8月に入っても仙台は梅雨のままだった。
オホーツク高気圧からの湿った北東風“山背風”が吹き込む肌寒い夏の夕暮れ。

 夕闇が視界を閉ざし切るまで、、、広瀬川本流の川辺で山女魚のライズを待ち続ける。
増水する川面に微かな斑紋。  そしてバシュッ!と鋭いバルジング・ライズ。

 大型の山女魚は大胆にもひざ下の浅瀬までカディス・ピューパを追い食いしていた。