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2006/09/09

本日の山女魚~9/9

Dsc01813
 週の中頃から秋雨前線が東北南部を覆って、一昨日、仙台では夜半に強い雷雨となっていました。

 この雨で川沿いに久しぶりのまとまった降水となり、、、8月末からの渇水で干からびかけていた広瀬川本流もやっと生気を取り戻した様です。

これまでは夏モードだった川辺の羽化状況が、先夜の雨を境に劇的な変化を遂げ、、、昨晩、そして今夕と続けざまに・・・羽化したばかりの ヒゲナガ を自宅玄関先で見ることが出来ました。
 いよいよ、、、本格的な秋の羽化シーズンが始まったようです。


雨によってもたらされた、、、モヤモヤの湿気を帯びた空気と朝からの曇り空が今夕起きるだろうイブニング・ライズへの期待感を膨らませてくれます。
 このところ続いた急ぎの仕事でここ一週間ほどは川辺に立ってなかったせいか? 8月頭以降、姿を見かけなかったヒゲナガを目撃したら、、、どうしようもなく仕事が手に付かなくなって、、、ホント困ったもんデス。。。

 この夕刻、山女魚が目の前を横切る・・・白昼夢を見る・・・禁断症状を来たした為、緊急の対処療法として釣りに出掛ける事に・・・。  


 自宅を出たのが午後4時50分。 この時期の日没は6時前。
運転しながら、、、僅かな時間でライズを一発狙い出来る、、、広瀬本流の幾つかの流れを頭の中でピックアップしては記憶と現況を照らし合わせ、立つべき流れを選定して行く。

 ガンガンに押しの強い深瀬から続く大石の沈んだ穏やかなプール、、、そして今夕、コカゲロウに続いてヒゲナガが流下してくるはずの、、、そんな理想的な流れは・・・・・。

 そうだ! あそこだ! ・・・・・閃いたのが、数年前まで通い込んでいた広瀬本流のとある流れ。


 現地着 午後5時20分。  曇り空の夕暮れの下、手早くウエーダーを履き、川辺へと急ぐ。
蒸し暑く湿った川風に霧雨が混じり始めた。  雨が落ち始めたようだ。。。  

 初秋の夕闇は川面に降りて流れを染めている。
そして、、、プールのヒラキではウグイのライズが始まった。


 広瀬本流用の REVIEW FC-8303改 に DT#3を巻いたHardy FeatherWeight が今夕の道具立て。
全長12ftのスローテーパー・リーダーに4ftの6Xティペットを追加。

羽化のメインメニューとなる筈のコカゲロウパターンを前提に選んだシステム。  狙い通りとなるか・・・。

 増水で腰まで上がった流れを渡渉して、右岸側からのアプローチ。
#18のパラティルトをフリーノットで先糸へと結束して、大石の沈む深瀬のヒラキ側から探って行く。。。

 夕闇は更に深くなり、12ヤード程視線の先にある毛鉤は流れの波間で微かに見え隠れしている。
期待を込めて、ヒラキの流芯周りを攻めるものの・・・・・出ない。。。


 突然、、、中型の山女魚が上手にある深瀬の中ほどで派手にライズ!   バシュ・・ッッッ!!
続けざまに、、、今度はその下流側の流芯の対岸側で一回り大型の山女魚が派手に・・・・・・・・・・。

   バシュッ・・・・・バシュ・・ッッッ!!

更に、こちら側でも・・・・・・・・・・。     バシュ・・ッッッ!!


 カディス・・・・・だ。   何時の間にか、、、、、ピューパの流下が始まっている!
水面直下でカディス・ピューパが早い流れに揉まれながら、走り始めたようだ。。。

 暗がりの流れに腰までウエーディングしたまま、毛鉤を急ぎ『逢魔が時 #10』へと結び換える。
闇の中で6Xの先糸はアイになかなか通らない。。。。。その間も、山女魚達の饗宴が。。。。。バシュッッッ!

