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2006/08/27

本日の山女魚~8/27

 本日の仙台は朝から曇り空になっていました。
日中の気温はまだまだ暑い感じなのですが空気にも秋めいた爽やかさと穏やかさが見隠れして、朝晩は随分と過ごし易くなって来ています。

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 そんな天候のせいか、、、ここ数日、毎夕19時過ぎにはフックサイズなら#20~22となる 羽化直後のコカゲロウ・ダン が部屋の明かりに誘われてベランダの窓ガラスに群がって来ます。
その数はガラス一面となるくらい。。。

 翌朝、窓ガラスにはそんなコカゲロウ達の脱皮殻が沢山残されてます。

 そろそろ、、、秋季向けの一回り小型なメイフライ・パターンも準備しないといけないようですね。
うかうかしてると、夏を越えて神経質になった大山女魚に投げ入れた毛鉤をことごとく無視されるハメになりそうですから・・・。

 秋の夕暮れ時に起こる、強烈なコカゲロウのハッチとそれに向かう山女魚達のライズを見たことはありますか?
このライズ攻略、、、未だに自分も決定打は見出せていませんが、今シーズンもまた熱くなる季節がやって来たようです。。。。。極小サイズの毛鉤で大山女魚狙い、、、上手く行くといいのですが。。。。。

 
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 さて、今夕は広瀬川本流が渇水続きの為、今シーズン初めて、その支流にあたる大倉川へ夕暮れの一時立ち寄ってきました。

 17時30分現地着、、、18時45分現地発

晩夏の夕暮れの足は速く、何とも短い釣り時間でしたが、この流れも既にコカゲロウ・モードに入っていたようです。
 小さくそしてついばむような神経質になった山女魚達のライズ・フォーム。
  
 REVIEW FC-8303改 と HARDY Feather Weight の道具立てへ7Xティペットに極小毛鉤を結んでのライズ攻略。
リーチとカーブキャストが決まって、ドリフトを上手く運べば・・・・確かに山女魚達は毛鉤を捕らえに来ました。

 流れに毛鉤が飛ぶと、、、川面が微かにくぼんで、、、ライズ

 一拍置いて静かなセットフック動作、、、ドスッ!

乗ったーーー     夕闇に白銀色が散り、山女魚は流れの中を疾走していく。。。

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 今シーズン初めての大倉川の山女魚。
厳しい夏の流れには山女魚達のエサが少なかったのか? 広瀬本流の山女魚達と比べると体の線が幾分“細い”イメージが残りました。
 しかし、この秋のコカゲロウの羽化モードで一気に育っていくのでしょうね。

 そう云えば・・・仙台市青葉区の広瀬川流域でも今年は熊の出没頻度が高まっていると先日、新聞報道もあったようです。  広瀬川における山女魚釣り場はいずこも間違い無く 熊のテリトリー です。
 熊鈴など最低限の装備を準備し、朝晩の川歩きは十分に気を付けて広瀬川の釣りを楽しんでください。

 この秋も良い釣り旅を。。。。。

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2006/08/25

昨日の山女魚~8/24

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 七夕明けよりお盆を挟んで約2週間、記事の書き込みを無沙汰し、定期的に晴/雨.Blogへ立ち寄り戴く皆さんには大変失礼しました。

 自分の業務の性格上、屋外での各種イベントが続くこの時期はタイトなスケジュールで仕事に動き回るハメになってしまい、窓辺からハッチの状況を見定めて川辺に向かう訳にも行かず、何とはなしに釣りの方も中途半端な感じでお茶を濁しておりました。
この夏は良い釣り旅されてましたか?

 やっと業務も一段落した一昨日、“夜走り(よばしり)”して仕事の用件で秋田入りしていました。
まあ、そんな理由を付けながら子供たちを迎えついでにカミサンの実家に泊まり込み、地元の川へ通い込んでいる岳父から情報を得て、ついでに昨夏以来の山女魚釣りに出掛けようという魂胆。。。

 今シーズンも岳父は良い山女魚を上げ続けているらしく、晩酌用にとちょいの間の釣行毎に僅かずつキープしてくる尺山女魚、無き尺山女魚の幾つかを保管された冷蔵庫で見た時の驚き・・・・・。
もう今年で齢69を数える岳父ですが、釣りの腕は益々冴え渡っているようです。  しかし、渓流のルアーを覚えたのが10年前なのに、、、このところ・・・ポイントが見えて来て面白くなった、、、という岳父。  現役バリバリなコメントが印象的でした。

