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2007/09/28

北風に舞った花

Dsc02306 一昨夕、そして昨夕と続いた「K川の輝ける秋」の興奮も冷め遣らぬまま・・・シーズン終了まで残り3日となった今夕も遣り繰り算段して 夕暮れのライズ巡礼 へと出掛けていました。

 午後早くから、低く垂れ込めた雨雲が仙台上空を覆って、さらに大陸より張り出した寒冷前線の東北地方通過に伴う強く冷たい北風が吹き荒れ、川まで出掛ける事を一旦は躊躇するような天候でしたが、これまでの数々の経験から『却って・・・危うい天候の下でこそ川は騒々しいはずだ』と思い直し、強風の吹き荒れる中クルマを走らせるコトに。。。

 水色の復調ならない広瀬本流で最後にこの秋の釣りを断念した或る日の夕暮れ、ふと、M川・堰堤下の葦の生い茂る風景が記憶から蘇って来て、、、、、この秋のライズ巡礼で、いずれ立ち寄ろう、、、、、、そう感じて何故だか?胸騒ぎしてならなかった大山女魚の棲む銘流。M川。。。

 秋の巡礼の最終局面も土壇場で、それもこんな天候下に、胸騒ぎがしてならなかったM川へ来るとは・・・・・。

しかし、、、期待は裏切られず。。。。。強い北風が吹きつけた夕暮れのM川・堰堤下では、日没直前、風が弱まったほんの僅かの間に満を侍したような賢者・名優達の登場時間となりました。

 夕闇を背景にして、タイミングをずらしながら、、、、、ヤマトビケラ、ニンギョウトビケラ、そして待望のヒゲナガ、、、、、この秋、これだけの集中的な羽化を川辺に目撃したのは初めてのこと。。。

 その川面から途切れなく現れる様子は、風に舞う桜の花びらのように・・・・・儚く、そして切なく。。。。。


Dsc02309
 明らかに大型と確信する山女魚達の穏やかなライズが川面を揺らし続けて、、、、、そして、自分にも強く込み上げてくる夕暮れの興奮。。。そして忘れかけていた熱狂。。。   

  大石が川底に入る深瀬の中で暗緑色の川面に流れる『逢魔が時』が視界から消え、山女魚が音も無く捕食するのを見届けて、、、、、一拍送ってラインを滑らせながら、、、、、セットフック!

  ドズンッ!    グングン、、、グウーーーーンッ、、、グッグッ、、、

    乗った。。。。。   竿全体で感じる重厚なローリングファイト!

コイツは・・・いいサイズの山女魚だ。

  バットから激しく撓み込んだ REVIEW FC-8303改 が激しく抵抗する大型の山女魚をいなしながら、幾分強めにランディングへと入り、ネット・イン。   すかさず、『逢魔が時』を山女魚から外してフロータント処理を。。。

  集中的にライズを続ける山女魚達の気配をこの深瀬中から感じている。

  続けての投射に川面からはまた山女魚の反応が・・・・・。  次から次へと・・・・・。

 美しい山女魚をひとつ掛ける度に激しく高揚して行く釣り心。  
まるで、醒めない夢のようでした。。。  
  


Dsc02315
夕闇が毛鉤を追う視界を遮り始め、、、もう一つ掛けて、寄せて、、、今度は強引過ぎて手元でバラし、、、本当に気付いた時は川辺が真っ暗闇。   お陰で、帰り足は暗闇の中、強引な藪コギで、難儀な夢の跡でした。


 M川・堰堤下でのライズ巡礼も川から祝福されたようです。
自分の川辺での胸騒ぎ・・・・・は現実の出来事になりました。


 シーズンも土壇場ですが、未だ川の中では本番中のようです。
さてさて、、、では、これから急ぎの毛鉤巻き作業に取り掛かることにします。


 明日、そして明後日の良い釣り旅を。。。。。


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