして川辺に粘る毛鉤釣り師のフライラインも、フォルスキャストでは北風に煽られてヒラヒラと凧揚げ状態。。。。。

 しかし、、、、、到着したばかりの自分は釣らねばなるまい!
折角、遠路はるばるコカゲロウの流下を夢見て来て見たんだから。。。。。  春先に度々経験した強風下で起きるコカゲロウの集中羽化の可能性も、この場面ではやはり捨てられないし。。。。。

 ダメもとで夕暮れまで待ってみるか? とミッドウエイトのフリースを着込み、その上にレインウエアの防風・防水の完全装備で川辺に降り立った。

 先日に続き DiamondBack "Classic Trout-Custom" 8'4" #3 にDT#3を収めた HARDY FeatherWeight の道具建て。  そして、強風対策に先糸を含め全長で15'と短縮した7Xのリーダーシステムに#20が標準サイズとなるコカゲロウ・クリップルをフリーノットで結束。。。 

 これでよ~し、、、頼むぞ!  コカゲロウに注目している鱒が在りますように。。。


 低い堰堤から流れ落ちる水が平瀬の底石によって複雑に変化してコカゲロウの羽化して来そうな流れの筋を一つ一つ偏光グラス越しに凝視していると、、、、、主筋の収束位置に殆ど水シワのような微かなライズを発見!

視点をそのライズの痕跡が残る水面に向けると、、、、、少しだけ頭を出した大きな底石の前で水面直下に定位する大型の鱒が。。。

 川への願いが通じたのか? 雨降り+強い北風の下でもコカゲロウが・・・・・やはり・・・・・。


 風上位置まで静かに移動して、ダウンストリームにこのライズ位置を取りながら幾度か丁寧に攻め、今夕もいくつかの美しい荒雄川の鱒から #20 コカゲロウ・クリップル によるライズゲームは祝福されました。


 吹き荒れる北風に苦労しながら、鱒の待つフィーディング・レーンへ極小毛鉤が上手く乗れば、、、微かな斑紋を残して鱒のライズ。。。

  斑紋を見送りながら、、、一拍送って、静かにラインを滑らせながらのセットフック!

  DiamondBack "Classic Trout-Custom"が大きく撓り込んで、鱒の重量感あるファイトに応酬する。。。

  Hardy featherWeightの激しい逆転音。。。

  ラインの先端が流れ越しに対岸へと見る間に延びて行き。。。


荒天の下、秋の早い夕闇を背景とした数々の瞬間に、、、自分の心が次第に高揚して行く。。。
「無理して、来て見て良かった!」と予想通りの 結果オーライ に少しだけ自己満足してみたり・・・・・。


 夕方5時過ぎには周囲の山並みが色付き始めた川から上がり、今夕も僅かな時間でしたが、荒雄川・コカゲロウのライズゲームがまた一つ、自分の記憶に残されました。

 また、コカゲロウの舞う川辺でお会いしたいものですね。
10月の良い釣り旅を。。。。。


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