« 2007年4月 | トップページ | 2007年6月 »

2007/05/30

山女魚の宿題

Dsc02194
 あれから、、、先夕の広瀬本流の川辺で得た情報をモトに・・・考え続けていました。
激しい複合羽化の場面でも「虹鱒」そして「山女魚」それぞれが水面へと注目を始める<何らかの要素>=キートリガーが必ずあるはずだ・・・と。

 日没時刻を境に・・・未だ水面が明るい時間帯に散発的なハッチを見せた ヒラタカゲロウ へと反応した「虹鱒」、、、日没以降は水面で反応せず。。。

そして、水面に夕闇が降り完全な暗闇へと移行する僅かなタイミングに集中的なハッチを見せる コカゲロウ に激しくライズした「山女魚」、、、日没を迎えてライズを確認。。。

 恐らく、、、それぞれの 定位し易い流速の違い=捕食動作の上手・下手 が結果としてそうさせるのだろう、、、と考えているのですが、、、
そうとばかり云えない場面が度々在って・・・もっと頻繁な川辺での観察が必要なようです。


Dsc02204_1

 しかし、、、この時期、毎夕迎える川辺の状況も変化に富んで居て、2日と同じ状況を約束されている訳でも在りませんから、全く同じ条件下での観察は出来ないのが頭の痛いトコ。。。

このマイナスを補う為、現場に立つと毎度自分だけの・・・想像・期待・希望・憶測・・・が入り混じり、、、目指している「冷静な川辺の観察者」にはなれないまま・・・釣りに夢中な『熱い川辺の当事者』となってました。。。

 みなさんは、良い釣り旅してますか?


■ 余談 そして お願い ■

 そう云えば・・・今夕、川辺に出る前にベランダからタバコを吹かして広瀬川を眺めていると、、、眼前に見える早瀬の瀬頭で水が バシャ!・・・モコッ!・・・バシャ!バシャ!!・・・なんて、沸き立っているのを発見!
 おおーっ、、、大型の魚の激しい水しぶき、、、ライズか?、、、どれどれ、、、と双眼鏡を持ち出してしばらく眺めていたら、、、水しぶきの正体は・・・ウグイの大きな群れの産卵活動でした。

 この水しぶきを見つけた一人のルアーマンが川辺に現れると・・・ビュンビュンとルアーを投げ入れ始めて・・・そのうち大型のウグイがスレ掛り。。。大騒ぎして取り込んでましたが、、、大きなウグイと判ってガッカリしていたようでした。  激しく水面が割れるものだから、、、ライズだと思ったのでしょう。

 でも、、、そのウグイだって広瀬名取漁協が増殖している魚です。
こちらから見えた あなた の上着には、、、残念なコトに入漁証のオレンジ色が見えませんでした。。。お互いが良い環境で楽しみたい流れだから。。。漁券を購入・携帯してから広瀬川に立ちませんか・・・

 最新のロッドとリールにウエーダーを着けて本格的にルアーを楽しんでいたあなた、、、その道具を購入したプロショップでは僅かな金額の入漁証を取り扱いしているハズですが・・・お勧めされませんでしたか?

広瀬本流には流れ沿いに 遊漁規則違反の<密漁者> を見ているたくさんの住民の目が在るコトを。。。ぜひぜひ、お忘れなく。


Dsc02199
 ゆっくり釣り支度をして、川辺に出たのが午後6時を少し廻った頃。

再び、先夕のコースを辿りながら、流れに魚の反応を探しながら遡行して行くと・・・広いプールへサラサラと穏やかに流れ込む深瀬の流芯脇で起きた微かなライズを発見。

 ヒラタ・イマージャーを暗示するクリップル#14を6Xの先糸へフリーノットで結束して、沈下剤そして浮力剤を毛鉤そして先糸それぞれに施して、流れを凝視する。

 穏やかな流れが底石にヨレて反転し、それが再び流れに交わろうとする、、、そんな場所に、、、微かなライズは再び起こった。

  モヤ・・・ッ。。。

 左手に摘んでいた先糸を送り出して、、、広瀬本流仕様となった Revew-FC8303改 の撓りを感じながらスローなモーションでバックキャスト。   続く、、、フォワードキャストでループスピードを抑えながら僅かにレフト・カーブ、、、そして上流側への浅いリーチ。。。

 毛鉤は狙った流れの筋に入り、確認したライズ位置まで1メートル程のドリフト。。。

   先糸だけを残して大きくパドル・メンド。。。   もう一度。。。

 行け・・・出ろ・・・・・そこ、、、ダ


   モヤ・・・ッ!   水面が静かに窪み、、、毛鉤は没した。。。


 一拍送り込んで、ラインを滑らせながらのセットフック!

