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2006/11/30

初冬の桜花

 10月初旬の投稿より約1ヵ月半程のご無沙汰となっておりました。
この間、ついぞ更新されないままの晴/雨Blogへ、更新の期待を込めて度々お立ち寄り戴いた皆さんに心より感謝申し上げます。

 私事ながら、、、この春先、家内が転移性癌の再発と診断され、その後、幾度かの長期の入院による抗がん剤治療、そして自宅においての抗がん剤治療という長い闘病生活を余儀なくされておりました。

 「ここ近年認可されている最先端の抗がん剤では押さえ切れないと判断された病巣であり、掛けると言う意味ではバクチにも似ている・・・」と術式説明時に主治医より本音の心境を話して戴いた手術ではありましたが、先の10月上旬、そして昨日と2度に渡る長時間の大掛りな外科手術を受けた結果、奇跡的に下腹部の困難な2箇所に発見された病巣部の切除術が成功した。。。と主治医であるO先生より説明を戴き、さらに昨日の術後「結果として、明るい方向に向かっていると考えていただきたい」との説明を受け、家族揃って心情的に一息つけたところでした。

 再発が確認された再診察時には一旦は『このまま行くと余命5ヶ月』との宣告を受け、カミさん共々来春をまた揃って迎えられないのか・・・・・と悲嘆に暮れながら春から秋への日々を送り、そんな渦中、心に棘が刺さり続けたまま自宅近所の川辺で毛鉤竿を振り続ける今シーズンでしたが、昨日の術式結果を受け自分の心にもやっと2006シーズンを告げる桜花が半年遅れで咲き始めたように感じておりました。

 昨晩おそく、そんな説明を受けて病院から自宅に向かっての帰り道、偶然通り掛かった古アパート敷地の一隅に植えられた桜の古木が季節外れとなる満開の桜花を枝一面に付けているのに気付きました。
 それまでも病院からの帰り道によく通り掛かった道筋でしたが、心に棘が刺さったままではそんな風景に気付くことも無く行き過ぎていました。

 初冬の桜花、、、あの夜景は自分の人生できっと忘れられない風景・・・となりました。
ご心配戴いた皆様に心よりの感謝を・・・。。。。。

 

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