忙しい最中に・・・
このところ、、、師走に向かって個人的には、メチャメチャな気忙しさ。
何せ、徹夜が2日間連続・・・パソコンを前にしての作業では、−タイピング・ハイ−な気分。
指先はキーボードのドコを打っているのか?
意識の中で、作業内容をオペレート仕切れず、もうろうとした状態でモニター画面の中へテキストだけが埋まって行くのを眺めるのは・・・初めての経験でした。 いやー、やるもんじゃないデス。
もう少し、実際の作業段取りを上手く組めれば良いのですが、何分、切羽詰ってからスパートにかかる性格が災いしてか? 毎度、こんな感じでやり過してるのです。
こんな状況下、デスクでテキスト資料を探していたら、先頃訪れたショップで購入したのにすっかり読むのを忘れていた書籍を発見!
「おおーっ! こんなところに在ったのか!」
何だか?スーツのポケットから〜忘れていた皺くちゃの万札〜が出て来たような気分。
■ つり人ノベルズ 「英国のフライフィッシング史」 椎名重明 著 〜つり人社〜
(1999年 9月 1日 第1刷 発行 ISBN4−88536−253−9)
しかし、この本をこのタイミングで発見してしまった・・・というコトは、
『 汝、気忙しい毛鉤人よ・・・この福音をもって汝の時を穏やかに過ごしなさい 』・・・という何かの示唆だナ。
なーんて、勝手に解釈して、ついついページを捲るウチに読み耽ってしまった。
英国における15世紀末〜20世紀初頭に掛けての古書・古典より、筆者が各項のテーマに沿ってこの釣りの歴史的な変遷などを解り易く丁寧に解説している内容は、軽・薄・短・小をモットーとして生きる現代においては忘れられたフシのある、、、この釣りの美学 について代弁してくれているよう。
モダーンで生活しながら、しかし、時に古(いにしえ)の釣り人の書物から教わることも沢山在りそうです。
ウォールトン、ハルフォード、マリアット、バーナード、フランシス、ペネル、、、、幾多の名手とヴェテラン。
シルクガット、竹竿、、、、、オーショーネシーのリマリック、、、、、
読み進むうちに、、、気持ちは 6月・ヒゲナガの乱舞する広瀬川本流のイブニング へ引き戻されてましたね。
流れの大岩の影からのロケット・ライズ、、、フライに忍び寄ってくる大きな影、、、、う〜む。
『 汝、心安らかな毛鉤人よ・・・そろそろ、遣り掛けの仕事をもって汝の時を気忙しく過ごしなさい 』
・・・また誰かの声が聞こえたようです。
そろそろ、作業をやりますかね・・・。
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