   ドスッ・・ン!   。。。。。乗った


  ギューーーーーーーウッ、、、バシュッ、、、バシュッ、、、、、


 トルク感溢れる魚のファイトにFC-8303改が大きく撓り込んで応酬する。
これは、、、良いサイズだけれど・・・・・やはり・・・・・また虹鱒だナ。。。

プールの中をしばらく走り回った魚をネットに収めると・・・先日と同じような、ヒレの状態も美しい虹鱒。
流下する水棲昆虫を捕食しなれたのか?  魚体もナカナカ良いコンディション。

 う~ん、、、流下する毛鉤を捕食したタイミング・姿勢といい、、、その位置取りといい、、、ヤルね~キミも。。。
味なマネをしてくれる。。。セットフックした一瞬、、、山女魚かと思っちゃったヨ。。。


 この流れで、ライズを夢中で続ける虹鱒達と遊ぶウチに、ふと気付けば、夕闇が川面に映り始めていました。

 Dsc02201
 さてと、、、では、急いで、、、山女魚を探さないと・・・。

直ぐ上流に位置するプールのヒラキでは、ゆったりの流れに勢いの弱い分流が合流して、沈む大きな底石の周辺で鋭いライズが起きていた。

    ピシュッ!   再び・・・・・ピシャッ!

 う~ん、、、このライズも虹鱒じゃないのか?    いや、、、しかし、、、あの鋭いライズ・フォームはどうも山女魚クサい。。。   
視界も夕闇でキワどくなってるし、この先にある気になる流れ込みが、、、ここは見過ごすか?・・・それとも・・・

 
    ピシュッ!   また・・・・・ピシャッ! 

    迷うウチにも夕闇の中、怪しいライズは続いていた。


 ちくしょー、、、ココは、、、ヤルしかない・・・あのライズを試さないと・・・正体を確かめないと・・・

 暗闇が次第に濃くなって行く中、ヒラタイマージャーを外し、先糸全体を7Xに換え、そしてこの場面用のコカゲロウ・イマージャー#18はまだ微かに明るさの残った夕暮れの空に差し上げて結び直す。

 間に合えよ、、、

 再び、左手に摘んでいた先糸を送り出して、、、FC8303改 の撓りを感じながらスローなモーションでバックキャスト。   12ヤード先へとフォワードキャストでループを整え、、、そして上流側への大きいリーチ。。。

 毛鉤は狙う流れに乗り、先程から続いているライズまで50センチのドリフト。。。

   夕闇を映し込んだ川面に流れる毛鉤を、、、視界に感じている。。。。。


 出ろ・・・・・そこ、、、ダ


   パシュ・・・ッ!   水面が弾けた。。。


 一拍送り込んで、ラインを滑らせながらのセットフック!

   ドスッ・・!   。。。。。乗った


  グングン、、、ギューーーーウッ、、、グングン、、、、、ギューーーーンーーーー

 こいつは山女魚のローリングだ。。。やはり・・・・・。


Dsc02197
 夕闇の中、7Xを庇いながら丁寧に遣り取りしてネットに収めたのは、いつも見慣れている流麗な広瀬本流の山女魚でした。 

 しかし、、、こんな緩い流れに幾つもの山女魚が、、、分流の方からコカゲロウの流下でもあったのを待ってたのか?  う~ん、、、謎だ?

 今夕の釣りでまた、一つ宿題が出来て、、、この後も川辺の観察を続行しないといけないようです。
しかし、、、宿題ばかりが増えてくなぁ。。。嬉しいけれども、やっぱり困った!
まあ、コカゲロウのハッチがしばらく続く間、のんびりこの"宿題"は遣らせてもらいますか。

  6月も愉しい釣り旅を。。。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/05/28

虹鱒と山女魚

 朝に薄日が差したと思ったのも束の間、午前9時過ぎには厚い雨雲が仙台上空に流れ込んで薄暗さを増し、今にも雨を呼びそうな気配。。。

 ・・・今日みたいに人の目から見ると危うげな天候の方が、、、水棲昆虫達は羽化タイミングを集中させて来るから、やり易いんだよな。  ついでに適度な小雨でも降ってくれると面白いのに・・・

 そんなコトを思いながら仕事前のコーヒーを飲んでいると、、、ベランダに出ていた小学5年になる上の息子が「父さん、カゲロウが網戸に止っていたよ。 先日のオオマダラよりとても小っちゃいヤツだけど・・・なんて名前?」と呼んでいる。

 駆けつけて見ると、、、息子の指先に止っていたのはクリーム色のコカゲロウ。
「ああ、コカゲロウだな。  網戸に沢山居るのか?  何匹も居るって?  そうか、、、また、、、コカゲロウの季節になったか・・・。」  
マダラやヒゲナガなどの大型の目に付き易いハッチに混じり、フックサイズなら#18~20くらいのコカゲロウが朝晩の広瀬本流に姿を見せ始める頃になると、ライズの対象となる水棲昆虫が日々変化して、釣り自体が本当に難しくて・・・そして愉しいコトになって行きます。
 しかし、愉しいといえる釣りは数えるほどで、ライズを目の前にして打ちのめされることの方が多いのですが・・・。

 この時期は天候が安定しない分、水棲昆虫達の行動もその状況に応じてそれぞれ”頃合”を見計らって羽化するコトになるから目まぐるしい複合羽化になるのかな?と自分は勝手に想像していますが、本当のところはどうなんでしょうか?

