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2006/07/31

本日の山女魚~7/30

Dsc01735 東北地方を除く梅雨明け・・・なんて、、、夕方のニュースが流れてましたね。
今日の仙台は、朝から曇天で体にまとわり付く涼しい空気も何となく湿気っぽさを感じる、、、まだまだ梅雨は明けないナ・・・と実感する空模様でした。


 一昨日、宮城県の山沿いに降った大雨の影響で、広瀬川支流の大倉川にある大倉ダムから毎秒30トンの緊急放水が午後2時に始まり、それが夕方5時過ぎには「こちらは大倉ダムです。。。降雨によるダムへの流入水量が放水量を上回ったため、毎秒50トンまで放水量が増えます・・・」と緊急の有線放送が。。。。。

 放送終了後、見る間に水位が上がり始めて、、、濁流が川幅いっぱいに広がってしまいました。
ありゃ~、またか。。。。。


 山女魚釣り師である自分には都合良いことに・・・自宅兼事務所が広瀬川辺に立つ大倉ダムの放水サイレン塔を見下ろす位置にある為、朝に晩に広瀬川の様子を見るのは勿論、大倉ダムからの臨時放送や放水サイレンなどはイヤでも聞こえてしまうので、リアルタイムの広瀬本流が大パノラマで楽しめるのです。
 同時に、、、病気療養中のカミさんからはサイレンが煩いとか夏場は川風が湿気っぽいとか川虫が干した布団に沢山付いているとか、、、大変不評だったりするのですが。。。


 そんな訳で、、、未だ<梅雨>中の仙台・広瀬本流の大きく増水したままの川辺からお送りする本日の山女魚です。

 自宅ベランダでシューズのフェルトソールの張替え作業をしながら、急な増水から回復して行く広瀬川の様子を夕方一杯待ち続け、川辺に立とう・・・と踏ん切りを付けて自宅を出たのが18時15分。
水位データを見ても未だ期待できる状況では無いのですが、作業中に窓辺に舞い込んできた一匹のヒゲナガアダルトが今夕の唯一の希望です。

 車を走らせること10分程度で、“漬物石ライズ”のいつものポイントへ到着。
川辺に到着してみると、、、この増水状況の中、川辺で時間待ちをしている釣り人の姿が3つ。

 流石に、日曜の広瀬本流ポイントのイヴニングです。
うっかり、いつものように出掛けて来たのですが、遠く離れた人影を見て、、、そう云えば、今日は日曜だったナ、と思い出した次第。

 ハッチの様子だけでも見ておこう・・・と川を眺めていると、川辺に立つ人影が手を振っています。
手を振っていたのは・・・RiverGateのノリさんでした。

 やあ、、、久しぶりでしたね、、、と暫し広瀬川のコトなど立ち話していましたが、既に夕闇が落ち始めイブニングの第一弾、ヤマトビケラの羽化も迫って来る時間、、、、、また、近い内に、、、とこのポイントを諦め、一昨年のシーズンを通い込んで熟知した上流の深瀬とナメが連続しているポイントを目指すことに・・・。

 午後7時20分。  夕闇の中、釣り支度を済ませ、通い込む内に見つけた藪の踏み跡を辿って川辺に。

 先夕“漬物石ライズ”を見てから、この流れの名だたる大場所で使う毛鉤道具は換えてしまった。

英国のHARDY社が特に東北・仙台方面での大山女魚釣りを想定して、当時50本のみ限定製作された HARDY Graphite-Sendai 8'3"#5 とDT#5にバッキングを50ヤード巻き込んだ25年目のL.R.H Lightweight がそのシステム。

 川辺で準備が終わる頃には夕闇が訪れ、ライト無しではティペットも『逢魔が時』のアイに通せないくらい。
    
気付けば、ヒゲナガのピューパが流れに走り始め、山女魚達のライズを誘発している。
ゴウゴウと流れて行く増水した広瀬本流の深瀬脇の葦際の緩流で追い掛けるように幾度もスプラッシュライズ!

 記憶に在る、、、深瀬からこの流れのヒラキに掛け、大石が点在して一旦流れの緩む浅瀬が今夕の狙い。
大型の山女魚が流芯から浮上してくれれば良いが、、、

夕闇に沈む深瀬脇の緩流へ、静かにそして注意深く腰上までのウエーディング。
流れの中で足元を確認し、『逢魔が時』へのフロータント処理を施して、、、、、夕闇の流れを凝視する。

 ザーーーと目の前を太く流れ下っていく暗緑色の水と夕闇の境が既にぼやけている。
目線を川面に近付け、更に流れの中の変化を凝視していく。

  15ヤード程先の深瀬のヒラキで再びスプラッシュ・ライズ!
  見慣れていなければ、川波と見間違うほどの微かな感じのライズだ。。。一発。。。。二発。。。。。そして、、、

Dsc01738 バックキャストからループの展開スピードを殺して、、、レフト・カーブ、、、そして下流側へ大きくリーチ、、、
ライズ位置の上流側に毛鉤が入り、、、1mほどのドリフト。。。

  モコッ! と微かなライズ。
  ラインを滑らせるようにフッキング!!

