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2007/06/03

ヒメフタオカゲロウの流れで・・・

Dsc02226
 業務休みとなった今日は、朝からの曇り空。
う~ん、毛鉤を流しに出掛けるのには良い釣り日和ダ。。。クルマを走らせて、何時も試している自宅周辺より上流側の広瀬本流の様子を確かめてみようか?。。。ここ暫らく立ち寄ってなかったから・・・

 そんな風にフト思い立ったのは・・・午後2時過ぎ。

釣り支度の一式をダッフル・バッグに放り込み、これを車に積み込んで自宅を出発したのは午後2時30分を廻った頃でした。

 広瀬本流沿いには立派な国道も走っていますから、心当たりあるポイントを通り掛る度に路肩へクルマを寄せては流れの様子を伺って行くと、、、う~ん・・・水位・水色も良さそうな状況だし、これなら見て来たどの流れでも山女魚は出て来そうです。。。

 問題は、、、流れの羽化状況か。。。山女魚達が水面に向かって上ずって居てくれると良いが。。。
ひとつ、、、以前通い込んでいた葦原沿いに長く続いている深瀬のポイントまで走って、久しぶりに反応を試してみよう。。。
あの流れなら、、、水棲昆虫の大きな流下さえあれば多くの山女魚がライズするに違いない。


Dsc02217 目指す流れに到着してから釣り支度を手早く終え、それこそあっという間に川辺へ立っていました。
そして、、、渡渉しようか、、、と足を流れに入れてみると・・・小魚の大きな群れがワッ!と足元から走り逃げています。。。。。

 ん~、、、何の稚魚だ?  なんだか凄い数で走り回ってるぞ!
改めて、、、足元を覗き込むと、、、実は稚魚なんかじゃなくて、、、それは羽化も間近かな ヒメフタオ・カゲロウ の終齢ニンフの群れでした。
 丁度、いつもの防水カメラだから・・・と水中で近接撮影したのが左の画像。  画像の中に4匹のヒメフタオが居るのが解りますか?

 いや~泳ぎが素早いから魚では・・・と思ったら、、、実はヒメフタオだったか。。。
もう間も無くハッチするのか。。。こいつらがまた、釣りを面白くしてくれるかな。。。

 もっぱら陸上羽化のヒメフタオですが、この夥しい数がスピナー・フォールとなる場面を想像すると、やはり山女魚達は熱狂するに違いありません。   よしよし、、、この流れもこれからはマークしておこう。。。


Dsc02220 この後、夕暮れまで流れの様子を伺いながら、気になる流れにコカゲロウ・イマージャーを暗示する極小の毛鉤を流して、幾つかの美しい山女魚と出会うことが出来ました。

 しかし、、、今夕は大規模なハッチも起こらず、川面に目ぼしい山女魚のライズも見えなかったのが気になります。   ハッチが少ない為、山女魚が上ずって居ないだけなら良いのですが。。。 
本来のこの流れなら、、、山女魚によるもっと多くのライズを目撃しているはず・・・。

 しばらくは、この流れの様子を注意深く見続けてみようと思います。

 良い釣り旅を。。。


 


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2007/06/02

6月の夕暮れ

Dsc02210
 この週中から週末にかけて仙台では断続的にダラダラと雨が降っては止み・・・の繰り返し、、、その影響で先週末頃から徐々に下がり始めていた広瀬本流の水位がまた一気に雪代の盛期くらいまで上がって、それまで集中的に発生していたコカゲロウのハッチに向かう「山女魚」達のライズも 降雨中断 の憂き目に。。。

 いや~、、、まいったナ。
まあ、川辺に立てない時は、残り少なくなっていた極小コカゲロウ毛鉤の補充を頑張ろうか。。。  

 そしてやっと雨も上がった昨夕、水位が未だ高い状態の川辺を手ブラで様子見してみましたが、ライズしていたのは・・・プール・ヒラキで起こる小型のウグイと虹鱒のモノばかり。

未だ、流れには山女魚達の関心を水面に向けさせるくらいの水棲昆虫の流下量が無かったようです。
しかし、、、、、山女魚の気配がいつもの流れに見えない。

 タイミング的には広瀬本流にもそろそろ稚鮎が漁協によって放流される時期。
もしかすると、既に先週末頃に放流されているのかも?  そうなると、、、ちょいとマズイな。。。

 毎年経験するのですが・・・稚鮎が放流されると、、、山女魚達の食性は流れの中に突然・大量に現れたベイト・フィッシュ=稚鮎へと向かってしまい、、、この鮎達が流れの環境に定着し、そして山女魚達も再び流下してくる水棲昆虫へと関心を向けるまで暫らくの時間・・・西洋毛鉤人は 難しい釣り を強いられることになります。

 一度でも稚鮎を食べる事を覚えた山女魚達はどんどんこの高栄養な餌だけを捉えながら大型に育ってゆきますが、再び水面にある毛鉤を追い始めるようになるには、ヒゲナガなどの大型の水棲昆虫の圧倒的な大量流下の時期を待たなければいけません。

 そんな訳で、人為的な要因による山女魚の食性変化についてもこれからの時期は勘案しなければいけなくて・・・本当は面白いけれど・・・ツライことになって行くんだよナ。。。


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 今夕は昨日より幾分か水位が下がったのを自宅ベランダからの目視とPC上のテレメーター数値で確認して、毛鉤竿を片手にいつもの流れを偵察して来ましたよ。

曇り空の下、流れに目視出来た水棲昆虫の羽化量は未だ本当に少なく、夕暮れを迎えた広瀬本流は静かに流れ続けていました。

 僅かに確認できた穏やかな深瀬の葦脇に起きたライズ、、、そして白泡の立つプールのヒラキ底石の前のライズ、、、それぞれのライズへ丁寧にコカゲロウ毛鉤を流し込み、幾つかの広瀬本流の美しい山女魚と出会うことが出来ました。

 セットフックと同時に大きく撓んでゆくRevew FC-8303改 、、、、、
 
 夕闇を映し込む暗緑色の川面に明滅する白銀 、、、、、

 薄墨を散らしたような山女魚のパーマーク 、、、、、

 暗闇に飛翔するヒゲナガの印象的な白 、、、、、

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 帰り足、夕闇の中でプールの流れ込みのスカムラインに起こる微かなライズへ毛鉤を流すと、、、このところお馴染みになってしまったヒレピンの虹鱒で、、、その強烈なファイトに寒河江のモンスター虹鱒を思い出してちよっと嬉しく、そして・・・山女魚ではなかったコトが大いに悲しく・・・悲喜こもごもの夕暮れでした。

 広瀬本流に棲む山女魚の食性について、、、特に稚鮎の放流直後の食性の劇的な変化について、、、これから流れに起きる水棲昆虫の羽化推移と共に、もっと観察して行きたいと思っています。

 それこそ、夕暮れ時はアッという間に流れの表情が変わりますから・・・

 川辺に立って流れの様子を見ていると本当に飽きませんね。。。。。
これが自宅から歩いて5分も掛からない 山女魚が棲む川 ですから、毛鉤釣り師としては幸せこの上ないってトコでしょうか。

 良かったら、一度遊びにお出でください。


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良い釣り旅を。。。。。

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