 まあ、こんな状況になると・・・毛鉤収納箱に詰め込む毛鉤の種類を余分に押えておかないとマズイ訳で、、、頭の痛い問題でした。


Dsc02192 雨雲から雨がパラつき始めた中を釣り支度して川辺に出たのが午後5時。

 日曜日の夕方ともあって、ウエーダーを付けて流れに立ち込む釣り人の姿が流れのあちこちに見えています。
あれは餌釣師、、、そしてこちらはルアーマンか・・・・・。

 目ぼしい一通りのポイントはすべて朝から歩かれた・・・ような気配。
普段はヒラキ側にウグイ達のライズが見える深瀬でも川原の葦が踏み倒されていて、魚の反応は全く見えないでいる。

 さあて、、、今朝、息子が見つけたコカゲロウ、、、あのコカゲロウがこれから浮上してくるハズの流れを探して行こう・・・・・。

 流れの中に魚の反応を探しながらしばらく遡行して行くと・・・太い流れが集まり僅かな落差で落ち込むプールに出た。
岸際を忍び寄ってこの流れの様子を伺っていると ピラッ!とその白泡の切れ目に微かなライズが・・・。

 時計は既に午後6時30分を廻っている。  雨雲が上空に在るからなのか夕闇の訪れも早い。

6Xの先糸に#18のコカゲロウ・イマージャーをフリーノットで結束し、浮力剤を施す。
薄暗がりの中で行う毛鉤の目途への糸通しは目勘に頼っていた。。。


糸を結び終える頃にはライズの数が急速に増え、白泡の切れ目からヒラキにかけて騒がしくなっていた。

  モヤッ、、、、パシュッ、、、、


手前側の緩流と流芯の筋目で断続的に起きるライズを狙って毛鉤を投射。
薄暗がりの中、白泡に紛れながら#18の毛鉤は先ほどのライズ位置へ漂って行くのが微かに見えた。

 いいぞ、、、そのまま、、、、、

  モヤッ!  水面が窪んで毛鉤が視界から消える。。。

 一拍送り込んで、ラインを滑らせながらセットフック!

  ドスッン!  。。。。。乗った!


  ギューーーウッ、、、ギューーーーーウッ、、、バシュッ、、、バシュッ、、、、、


 あれ、、、山女魚らしくないファイト。。。  
 首振りしない。。。。。

 ヒラキで走り回った魚を強引にネットへ収めてみると・・・尺を僅かに切るヒレの状態も綺麗な虹鱒。
今月の初め、漁協がこの下流で放流していた鱒の一部が遡っていたようです。

 ふ~む、しっかりと流れのハッチへ適応しているあたりは・・・並みの虹鱒じゃないナ。。。

しかし、、、この後も白泡の切れ目で起こったライズを確認すると、、、全てが同じようなヒレの状態の綺麗な虹鱒。


 いや~、、、まいったナ。
ライズも下火になって来たし、#18の毛鉤は微かにシルエットで見えているだけ・・・。
今夕のライズの主はすべて虹鱒ばかりか?


 その時、鋭いライズが疾い流芯奥側で一発。   ピシュッ!!

 そこか? 山女魚なのか?
半信半疑で#18のコカゲロウ・イマージャーを疾い流れに送り込むと・・・

   モコッ!  素早い反応だった。。。


  一拍送り込んで、ラインを滑らせながらセットフック!

   ドスッ! 。。。。。乗った!

   グングン、、、ギューーーーウッ、、、グングン、、、、、

 これは山女魚のローリングだ。  やっと・・・・・。


 暗がりでネットに収まった何時もの美しい山女魚を確認して、なんだか安心しました。
流れに素早く適応してゆく虹鱒達には悪いけれども、自分の中を流れ続ける広瀬本流にはやはり、、、和の繊細を感じさせる山女魚が一番似合うようです。

 洋の快活を体現した虹鱒の似合う川、、、あの川の風景へと、また旅をしてみたいもんです。


 5月もあと僅かですが、良い釣り旅を。。。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/05/23

マダラの季節

 仙台市街を一望できる青葉山の緑もここ数日続く好天に恵まれて、新緑の萌黄から深緑へとその彩りは深まっています。  忙しい最中にふと、暦を読めば、五月もすでに残すところあと僅か。

 良い釣り旅を送ってましたか?