ドンッ! 乗ったーーー。

 深くなった夕闇の中、僅かな視界へ白銀色がローリングしながら流芯へ持ち込もうと疾る姿が明滅した。
しかし、竿に伝わる振幅が小さい。

程なく流れから姿を見せたのは、、、広瀬本流のアベレージサイズの山女魚。


 この後、更に同じサイズの山女魚をいくつか追加しましたが、未だ流れの水位が高くそして太すぎました。
広瀬本流のこのポイントにある大山女魚狙いで毛鉤を流したい筋は水中に隠れていたようです。

 今シーズンになって初めて訪れた広瀬本流のポイントでしたが、この流れもまた大山女魚の雰囲気がありありでした。  梅雨の増水が続いているうちに今一度、このポイントを攻めてみるつもりです。

 “漬物石ライズ”攻略もあるし、もう一ヶ所の気になる広瀬の流れもあるし、ここしばらくは広瀬本流のどこを攻めるか?で悩みそう・・・・・ですナ。


 近年、、、仲間と連れ立って幾つかの流れを通り過ぎて行く釣り旅も大変楽しいけれど、、、単独で一つの流れへと拘り続ける哲学者のような釣り旅、、、は、また深い愉しさがあること、、、を発見しました。

 そんな寡黙だけれども哲学者のような釣り人と川辺で会い、互いに知る広瀬本流の魅力とその流れにおける釣りを語れる時が来るのを楽しみに流れのあちこちへ出没しようと思っています。


 いよいよ、8月も目前ですね・・・。
仙台七夕を始め、東北の夏祭りのシーズンがやってきます。

 短い夏の本番を迎えた東北への旅には毛鉤竿をお忘れなく!
そして、、、良い釣り旅を。
 

 

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2006/07/26

本日の山女魚~7/26

 本日、仙台の最高気温は29℃まで上がってました。
暫らくぶりに朝からの晴天となって、、、久しぶりに見る太陽の光は何とも気持ちが良かったです。

 朝方、仕事へ出掛けようと支度していたら、卵から育てているカブトムシの入った飼育水槽を確認していた下の息子が・・・「おとうさん、カブトムシが入ってる腐葉土の上に大きな穴が出来てる!」と大騒ぎ。。。
急ぎ、玄関から取って返し水槽の腐葉土を上から静かに取り除いていくと・・・4匹いた幼虫はサナギへの変態過程を経て全て無事に成虫へと羽化していました。   おおーっ! すごい元気なカブトムシだね~。

 水槽サイズにはちょっと過密な飼育状況とエサの腐葉土の補充が少なかったせいなのか?小ぶりな成虫となったオス2匹+メス2匹のカブトムシは所狭しと飼育槽の中を動き回っています。
子供たちと黒光りしているカブトムシを眺めていたら、やはり夏の到来を実感しました。
 いよいよ、、、本格的な夏が我が家にもやって来たようです。


 ドタバタした出掛けに眺めた広瀬本流の水位も随分下がって来ていました。

イブニングまでこのまま仕事が運んで目処が付けば、1時間だけでも広瀬本流に立ってみよう、、、と仕事中に考えていました。  何せ、好転していく広瀬本流の水位と水色を自宅ベランダから見ていたら黙ってられないですから・・・ね。

 そんな訳で上手いこと仕事も捗り、今朝の目論見通り午後6時30分、広瀬本流の川辺に立っていました。

しかし、、、いつものポイントの中程でカヌーイストが行ったり来たり・・・パト゜リングを練習中のようです。
ありゃー、これはポイントが落ち着く夜になるまでダメか・・・・・。  イブニングはライズが無いかも・・・。

 まあ、悪条件はいつもの事、、、とおなじみのガンガン瀬に続くプール頭の深瀬をメジャーリングついでに一流しして、少々時間待ちしていると、背後に殺気交じりの(イヤな)気配が・・・。

 なんと、、気配の主は・・・にこやかな笑顔の中にちょっと殺気を秘めて立つP-ONO仙台店の店長・菅原君でした。

 「おいおい、何だよ~。 声ぐらい掛けてくれよ~。」
聞けば、広瀬上流のN川を攻めた帰り足とのコト。  しかし、帰り足にしては・・・釣り姿といいヤル気むき出しだゼ!  そんな菅原君も練習中のカヌーがポイントを行き来するのを見て少々諦めムード。。。

 折角だから、、、とまだカヌーが入っていないこの位置を菅原君へ譲り、さっきまでカヌーが行き来していたプールのヒラキ側へと移動して腰までウエーディング。  プール頭の深瀬が流れの大石に分断され、分流した流れが再び合流するこの位置で今夜は待ち続けることに・・・。
暗闇の中でもこの位置からなら静かな水面でライズが判別できるはず・・・。

 午後7時30分、、、ごく小型のカディスのハッチが始まり、月も出ない夕闇が落ちた水面に微かな複数のライズが起こる。

 流れに沿って投射した『逢魔が時』の断続的なフラッタリングに一発! そして、、、もう一発!と激しいフォームでライズしてくるが、、、乗らない。。。
 毛鉤を銜えきれない小型のライズなのか? それとも、、、毛鉤の動きが真っ暗闇の中で捉えきれないのか?