Dsc01811

 『逢魔が時』をセットして、すかさず、先程の大型の山女魚のフィーディングレーンをトレース。。。

バックキャストからループスピードを殺しながら薄くライトカーブ、、、そして大きく上流側へのリーチ。
押しの強い深瀬の流芯に着水した毛鉤、、、カーブが掛かったラインとリーダーが延び切りろうとする刹那。。。

 『逢魔が時』は流れの中へと引きずり込まれた!
 
 ラインを滑らせるように静かに竿の手元側のトルクを使ったセットフック!!

   ドスンッッッ!!  乗ったーーーーー!!
 
 
 FC-8303改はフルベンドしたまま、、、、、
 そしてラインは早い流れに突き刺さったまま動かない。。。。。
 
   ジワッ、、、ジワッ、、、とラインが引き出され、、、、、

 次の瞬間、大型の山女魚特有の流れを存分に利した重く疾いローリングファイト!
 夕闇の流れに大きな白銀が疾い動きで明滅する。

 流れを切って伸びていくライン。
 広瀬本流の夕暮れに響き渡る Hardy FeatherWeight の激しい逆転音。。。

   ギッ、ギャイイイーーーーッ、、、ギィィィーーーッッッ、、、


 腰まで押しの強い流れに浸かったまま、フルベンドしたFC-8303改を握り締めて山女魚との攻防。
遣り取りの末、、、、、大きな白銀色に輝く山女魚をネットに収めた時は、やっと開放された・・・という安堵感で一杯でした。

Dsc01812
 川辺に戻り、確認してみるとオリーブ色に染まる幅広で筋肉質な大山女魚。
やはり、、、秋の広瀬本流の山女魚はこうでなくちゃ、、、という理想を絵に描いたような魚。


 今夕も狙い通りに美しい山女魚と出逢えて、、、久しぶりの対処療法は効き過ぎたくらい・・・でした。

これで、、、また禁断症状が一層辛くなるんだよナ、、、と自分自身に気付いても"後の祭り"。。。
そう云えば、仙台のお祭り「定禅寺ストリート・ジャズ・フェスティバル」も今日・明日の開催でしたね。

 こちら、音楽のお祭りは禁断症状がありませんから、イブニング前にどうぞご観覧下さい。
観覧無料です。


 では、残るシーズンも良い釣り旅を。。。

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コメント

 毎度の来訪とコメントに感謝です。

そう云えば・・・秋田県は春彼岸に解禁、そして秋彼岸の9/21から禁漁でしたっけ。。。 
 通年で見てみると、宮城と比べトータル1ヶ月ほど遊漁期間が短くなっているんですね。

 しかし、そう云いながら宮城も残すところ・・・3週間切った訳で、、、正直焦っていますよ。

 短い時間でも中身の濃い釣りを如何に楽しむか?  それを現在、思案中でした。

 泣いても笑っても、シーズンを飾る釣り旅を更に深める内容と工夫で行きたいと・・・そんな風に毎年9月は誓ってみるんですが、、、いつも、物忘ればかり。

 せめて、、、秋の川の風景に耳を傾け、目で慈しんでみる、、、そんな余裕だけでも心に持ちたいものですね。  釣果を求めるばかりでは寂し過ぎますから・・・。

 心にいつも良い釣り旅を! ・・・ です。

投稿: 管理人・Nob | 2006/09/12 05:08

いつもながらお邪魔します。

仙台はまとまった雨で生き返ったようですね。
いつもながらの大山女魚、美しいですね。
立派な尾鰭と口元が、大きな山女魚の証明のように素晴らしいです。まさに「ドスンッッッ!!」って感じですね。

それにしても#10に出るんですねぇ。
今日は子供達と川で遊んできたので石を引っくり返して見ましたが小型のニンフばかりでした。
ハッチしてるのも目に出来なかったですが・・・。

こちらは相変わらず渇水で苦労しましたが土曜日に上流部で秋のイワナに出会えました。
大きくはないですが何とも愛らしい渓魚を見てシーズンの終わりを感じました。21日から禁漁の秋田ですのでこれで最後かもしれません。
これから当分はPCで皆さんの渓魚を見てため息の日々・・・でしょうか。

Nobさんはまだまだ行けるのでしょうか。
ぜひぜひ秋の良い釣り旅を

投稿: JTKN | 2006/09/10 21:56

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