Dsc02190
 ここ一週間ほど、夏季のスケジュールに向かって何かと周辺が忙しくなり、ゆっくり川辺に立つことも出来ませんでした。
 そんな先週末の雨の夕暮れ時、、、業務の途中で自宅に立ち寄ると下の息子が走り寄って来て「お父さん! スゴイよ! ベランダから大きいカゲロウがたくさん飛び回っているのが見えるよ!」。。。。。と

 嬉しいことに下の息子は、自分のデスクに常備されている水棲昆虫図鑑の自分以上の愛読者で、ベランダから毎夕の広瀬本流を観察していますから、そんな息子がデカイ・カゲロウ・・・と識別したからには間違いは無い筈。。。

 どれどれ、、、、、あわててベランダに駆けつけて見ると、小雨が降るしきる荒れ模様の天候の下を オオマダラ・ダン が無数に飛び交っています。

 うお~、、、マダラだ!  すごい、、、オオマダラの集中羽化だ!!
フックサイズでいけば#8相当のダンが夕暮れの雨雲をバックに集中的な数で飛翔するシーンは圧巻でした。

 早速、今夜は オオマダラ を巻いて、出撃準備しとこうか・・・。  きっと待ち受けてる山女魚達も大喜びだろう・・・なにせビフテキサイズのボリュームだから。。。

となりでは下の息子が「お父さん、あれはオオマダラってカゲロウなの? でかいヤツがあの瀬の中からたくさん出てきてたよ。  さっきはいつもの ヒゲナガ が1匹飛んでったんだ。  そう云えば、、、ヒラタが見えなくなってきたよ。」と自分の大発見に嬉しそうな笑顔。

 う~ん、我が息子ながらキミの川に対する観察眼には毎度ビックリするよ。。。

これで毛鉤釣りも遣ってみたい・・・とでも云ってくれれば、不肖の毛鉤釣りバカ親父は涙流して 秘蔵のHARDY Parakona Marvel 7'6"#4 と W.F.HARDY 8'6"#6 をそれぞれ HARDY Perfect 付きで、纏めて譲ってしまおうか・・・なんて一瞬思うけれども・・・ま、それはおいおいナ。。。
自宅裏の広瀬本流の流れに釣り姿で向かうのは、小学2年の体格だとまだ心もとないから・・・。

 いや~、しかし、息子が毎夕の川面観察を熱心に続けていたら、毛鉤釣りを手ほどきする頃にはスゴイことになってそうだナ。。。思わぬところに釣り敵=ライバル出現ダ。。。ウカウカしてらんないね。

 ま、そんな時がやって来たら ブッシュマスターF に息子の手ほどきを頼もうか?
親父が直接教えようとするとアレコレ余計なことばかり云って、面白いはずの毛鉤釣りを嫌いになってもマズイからね。
ヨロシクな、専属インストラクター・ブッシュマスターFよ!


Dsc02191
 オオマダラ・クリップルをその深夜に用意したのまでは良かったのですが、その後も押せ押せのスケジュール続き。。。

 晴れて今夕、やっと、広瀬川辺に立つことが出来ました。

しかし、時刻は18時30分を廻り普通ならそろそろ帰り支度のタイミング。
夕闇が川面に降り、流れに月明かりが映り始めていました。

 そんな中、急ぎ足で目ぼしい流れを幾つか探って行くと・・・・・やはり。。。
大型に育った山女魚達は未だ オオマダラ に注目していました。


 目を付けた深瀬ヒラキのカケアガリにある流れのヨレに 特製のオオマダラ・クリップル がナチュラルに入ると、、、スポッ!と水面下に毛鉤は没して、、、、、一拍送り込んだタイミングで穏やかなセットフック!

  ドスンッ!  グン、、、グン、、、

  。。。。。乗った!

 月明かりを映し込む川面に白銀色の明滅。。。重厚なローリング・ファイト。。。限界まで撓み込んでは撓るFC-8303。。。オオマダラの劇的なハッチ。。。
そして、、、夕闇の中、掌に感じた大型山女魚の流麗な肌艶と力感。

 久しぶりとなった今夕のマダラの釣りでも広瀬本流は祝福してくれたようです。


 マダラの季節を迎えると自分は何故か心が軽くなってきます。
それは、本格的な雪代明けの釣りを予感しているからなのかもしれません。

 良い釣り旅を。。。
   

  

  

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/05/15

夕暮れのライズ花

Dsc02177
 或る時は五月雨の中で、、、そして時に強く吹き続ける薫風の下・・・日々僅かに取れる合間に夕暮れの川辺へ立ってみると、来る日毎に日没時間が延びているのを感じます。

 この5月、広瀬本流の季節は寸暇を惜しんで加速し続け、ガガンボ、、、マダラ、、、、ヒラタ、、、そしてヤマトビケラ、ヒゲナガ、来る夕べの川面に現れる"賢者"の顔触れはその時々の天候と水位によって登場時間と配役を変えながら、もう一方の川の主役である山女魚達のライズを激しく誘発しています。

 川面を激しく飛び交うセキレイとツバメもそんな"賢者"達の登場を辛抱強く待つ観客達。
水底より羽化して来る"賢者"達の登場時間と羽化の位置は彼らが自分の水先案内。。。