 突然、流芯の手前側の緩流との境で漬物石を投げ入れたような大きなライズが・・・ドッバーン!
 また、再び・・・ドッバーン!  その距離およそ15ヤード程。

 断続的にそして3度、この巨大なライズ音を確認。。。デ・・・カ・・・イ・・・
確かに、、、大型があそこに居る。  やはり、、、居たのだ。。。。。   ライズしているんだ。。。。。

 『逢魔が時』を先程のライズ・ポイント上流へ投射し、フラッタリング、、、、、ドリフト、、、、、を丁寧に繰り返す。

何度も何度も。。。。。フラッタリングの速度と振幅、そしてタイミングを変え、投射角をずらしてはレーンを切り替えていく。。。。。

 しかし、、、、、今夜は、そのライズの主を確認出来なかった。
今夜の魚は本当に、、、デカ・・・かった。

6年前、雨降りの中を寒河江川のバックウォーターすぐ上のガンガン瀬の中で掛け、HARDY Graphite-Sendai 8'3"#5 の毛鉤竿で30分以上も 渡り合った70オーバーの寒河江モンスターを思い出す。。。そんな威厳のあるライズだった。

 Dsc01732

午後8時30分 イブニングの釣りがまったくの夜釣りモードになってしまい、、、あの巨大なライズの主がとても心残りだけど終了です。

 お互いの釣果を確認したら、、、菅原君が尺山女魚33cmと27cmを上げたと嬉しそう。  しかし、魚の細かなサイズまで一匹一匹測っているとは、、、彼らしい職業柄の細やかさなのかナ?  ま、いいか、、、。

 その細やかさで、オレのウエーダーとバイスの修理手配を早めで宜しくデス。
あの漬物石ライズの主を確認しないといけないからね。。。

 いや~、見なければ良かったのかも、、、あのライズ。  本当にデカイ・・・・・んですよ。
暫らく、夢に出てきそうデス。 ホント困った!

 皆さんも、、、良い釣り旅を。

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2006/07/25

本日の山女魚~7/25

 昨日までの梅雨前線による長い雨降りも一段落して、今日の仙台は午後遅くから晴れ間も見えて風も心地良い天候だったので、これは!と思い立ち、久しぶりに広瀬本流のイブニングの釣りへ出掛けて来ました。

 未だ水位も通常の5割増し+薄濁り、、、という状況下、川の様子見ついでに上手くライズを見付けられたら儲けモノ・・・という釣りになる筈です。  長雨に降り込められて、暫らく釣りが出来なかったストレス解消というのが本当のところ。。。。。どうなることやら。

まあ、、、運動不足で鈍った足腰を鍛えるのには丁度良いか!?


Dsc01717

 午後6時過ぎに川辺へ到着。 
明るいうちに流れの様子を確認と・・・・・。  ありゃ~、えらく水が太いです。
いつも大山女魚が居付くガンガンの瀬が、、、ゴーゴーの激流に・・・・・。  釣り、、、出来るかナ?
ハッチも全く見えない状況です。

 しかし、、、悪条件は・・・毎度の事か?

広瀬本流では毛鉤を流してナンボの釣り・・・だからと、いつもの HARDY Graphite-Marvell 7'8"#4 を準備して、ティペットには『逢魔が時』を結んだまま川辺で様子見することに・・・。


 午後7時を過ぎて、、、川面に夕闇が降ってくる。
今夜は新月の初め、、、月明かりも無く、あっという間に周りの景色は闇の中へ沈んでゆく。

 水が高い広瀬本流のプールを膝上まで静かにウエーディング。
明るいうちにメジャーリングして左手にツイストしていたラインからティペット、、、そして毛鉤を確認。
 顔に小型のカディスが接触した。  1度、、、2度、、、。

 僅かに羽化が始まったようだ。

 今夜はプールの中ほどに見える大石の手前側の流れを狙う。。。
一見、穏やかに見える大きな流れは底石が複雑に入り、スリック・ウオーターとなっている。
山女魚達もこの流れに入っているだろう・・・。

 果たして、、、太い流れの中に微かなライズが複数見える。。。

 毛鉤を投射。  フォロースルーで大きく上流側へリーチ、、、そして、メンディング、、、フラッタリング・・・
水位が高く、押しの強い流れは、ドリフトを難しくしている。

 再び、投射。  そして、、、リーチ、、、メンディング、、、フラッタリング・・・そして、ドリフト

20ヤード程のラインが流れ切る寸前、、、微かに見える『逢魔が時』へのライズ。

 ラインを滑らせるように、竿のトルクでフッキングへ。

   ドンッ!  乗ったーーー!

