プロフィール

　晴/雨-管理人兼ライターの佐藤Ｎｏｂは、、、西洋毛鉤釣りを始めて44年目、、、というコトは、魚達にいたぶられた釣り人生の甘/辛・・・をそれなりに経験しているのかも？

　青葉山の森の緑と広瀬川の流れが美しく輝く“杜の都”仙台から、東北・主に仙台周辺の流れにおける西洋毛鉤による山女魚釣りの個人的な物語と情報を不定期に発信しています。

　ホームリバーは　源頭からすでに仙台市内となる広瀬川本流。
　考えるところあって・・・広瀬川とこの本流筋となる名取川以外の登場河川名は全て伏字とさせて戴いておりました。
　この点はどうぞ悪しからず。。。宮城県下において山女魚の名流と呼ばれる流れはこれまでに専門誌・情報誌などで数多く取り上げられてますから、掲載情報を参考に実際の流れを訪れてみるのが愉しいかも。。。

　しかし、、、人任せ・お仕着せの情報によって出掛けた先で　釣らせてもらった　(・・・釣ったではない)魚の大きさや数を他人と心ならず競い合うコトよりも、、、自らの足と勘働きそしてちょっぴりの努力によって「思い入れ出来る流れ」を見つける喜び、その流れにアイディアが詰まった毛鉤を流して「美しい山女魚」を掛けた時の感動、、、そんな自らの釣り心に深く刻まれる瞬間を探し続ける、、、それがローテクの権化でもある西洋毛鉤釣りの愉しみじゃないのか？との深い思いがあって毎回の物語を書き綴っています。

　ローカルそれぞれの川辺に住む毛鉤人にそんな愉しさのカケラを・・・このブログから感じてもらえれば嬉しいです。

　普段は、フト、、、思い付いて時間が取れれば、自宅近所の山女魚が棲む川辺を毛鉤竿片手に歩き廻ってるコトが多いなァ。
あまり遠出が出来ない分、それこそ晩飯前の一釣りって雰囲気で･･･。

　山本周五郎はその名作「樅ノ木は残った」の一節で書き記した・・・
「・・・どの道も奥をきわめることはたやすくはないようだ、一生をうちこんでも、これでいいというところまではなかなかゆかぬらしい、だからこそ」と甲斐はゆっくりと云った、「それだからこそ、一管の笛に生涯を賭けることもできるのだろう、－おまえは道にとりついた、それは一生をうちこむに足る道であろう、力をゆるめずに、死ぬまでが修行だと思ってあせらずにゆっくりとやれ」
・・・主人公である伊達家宿老　原田甲斐　の言葉に襟を正す自分も、西洋毛鉤釣りに向けた強い想いを励まされて。。。

　また、 漫画「釣キチ三平」の登場人物・和竿師の一平じいさんが作中で語った　『一匹、一匹を吟味して釣れ・・・』　の意味がここに来て、やっと、判って来たような･･･そんな気がしてます。

　そして、、、毎度の小さな釣り旅は勝手気ままな単独行が殆どだから、アップしている画像も片手撮り・ピンアマな山女魚達ばかり・・・高精細画像をご期待の皆様はどうぞ、ご勘弁を。

　陽気でノー天気な見た目よりも、、、日々、人生における悩みが多い・・・1963年8月生まれ。

　■　一人だけの「晴/雨釣倶楽部」　チェアマン兼ライター
　■　英国　Hardy Brothers (Alnwick) Ltd.　公認 Instructor ( dated / 1st December 1982. )

　☆　Special thanks to･････ Hisashi　Ansai　、　　Yukihiko Nakamura　、　　Seiki Sasaki　、　　 Bush-Master=Funayama　、　　Den Satou　( 楓林 )　、　　地球丸 「FlyRodders」 　、　　Takahisa Kodaira　、