 今夕は彼らの定位置が流速のある早瀬側に移っているようです。

これだと、、、山女魚も流速の早い位置へとポジション取りしているかも。。。  
風が強く吹き雲が厚く垂れ込めたこの夕べは、幾分か登場時間も早まりそうな気配。


 時計は午後5時45分。
川面に強く吹きつける風は夕暮れを迎えても衰えなかった。

愛竿 HARDY Graphite-Marvel 7'8"#4 に HARDY The Prince をセットして、5フィート確保した6Xの先糸にはヒラタ・イマージャーのパラ・ティルト#14をフリーノットで結束。

 川幅のある広瀬本流の大きな底石による白泡と波立ち、、、複雑にヨレが入り、、、ブ厚く太い流れ。。。
ガンガンの深瀬とその瀬脇にある緩流のわずかな筋目を揉まれながら流下するヒラタ・イマージャー、、、、、そんなイメージだ。。。

 午後6時を廻って風が弱まった・・・と見る間に、ヒラタのハッチが始まった。。。
夕暮れのガンガン流れる川面にパッと白い花が咲いた瞬間・・・・・その花は素早く空中へと飛び出して行く。
ヒラタの羽化の瞬間だ!


 瞬く間にそれは数を増して行く。  激しい流れに咲き続ける小さな白い花。。。。。


Dsc02175
 幾分小型の山女魚のライズが後を追うように激しく始まる。

バシュッ!  バシャンッ!  中には全身を乗り出し、空中へと飛び立とうとするヒラタを頭から押さえ込むような大胆なライズフォームも・・・・・。

 しかし、、、ここはガマン。。。
あれを掛けて走らせてしまうと、、、未だ下層でイマージャーを捕食している大型の山女魚が浮いて来なくなる。。。


 夕闇が濃くなって行く中、更に膝上まで静かにウエーディングして、ガンガンの深瀬脇を凝視し続けているとモヤッ、、、続けてモヤッ、、、と微かなライズ。。。。。その微かに感じるライズが瀬脇で始まった!!


Dsc02179
 これを待っていた。。。。。あれは確かに大型の山女魚だ!。。。。。

ヒラタ・イマージャーの結束を確認して、再び毛鉤と先糸へ浮力剤を施す。
ライズの位置まで15ヤード程。  リールからラインを引き出し、左手にハンドツイスト。

 Garphite-Marvelのしなりを感じながら、スローなモーションからバックキャスト、、、
風に向かって幾分スピードを早めたフォワードキャスト、、、そして上流側への大きなリーチ、、、

続くパドルメンド、、、もう一度、、、左手にツイストしたラインを送り込みながら、、、もう一度、、、、、


 目指す着水点に乗った毛鉤が先のライズ位置へとドリフトして入っていく。。。

   出ろ、、、出ろ、、、、、そこだ!、、、そこで・・・


 まさしく、、、先のライズ位置でヒラタ・イマージャーは水面下に姿を沈めた。。。
   
   モヤッ!。。。。。フッ、、、


 タイミングを一拍送り込み、ラインを大きく滑らせながらバット側のトルクでセットフック!

   グンッ・・ッ。。。。。

ドスンッ! 乗った。。。。。
 

    グンッ・・・グンッ・・・ギュウーーーーーーーーンッ、、、、、、


Dsc02185
セットフックと同時に山女魚はガンガンの深瀬に飛び込み、その流速と幅広の魚体を生かした存分のローリングファイト!
Garphite-Marvel は綺麗に弧を描いて大型の山女魚の重厚なローリングに応酬し、The Princeの激しい逆転音が夕暮れの広瀬本流に響き渡る。

 ギッ、、ギッイイーーーーーーーーーツッ・・・・・


 激しく流れる川面の水を切りながら走るラインの先で夕闇を映し込む流れの暗緑色に大きな白銀が滲んでは明滅する。

 疾い強烈な走りを追いかけて腰まで流れに浸かりながら、やっとランディングしてみると、、、丸々に太り幅広で流麗な山女魚。
広瀬本流の豊富な水棲昆虫の流下を物語る美しい山女魚でした。


 この後も、夕闇が視界を閉ざすまで、、、ガンガン深瀬のヒラキ、、、トルクのある流芯に潜んで微かにライズするいくつかの山女魚とのドラマがありました。


 こうして今夕も僅かな時間の釣りでしたが、西洋毛鉤による山女魚釣り師の物語に「夕暮れのライズ花」が記憶されました。
 5月の釣り、、、美しい夕暮れ、、、ヒラタカゲロウ、、、激しい山女魚のローリング・ファイト、、、
また一つ心に残る夕べとなりました。

 良い釣り旅を。。。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/05/11

薫風の夕暮れ山女魚

 今日は朝から良い日差しが出ているのに強い北風が吹き荒れてました。

昨日も仕事帰りに 広瀬本流 へと立ち寄り、いつもの流れを伺って見たのですが、このところ続いていた陽気で上流にある満水状態の大倉ダムへと急激に雪代水が入り込んだ為に貯水量調整の緊急放流となったようで、水位は朝の状態と比較すると倍程も高くなり、毛鉤を流す状態ではありませんでした。