グングン・・・鋭いローリングファイト。  山女魚だ!
しかし、、、竿に伝わる振幅が小さい。

 ランディングの体制に入った闇の中で、足元に白銀が明滅する。  
程なく、漆黒の流れとなった広瀬本流からランディングされた山女魚は、このポイントのレギュラーサイズ。

 
Dsc01724

 結局、、、午後8時過ぎまでこの流れを試して、レギュラーサイズの山女魚をもう2つ追加出来ました。
もう、最後の山女魚は竿先にジワーッ・・・と乗ってくるアタリを取っていた次第。

いつもの瀬筋はあまりに水位が高くて流れが速いものだから、山女魚達も比較的穏やかな餌取がし易い流れに寄って来ていたようです。

 雨降り後、久しぶりに見る 広瀬本流の山女魚 、、、逢えただけで嬉しいものです。
また、気合を入れて毛鉤を巻こうかな。。。

 良い釣り旅を!

 

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2006/07/21

28年目のHARDY邂逅

 本日の仙台の最高気温・・・19℃  霧もかかって小雨模様。
低温・多湿のオホーツク高気圧から“山背風”が東北の太平洋側に吹き込んで、、、既に7月も半ばを過ぎて「夏休み」モードに入ったと云うのに、、、梅雨寒の日になっていました。

 こう寒いと半袖シャツの軽装では日中でも辛いので、長袖のシャツを箪笥から引っ張り出し着込んでました。

 先回の釣りからここ一週間というもの、仙台は毎日が雨降りか曇りで広瀬川も大きく水位が上がったきり・・・。
ニュースでは山陰から中部・北陸にかけての梅雨前線による大雨被害の様子を連日取り上げています。 
 全国的に川釣りどころでは無い・・・大変な天候が続いているようですね。

 まあ、こんな川の状況では今のうちに仕事に集中しないと・・・と事務所のパソコンに向かえば向かったで、資料収集ついでに某ネット・オークションのタックル出品コーナーへ"覗き"に立ち寄ってしまい、なんとも気が散るコト!
梅雨前線の影響は・・・こんな個人的なところにも出て来ているようです。

 雨に降り込められた先日、そんな流れで、また某ネット・オークションを冷やかしに立ち寄ったところ・・・・・『HARDY グラスロッド 7' #4』という表示のオークション出品を発見!

 へぇ~、、、どれどれ・・・クリックしてと、、、、、ぐおっ! おお~っ!

Dsc01714
 これは・・・・・あのHARDY製フェノール・グラスの伝説となった、、、、、銘竿「JET」。
自分も 7'6"#5 を所有して使い込んでいるから、出品画像の詳細部分を見てまず間違いない!と・・・。

 入札状況は・・・・・。  3人が・・・。
出品者は「購入後3回程度使用したまま倉庫保管。 この竿については詳しい方がおられると思います。」とのコメントを。。。

 くう~っ、「JET」の殆どミントコンディションの竿がここに来てまさか出るとは・・・・・。
恐るべし、HARDYファンのコレクション欲。。。。。

 しかし、自分もこの竿を手にして、現場において使ってみたい。。。と閃いてしまった。

恐らく、愛竿 Graphite Marvell 7'8" #4 のさらに8"ショートなロッドの出番は数多く有りそうだし・・・。
 そうだろ、、、、、釣り敵・ブッシュマスターFよ!  君が好きな、、、あの藪だらけで尺山女魚がウヨウヨ棲むという川だと・・・この竿も使いでがありそうだよナ。

 ここ10年以上も新規の毛鉤竿は、普段のメインが破損した際のピンチヒッターとして、、、なんて、どうしても必要になった場合に、それも修理等のアフターフォローが長年に渡って確実な国産メーカーの竿ばかりを選んで来たから、まさか、ここに来て今更、アンティークな「JET」を欲しいと思う自分が居るとは。。。

 もう一人の自分が隣に座り、、、あのトルクフルな振り心地とラインが竿に乗ってくる感触、、、「JET」特有だよナ。  それから、魚を掛けてから往なせる感触って他に無いゼ!あんなタッチのグラス竿は。。。もう手に入らないかもナ。。。と囁き掛けてくる。

 結局、、、それから2昼夜ばかりを悩み抜いた挙句、、、生涯で初めてネット入札し、「JET」を落札。
Dsc01716

 届いた竿は紛れも無く・・・良いコンディションの「HARDY J.E.T 7' #4」
本当に嬉しかったですね~。 何せ、自分が西洋毛鉤釣りを始めた28年前には既に新品のJETは無くなっていた訳ですから・・・。  手元のJET#5に#4が追加出来て、長い間の念願が叶いました。

発作的な毛鉤道具のネット落札という雨の中での閃きが・・・・・暴挙になるのか賢明な判断となるのか?
これからまた時間を掛けて、この竿にラインを乗せ現場で振り込むウチに判ってくるでしょうか。