 そんな訳で、昨日は早朝に単独で I川 支流の K川 を楽しみ、日中は予定の業務打合わせを特急で行い、夕方は岳父と念願の BB川 を。。。と大忙しな秋田行き。
 猛暑続き、雨無し、川は極端な渇水と釣りに出掛けるには躊躇ってしまう様な悪コンディションの下、それでも幾つかの美しい I川山女魚 と BB川山女魚 を見ることが出来ました。

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 この大きい山女魚は「帰り足でヤブ漕ぎで汚れたウエーダーを洗うついでの余興に・・・」と夕暮れ時立ち寄ってみた BB川 にあるガンガンの深瀬へ岳父がキャスティング一発!引きずり出した魚。
フッキング後、暫らく深瀬の底にへばり付き動かなかった山女魚。  そんなファイト・シーンと赤みがかった魚の美しさが目に焼き付いています。


 沸き立つような積乱雲と青空のコントラスト。
そして美しい山女魚達が棲む I川 そして BB川 それぞれの川辺の風景と瀬音。

 急ぎ足でしたが、秋田の夏が行き過ぎてしまうのに間に合ったようです。


 秋田に住む・・・西洋擬餌針による山女魚釣り師・・・である岳父。
山女魚釣りの名手である岳父の山と釣りの物語を次回の秋田訪問の際は呑みながら、、、じっくり訊いてみたいナ、、、としみじみ思っています。

 しかし、、、山菜取りの名人・上手は決して場所を明かさないと言いますから・・・・・きっと、、、隠しているという尺山女魚が沢山居るポイントは教えてくれね~んだろうなァ。
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まあ、そんなポイント探しも秋田行きの楽しみの一つ・・・というコトで。。。

 皆さんも残るシーズンの良い釣り旅を。
 

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2006/08/11

真夏の竿初め~8/10

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 今日は山形で打合せの為、お昼過ぎから出掛けていました。

晴天の下、車を転がしながら奥羽山脈を横断している山形道の宮城・山形県境を跨いで走る長いトンネルを抜けてみると、、、目に飛び込んで来たのは 只今の気温30度 の道路表示・・・。

ありゃー、これでは山形まで降りたらもっと暑いナと。。。。。予想通り、実際の山形市内はムシブロ状態でした。

 そんな暑さの中、思った以上のペースで媒体との打合せも終了して、後は仙台に向かって帰るだけ・・・。
日も西の空に未だ高い状態だし、帰りに掛かるにはちょぃともったいないかナ・・・。

 よしよし、こんな事もあろうかと、、、先日、ネットオークションで落札したばかりの HARDY JET 7'#4 と毛鉤道具一式をトランクへ積み込んで来ています。

ふと、、、時間はあまり無いけれども、例年一度は立ち寄ってみる山形側のY沢へ行ってみよう・・・と閃きました。

 車を走らせ、一年ぶりにY沢の取水堰堤下に到着してみると、、、記憶の佇まいはそのままに、底石の珪藻は少し焼け始めていましたが、水量・水色は共に良い感じです。
 昨年もやはり同じようにここへ立ち寄った折、オオカワゲラが大量ハッチするイブニングに40オーバーの大岩魚と夕闇の流れの中で攻防した感覚・・・・・が、流れの様子を眺めるうちに鮮明なイメージとして蘇ってきました。

 そんな岩魚をまた、、、釣るんだ。。。

駐車したばかりの熱を放射する車の周りにはウシアブがブンブンと数匹飛び回っていますが、本人は既に釣りモードに突入していますから、平然とウエーダーを用意して釣り支度に掛かってました。。。

 今回が自分にとっての竿初めとなる HARDY JET 7' #4 へ MARQUIS#5 と DT4F の道具立て。
ラインを通して振って見るのも初めてでしたが、ラインの乗った感触はバッグンです。。。やはり、手に入れて良かった。。。。。
  
 早速、、、ヤブを漕ぎ、堰堤上のポジションのみ攻められる堰堤下の枝の茂みに隠れた落ち込みに向かって毛鉤を投射!

 毛鉤は茂みの下できれいにターンして、白泡に乗って下流にある流れに顔を出す岩の巻き返しへと向かって行く。。。。。

いきなり、、、、、岩の下から丸太が浮上した、、、、、と見る間に、、、、、毛鉤を音も無くスポッ!と吸い込んだ。

フッキング動作を意識してこらえ、この丸太が反転して沈んで行くのを見てから、、、、、ラインを滑らせるようにフッキング!!

