いよいよ・・・・・
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片岡義男: ロンサム・カウボーイ
ハタチを数えた頃…毛鉤による山女魚釣り、Bass弾きとしてプロを目指した音楽活動、そして400ccと350ccのYAMAHAモーターサイクル乗りとして日々は忙しく過ぎていたが…
吟遊詩人を気取って、ペンネームによる「詩作」を新聞紙面上に連続発表していた事実を知るのは本当に親しい「片岡ファン」の友人だけだった。。。
作品中に登場する印象深い旅の数々…現在に至る文筆活動の切欠をもたらしてくれた思い出深い作品。 良い旅を。。。フレーズの出典元はこの短編から。 (★★★★★)
ジャック・ケルアック: オン・ザ・ロード (河出文庫)
(★★★★★)
滝田 誠一郎: 開高健名言辞典<漂えど沈まず>: 巨匠が愛した名句・警句・冗句200選
巨匠の名著「フィッシュ・オン」と出会ってから…橋下を沢山の水が流れ…無垢な紅顔の釣り少年は多くの皺と白髪を頂く老練の山女魚釣り師となった。
巨匠の名句のページを読み返す度、、、老いた山女魚釣り師は旅(人生)の幾つもの途中駅で起きた様々な出来事による白痴の記憶を呼び起こされ、遠くなってしまった若き自らの「時」に感傷する。 (★★★★★)
ジョン・ギーラック: トラウト・バム
毛鉤巻きを終えた夜半、デスク脇にあるこの一編を読み進めば、これまでの幾多の釣り旅の記憶が蘇り・・・そして季節を経て少々老いた釣り心は頷いている。。。
川辺でいくつもの夕暮れを迎えた“山女魚・BUM”感涙の鱒釣り叙事詩。
シリアスで正直な“トラウト・バム”が綴った、、、山岸行輝の名著『トラウトフライ・USA』、、、と肩を並べる鱒釣り文学の傑作。
ゲーリー・ラフォンテーンによる「釣り心を揺さぶる~まえがき」も華を添えている。 (★★★★★)
開高 健: 風に訊け―ザ・ラスト
これを読む度に幾度も読み返せる本はそう在るものではないと思う。
作家・開高健が努めた週刊プレイボーイ誌上の読者相談コーナー「風に訊け」の遣り取りを纏めた続刊・・・そしてタイトル通りラストとなった一冊。
考察の深淵そしてボキャブラリーに富んだ名回答・珍回答に酔える。
(★★★★★)
シェリダン・アンダーソン: フライフィッシング教書―初心者から上級者までの戦略と詐術のために
半世紀も昔… 西洋毛鉤釣師を志す高校生が当時、手探りしながら僅かに漏れ出て来る毛鉤釣りの情報源を探す内… 巡り逢うこととなった西洋毛鉤釣りの『聖書 (バイブル)』。 当時は書店店頭での取寄せ扱いで1ヶ月以上も待たされた記憶が。。。
フライフィッシング の『本質』について簡潔・明瞭、そしてちょっぴりナナメに見ている<独善と偏愛>がこの本の魅力。
共著の 田淵義男 氏は 2020年1月30日 に永眠されています。 (★★★★★)
山岸 行輝: エキスパートのフライフィッシング
毛鉤釣りに経験を重ね、更に熱くなっていた時期に出逢った本。
1980年代当時のアメリカ合衆国における毛鉤釣りのエキスパート・スーパースター達がフライフィッシングに対する姿勢と想いを語ってくれている。
登場人物それぞれの毛鉤釣りの美学に憧れる。 (★★★★★)
熊谷 達也: 邂逅の森
2004年度の第131回直木賞を受賞している作品。 秋田・山形にかけて旅した森と自然の語り部 マタギ の物語。 森の息遣いを聞け!
(★★★★★)
ジャック・ヒギンズ: 死にゆく者への祈り
戦争スペクタクル「鷲は舞い降りた」の著者が放った文壇登場初期の野心作。 北アイルランド問題という暗い過去を持つ主人公の他、登場人物を意図的に少数に押える事で、ストーリー全編に渡って筆者の抱える宗教的な背景が鮮やかに浮かび上がってくる。 読む者に 静謐 を与えてくれるエバーグリーンな作品。 Nobの一押し!
(★★★★★)
レイ ブラッドベリ: キリマンジャロ・マシーン
「トワイライトゾーン」の原作脚本家=“時空の詩人”ブラッドベリが放つ80年代の傑作短編集。文豪“Papa”ヘミングウエイが表題作品に登場する。Nobがタイトルに惹かれて偶然にも本屋で手にしたのがブラッドベリとの出逢い。思い出深い作品。 (★★★★★)
Van Morrison: Born to Sing: No Plan B
ヴァンの故郷 ベルファスト にて… 一発録りしたライブ音源?とも感じた …「心地良いテンション」を持つオリジナル・アルバム。 収録4曲目の「End Of The Rainbow」に思わず涙がこぼれた。。。 唄人の魂(soul)の在り処を探し続けている「吟遊詩人」 ヴァン・モリソンの旅は未だ続いている。。。 (★★★★★)
Van Morrison: Keep It Simple
真摯なまでに自らの魂そして音楽と向き合い続けるヴァン・モリソンの'08リリースアルバム。
ジャケットを飾るヴァンの横顔には・・・人生の暗闇に微かな希望の灯りを生み求める緊張と苦悩・・・も密かに感じられて、今作品へ大きな深みと味わいを添えている。 魂の在り処を探し続ける 吟遊詩人 ヴァン・モリソンの旅は続いている。。。 (★★★★★)
Van Morrison: バック・オン・トップ
年輪を経て深まって行くダミ声に耳を傾けると・・・穏やかに押し寄せる季節への郷愁。。。そして静謐へと誘う圧倒的な寂寥感。 エンディング曲「ゴールデン・オータム・デイ」に涙がこぼれる。
魂の在り処を探し続ける 吟遊詩人 ヴァン・モリソンの旅は続いている。。。 (★★★★★)
Van Morrison: ヒーリング・ゲーム
アイリッシュ・ミュージックの至宝=ガンコ親父 ヴァン・モリソン。 ダミ声で歌うヴァン・モリソンはタダモノじゃない本物。名曲・名作と呼ばれるアルバム・作品を幾つも手にする彼だけれども、、、Nobの個人的な好みはここにあった!1曲目からキテるJazzテイスト溢れる音をぜひ耳にして欲しいナ!
ジャケット・デザインもモノトーンのカッコよさ。 あぁ、アナログ盤のジャケットサイズなら・・・。 (★★★★★)
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