 やはり、梅雨前線の影響は・・・こんな一山女魚釣り師の行動にも現れて来ているようです。

早く、広瀬本流で釣りして~ナ!
雨の後が楽しみです。   皆さんも良い釣り旅を。。。

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2006/07/14

本日の山女魚~7/14

 今日の仙台は本当に暑かった・・・。

いきなり強い日差しが射して来たナと思う内に、、、見る見る気温は33℃まで上がって、真夏日+昨日までの雨の湿気で不快指数がヒートアップ!
[寒さ]より[暑い+湿気ジトジト]には滅法弱い自分ですから、またダレダレの体調モードに・・・。

 やっと数日前から湿気が酷くて日中のエアコン無しでは過ごし辛いかナ?・・・なんて気候が続いて、そこから一気に夏の陽気を迎えてしまうと・・・ホント、まいったナ!でした。

 数日来、宮城県では強い雨が降って、ホームリバー・広瀬川本流の水位は一昨日、平常時の2.5倍に・・・。

Dsc01708

昨日の午後には雨も上がり、自宅裏の広瀬本流は今朝から急速に水位が戻り始めていましたから、川の様子見がてら夕涼みも兼ね、毛鉤道具を持って出掛けて来ました。

 日も西に傾いた夕暮れ、いつもの流れに到着して様子を見れば、まだ水位は高くおまけに濁りも残っています。
う~む、、、釣りするのをためらう状況でしたが、まぁ、、、状況が悪いなんて何時もの事ですし、試しにやってみることに・・・。

 先日の流れ・・・ガンガン瀬に続く深瀬、そしてそれが流れ込むプール頭も近づくのが怖いくらい強い流れに変わっている。
可能な限りウエーディングし、本命のプライム・タイムまで竿を出さずに待ち続ける。。。
 そうだ、、、流れの一本の杭と化し、気配を殺し、読んだポイントまでメジャーリングしたラインを準備して、、、大型の山女魚の微かなライズを待ち続けないといけない。。。

 午後7時15分。 タニガワカゲロウのハッチを確認。  ライズ認めず。

 午後7時30分。 ガガンボのハッチを確認。  ライズ認めず。

 午後7時45分。 小型のカディスの飛行を確認。  ライズ認めず。

 午後8時00分。 僅かにヒゲナガの飛行を確認。  ライズ認めず。 毛鉤を投射開始。

 深瀬からプールにかけて大岩が一つ流れに姿を見せている。
流下する水生昆虫はきっとここに集まってくる筈・・・そう思いながら、丁寧に大岩の前後左右を流し続ける。


 3投射目・・・闇の中でラインがピタリ!と静止し、、、穏やかに、そして確信を持ってフッキング!

 ズン!  乗ったー!

Dsc01709 しかし、、、ローリングの振幅が小さい。
程なく上がってきたのはアベレージサイズの山女魚。


 また、、、戻ってこよう。。。水位が変わり、狙っている流れのポジションが外れているのか。。。それとも、もっと遅い時間なのか。。。暗がりの中、増水した広瀬本流の川辺で考え続けていました。


気付けば、川風に吹かれ続けて、夕方までの体に孕んでいた熱気も収まったようです。


 午後8時30分。 闇に沈む対岸に一つだけ柔らかな光が。。。
今シーズン初めて、蛍の飛翔を確認。 

 

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2006/07/09

本日の尺山女魚~7/8

Dsc01696 今日も仙台は雲が低く垂れ込め、一歩外に出ると肌寒さを感じる・・・そんな天候。

朝から何かと気忙しく動き回っていましたが、それもその筈、、、RiverGateのNoriさんと広瀬川本流のイブニングの待ち合わせに時間を空けるべく、仕事の連絡やらスケジューリングやらをバタバタとやっつけていました。

 しかし、何ですね、、、釣りの予定が仕事の後に在ると・・・どうしてこんなに仕事が捗ってしまうんでしょうか?
まさにテキパキ、、、アイディア閃きっぱなし、、、そんな風にして仕事は片付いちゃう訳で・・・。
 自分でも不思議に思っています。
仕事に煮詰まりを感じたら、今度からこの手を使って見ようかナ。


 そうそう、、、釣りの方でしたね。

夕方17時過ぎにNoriさんから『未だ仕事中ですかーーーーー、現場着きましたよーーーーー。』のコールが入り、捗っていた仕事を一時中止。

 出掛けに、フラッタリング・ヒゲナガ 『逢魔が時』 の本日使用分を確認したら、、、ストックが全く無いのに気付いて、慌てて緊急タイイングの時間を。。。。。Noriさん申し訳ない!

