雨上がりのライズ巡礼

このところ、、、黄金連休も間近に迫り仕事のスケジュールで押せ押せのヤケに忙しい最中、タバコを吹かしてみると・・・ふッ・・・とライズ攻略用毛鉤のちょいとしたアイディアが浮かんで来るのは、、、何故なんだろう。
ストレス溜まってんのかナ? それともナニか・・・・・創作意欲が高まっているとか???
ま、、、いいか?! 仕事へのモチベーションも併せて高まればネ。。。
こんな調子で昨晩、プレゼン結果はOK!の連絡が入り、ここで作業も一段落したんだから、、、早めに寝れば良いのに、、、活性化した創作意欲を毛鉤へ注入とばかりに深夜の毛鉤巻き作業をスタート!
結局、昨シーズンより懸案だったクリップル・ボディーの素材を変えて3タイプを試作。
自分の中にあるクリップルパターンのイメージ・・・水面への素早い馴染みと浮力に影響してくる付着水分を最小限に抑える、、、相反する命題への回答作業。
もしかすると・・・仕事以上に気合だけは入っているような・・・そんな気もします。
う~ん、、、巻き上がった毛鉤はどれも見た目ホレボレする仕上がりです。 咥えタバコで巻いた毛鉤を一つ一つ摘んでは光にかざし、グフフフ・・・・・傍から見てたら只の変なオッサンでしょうね。。。。。
まあ、、、この試作毛鉤達も実際の川でシビラッコくライズする山女魚達に向かって試してみないと、変えてみた効果の程は判らないのですが・・・。

昨晩遅くまで気合の入った作業をしたせいか? 却って今朝はいつもより早起きに。
点けてみたテレビから、午後から曇り始め、夕方遅くから雨も・・・・・という天気予報が流れています。
よ~し、、、それなら、その雨降り前の夕方のタイミングで昨晩の毛鉤を試してみようか?
仕事も時間調整が出来そうだから。。。
午後3時過ぎまで仕事に集中し、車を走らせたのが午後3時30分過ぎ。
午前中掛けて期待した広瀬本流は試作毛鉤のテストを行うには未だ水が高すぎました。
いや~、まいったナ。。。 こんな調子だとツライな。。。
ふと、、、一昨日、試していたK川辺に葭が茂る流れの光景を思い出しました。
そうだ、、、あの流れなら・・・。 きっとやれる。。。
車を走らせ続け、、、K川への到着は午後4時15分過ぎ。
厚い雲が上空に掛かって既に夕暮れにも似た薄暗さ。
流れは一昨日降った雨の影響で一段と水位も高く、おまけに雪代も混じっているようだ。 しかし、、、ニゴリは薄れている。
ありゃ~、しかたない。 テストは緩流が多い下手の区間でやろう。
今夕は、暗くなるのが早いかも。。。急いで、釣り支度を整えて行く。
愛竿の HARDY Graphite-Marvel 7’8”#4 に DT4を巻いた HARDY The PRINCE の道具建て。
早速、7Xの先糸へ試作毛鉤をフリーノットで結束し、川辺へと向かう。
水嵩の増す深瀬のヒラキに掛けて底石が大きく複雑に入る流れに向かい、底石のヨレを一筋ずつ丁寧に試作毛鉤で探って行く。 岸辺の葭原の上空には小型のガガンボの飛び交う姿が見える。
僅かにガガンボがハッチしているようだ。

ガガンボが来たか・・・。 流れの筋が底石で吹き上がって来る早めのレーンを重点的に・・・。
これまでよりも幾分流速のあるフィーディング・レーンをトレースして行くと・・・・・底石の前から
モコッ! 吸い込む斑紋が微かなライズ。。。
意識的にタイミングを一拍送り、ラインを滑らせながら竿のトルクを使って静かなセットフック!
グンッ 、、、 ドスンッ!
乗った!。。。。。
グンッ・・・グンッ・・・グウーーーッ、、、良型山女魚に特有の重厚なローリングファイト!
Graphite-Marvel はグリップ上から綺麗に弧を描いて、山女魚のローリングに応酬する。
水を切って走るラインの先では、増水した夕暮れの深瀬の暗緑色に大きな白銀が滲んでは明滅している。
7Xの先糸を庇いながら時間を掛けて丁寧に遣り取りの後、ランディングしたのは流麗な姿の山女魚。
増水でハッチの僅かなタフコンディションの下、この後も流れを探りながら試作毛鉤のテストを続け、美しい山女魚といくつも出逢うことが出来ました。
う~ん、試していたボディ・マテリアルのバランスはなかなか良い使い勝手の感触でしたよ。
水面上に在る時の毛鉤のフォルムも良さそうですし、、、何より、あーっ、それでは出ちゃう!、、、って漂う際の雰囲気が気に入りました。 もうちょっと、、、試して気になった箇所をチューニングして行けば使える目途が立ちそうです。
試作毛鉤のテスト結果にウキウキしながら川辺で帰り支度をしていたら、、、「お仕事でもこれくらい執念燃やせばイイのにネ・・・」って、後ろから療養中のカミさんと息子たちの会話が聞こえたような・・・。
良い釣り旅を。。。
■業務連絡 : ブッシュマスターF殿 「今回の試作毛鉤はテスト段階に付き事前の配布はございません。 尺山女魚がバンバンにライズする・・・らしいご推薦の○○川のライズ攻略にどうしても必要な場合、実釣テストに伴う製作者の同行が必要となります。 悪しからずこの旨をご了承ください。」
そんな訳で・・・ブッシュマスターよ! テストの付き合いをヨロシク。。。
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