 ドシンッ!と肘に魚の重みが・・・・・     乗ったーーーーー

ゴンゴンと首振りしながら流れに乗り、、、丸太は岩陰へと突進。。。
JETのバットパワーと5Xティペットのテンション一杯でこれをこらえる。。。

 枝の茂みにラインを取られないようにして、、、おっと、、、危ない。
丸太は堰堤直下の白泡へと潜り込む。

 チラッと上から見えた魚体側面の白点。。。  良いサイズの岩魚だ。。。

白泡の下からも引きずり出して、流れに魚を乗せては疲れるのを待つ。  そんな攻防の繰り返し。。。

 岩魚に疲れが見えた頃合を計って、ラインを引き絞り、そしてフッキングの状態を確認して、JETのバットパワーを使って堰堤上まで空中を抜き上げた。。。 ぐうーーーっとしなり込むJETが静かにそのグラス独特の反発力を見せ付ける。 
それっ! イケーーーッ、、、、、 

 スローモーションの様に大きな岩魚は空を駆け上って。。。足元へ飛び込んだ。。。

バシャン、、、バタン、、、バシャッ、、、、  左手に有り余るこの尺越えの岩魚を押さえ込む。
いやー、、、デケー岩魚! 竿初めにラッキー、、、しかし驚いたね。  JETもこんな一発目にビックリしたろうナ。。。アハハ。。。

  取り敢えずは、、、いつもの撮影をと・・・・・。

 左手にいつものようにホールドしてからカメラを構えると、、、、あっ、、、ヤバ、、、バシャバシャ、、、、、
グルッと全身のパワーを振り絞って岩魚は暴れ、左手のホールドから水に戻ってゆく。

 ティペットを静かに手繰り寄せ、もう一度、、、、、トライをと、、、、、これでO・・・Kえっ、、、エッ、、、、、バシャバシャ・・・・・ジャボッ。。。。。バシャッ。。。。。

またまたグルッと全身のパワーを振り絞って岩魚は暴れ、今度はティペットが暴れた弾みで足元の葦に絡まり、撮影を前に意図せぬリリース敢行。。。。。  ありゃ~残念残念。  まあ、、、いきなりのドラマはそんなもんか!

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 この後、流れの状態を確認する為、しばらく釣り上がってみましたが未だ西日が強い時間帯。
汗だらけ、クモの巣だらけになって遡行して行くと。。。
背後にフト、、、気配を感じて振り返ってみると、直ぐ後ろの高台から大型のカモシカがこちらをジッ・・・と眺めているのが見えました。

 カモシカの視線は・・・この暑さの中で釣りに来て、馬鹿じゃないの!・・・と云ってるようです。
川辺に涼みにでも降りてくる途中だったのかもしれません。

 きっと彼らの渡渉点に立って自分が釣りしてたんでしょうね。  失礼しました。

これを潮時とY沢から上がり、僅かに車が行きかう道をブラブラと戻り足。
こんなに早く川から上がるのも久しぶりです。  遠い街の明かりもちょうど灯り始めたようです。

 奥羽山塊に棲む岩魚に出会った暑い夏の夕暮れ。
山女魚釣り師は本日夏休み・・・の釣りでした。

 ガツガツしない岩魚釣り・・・も愉しめましたよ。
楽しい夏の釣り旅を。。。

    

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2006/08/10

本日の山女魚~8/9

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 さすがに、、、台風接近中、、、そして、3夕続きで広瀬本流に向かうのはいささかの躊躇いがありました。
しかし、、、『山女魚がそこに棲むから』、、、蝉時雨の夕暮れ時、つい流れに立ってしまうんですね。

 近頃の渇水状態の少々プアーな広瀬本流を見ているなら、夕方からの雨の予報を見て・・・胸騒ぎを覚えたのは自分だけでは無いはず?!