辛うじて、1本だけ巻き上げ、それをボックスに収め、やっと出撃準備完了。
1本だけって、、、少々不安ですが、まあ、それも自分らしいか・・・。

Dsc01700
 18時30分過ぎにNoriさんが待つ広瀬本流の川辺へ到着。
そこから、、、、、20分くらいお互いの近況を立ち話しつつ、地合いを待つ体制に・・・。
久しぶりに会うNoriさんでしたが、釣りに行けてない・・・と云いながらも元気そうで何よりです。

 今夕は2人とも19時30分過ぎまでの時間しか取れない事情があって、泣いても笑っても、、、30分間の一発勝負! 低く垂れ込めた雲がカーテンとなって、川面には既に夕闇が落ちていました。

 しとしとと降り出した霧雨に誘われたかのように、小型のカディスの飛行も始まったようです。 

早速、先程巻いたばかりの 『逢魔が時』 を6Xティペットへフリーノットして、ガンガン瀬に続く押しの強い深瀬が流れ込むプールのヒラキ側へひざ上までのウエーディング。。。。。そして、毛鉤を投射。

 強い流れの中ほどに頭を見せる大岩の前後そして左右の流れが微妙に変化するポイントが今夕の狙い。
強い流れにもまれたカディス達は、きっとこの岩の周りに流れ着く筈。。。

 3投射目。。。。。上流側へと大きくリーチして流芯に乗せた『逢魔が時』にフラッタリングを1アクション入れ、さらにフリードリフトすると。。。。。

 音も無く毛鉤が流れの中へ引きずり込まれて行く、、、、、
一拍置いて、そしてラインを滑らせるようにフッキング!!Dsc01704


ドスン! ギラッ!
    乗ったーーーーー!!

 読み通り、居た。。。。。やはり、ここだった。

 水面下で明滅する大きな白銀色の塊。  グルングルンとローリングファイトする特有の振幅で大型の山女魚と判る。  歴戦の HARDY Graphite-The Favorite 8' #3 (ジョイントナンバー13) が大きく撓んだまま魚を往なし続けている。

 山女魚は深瀬の中を縦横無尽に走り回り、夕闇の中を白銀の塊が美しく散っていく。

足元の緩流へ入ってきたところで多少強引にランディング。
幅広な山女魚のネットインに少々てこずりましたが、何とか、流れの中でランディング成功。

 暗がりの中を川岸まで戻り、改めて魚を確認すると、、、艶やかで体高のある幅広な尺山女魚。
体型のせいか、、、優しいイメージを持つ流麗な山女魚でした。

 そして、、、上顎には一本だけ用意出来た『逢魔が時』が収まっていました。
具合の良い鉤掛り状態にちょいと、、、自己満足です。

Dsc01702
 Noriさんとも久しぶりに広瀬川本流の川辺で一緒に釣りが出来たし、今晩はこれ以上、、、言うこと無し、、、です。

 良い釣り旅を・・・・・。
 

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2006/07/06

癒しのゲーム・・・みたび

 あれからも仙台では雨降りが断続的に続き、お馴染みの広瀬川本流は・・・増水+濁り・・・でクローズ状態。
自宅療養中の心優しいカミさんの御用聞きを勤めたら、夕方予定のブリーフィングまで2時間がぽっかりと空き時間に・・・。

 さて・・・と、、、、、では、山女魚釣り師のヒーリング・ゲームの時間かナ。。。これは!
う~ん、、、いい閃きだ。 素晴らしい考え。。。
悩んでいる時間は全く無いので、毛鉤道具と一緒に車へ飛び乗り、、、一路、G池へ。

 G池に着いてみると、、、こちらも先回訪れた時から50cmの増水。
水際の踏み跡もすっぽりと水面下へ沈んでいました。

 しかし、、、岸際のストラクチャーで群れとなってたむろしている筈のおなじみギルさん達は何処へ?
影も形も見当たりません。
おかしーなー。 何時もなら、、、ギルさんの群れからちょっと距離を置いて、バス達もサスペンドしている筈なんだけど・・・。

 静かに静かに、足音を殺しながら水際から離れて池岸を移動して行くと、、、果たして、冠水で遠浅となった岸際の流木溜りで良いサイズのバスを発見!
今や自分のバス狙い専用となったグラスの名竿・BROWNING SilaFlex 7'6"を一振り。
静かにサイドキャストでラインの影をバスの視界から外しながら、#6Popperだけをそのコーンビジョンぎりぎりへとプレゼンテーション。

 ポトリ!、、、、、リーダーとラインの着水はあくまでも柔らかに・・・。
水面へゆらゆらとPopperの着水斑紋が広がり、、、そのままポーズ。

 突然視界に入って来たPopperに気付いたバスは加速して接近して行きます。
毛鉤の手前で、一時停止、、、しかし、我慢出来ないのか、、、そのままパフッ!とライズ。
吸い込み音そしてモヤッとしたバス特有のライズ斑紋と共にPopperの姿がこちらの視界から消えました。

