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2007/05/30

山女魚の宿題

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 あれから、、、先夕の広瀬本流の川辺で得た情報をモトに・・・考え続けていました。
激しい複合羽化の場面でも「虹鱒」そして「山女魚」それぞれが水面へと注目を始める<何らかの要素>=キートリガーが必ずあるはずだ・・・と。

 日没時刻を境に・・・未だ水面が明るい時間帯に散発的なハッチを見せた ヒラタカゲロウ へと反応した「虹鱒」、、、日没以降は水面で反応せず。。。

そして、水面に夕闇が降り完全な暗闇へと移行する僅かなタイミングに集中的なハッチを見せる コカゲロウ に激しくライズした「山女魚」、、、日没を迎えてライズを確認。。。

 恐らく、、、それぞれの 定位し易い流速の違い=捕食動作の上手・下手 が結果としてそうさせるのだろう、、、と考えているのですが、、、
そうとばかり云えない場面が度々在って・・・もっと頻繁な川辺での観察が必要なようです。


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 しかし、、、この時期、毎夕迎える川辺の状況も変化に富んで居て、2日と同じ状況を約束されている訳でも在りませんから、全く同じ条件下での観察は出来ないのが頭の痛いトコ。。。

このマイナスを補う為、現場に立つと毎度自分だけの・・・想像・期待・希望・憶測・・・が入り混じり、、、目指している「冷静な川辺の観察者」にはなれないまま・・・釣りに夢中な『熱い川辺の当事者』となってました。。。

 みなさんは、良い釣り旅してますか?


■ 余談 そして お願い ■

 そう云えば・・・今夕、川辺に出る前にベランダからタバコを吹かして広瀬川を眺めていると、、、眼前に見える早瀬の瀬頭で水が バシャ!・・・モコッ!・・・バシャ!バシャ!!・・・なんて、沸き立っているのを発見!
 おおーっ、、、大型の魚の激しい水しぶき、、、ライズか?、、、どれどれ、、、と双眼鏡を持ち出してしばらく眺めていたら、、、水しぶきの正体は・・・ウグイの大きな群れの産卵活動でした。

 この水しぶきを見つけた一人のルアーマンが川辺に現れると・・・ビュンビュンとルアーを投げ入れ始めて・・・そのうち大型のウグイがスレ掛り。。。大騒ぎして取り込んでましたが、、、大きなウグイと判ってガッカリしていたようでした。  激しく水面が割れるものだから、、、ライズだと思ったのでしょう。

 でも、、、そのウグイだって広瀬名取漁協が増殖している魚です。
こちらから見えた あなた の上着には、、、残念なコトに入漁証のオレンジ色が見えませんでした。。。お互いが良い環境で楽しみたい流れだから。。。漁券を購入・携帯してから広瀬川に立ちませんか・・・

 最新のロッドとリールにウエーダーを着けて本格的にルアーを楽しんでいたあなた、、、その道具を購入したプロショップでは僅かな金額の入漁証を取り扱いしているハズですが・・・お勧めされませんでしたか?

広瀬本流には流れ沿いに 遊漁規則違反の<密漁者> を見ているたくさんの住民の目が在るコトを。。。ぜひぜひ、お忘れなく。


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 ゆっくり釣り支度をして、川辺に出たのが午後6時を少し廻った頃。

再び、先夕のコースを辿りながら、流れに魚の反応を探しながら遡行して行くと・・・広いプールへサラサラと穏やかに流れ込む深瀬の流芯脇で起きた微かなライズを発見。

 ヒラタ・イマージャーを暗示するクリップル#14を6Xの先糸へフリーノットで結束して、沈下剤そして浮力剤を毛鉤そして先糸それぞれに施して、流れを凝視する。

 穏やかな流れが底石にヨレて反転し、それが再び流れに交わろうとする、、、そんな場所に、、、微かなライズは再び起こった。

  モヤ・・・ッ。。。

 左手に摘んでいた先糸を送り出して、、、広瀬本流仕様となった Revew-FC8303改 の撓りを感じながらスローなモーションでバックキャスト。   続く、、、フォワードキャストでループスピードを抑えながら僅かにレフト・カーブ、、、そして上流側への浅いリーチ。。。

 毛鉤は狙った流れの筋に入り、確認したライズ位置まで1メートル程のドリフト。。。

   先糸だけを残して大きくパドル・メンド。。。   もう一度。。。

 行け・・・出ろ・・・・・そこ、、、ダ


   モヤ・・・ッ!   水面が静かに窪み、、、毛鉤は没した。。。


 一拍送り込んで、ラインを滑らせながらのセットフック!