 川辺で暫らく様子を見ていましたが、ハッチも全く見当たらず、、、、、ゴウゴウとした水の流れが続いているだけ。。。

 明けて、自宅ベランダから見える今朝の広瀬本流は、昨日の大規模な大倉ダムの放水も収まって、水位の頃合や良し。。。しかし、今度は強く冷たい北風がビュウビュウと・・・・・。

 まあ、夕方に掛け幾分でも風が弱まるようなら、また広瀬本流の川辺に立ち寄ってみようか・・・ハッチの様子見ついでに・・・。   恐らく、こんな荒れ模様の天候だと水棲昆虫達の羽化もそんなタイミングへと集中してくるに違いない。。。きっと、自分が待ち望むヒゲナガも。。。

 さあさあ、、、取りあえずは遣り掛けだった急ぎの制作作業に取り掛かってと・・・。

こうして、三陸沖にある低気圧へと向かって強く吹き荒れる北風の中、午後遅くまでデスクワークを集中することに。

Dsc02159

 午後も遅くになって、緊急の要請が入り、クルマを飛ばして指定された街中のブリーフィング会場へ。

 この緊急ブリーフィングがやっと終り、気になる時計を見れば既に午後5時20分。
ありゃ~、これはヤバイな。  ガッカリしながら駐車場からクルマを出して渋滞の中を走り出すと・・・・・風が弱まっている!  良い感じだ。。。

 しゃあねえ、、、このまま様子見だけとなりそうだけれども、、、川辺へ行ってしまおう。


 広瀬本流のいつもの流れへと到着したのが午後6時を少し回った頃。
夕暮れで陸風から海風へと風向きの切り替わるタイミングにちょうど間に合ったようです。
つい先程まで強いと感じた北風も何とか毛鉤を振れそうな弱さにまで収まり始めていました。


 急いで、ウエーダーを着けて釣り支度を整え川辺へと駆け付けてみると・・・・・セキレイやツバメが夕暮れを迎えた川面を飛び交っている。
昨日の増水していた川辺では見られなかった光景。

 流れを見渡すとザーーーっと流勢のある深瀬の流芯から ウエノヒラタカゲロウ が続々と飛び出している。
セキレイやツバメはこの羽化タイミングが在ることを知っていたようだ。

 しきりに川面を行き来しては、流れに現れてくるカゲロウをついばんでは飛び去って行く。


Dsc02164

 と・・・・・すると、、、、、水面下でも山女魚達が。。。。。このヒラタのハッチを。。。。。

 急いで毛鉤収納箱から 羽化途上のヒラタカゲロウ を暗示する水面からブラ下がりタイプの毛鉤を取り出し、フリーノットで6Xの先糸へと結束する。

 膝上まで静かにウエーディングして、愛竿 HARDY Graphite-Marvel 7'8"#4 の竿のしなりを感じながらループスピードを抑えたバックキャスト、、、、、そして風に向かって幾分スピードを上げた10ヤードのフォワードキャスト。。。

 複雑な流れのスリックを意識した、上流側への大きなリーチ、、、、、パドルメンド、、、、、左手にツイストしたラインを繰り出しながらもう一度、、、、、毛鉤は夕闇に包まれた深瀬流芯脇の緩流を漂っている。


 流れに沈む底石のヨレに差し掛かった時、何かが流れる毛鉤へと忍び寄り、穏やかにそれを捉えに掛かる。

   モヤ・・・ッ!   流れる毛鉤が水面下へと静かに没した!


Dsc02167
 一拍の間を意識して、ラインを滑らせながら竿全体のトルクでセットフック!

   ドスンッ!。。。。。

   グン、、、グン、、、ギューウーーーーッ、、、、、
   広瀬本流に棲む大型の山女魚特有の重厚なローリングファイト!


   乗った。。。。。


 ギラッと水面下に鈍く大きな白銀色が反転し、強い流れを疾い動きで突進して行く!!
HARDY The Prince の逆転音。。。ギッギィーーーーーッ、、、ギッ、、、ギィーーーーー、、、

夕闇の中、風に波立つ流れを切ってのびるラインの先で大きな白銀色が明滅する度に HARDY Graphite-Marvel がグリップ上から大きく撓り込んでは応酬する。。。


 最後は腰下まで流れに浸かってランディングネットにやっと収まったのは、白銀色に全身が染まった太く幅広で側線沿いの薄紅色も流麗な広瀬本流の山女魚。  
狙い通り、、、風が強いこの夕暮れに水面下で集中羽化してくるウエノヒラタのイマージャーを捕食していたようです。


 この後も、夕闇が視界を閉ざし切るまで、同じような流れで 美しく力強い広瀬の山女魚達 といくつもの出逢いがありました。
そう考えると、五月の夕暮れに吹く 羽化呼びの薫風 の釣りも・・・ナカナカですよ。

 今夕、闇に沈む川面に待ち望んでいたヒゲナガの本格的な羽化も確認出来ました。
そして、いよいよ、、、、、広瀬本流仕様「逢魔が時」の出番となります。


 みなさんも良い釣り旅を。。。。。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/05/08

3cmの誘惑

 連休期間中はもう一日休みが取れるか・・・と思っていたら、押せ押せの業務スケジュールで日程が後ろへズレ込んで、あえなく休み返上で追加作業するハメに。。。
夕暮れのM川の激しい流れに ヒゲナガ・ピューパ をハデなライズフォームで捉えていた大山女魚を再び狙う予定は、そんな訳で出掛けられず仕舞い。。。

 最終日の6日の午後以外は概ね天候も落ち着いてたから、連休中出掛けていた方は良い釣り出来たでしょうか?