Dsc01691
 BROWNINGを静かに持ち上げながら、あくまでもラインを滑らせるようにしてフッキングテンションを高めて行きます。


 註) もしも、、、ここで急速にバシッ!!、、、なんて合わせたら、Popperがバスの口からスッポ抜けちゃいますから・・・。
 上手い具合にバスがPopperを持ち込もうとする動きをラインの“重さ”としてティップで乗っているのが感じられたら、、、初めてここでバットの反発力を使って、、、グンッッッ!、、、とフッキングに入ります。
 フッキング・イメージは・・・30号くらいの錘がティペットの先端に結ばれているのを20センチほどロッドを使って動かす感じ・・・とでも云うと判り易いでしょうか。
 バスの口周りは結構な硬さですから、こんな感じでロッドのトルクを使った合わせじゃないとフッキングが浅くなってバレ・バラシが多発するんですね。
しかし、、、一般的なバス用のフライロッドとして出回るグラファイト・ロッドのティップの硬さは、先に説明した“重さ”を感じていると、フライの軽さも手伝ってバス達は何らかの違和感を感じるようです。  つまり、フッキング前に口から離してしまう・浅掛りするケースが多くなる訳で・・・。  ナカナカ・・・素材特有の難しさがあるように感じています。  そんな訳で、現在、自分は30年以上も前の米国BROWNING社製のグラスロッドを愛用しています。


  ドスン!! 乗ったーーーーー!

ギュウーーーン、バ・タ・タ・タ、、、、、バシュッ、バシュッッ、、、ギューーーーーウーーーーーン。

ギッ、ギッギギ、ギャーーーーーー  HARDY VISCOUNTの逆転音。
BROWNINGはグリップ上から綺麗に弧を描いています。

 毎度、思うのですがバス特有の重厚で派手なファイトも本当に印象的ですね。
鮭・鱒属の毛鉤釣りとは全く異なる、、、無骨な開放感、、、とでも云うのか、ちょっと日本離れした異国感覚の釣り・・・と個人的には感じています。

 ひとしきりバスの突進モードから開放されたら、多少強引に寄せて、下あごを掴んでランディング。Dsc01694

フーッ、やれやれ。  良いコンディションのバスでした。


 もうひと釣りと、、、Popperを再度ストラクチャーにキャストして、着水斑紋が収まるのを待っていると、、、、、プルルル! 携帯が着信してます。

 電話の相手は RiverGate の Nori さんでした。
『 あー、Nobさん、、、お久しぶりでしたーーーー。 今、電話してて大丈夫っすかーーーーー。』
相変わらず、元気な声です。
一昨日のネタだし、まさか、、、こちらがバス釣りしている最中だとNoriさんには云えず、「構いませんよ・・・」と返事するのみ。

 ユラユラと浮遊するPopperを眺めながら電話で今週末に向かっての釣り情報の交換が始まりました。
『 広瀬本流の山女魚の記事、見ましたよーーー。 ・・・・・』

 ふと、気付けば、、、巨大な魚影が浮遊するPopperのすぐ下に現れているじゃないですか!!

『 明日、明後日は天気だって予報ですからーーーーー。 ・・・・・』

 パクッ! 静かな斑紋と共に、Popperの姿が消えてしまいました。

『 で、、、××××裏の流れはどうっすかねーーーーー。 ・・・・・』

 ラインをツイストしている左手でホールするような加速して行くフッキング。
ロッドを持つべき右手は携帯を握り締めたまま、、、当然、ロッドは右脇の下へ挟み込んだまま。。。

     ドズン!!!    瞬間、、、巨体を翻したのは、、、、、なんと、、、、、推定80cm級の鯉。。。。。

『 俺は例のポイントでやってから夕方立ち寄るようにしますからーーーーーー。』
こちらは、突然の事態に青ざめながらも冷静な声で 「 ・・・・・いいですね~。  ところで、あの下流も・・・・・ 」と会話の合の手を。

 ギャーーーーーーーーーーー!   これまで耳にした経験の無い、加速して行くVISCOUNTリールの逆転音が辺りに響き渡りました。  まるで、ラチェットが吹っ飛びそうな勢い。

 見る見る内に、コートランドSLのWF・35ヤードがリールから引き出されて行き、続いてバッキングも・・・・・。

 事ここに至っては、、ラインが強烈な力で沖に引き出され、そしてバッキングが尽きて行くのを見守るばかり。。。。。

『 それじゃあ、土曜日にまた連絡いれますからーーーーー。  楽しみにしてますねーーーーー。 宜しくですーーーーー。』

 電話が切れると同時に、、、、、バッキングは尽き、こちらのフロロ・カーボン ティペット4Xも フッ! とブレイクして・・・

事の状況が未だ飲み込めず、冷静に電話を仕舞い、延々と池の沖合いに引き出されたラインをカリカリ、、、カリカリ、、、と回収して居るうちに、、、ん・ん・・・・・

 あーーーーッ、、、今のは、巨大な鯉がPopperにライズしたんだよナ?!
そんな事あんノ??  しかし、、、確かにデカイ鯉だったよ・・・。  しかし、、、スゲエ!!ファイト。。。。。
リールから長目のバッキングを含めた全部を引き出すのにアッと云う間だったもんナ・・・・・。

 さっきのシーンは暫らくの間、夢にも出てきそうです。

 次回、、、山女魚釣り師の癒しのゲーム・・・対象魚は 鯉 になりそう・・・・・な予感が。。。

 

