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2006/08/02

本日の山女魚~8/1

Dsc01748
 8月に入ったというのに、相変わらず仙台は今日も涼しさを通り越し肌寒い一日でした。
夏らしくない天候が続くと、農作物にも影響が出てくるようで心配です。

 これからの季節がこんな寒さ続きだと、熊やカモシカなどの山沿いに暮らす動物たちも餌不足となって人里へ降りて来て餌探しするようになりますから、朝晩、川沿いを歩く釣り人も十分な注意が必要です。

 註) 昨年夏~秋の期間、広瀬本流においても青葉区の市街地寄りの場所で流れのすぐ傍に 熊 が出没していました。
宮城県の公式ホームページ内「熊出没情報」や地域の熊出没情報等を事前に確認した上で、入川する事を心掛けてください。  まさかこんな民家の傍に、、、という油断・不注意が、最も危険です。

■「熊出没情報 H18年版」 http://www.pref.miyagi.jp/sizenhogo/seibutu/honyurui/kuma/kuma.htm


 窓から眺めていると・・・雨後3日目となった広瀬本流は水位が徐々に落ち着き始め、水色も申し分なし!
先回、1年振りに試した流れの様子も気になったので、、、結局、今夕も仕事をバタバタと片付けてしまい?!
流れに立っていました。

 今日も HARDY Graphite-Sendai 8'3"#5 へ DT5とバッキングを十分に巻き込んだL.R.H Lightweight の道具立て。  空模様と流れの様子が、何とはなしに・・・この流れに今夕現れる筈の大型山女魚の“ニオイ”を感じさせます。  この大型山女魚狙いとなる道具立てはそんな予感への自分なりの保険みたいなモノでしょうか。

 ティペットは5Xをチョイスして、、、普段、広瀬本流では使用しないレベルの道具立てです。

しかし、、、何だか、、、今夕は出る予感がする。  ここでも、保険を掛けておいてと・・・。
 

 午後18時45分。  先回のポイントへ藪をこいで到着。
2日振りとなる流れは水位が10cmほど落ち、大山女魚が出て来る筈のガンガンの深瀬から続くヒラキとなる浅瀬に先日は隠れていた大石が顔を見せており、このイブニングへの期待は十分。

 立ち位置からヒラキのポイントとなる筋へのメジャーリングを行い、ラインからリーダー、そしてティペットを確認し、左手にツイストして巻き留めて置けば、、、後は、静かに待ちながら、微かな大山女魚のライズを探すだけ。
静かに膝上までのウエーディングを行い、立ち位置を確認し、、、そして流れの一本の杭となって気配を鎮めて行く。。。。。

 『逢魔が時』へフロータント処理を施して。。。更に待ち続ける。。。。。

 午後19時20分。  曇り空の下、先日より早めに始まったヤマトビケラと思われる小型のカディスのハッチ。。。
深い夕闇が目線の先へと落ち始めた。  流れとの境目はもう、、、その闇の向こうだ。

 流れに現れるライズを探す視線の先で・・・・・突然、、、、、鋭いライズが、、、、、

   バシュッ、、、、、!!   再び、、、、、バシュッ、、、、、!!!  更に、、、、、
流れから岸辺へと向かうトビケラのピューパを追い食いする激しいライズ。

   始まった。

 左手にツイストしていたラインを送り出しながら、バックキャスト、、、、、そしてループスピードを殺して、フォロースルーで上流へ大きくリーチを掛けながら、静かなプレゼンテーション。

ライズがあったヒラキの駆け上がり、流芯と緩流の筋で闇の中微かに見える『逢魔が時』はドリフトを続ける。

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 フラッタリングを1アクションだけ、、、、、瞬転、、、、、激しくズボッ!  吸い込み音。

 1拍我慢して、ラインを滑らせるようにフッキング動作!

  ドスンッ!!    乗ったーーーーー。


MID・SLOWのコンチネンタル・アクションを誇る HARDY Graphite-Sendai の竿先が激しく押さえ込まれ、大きく撓んでいる。  ギュッ、、、グウーーーッ・・・・・。

 そして、、、グウングウンと振幅のあるローリング・ファイト、、、、、大型の山女魚だ!!