Dsc02153
 連休も休み無く頑張ったせいか? 夕方ちょいの間だけ時間が出来たので自宅近所の広瀬川本流へと出掛けて来ました。

 連休最終日から昨日に掛けて降った雨による増水はほとんど収まりましたが、相変わらず雪代の影響で水位は高いまま・・・。
しかし、そんな流れから夕暮れの時間だけは、ガガンボ、マダラそしてヒラタ達がちらほら姿を見せてくれました。

 そんな僅かなハッチへ向かうライズを見付けて、今夕も広瀬本流に棲む美しい山女魚といくつかの出会いが在りました。


 水がもう、、、5センチ下がると、、、いや3センチで、、、川も本格的な羽化シーズンへ入るかナ。。。

いよいよ、目が離せなくなって来ましたゼ。。。広瀬本流から。

 
 

| | コメント (0)

2007/05/03

五月雨の山女魚・・・再び

 いよいよ、5/3を迎えて大型連休も後半戦に入りましたね。
今回の休みは天候にも恵まれてますから、きっと出掛けた先の川辺でライズに沢山出会えているのでは・・・。

 良い釣り旅を愉しんでますか?


 五月晴れとなった今朝の仙台、市街地のケヤキ並木には若葉が芽吹き始めて、、、街中を爽やかな風が吹き抜けています。  そして、川沿いにある自宅兼事務所のベランダから見える広瀬川・本流は、この陽気で雪代も一気に入り、さらに一昨日の雨降りも影響したせいなのか? 昨日より水位が10cm近く上昇していました。

 う~ん、、、この陽気だと、、、この夕方には 今季初のヒゲナガの飛翔 が期待できそうだが、、、雪代による増水だと水位と水温がマズイかも・・・・・。
また、仕事から戻った夕暮れ時に川辺の偵察へ出ようか?

 Dsc02146 
 クライアントとの制作打合せより戻ったのが午後5時。
日増しに延びて行く春の穏やかな夕暮れ時は、西洋毛鉤釣り師の心にも 『まあ、じっくり・のんびりいこう・・』 と
語り掛けてくるようです。

 coffeeを一杯飲んでから、いつものように玄関先でウエーダーを装着し、人通りの多い国道沿いを歩いて広瀬本流の川辺へ。。。

 しかし、、、川辺で広瀬本流用の REVEW FC-8303改 を継ぎ、HARDY FeatherWeight からDT3Fの毛鉤糸を通す内に急に日が翳り、薄暗い雨雲からの小雨が落ち始め、更に強い風が吹き始めました。


 あちゃ~、、、また五月雨の中の釣りになるか?
こいつは、本格的に降り出さない内に目ぼしい流れのハッチ状況だけでも確かめないと・・・・・。

 7Xの先糸へ昨晩手直ししてテスト期間も終盤に入った ガガンボ・パラティルト をフリーノットで結束して一昨日確認していた主だったポイントを探って行く。

 しかし、、、水が高すぎる。  一昨日の水位から10cm以上も上がっているのでは・・・。

 増水する本流へ分流していた流れが合流してくるプールを通り掛った際に、それぞれの強い流れが交わるスカム・ラインで散発的なライズを発見。。。

殆ど微かな、、、水シワのようなライズ!   ピシュッ。。。

再び、、、、、パシュ。。。


 Dsc02147
双方の流れがヨレル度に流下してくるガガンボイマージャーでも吹き上がるのか?  水面直下で鋭いライズが起きている。  良いサイズの山女魚のようだ。。。

 もう時計は午後6時20分。。。雨雲で早まった夕闇が視界を遮り始めていた。

流れのスリックを読んで、立ち位置を確認し、今一度毛鉤と先糸へ浮力剤を施し、確認したライズ位置まで12ヤードの投射。。。

 スローなモーションからバックキャストでループスピードを調整し、、、
続く、レフトカーブ、そして上流側への大きなリーチ、、、パドルメンド、、、

 フワ・・・フワ・・・とスカムラインの筋に毛鉤はドリフトして入っていく。。。

もう一度フリップしてメンディング、、、、、いいぞ、、、、、


 モワッ!  先のライズ位置で吸い込まれるようにして毛鉤は姿を没した。。。


Dsc02145
意識的にタイミングを一拍送り、ラインを大きく滑らせながらバット側のトルクを使って穏やかなセットフック!


