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2007/07/26

山背風の季節

 雨が降り続き山背風が流れ込んで肌寒い天候が続いた7月の仙台にも、やっと先日、日差しの強さが懐かしい夏の青空が訪れました。  何でも、、、宮城・仙台の気候は全国の政令指定都市の中で最も洗濯物が乾かない(乾き辛い)ところなのだとか・・・。
 まあ、そんな湿っぽい・コールドウエットな気候は、欧州の毛鉤釣りの聖地・スコットランドの冷涼な気候にも似ているからか? お陰で気温の年較差の少ない過ごし易い気候の下で広瀬本流の山女魚釣りも楽しめる訳です。。。

 広瀬本流を遡って、R48・仙台市青葉区作並にある「ニッカウヰスキー宮城蒸留所」の風景は、美しい山女魚の棲む広瀬川支流新川川(にっかわがわ)沿いに赤レンガの貯蔵庫が立ち並び、これに7月の山背風による低く垂れ込めた寒冷で薄霧となった雲が被れば、遠くスコットランドを想わせる異国情緒の佇まい。  

 しとしと、、、冷え冷え気候の下での毛鉤釣りも遠来の釣り人に旅情を感じさせる、また一つの仙台らしさ・・・でしょうか。


 
 夏らしい天候に恵まれた今夕午後6時過ぎ、心に刺さり続ける棘にほんの少し回復の兆しを感じて、広瀬本流の川辺に竹製毛鉤竿を片手に立ってました。

 この竹製の毛鉤竿は、太白区・JR長町駅前にある「中国料理 楓林(ふうりん)」のご主人S氏が貸し出してくれたもの。  7'6"#4の真新しい竹竿は色白・細身のプランクスへ木製のシートとシンプルにブラックフィニッシュされたメタル類、そしてショートグリップ仕様のベンディングカーブも美しい竿でした。

 口下手なS氏のコトだから、、、この竹竿で山女魚釣りに行って元気出しなよ!、、、って励ましなんだろうナと。
そんなご好意に甘えて借り受けたまま、病院との行き来と仕事の忙しさの中にすっかり忘れていたのを今夕、フト思い出した次第。

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 先日までの雨と台風による大増水続きで広瀬本流の流れの様子もすっかり変わってましたが、春の記憶を頼りにあの手この手で何とか、50日振りとなった広瀬本流の流麗な山女魚と対面を果たせました。

 7'6"#4の竹竿「OBARAバンブー」は一振り目から手に馴染んで来て、ちょっとびっくりでしたよ、Sさん。
ピタリと竿を持つ掌から釣り人のイメージへと同調してくる・・・そんな竿ですね。

地元・宮城の気候と風景に溶け込んで竹製毛鉤竿を制作し続けるビルダー・小原氏の直向さを毛鉤竿の調子から伺う事が出来て、自分も大夫元気になれたようです。

 まだまだ・・・自分の季節は続いて行きますから。。。

皆さんも夏の良い釣り旅を。。。

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コメント

素晴らしい釣行記ありがとうございます。

竹竿の魅力は口では言い表せないですね。わかります。色々悩みもあり大変だと思いますが、私にとって渓流はヒーリングスポットでもあります、良型のヤマメの姿と元気を少しでも持ち帰られたようで、なによりです・・・

投稿: FULLHOUSE | 2007/07/30 09:08

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