 そんな訳で、以前立ち寄っては見たものの雨が降って来てあえなく撤退した流れをほんのちょっと様子見、、、のつもりで黄昏に降り始めた小雨の中をずぶ濡れになりながら川辺で過ごしていました。

 気付けば既に予定を大幅に越えた時間に。。。。。自分でも呆れましたね。


 長い付き合いで手に馴染んでしまったいつもの HARDY Graphite-Sendai 8'3"#5 と L.R.H Lightweight の道具立て。  そして、結ぶ毛鉤はフラッタリング・ヒゲナガ『逢魔が時』。。。。。

 程無く、、、夕闇が落ち始めた流れから山女魚が姿を見せた。。。Dsc01763


 変わり行く季節と変わらないこの夏の記憶。
何をして自分をそれほどまでに山女魚釣りへと強く惹き付けるのか・・・。

 その答えを探しにまた流れへ立ち続けたいと思ってます。


釣り旅が今夕もまた一つ、自分の記憶に収まりました。
皆さんも良い釣り旅を。。。
 
 

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2006/08/08

七夕の山女魚~8/8

 今日8/8は、東北の夏祭りオオトリを飾る「仙台七夕」の最終日でした。
朝から日差しも強く、午前11時には30度越えとなる暑さ。  いや~、もう参りました。

 しかし、、、七夕祭り期間中の仙台市内は夏らしい好天続きに恵まれ、例年に無いほどの人出だったようですね。  自分の業務におけるクライアントには小売業・サービス業も多いので、この人出による売上げ増は何よりの朗報です。  先頃、新製品をリリースしたばかりの取引先某社 営業部・阿部課長のホクホクした顔が浮かんできます。  
 これで幾分か、、、仕事的な肩の荷が下りました。

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 まあ、そんな事情もあって、、、仕事で一安心出来たので、、、この夕方も夕涼み方々広瀬本流へ出掛ける事にしました。

 いや~何だか、、、最近は“酒好き”の心理にも似た、「何かと理由を付けた依存行動」に走るようになってきたナ・・・と。  仕事からの帰り道、いつも行き着けの居酒屋で一杯引っ掛ける・・・『酒がそこにあるから』・・・そんなノリです。  

 そのウチ、川辺で毛鉤竿を握っていないと、、、手が震えるようになってきたりして。。。
黄昏に暖簾を潜る、、、ならぬ、夕闇の中ヤブを漕ぐ、、、では色気も無いか?


 19時過ぎ、ここ3度ほど通っている広瀬本流の流れに立ち、真夏の夕焼けを背景にした毛鉤釣り。
相変わらず、広瀬本流は渇水状態でしたが、この水位で落ち着いて来たためか? ハッチも安定した感じになって、山女魚達の付場も夏モードに入ってました。

いつものHARDY Graphite-Sendai 8'3"#5 と L.R.H Lightweight の道具立てに5Xティペット、そして毛鉤はフラッタリング・ヒゲナガ『逢魔が時』をフリー・ノットで。。。

 中天にあと少しで満ちようとする月が浮かび上がり、その月明かりの下、川辺では僅か一時だけ激しいカディスのハッチを迎えて山女魚達は熱狂しましたが、それは瞬く間の出来事でした。

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 七夕の夕方、、、その瞬く間に出会った七夕山女魚。
また一つ、、、自分だけの夏の記憶に収まりました。

 皆さんも良い釣り旅を・・・。
  

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2006/08/07

本日の山女魚~8/7・仙台七夕

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 8月上旬は東北の夏祭りシーズン。   昨日から「仙台七夕」も始まり、仙台市内の主要道路は県外ナンバーの車で混雑していました。  そんな車の中には、きっと、、、“みちのく-山女魚釣り行脚”中の釣り人も混じっているのでは・・・そんな風に思いました。

 そう云えば、、、昨日、市街地の広瀬川沿いの道を通り掛ったら、、、やはり釣り旅中なのか?一人で大型のザックを背負い、片手にはロッド・ケースを持ったうら若き女性が広瀬川を覗き込んでいました。  そこは長い長い深瀬が続くポイントになっており、、、その流れが気になっているようでしたが、、、山女魚狙いはもうちょい上流を目指すのが得策。  その後、どうしたのか? 同じ釣り人として気になってました。

 それは自分だ、、、と心当たりのある方、良かったらコメントください。 

 
今年は仙台にしては珍しく、8月に入って・・・好天続きとなり、8/2の梅雨明け宣言以降は真夏日が続いています。

 梅雨明け以降は強行スケジュールの野外イベント仕事続きで釣りにも出掛けられず、暑さ続きに弱い自分は、お陰で・・・帰宅後は全くのダレダレ・モード。  先頃、ジョーが甘くなって修理に出ていたリーガル・バイス-ブロンズも戻って来ているので、不足している『逢魔が時』のタイイングを急がないといけない筈が、、、全く手が付かない状態でした。  
 
 あの梅雨中の肌寒さのイブニングがちょいと・・・恋しい・・・ですね。


 さてさて、久しぶりの今夕の釣り。。。夕方5時を過ぎても日差しがギラギラ、、、気温もガンガン、、、そんな暑さの中を仕事から戻って、急ぎ扇風機を背負い込んでの緊急タイイング。。。
  『逢魔が時』が3本、瞬く間に準備されて出撃準備完了!