   グンッ 、、、 ドスンッ!


  乗った!。。。。。


  グンッ・・・グンッ・・・グウーーーッ、、、グン・・・ギュウーーーッ、、、

  太い流れの広瀬本流に棲む山女魚ならではの重厚なローリングファイト!

FC―8303改 はグリップ上から綺麗に弧を描いて、山女魚のローリングに応酬している。
水を切って走るラインの先で増水した流れの暗緑色に大きな白銀が滲んでは明滅する。

 夕闇の中、丁寧に遣り取りの後、ランディングしたのはコンディションが整った広瀬本流の山女魚でした。


 この連休中、広瀬本流は水位さえ収まり始めれば、ライズを狙っての釣りが出来そうです。
帰り足の途中、僅かでしたが夕闇の中を流れに舞うような ヒゲナガ・アダルト も確認出来ました。

 いよいよ・・・広瀬川・本流でも本格的な季節を迎えたようです。

残る連休中も良い釣り旅を。。。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/05/01

五月雨の夕暮れ

 朝から曇り空となった仙台では、外出すると少々肌寒さを感じる天候でした。

連休前から春雨に続く陽気で雪代が入り込み大きく増水していた広瀬本流も、水位計テレメーターをWebで確認していると昨日から水位が穏やかに下がり始め、今朝のベランダから見えた状況では明らかに 釣りが出来る ところまで落ち着いて来ました。
 まあ、それでも未だ未だ水位は普段より高い状況ですから、探れる流れは限られて来ます。

 う~ん、ここはひとつ、、、夕方、時間が取れたら広瀬本流の羽化状況の偵察に出掛けないと・・・。
先日訪れていたM川では ヒゲナガ の飛翔を夕暮れに多数見掛けていたので、、、広瀬本流の状況も例年より前倒しで動き出している可能性を考慮しないといけません。


Dsc02138 勢い込んで朝から作業の段取りしては時間を作るべく調整に励んではみたものの・・・打合せの外出先から戻って時計を見れば、午後5時15分。
 薄暗さの増した一面の曇り空からは小雨がぱらつき、今にも本格的に降り出しそうな空模様。

 ありゃ~、、、どうしようか?  時間も時間だし、どれくらい川辺にいられるか・・・ちょっと億劫だな。。。

 いやいや、こんな天候でこそ、、、川辺ではハッチがバリバリでライズの嵐。。。だったりするゾ。。。

 
 自分の中に僅かばかり葛藤はあったモノの・・・結局、ハッチがバリバリ・・・の 誘惑 には勝てず、、、急ぎ、玄関で釣り支度を整えて川辺に走り出たのが午後5時40分。

曇天の下、川辺の夕暮れの訪れは早く、既に夕闇が視界の中へ入り込んでいた。


Dsc02142 増水した広瀬本流の分流を渡渉して、広瀬本流用の REVIEW FC-8303改 を継ぎ、DT3を巻き込んだ HARDY FeatherWeight からラインを出して、7Xの先糸へテスト継続中の ガガンボ・パラティルト をフリーノットで結束。

 パラつく雨が本格的に降り出し始めたようだ。

 分厚く増水した流れとなった広瀬本流の瀬脇・葦際の緩い流れを探って行くと、、、やはり、、、いた。
葦際の大きな底石の前で微かなライズを発見。

 すかさず、、、フロータント+シンク処理を施した毛鉤を投射して、ドリフト。。。

    モコッ! 同位置で今度はフワ・・・フワ・・・と流れる毛鉤へ吸い込むようなライズ!

 意識して、一拍送り込み、、、ラインを滑らせながら、、、穏やかなセットフック!

ドスンッ! 乗った。。。

 セットフックするや、、、山女魚は増水して流れのトルクを増した深瀬を疾り下る。

    ギューイーーーンッ。。。グングン。。。グングン。。。キューーーーンッ。。。


 雨天の夕闇を映す暗緑色の太い流れに大きな白銀が疾い動きで滲んでは明滅する。。。

 膝上まで増水の強い流れに立ち込み、7Xのティペットを庇いながら山女魚のローリングファイトに応酬。
FC-8303改が綺麗にベンドして山女魚の突進をいなしている。。。

 
 夕闇の中でネットに収まったのは、筋肉隆々で野武士のような面構えの広瀬本流・山女魚。
久しぶりの広瀬川育ちの流麗な山女魚との対面でした。

 この後も夕闇が視界を閉ざしきるまで、同様の流れにライズを探して、幾つかの山女魚と出逢うことが出来ました。


 いよいよ、、、待望の広瀬本流も始動したようです。
雪代の増水が収まり始めるこれから、、、マダラ、ヒラタ、そして、ヒゲナガが現れてきますね。。。
 
 川辺でまた。。。  そして、5月も良い釣り旅を。。。


| | コメント (0) | トラックバック (1)

« 2007年4月 | トップページ | 2007年6月 »