春雨の山女魚

朝から春の柔らかな雨が強めに降り続く中、今日は昼過ぎまでを溜まっていた事務仕事と家の雑用で過ごしていました。
午後1時の時点で窓から見える広瀬川はこの雨降りの影響で随分と水位を上げ、そして濁りも入り始めたようです。
これから夕暮れまで午後の時間を広瀬本流の川歩きで過ごそうと思ってましたが、この雨降りの強さは予想外です。
いや~、どうすっかナ・・・。
これまでの経験から 予定・想定はてんでアテにならないモノ と思い知らされてますから、パソコンの前へ戻り、いつもお世話になっている天気情報からリアルタイムのアメダス・レーダーと雨量情報を検索してみると・・・雨雲が新潟沖の日本海から宮城沖の太平洋まで張り出しており、これに伴なった雨降りのようです。
ちょうど、山形県境から仙台市内はすっぽりと雨雲に覆われていますが、宮城県の南部の地域は雲の切れ目も確認できました。 雨が未だ弱いその地域を流れる川なら、夕方までの僅かな時間でも幾分か釣りするチャンスは在りそうです。。。
もう・・・これは雨脚との競争。。。
車に毛鉤道具を積み込み、一路、南へ南へと急ぎます。
雨の中を運転しながら、、、アメダスレーダーの雨雲から外れていた県南の山女魚が棲む川を思い返していました。 S川、、、O川、、、M川、、、う~ん、、、、、やはり、、、濁りが入っても山女魚が反応するK川か。。。
今シーズンに入って、未だK川に立っていませんでしたが、毎春一度は訪れる流れですから勝手も知った川。きっと、あの穏やかなプールと瀬が連続している流れなら雨降りの濁りの中でも可能性は在るナ。。。と
幾分降りの弱い雨の中をK川辺に到着したのは午後3時。
しかし、既に川には濁りが入り始めていました。 濁り始めた流れの中を枯れ枝が一本流されて行きます。
ありゃ~、、、何とかギリギリ間に合ったか? しかし、、、この川では何時も雨降りの時ばかり釣りしているよナ・・・。
雨の中、何時もの REVIEW FC-8303改 と DT#3を巻き込んだHARDY FeatherWeight を準備し、早々に身支度を整えて川辺へと駆け付けました。
濁りが入ったせいで、きっと山女魚達も緩流側に入っている筈。 流速のある深瀬は捨てて、流れの緩い平瀬の頭にある石裏へとマダラ・イマージャー#16を投射。

いきなり、、、、、濁りの入る流れの底から山女魚が姿をみせて、ためらいも無く
モコッ!
一拍我慢して、ラインを滑らせながらセットフック
ドスッ!、、、、、乗った。。。
濁った流れの中を丁寧に遣り取りしてランディングしてみると、小ぶりながら穏やかな表情がK川特有の初山女魚。 水棲昆虫が豊富なK川ならではの体型が整った美しい魚です。
やはり、、、入ってた。。。 山女魚達が未だ水面を向いている緩流だけを時間一杯試して行こう。。。
目ぼしいプールのヒラキ、、、そして平瀬の浅場だけを選んで、この後も濁った流れの中から幾つかの美しい山女魚を拾うことが出来ました。

雨脚は変わぬまま、10分ごとに濁りは強まって行き、ついに午後4時15分過ぎにタイムアップ。
気付けば、浅瀬の中をドンドンと落ち葉が大量に流れ出し、流れは完全なコーヒー牛乳色に染まっていました。
もう15年以上も昔、春の田圃のシロ掻き水が入り濁りがキツくてタフコンディションとなったこのK川で、濁りの中でも水棲昆虫の羽化があれば水面に注目している山女魚が沢山居る事を学びました。
泥水状の水面からエルモンヒラタカゲロウが多数飛び立つシーンは、毛鉤釣り師として確かに感動を覚えたものです。 それからですね、、、本の中の知識だけではなく、実際の川辺に立って毛鉤釣りを経験するコトを学んだのは・・・。
これから、東北地方は桜前線に従い、天候に関わりの無い・・・山女魚川に泥ニゴリを呼ぶ・・・「田植え前線」もG.Wに掛けて北上して行きます。 こんな場合だと、諦めて場所換えが一般的ですが、、、換えた先でも「田植え」の真っ最中という場合が殆ど。。。ですね。
諦めずに、、、[ニゴリの流れ]で起きるライズに向かって毛鉤を流してみることを、、、どうぞお忘れなく。
4月の良い釣り旅を。。。
| 固定リンク | 0















コメント