« 夕暮れのライズ花 | トップページ | 虹鱒と山女魚 »

2007/05/23

マダラの季節

 仙台市街を一望できる青葉山の緑もここ数日続く好天に恵まれて、新緑の萌黄から深緑へとその彩りは深まっています。  忙しい最中にふと、暦を読めば、五月もすでに残すところあと僅か。

 良い釣り旅を送ってましたか?

Dsc02190
 ここ一週間ほど、夏季のスケジュールに向かって何かと周辺が忙しくなり、ゆっくり川辺に立つことも出来ませんでした。
 そんな先週末の雨の夕暮れ時、、、業務の途中で自宅に立ち寄ると下の息子が走り寄って来て「お父さん! スゴイよ! ベランダから大きいカゲロウがたくさん飛び回っているのが見えるよ!」。。。。。と

 嬉しいことに下の息子は、自分のデスクに常備されている水棲昆虫図鑑の自分以上の愛読者で、ベランダから毎夕の広瀬本流を観察していますから、そんな息子がデカイ・カゲロウ・・・と識別したからには間違いは無い筈。。。

 どれどれ、、、、、あわててベランダに駆けつけて見ると、小雨が降るしきる荒れ模様の天候の下を オオマダラ・ダン が無数に飛び交っています。

 うお~、、、マダラだ!  すごい、、、オオマダラの集中羽化だ!!
フックサイズでいけば#8相当のダンが夕暮れの雨雲をバックに集中的な数で飛翔するシーンは圧巻でした。

 早速、今夜は オオマダラ を巻いて、出撃準備しとこうか・・・。  きっと待ち受けてる山女魚達も大喜びだろう・・・なにせビフテキサイズのボリュームだから。。。

となりでは下の息子が「お父さん、あれはオオマダラってカゲロウなの? でかいヤツがあの瀬の中からたくさん出てきてたよ。  さっきはいつもの ヒゲナガ が1匹飛んでったんだ。  そう云えば、、、ヒラタが見えなくなってきたよ。」と自分の大発見に嬉しそうな笑顔。

 う~ん、我が息子ながらキミの川に対する観察眼には毎度ビックリするよ。。。

これで毛鉤釣りも遣ってみたい・・・とでも云ってくれれば、不肖の毛鉤釣りバカ親父は涙流して 秘蔵のHARDY Parakona Marvel 7'6"#4 と W.F.HARDY 8'6"#6 をそれぞれ HARDY Perfect 付きで、纏めて譲ってしまおうか・・・なんて一瞬思うけれども・・・ま、それはおいおいナ。。。
自宅裏の広瀬本流の流れに釣り姿で向かうのは、小学2年の体格だとまだ心もとないから・・・。

 いや~、しかし、息子が毎夕の川面観察を熱心に続けていたら、毛鉤釣りを手ほどきする頃にはスゴイことになってそうだナ。。。思わぬところに釣り敵=ライバル出現ダ。。。ウカウカしてらんないね。

 ま、そんな時がやって来たら ブッシュマスターF に息子の手ほどきを頼もうか?
親父が直接教えようとするとアレコレ余計なことばかり云って、面白いはずの毛鉤釣りを嫌いになってもマズイからね。
ヨロシクな、専属インストラクター・ブッシュマスターFよ!


Dsc02191
 オオマダラ・クリップルをその深夜に用意したのまでは良かったのですが、その後も押せ押せのスケジュール続き。。。

 晴れて今夕、やっと、広瀬川辺に立つことが出来ました。

しかし、時刻は18時30分を廻り普通ならそろそろ帰り支度のタイミング。
夕闇が川面に降り、流れに月明かりが映り始めていました。

 そんな中、急ぎ足で目ぼしい流れを幾つか探って行くと・・・・・やはり。。。
大型に育った山女魚達は未だ オオマダラ に注目していました。


 目を付けた深瀬ヒラキのカケアガリにある流れのヨレに 特製のオオマダラ・クリップル がナチュラルに入ると、、、スポッ!と水面下に毛鉤は没して、、、、、一拍送り込んだタイミングで穏やかなセットフック!

  ドスンッ!  グン、、、グン、、、

  。。。。。乗った!

 月明かりを映し込む川面に白銀色の明滅。。。重厚なローリング・ファイト。。。限界まで撓み込んでは撓るFC-8303。。。オオマダラの劇的なハッチ。。。
そして、、、夕闇の中、掌に感じた大型山女魚の流麗な肌艶と力感。

 久しぶりとなった今夕のマダラの釣りでも広瀬本流は祝福してくれたようです。


 マダラの季節を迎えると自分は何故か心が軽くなってきます。
それは、本格的な雪代明けの釣りを予感しているからなのかもしれません。

 良い釣り旅を。。。
   

  

  

|

« 夕暮れのライズ花 | トップページ | 虹鱒と山女魚 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/116556/15178833

この記事へのトラックバック一覧です: マダラの季節:

« 夕暮れのライズ花 | トップページ | 虹鱒と山女魚 »