 しかし、、、仕事もこのくらい手際良く片付けたいもんですね。  自分でも呆れるくらいの素早さ・・・ダ。

 
 夕刻 19時。 広瀬本流のいつもの流れに到着。
急いで支度をして、藪をこいで川辺へ。  水位は先回訪れてから更に10cm程落ちている。
6月、7月と2ヶ月間に渡って増水続きだったから、、、水位がこの1週間トータルで20cm落ちた今日の河川コンディションは 渇水=ローウォーター となる。

 いつもの HARDY Graphite Sendai 8'3"#5 に DT#5を巻き込んだ L.R.H LightWeight という道具立て。
5Xのティペットはライトを灯して『逢魔が時』のアイへとフリーノットで結束。

 果たして、、、今夕はどうだろう?  大型の山女魚は水面に現れるのか?
午後の日差しの強さが未だに生暖かい川風へと残っているようだ。。。

 分流を一つ渡渉して越え、更に膝上までのウエーディング。
そして、タバコに火を灯して待ち続ける。。。。。

 夕闇が川面に落ち始めた。
毛鉤竿に小型の甲虫が出会い頭に カッ!と当たった。

 ガンガン瀬から続く深瀬にかけて、幾つかの分流が再び合流するべく流れ込んでいる。
太い流れが白泡まじりにゴウゴウと流れ下って行く、、、次第に闇に隠れて行く夕景。

今夕は溶存酸素の多い、そしてカディス・ピューパとアダルトが流れにもまれる押しの強い流れ同士が交わる筋目だけを狙う。。。。。そこだ。。。。。

 強い流れが交わるY字部の月明かりが写り込む鏡状になったピンポイントへ微かなライズを、、、見た。
弾けるようなパッセージで、、、、、一発、、、、、もう一発、、、、、そして、、、、、

 カディスが走り始めたようだ。

 バックキャストからループスピードを意識して、フォロースルーで小さくリーチして投射。
手前側の強い流れを外す為のパドルメンド。。。。。もう一度。。。

 『逢魔が時』が月明かりに浮かんでいる。。。

 毛鉤が流れに飲まれようとする刹那、、、パチッ、、、と水面が弾けるライズ!

  静かにラインを滑らせながらフッキング!!    ドンッ!
  乗ったーーーーー!

グングンと振幅の小さなローリング・ファイト、、、、、山女魚だ。

 押しの強い流れに乗って山女魚は下流へ疾るが、HARDY Graphite Sendai が綺麗に撓んで山女魚の疾走を往なしてしまう。

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 程無く流れから姿を見せたのは、広瀬本流のアベレージサイズの山女魚。
同じくらいのサイズをこの流れから、もう幾つか追加して、今夕は上がり。

 左手で静かに山女魚をホールドすると、、、優しくヒンヤリとした広瀬本流の体温が伝わって来ました。
素早く写真を撮る間に左手の儚いヒンヤリ感が急速に薄れていくようで少々、、、心配でしたね。
 しかし、、、元気に山女魚は流れに帰って行きました。

 七夕の夕刻出会った山女魚、、、、、この夏の思い出になりそうです。

天上の天の川にも山女魚は棲んでいるのかナ??
そんな浪漫も、、、、、また「真夏の夜の夢」です。

 良い釣り旅を!!

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2006/08/02

本日の山女魚~8/1

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 8月に入ったというのに、相変わらず仙台は今日も涼しさを通り越し肌寒い一日でした。
夏らしくない天候が続くと、農作物にも影響が出てくるようで心配です。

 これからの季節がこんな寒さ続きだと、熊やカモシカなどの山沿いに暮らす動物たちも餌不足となって人里へ降りて来て餌探しするようになりますから、朝晩、川沿いを歩く釣り人も十分な注意が必要です。

 註) 昨年夏~秋の期間、広瀬本流においても青葉区の市街地寄りの場所で流れのすぐ傍に 熊 が出没していました。
宮城県の公式ホームページ内「熊出没情報」や地域の熊出没情報等を事前に確認した上で、入川する事を心掛けてください。  まさかこんな民家の傍に、、、という油断・不注意が、最も危険です。