山女魚は安全な深瀬の流芯へ戻ろうと更にローリングを続けている。
夕闇の流れの中で大きな白銀が明滅する。

 腰まで流れに浸かりながら、深瀬の中を疾る山女魚にサイドプレッシャーを続け攻防する。

 しかし、今夕は毛鉤竿と5Xティペットが優った。
闇に白銀色を散らしながら、大型の山女魚はランディングネットへと導かれた。


 岸辺に静かに戻り、魚体を確認すると、僅かに尺を切る山女魚。


今期は増水を続け押しの強い流れとなった広瀬本流に棲む山女魚、、、このヒレの巨大さと背中の盛り上がりはどうだろう? 薄墨を散らしたようなパーマークの飛び具合と側線沿いの紅色も美しい流麗な大山女魚でした。

 8月の山女魚だから、、、夏山女魚になるのかナ?
しかし、、、仙台は未だ梅雨寒だから、、、初夏山女魚か??

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 8月初めの夕方にこんな美しい山女魚と出会えたから今月もまた、小さな良い釣り旅が出来そうです。

この記事を読む皆さんも、、、この夏、良い釣り旅を。

   
 

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コメント

『山女魚を仕留める・・・ではなく「山女魚に遊ぶ」という表現が現在の自分の釣りを言い表せる・・・そう思ってます。』
確かにそうですね。
私も常々魚達に「遊んでもらっている」のだと。
決して狩猟としての釣りではなく純粋に楽しみたいと思って竿を握っているつもりです。

コメントとする者として反省しております。
物書きが得意でもないのに・・・
ただフライフィッシングの魅力に取り付かれている一人の人間として、これからも魅力的なブログを見させてください。

それではまた。

投稿: JTKN | 2006/08/04 10:54

 毎度のコメントに感謝です。

 今回、頂いたコメント中に一部、自分には気になった箇所があったので、、、Blogへのコダワリついでに個人の中にある西洋毛鉤釣りを少しだけお話しておきたいと思います。

 読む皆さんの誤解を恐れずに申し上げれば、、、有名な映画「リバーランズスルーイット」冒頭の回想シーンのトーク・コピーじゃないけれども、、、西洋毛鉤で流れに棲む山女魚と向き合うことは、、、自分の中では、ある種の信仰にも似た畏敬の念・・・が在って、この畏敬の対象が山女魚であり、また訪れる川に棲む他の生物だったり植物だったり、、、そして、空模様なんて事象もまた。。。

 つまり、、、自分にとって西洋毛鉤釣りに出掛けるコトは、そんな個人的に畏敬する対象と自分なりの接触手段だったりする訳です。

 川辺においては、、、誰もが一匹の山女魚と一期一会、、、純粋に愉しみを探し、そして謙虚な姿勢で常々臨みたい。。。と心掛けています。

 すみません。  今回は随分カタいコメントになってしまいました。
しかし、、、ライター・佐藤Nobはこんな考えなんだと。。。そして、この個人Blogを読んでいただければ嬉しいです。

 山女魚を仕留める・・・ではなく「山女魚に遊ぶ」という表現が現在の自分の釣りを言い表せる・・・そう思ってます。

 勝手ながら、、、意思表明でした・・・。

    我侭でクチヤカマしい 管理人・Nob より

投稿: 管理人・Nob | 2006/08/04 01:00

こんばんわ。おじゃまします。

相変わらずいいヤマメ仕留めてますね。
仙台は肌寒い日が続いているのでしょうか。
秋田は今日は30℃を越える暑さでした。が、釣りに行ってきました^^
日中でも十分釣りになりました。存分にニューロッドに入魂できました(笑)

広瀬川辺りでも熊が出るでしょうね。私も一応笛と鈴は持ち歩いていますが、せいぜい釣りしている時は鈴の音が孤独に輪をかけてる感じでしょうか。

そういえば「パワー森林香」という虫除けがあるのですが大変効き目がいいですよ。秋田のアブも退散してくれます。私はネットで買いましたが一応参考までに。

それでは、ますます良い釣り旅を!

投稿: JTKN | 2006/08/03 23:10

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