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2006/07/04

本日の尺山女魚~7/4

 最近、首周りと背筋がひどく強張って20Kgの錘を首から提げているような感じ。
それで、、、ふと気付いたのですが、、、どうやら、視力の衰えが原因となっているような気がします。

 このところ・・・目を酷使する場面が多くて、今日も朝9時から16時過ぎまでモニター画面を前に細かな作業を休み無く行っていたのですが、どうやら、そんな作業こそが視力を落とす原因らしいですね。

 いや~、このままではイカン。  首がバリバリに凝ってしまってるよ。
ちょいと、、、遣り掛けの作業を中断して大事な目を安めに出掛けてきま~す。。。。。と言い訳しながら、何時もの毛鉤道具一式を準備して、急いで向かったのは川止めから解禁となった広瀬川本流でした。

 Dsc01685

 今にも降り出しそうな雨雲の下、今夕は自宅裏より少しだけ上流側にある通りかかる度、気になっているポイントに入ろうと車を使っての移動です。  車移動と云ってもせいぜい5分程度、直ぐに目指す地点へ到着。

 早速にウエーダーを装着し、釣り支度もそこそこに済ませ「さあて、毛鉤を結ぼうか・・・」なんてやってると、空から大粒の雨が・・・・・。

 ポツポツ、、、ザー、、、と、あっという間に本降りに。

未だ増水気味の広瀬本流は大変手ごわい強く太い流れです。 この上、更に強く降る雨の中では撤退するのが賢明・・・と初めてのポイント攻略はさっさと諦め、更に上流側にある馴染みの流れへとウエーダー姿のままで車を走らせます。

Dsc01682
 
 車を走らせるうちに雨が弱まりだし、目指す流れに着く頃には雨が殆ど上がっていました。

 時刻は既に18:30過ぎ。 雨雲が未だ上空に在り、辺りは薄暗さが増しています。
急いで川辺に降りてみると・・・先程強く降った雨が広瀬本流に更なる増水ときつい濁りをもたらしていました。

 折角、支度したのだから・・・と竿を継ぎ直し、6Xティペットには広瀬本流の大山女魚用に巻いたフラッタリング・ヒゲナガ『逢魔が時』#10をフリーノットで結び、準備完了。

 夕闇が増してくる中、きつい濁りの流れを滑りやすい底石に注意しながら、トルクを増すガンガン瀬に続くプール頭の深瀬をひざ上までウエーディング。  沈む底石を意識しながら流れの芯へと毛鉤を置いて行く。
そして、底石に流れが変化するポイントを毛鉤が通過する度に念押しのフラッタリングを・・・。

 濁りで足元の状態も確認出来ないまま、、、1投射するごとにスリ足で1歩ずつ流れの中へ。
次第に夕闇が川面に落ちてくる。。。


 幾度目かの投射・・・『逢魔が時』は強い流れの中程で断続的なフラッタリングを踊っている。

底石による白泡の切れ目を通過して、、、瞬転、、、バシュッッ!  激しく毛鉤を突き上げた大型の魚!

 無意識のウチにそして一拍置いたタイミングによる、、、、、フッキング!
 
       ドズッ!   乗ったーーーーー!!

 しかし、、、流木でも掛けたかのように魚は動かない。。。。。
広瀬本流用のREVIEW FC-8303がグリップ上からノサレたまま為すすべも無く、相手が動き出すのを待っている。

 瞬間、強烈なローリング・ファイト!
ハンドツイストしていた左手のライン全てが暴力的にもぎ取られ、続くHARDY-FeatherWeightからもラインを引き出している 。  サイドプレッシャーを掛けて増水した深瀬の筋から魚を引きずり出さないと・・・・・。
 ギッ、ギッ、ギィーーーッ  高速で逆転するFeatherWeightのクリック音だけが響き渡る。

Dsc01689
 魚と遣り取りしている内に、気付くと、滑る底石の上を流れに揉まれて腰上まで水が迫っていた。
流れの中に頭を出している大石の裏に持ち込むんだ・・・・。 ただその思いだけが頭の中を駆け回る。

 寄せては疾られ、疾走しては寄せられ、、、、、夕闇の中、増水する広瀬本流において一進一退の攻防、、、、、

やっとのこと、、、腰まで水に浸かって大石裏の緩流でランディングした時には、こちらはもう、、、グッタリでした。
ヘロヘロになった体でネットごと川岸まで戻って魚を確認すると・・・・・尺を越す山女魚。
 完全無欠な魚体コンディションが広瀬本流の現在の環境を物語っています。

 川止め明けと増水がタイミング良く重なって、山女魚の方も警戒心が薄れていたのでしょうね。

尺山女魚にきつい流れとなった広瀬川の中を走り回らされて、目の疲れ、そして首と肩のコリは一発で回復しました。  やはり、運動不足・・・ってコトだったのかナ??

  Dsc01686

 いよいよ7月に入りましたね。 禁漁まで残すところあと3ヶ月。
体調を整えて、、、皆さんもこの夏の良い釣り旅を・・・。
 
 

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