■「熊出没情報 H18年版」 http://www.pref.miyagi.jp/sizenhogo/seibutu/honyurui/kuma/kuma.htm


 窓から眺めていると・・・雨後3日目となった広瀬本流は水位が徐々に落ち着き始め、水色も申し分なし!
先回、1年振りに試した流れの様子も気になったので、、、結局、今夕も仕事をバタバタと片付けてしまい?!
流れに立っていました。

 今日も HARDY Graphite-Sendai 8'3"#5 へ DT5とバッキングを十分に巻き込んだL.R.H Lightweight の道具立て。  空模様と流れの様子が、何とはなしに・・・この流れに今夕現れる筈の大型山女魚の“ニオイ”を感じさせます。  この大型山女魚狙いとなる道具立てはそんな予感への自分なりの保険みたいなモノでしょうか。

 ティペットは5Xをチョイスして、、、普段、広瀬本流では使用しないレベルの道具立てです。

しかし、、、何だか、、、今夕は出る予感がする。  ここでも、保険を掛けておいてと・・・。
 

 午後18時45分。  先回のポイントへ藪をこいで到着。
2日振りとなる流れは水位が10cmほど落ち、大山女魚が出て来る筈のガンガンの深瀬から続くヒラキとなる浅瀬に先日は隠れていた大石が顔を見せており、このイブニングへの期待は十分。

 立ち位置からヒラキのポイントとなる筋へのメジャーリングを行い、ラインからリーダー、そしてティペットを確認し、左手にツイストして巻き留めて置けば、、、後は、静かに待ちながら、微かな大山女魚のライズを探すだけ。
静かに膝上までのウエーディングを行い、立ち位置を確認し、、、そして流れの一本の杭となって気配を鎮めて行く。。。。。

 『逢魔が時』へフロータント処理を施して。。。更に待ち続ける。。。。。

 午後19時20分。  曇り空の下、先日より早めに始まったヤマトビケラと思われる小型のカディスのハッチ。。。
深い夕闇が目線の先へと落ち始めた。  流れとの境目はもう、、、その闇の向こうだ。

 流れに現れるライズを探す視線の先で・・・・・突然、、、、、鋭いライズが、、、、、

   バシュッ、、、、、!!   再び、、、、、バシュッ、、、、、!!!  更に、、、、、
流れから岸辺へと向かうトビケラのピューパを追い食いする激しいライズ。

   始まった。

 左手にツイストしていたラインを送り出しながら、バックキャスト、、、、、そしてループスピードを殺して、フォロースルーで上流へ大きくリーチを掛けながら、静かなプレゼンテーション。

ライズがあったヒラキの駆け上がり、流芯と緩流の筋で闇の中微かに見える『逢魔が時』はドリフトを続ける。

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 フラッタリングを1アクションだけ、、、、、瞬転、、、、、激しくズボッ!  吸い込み音。

 1拍我慢して、ラインを滑らせるようにフッキング動作!

  ドスンッ!!    乗ったーーーーー。


MID・SLOWのコンチネンタル・アクションを誇る HARDY Graphite-Sendai の竿先が激しく押さえ込まれ、大きく撓んでいる。  ギュッ、、、グウーーーッ・・・・・。

 そして、、、グウングウンと振幅のあるローリング・ファイト、、、、、大型の山女魚だ!!

山女魚は安全な深瀬の流芯へ戻ろうと更にローリングを続けている。
夕闇の流れの中で大きな白銀が明滅する。

 腰まで流れに浸かりながら、深瀬の中を疾る山女魚にサイドプレッシャーを続け攻防する。

 しかし、今夕は毛鉤竿と5Xティペットが優った。
闇に白銀色を散らしながら、大型の山女魚はランディングネットへと導かれた。


 岸辺に静かに戻り、魚体を確認すると、僅かに尺を切る山女魚。


今期は増水を続け押しの強い流れとなった広瀬本流に棲む山女魚、、、このヒレの巨大さと背中の盛り上がりはどうだろう? 薄墨を散らしたようなパーマークの飛び具合と側線沿いの紅色も美しい流麗な大山女魚でした。

 8月の山女魚だから、、、夏山女魚になるのかナ?
しかし、、、仙台は未だ梅雨寒だから、、、初夏山女魚か??

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 8月初めの夕方にこんな美しい山女魚と出会えたから今月もまた、小さな良い釣り旅が出来そうです。

この記事を読む皆さんも、、、この夏、良い釣り旅を。

   
 

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