往く夏の川風
小学生の息子達の夏休みもついに最終日となったこの日曜日は、自宅の前を流れる広瀬川も連日の好天に渇水していて・・・遅れてやって来た川の夏休み・・・といった状態。
仙台では、まだまだ暑い日が続いてますが皆さん夏の楽しい釣り旅してましたか?
この午前中は息子達の付き合いと家事で過ごし、午後になり晴れて釣りに出る時間がやって来ると、、、さて・・・どうしたものか? この土・日はさすがに鮎釣りの時期も終盤戦に差し掛かり・・・とあってベランダから見える広瀬本流のそこ・ここに鮎釣りの姿が。。。これじゃあ、きっと、渇水と人出も重なって広瀬の山女魚達も夏休みか? このまま夕暮れになっても川辺はタフ・コンディションのままだろう。。。と。

そう云えば、思い出してみると、、、今季は春先に継続手続きしたまま一度も使ってない「山形県内水面漁協連合会の年券」があったっけか?
う~ん、、、、、そうだ! 寒河江に行ってみるのも良いか?!
先頃、執筆の依頼を受けてFR誌にネタを載せた手前、本人が今季は行けてません。。。では、無責任過ぎるし・・・・・。
いつもの夕暮れ時の釣りより時間に余裕があるから、ちょいと足を延ばして寒河江川・大井沢地区のC&R区間まで行ってみよう。。。月山おろしの秋の川風もそろそろ吹き始める頃だし・・・暑い日差しの下で大汗かいて「風に吹かれて」やる岩魚釣りってのも久しぶりだから。。。
そう決めてしまうと、後の準備はやけに早いモンでした。
仙台市太白区・JR長町駅前の「中国料理 楓林」のご主人S氏から未だ借り受け中(Sさん、すみません!)の7'6"#4の竹竿「小原バンブー」を車に最後に積み込み一路、大井沢を目指しクルマは走り出していた。
2時間弱のドライブで川辺に付くなり、既に寒河江川は夕刻のプライム・タイム。
あわてて支度して、寒河江川の夏の名残を味わう為に、、、わざわざココと選んだ・・・長大な深瀬の区間・・・を急ぎ足で探って行く。

一投射毎に以前の釣りの記憶を辿りながら、丁寧に石裏、岸辺の還流、ブッシュ際、護岸の際を探って行く。
竹竿「小原バンブー」がバックキャストで美しくロードして、スロースピードのループを軽々後方へと運んで行く。
続く、、、切り返しは15ヤードのフォワード・キャスト、、、、、トルクフルにスローに、、、そして先端へと伸びていくに従い鋭角を増していくループ。。。タイト・ライン。
美しいループが先端で解け、ふわり・・・と#16クリップル・ビートルが目指す石裏へと着水した。
いや~驚いた! この竹竿! 「WF.HARDY」でも「CONTINENTAL-SP」でもない、そして銘竿「Marvel」にもない振り心地と感性。 釣り心を誘う竿・・・って、やはりいいね。 そんな感性へと語り掛けてくる竿で釣りすると・・・この釣りが出来る幸せをしみじみと感じ入る。
結局、寒河江に吹く川風の中での釣りはとても気持ち良かったですが、残念ながら、やはりこちらも渇水中のタフ・コンディション。

デカイ岩魚がとある深瀬の緩流の石脇から毛鉤を捉えに浮上して来ましたが、何かが気に喰わなかったらしくて・・・急速潜航で姿を消したきり・・・。
でも、小型の岩魚が沢山慰めに来てくれました。
往く夏と川風と・・・そして寒河江川・大井沢の岩魚。 一人で迎えた川辺の晩夏の夕暮れ。
いつの間にか、、、飾らない休日が過ぎて行きました。
もう少しで9月。 残すシーズンも自分の中でカウントダウンが始まりました。
この秋も良い釣り旅を。。。
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