   ドスッ・・ン!   。。。。。乗った


  ギューーーーーーーウッ、、、バシュッ、、、バシュッ、、、、、


 トルク感溢れる魚のファイトにFC-8303改が大きく撓り込んで応酬する。
これは、、、良いサイズだけれど・・・・・やはり・・・・・また虹鱒だナ。。。

プールの中をしばらく走り回った魚をネットに収めると・・・先日と同じような、ヒレの状態も美しい虹鱒。
流下する水棲昆虫を捕食しなれたのか?  魚体もナカナカ良いコンディション。

 う~ん、、、流下する毛鉤を捕食したタイミング・姿勢といい、、、その位置取りといい、、、ヤルね~キミも。。。
味なマネをしてくれる。。。セットフックした一瞬、、、山女魚かと思っちゃったヨ。。。


 この流れで、ライズを夢中で続ける虹鱒達と遊ぶウチに、ふと気付けば、夕闇が川面に映り始めていました。

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 さてと、、、では、急いで、、、山女魚を探さないと・・・。

直ぐ上流に位置するプールのヒラキでは、ゆったりの流れに勢いの弱い分流が合流して、沈む大きな底石の周辺で鋭いライズが起きていた。

    ピシュッ!   再び・・・・・ピシャッ!

 う~ん、、、このライズも虹鱒じゃないのか?    いや、、、しかし、、、あの鋭いライズ・フォームはどうも山女魚クサい。。。   
視界も夕闇でキワどくなってるし、この先にある気になる流れ込みが、、、ここは見過ごすか?・・・それとも・・・

 
    ピシュッ!   また・・・・・ピシャッ! 

    迷うウチにも夕闇の中、怪しいライズは続いていた。


 ちくしょー、、、ココは、、、ヤルしかない・・・あのライズを試さないと・・・正体を確かめないと・・・

 暗闇が次第に濃くなって行く中、ヒラタイマージャーを外し、先糸全体を7Xに換え、そしてこの場面用のコカゲロウ・イマージャー#18はまだ微かに明るさの残った夕暮れの空に差し上げて結び直す。

 間に合えよ、、、

 再び、左手に摘んでいた先糸を送り出して、、、FC8303改 の撓りを感じながらスローなモーションでバックキャスト。   12ヤード先へとフォワードキャストでループを整え、、、そして上流側への大きいリーチ。。。

 毛鉤は狙う流れに乗り、先程から続いているライズまで50センチのドリフト。。。

   夕闇を映し込んだ川面に流れる毛鉤を、、、視界に感じている。。。。。


 出ろ・・・・・そこ、、、ダ


   パシュ・・・ッ!   水面が弾けた。。。


 一拍送り込んで、ラインを滑らせながらのセットフック!

   ドスッ・・!   。。。。。乗った


  グングン、、、ギューーーーウッ、、、グングン、、、、、ギューーーーンーーーー

 こいつは山女魚のローリングだ。。。やはり・・・・・。


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 夕闇の中、7Xを庇いながら丁寧に遣り取りしてネットに収めたのは、いつも見慣れている流麗な広瀬本流の山女魚でした。 

 しかし、、、こんな緩い流れに幾つもの山女魚が、、、分流の方からコカゲロウの流下でもあったのを待ってたのか?  う~ん、、、謎だ?

 今夕の釣りでまた、一つ宿題が出来て、、、この後も川辺の観察を続行しないといけないようです。
しかし、、、宿題ばかりが増えてくなぁ。。。嬉しいけれども、やっぱり困った!
まあ、コカゲロウのハッチがしばらく続く間、のんびりこの"宿題"は遣らせてもらいますか。

  6月も愉しい釣り旅を。。。


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