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2007/04/06

本日の山女魚~4/6 

Dsc02056
 とうとう4月に入りましたね。

 毎春、年度替りの最初の週はえらく気忙しい業務スケジュール。
お陰で毛鉤を巻く為の時間的・精神的な余裕も無く、先回のライズを狙った釣りでとても効いた クリップルタイプのミッジ・パラティルト を巻き足したのは、今週僅かに2本。。。

 極小の上、自分の持てるタイイング技術の極限までシルエットを薄くそして軽いイメージで仕上る毛鉤なので、いくら数を用意しても足りないくらい。
その上、反応してくる山女魚達は皆これを スポッ! と丸呑みして来るので、口中深くに位置する毛鉤にフォーセップを使い鉤外ししているうちに、ボロボロ・ネトネト状態に。
この場合はせいぜい5匹掛けるまでが使用の限界でした。

 今週末はせいぜい気張って毛鉤巻きしないと・・・。   しかし、何時になったら本当にゆっくり毛鉤巻き出来るかナ?  

 更に昨夕は、これから迎える雪代増水時の足元対策として薄くなってきたもう一組のスペア・ウエイディングシューズのフェルト張替え作業を実施。  しっかりと接着作業の仕上げをしておかないと、現場でペロッ!と綺麗に遊離するからね。  シーズン中は濡れっぱなしのまま車に放置するのもまた剥がれの原因だから・・・皆さんも足元にはぜひ用心あれ!

 春を感じる穏やかな晴天となった今朝、出掛けにウエイディング・シューズの接着状態を確認しようとベランダに出てみると、、、ヒラヒラ・・・・・と    おお~っ!  この春の初ダンを目撃!

 ベランダから網戸に舞い降りたところを静かに捕獲して確認すると・・・ナミヒラタカゲロウ・ダン。

 くう~っ、、、広瀬本流にもナミヒラタの羽化が来たか! と一人で感慨に耽っていると・・・息子達とカミサンが窓越しに呆れ顔でこの光景を眺めてました。   イヤハヤ、、、すんません。
しかし、、、ガゼン、ヤル気が。。。。。


 朝に見たダンが引き金になったのか?  今夕も時間が無い筈なのにウエーディング・シューズの調子を見る為と称して、先回ハッチが集中してライズを多数見た里川の・・・気になって仕方なかった下流域に立っていました。

 午後4時15分を回っても強風が吹いていますが、あれからガガンボとユスリカのハッチは更に数が増えたようで、先回立った農場裏のプールでは断続的なライズが・・・。

パシャッ! コポンッ! ピシャッ!

  くう~っ! やってるやってる!  すごいライズ。。。

 しかし、、、今春は ライズ巡礼 の釣り旅を自分にルールとして課していますから、いくらライズが激しかろうが、そして大型の山女魚が見えようが、流れの同じ場所に再び立つことは出来ません。

そうでもしないと、、、安直な結果・数・型だけを追いかける釣りに走ってしまいますから・・・自分が。
せっかく、西洋毛鉤を愉しむ釣り師としてはそのコダワリが愉しみの深化の証かなと。。。感じています。


 そして、更にこの下流側の本流と間近な流れを試そうと車を走らせました。

既に、この流れをカバーしている2万5千分の1地図がしっかり記憶の中に入っていますから、地図と記憶を頼りに、田圃のあぜ道に車を寄せて、早速、釣り支度を。


Dsc02050
 支度が済み川に沿ったあぜ道を歩きながら、わき目ではライズ確認しながら更に下流へ向かって[巡礼]の開始。。。

   、、、、、パシュッ!

 いくらも歩かないうちに深瀬のヒラキで ライズ発見!  ひとつ目と。


更に下流へ向かうと、、、イカニモのプールに出た。

   、、、、、コポンッ!

プールのヒラキ側で魚体の白銀を水面に輝かせながら、ライズ!  ふたつ目を確認。


この先の下流側に小さな堰堤プールが見えた。  あの流れ込みから始めてみよう。。。

   、、、、、モッコリ!

この流れ込みヒラキの大きな底石の周りでもライズが!

時計は午後5時を指している。
先程までの風も夕暮れを迎えて弱まって来ているようだ。

 水面に影を落とさないよう、姿勢を低くして7xの先糸へ ミッジ・パラティルト を結束し、フロータント+シンク処理をそれぞれ施す。

   再び、、、、、ライズ!

 今一度、極小毛鉤の状態を確認して、、、今夕の第一投射。
愛竿 HARDY Graphite-Marvel 7'8"#4 のしなりをバックキャストで感じながら、スローなモーションから薄くライトカーブ、そして上流側へとリーチ。。。

 極小のパラティルトが狙い通りの位置へと着水し、続く長めのドリフト。。。  
フワフワと流芯の流れとその脇緩流の間を毛鉤が流れている。

  、、、、、モコッ!  
 
 先程、確認していたライズ位置で極小毛鉤が水面から姿を消した。

 一拍送り込んで、ラインを滑らせながらのセットフック!  

グンッ!   乗った。。。

Dsc02054
鉤掛りした次の瞬間から グウィーーーッ と山女魚特有の首振りローリング・ファイト。
大きく撓んだ Graphite-Marvel の粘っこいアクションが深瀬の流芯へと突っ込む山女魚を往なし続けた。

 春色に染まる夕暮れの流れに白銀が滲んでは明滅する。

極小の毛鉤によるフッキングと7xの先糸を庇いながら丁寧なやり取りの後、この春新たに手に入れた若草色のSynネットに収まったのは、里川の美しい春色山女魚。


 この後も、日没までライズを確認しては極小毛鉤を流し込む釣りとなって、いくつもの春色を纏った山女魚達と出会うことができました。

 初めての流れでの [ライズ巡礼] は川から祝福されたようです。

 しかし、、、2本補充した筈の 極小毛鉤 はお陰でボロボロ・ヘロヘロ。
今夜もデスクワークが終ったら、深夜の毛鉤巻き作業に掛からないと。。。ね


 予備の毛鉤は十分に用意して、、、良い釣り旅を。。。

 

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